9月、ようやく涼しくなってきましたかね?第七波も少々落ち着いてきたようなので、
8月は自粛していた外飲みを再開する予定です。
渡世の生業は未だほぼ100%テレワークが続いているわけですが、
その運動不足を解消すべく、毎朝4時間30分から6時まで、10,000歩超の散歩も続けております。
その散歩コースの途中に大きめの公園があって、そこのクヌギの木に時々カブトムシがいるんですね。
幼少の頃は毎日のように山に入ってカブトムシやクワガタを取っていた安ワイン道場師範、
この手の甲虫がいるかいないかは匂いでわかります。もう嗅覚神経に叩き込まれています。
同じように、幼い頃から酒蔵やワイナリーに出入りしていたり、
いろんなお酒やワインが身近にある環境で育つと、そういう嗅覚が自然と身に付くんでしょうね。
ブラインド・テイスティングなんかが出来る人を見るとつくづくそう思いますよ。
「カブトムシ・テイスティング」能力は何の役にも立ちませんけど。
本日は、バンドのキーボード担当Mz氏と二人でブルーノート東京へライブを聴きに。 その前に軽く一杯ということで、表参道駅からすぐのところにある廻船呑屋という居酒屋へ。 表参道界隈、「軽く一杯」に使えそうな赤ちょうちん的居酒屋がほとんど無いんですね。 ネットでさんざん探してようやく見つけました。
界隈唯一の赤ちょうちんというだけで価値がある店かと思ったら、意外と出される料理も本格派でした。
左写真は〆サバの刺身、790円(税別)。サバは長崎産らしく、しっかりと脂が乗っていつつ身が締まっていてナイスでした。
他に注文した料理は、もつ串5本盛り合わせ 640円(税別)。串焼きが5本で640円は安いと思いますよ。
料理2品なのに二人とも酒を飲むは飲むは。師範が生ビール 520円を2杯、黒生ビール 520円を1杯、ハイボール 390円を1杯。
Mz氏が生ビール4杯に黒生ビール1杯。
たった1時間の滞在で合計9杯・・・十分エネルギーチャージできました。
料理ほとんど頼んで無くてもそれだけ飲めばお会計もそれなりで、二人分トータルで7,300円強。
ブルーノート東京に出陣する前の一杯としては十分なものがありました。
お腹も肝臓も軽く満たされたところでブルーノート東京へ。
ここに来るのはなんと4年ぶりですね。前回はツイッターの友人と聴きに来たんだったな。
懐かしいねぇ。
コロナ禍で営業していない期間もありましたから、ほんと久しぶりです。
本日の演目は「Lee Ritenour & Dave Grusin」。出演は下記のメンバーです。
・Lee RItenour [Guitar]
・Dave Grusin [Keyboard]
・Melvin Davis [Bass]
・Wesley Ritenour [Drums]
リトナーはまだ70歳と若いけど(といってもそこそこ高齢)、デイヴ・グルーシンは御年88歳、
生で見るのは最後かもしれないということでしっかり拝みに来ました。
席はアリーナ席で、前から2列目という絶好のポジション。
ブルーノート東京、最近は予約した時点で席が決まっていて、早い者順ではありません。
メールで席の番号が送られて来るので、とてもスムーズに入場できますよ。
ブルーノート東京では、演奏中に料理やお酒を注文するのが面倒なので、
あらかじめボトルワインとスウィンギンポテトを注文しておきます。
単なる揚げたジャガイモが950円はかなり強気の価格設定ですが、
これ1つあれば2人で1時間半近くのステージを楽しめるんでナイスですよ。
そして、そのお供に選んだワインがコチラです。
名称 | Pedrera 2017 ペドレラ 2017 |
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生産者 | Juan Gil ファン・ヒル |
価格 | 4,700円 (サービス料 +10%) |
購入店 | ブルーノート東京 |
ブルーノート東京、あらかじめ渡される料理とドリンクのリストには、
ワインはその時お薦めのいくつかしか書かれていません。
でも、ここには200種類くらい書かれた立派なワインリストがあるんですよ。
それも、比較的手頃な値段から揃えられています。
その中から選んだのは、多分リストで一番安かったファン・ヒルのペドレラ。
お値段はボトルで4,700円。ハウスワインのポルトガル産が4,400円なので、選ぶ楽しみ含めて300円アップは断然アリです。
ちなみにこの銘柄は2年前に稽古していますね。
バルクで輸入して日本でボトリングしたワインのようです。
色は、照明が暗いので良く分かりませんが、結構しっかりした濃さだったように思います。
香りも立派です。ラベルに"Red Plum, Cassis Black cherry, Black pepper"と書かれてますが、
概ねその通りだと思います。
味わいも、2017年産とやや年月を経ていることもあって、2年前の稽古の時より柔らかくなっていると思いました。
いやいや、これで十分ですよ。
何度も書いて恐縮ですが、ライヴを聞きながら演奏中ずーっと手元にワインがあるのは至福です。
ビールだとこうはいきません。ウィスキーをボトルで頼むのもアリかもですが、そりゃちょっと多すぎますからね。
点数 | 78点 |
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スウィンギンポテトだけで十分だと思ったんですが、Mz氏が「チーズも頼もう」と言い出したので、 まぁたまの贅沢、ってことでチーズ3種盛り合わせ 2,200円を注文。 これがとてもちゃんとしているのよ。ブルーとセミハード2種(銘柄不明)、量もあって状態バッチリのチーズでした。 2,200円は決して高く無いです。
名称 | Marques d'Almeida "Blue Note Tokyo" Branco マルケス・ダルメイダ "ブルーノート東京" ブランコ |
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生産者 | CARM (Casa Agricola Roboredo Madeira) カルム (カーサ・アグリコーラ・ロボレード・マデイラ) |
価格 | 2,550円 (デキャンタ:サービス料 +10%) |
購入店 | ブルーノート東京 |
演奏終了後も↑のチーズが余っているわけですよ・・・ということで追加でワインを注文。
ここからボトルをもう1本いくのはあまりに酒好きすぎ、ということでハウスワインのデキャンタをお願いしました。
お店の方に「以前からある四拍子のタクトの軌跡が描かれたポルトガルの白ですよね?」と聞いたら『そうです』とのこと。
以前の稽古はコチラです。
ラベル等を見たわけじゃないので、銘柄の詳細は不明ですが、
前回と(ヴィンテージ以外は)同じという想定で書いています。
色は薄めのレモン色、香りは柑橘系のフルーツとちょっと蜜っぽい甘い感じ。
品種を聞いたら調べてくれて、シリア、フォンテ・カル、マルヴァシアとのこと。
マルヴァジアしか知りません。世界は広うございます。
味わいはスッキリ系、ハウスワインとしては秀逸ですね。
お客さんがパラパラ帰る中、結局ほぼ最後まで居ました。長居してスミマセン。
でもね、やっぱり余韻に浸っていたかったんですよ。至福の時間でした。
点数 | 75点 |
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演奏は、比較的スタンダードな曲を中心に7曲くらい。
リトナーはまだまだ衰え知らずでしたが、デイヴ・グルーシンはさすがにご高齢、彼のエキスを煮詰めたような、
音数は少ないけど味わい深い演奏でした。
リトナーの息子ウェスリーもかなり上手くなっていましたよ。
あと、トイレから出たらメルヴィン・デイヴィスにばったり出くわして「良い演奏でした!」と握手出来たのも良い思い出です。
そんなブルーノート東京の夜、ミュージックチャージとシートチャージ含めて一人11,100円、料理とワインとサービス料が二人で11,440円。
合わせて一人17,000円弱のエンターテイメントでした。
その値段の価値は十分ありましたよ。コロナ禍の影響で閉めちゃうライブハウスも多い中、
頑張って欲しいものです。
本日の食前酒は、西日本遠征稽古の際にお土産に頂いた、
六甲ビール「いきがかり」。浮世絵のラベルがなかなか印象的な地ビールです。
泡立ち控えめ香りも控えめ、口に含むとガツンと苦味。その苦味が長く後を引く立派な飲み応え。
まさに「いきがり」、オトコのビールですね。六甲颪(おろし)を感じますよ。
名称 | Ka Tahi Merlot Malbec 2015 カ・タヒ メルロー マルベック 2015 |
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生産者 | Ka Tahi Wines カ・タヒ・ワインズ |
価格 | 1,276円 (通常価格:2,640円) |
購入店 | MANUKA Online |
本日の夕食は照り焼きハンバーグ。
ハンバーグには赤ワインを使います。無ければ味醂か東肥の赤酒を使います。
要するに甘めの醸造酒が良いので、手持ちの中から甘そうなワインをチョイスしました。
選んだのは、「ニュージーランド 厳選ワイン 12本セット」半額セール16,440円で購入した中から、
メルローとマルベックが使われた赤ワイン。ヴィンテージの2015年は、ニューワールドのワインとしては結構年季が入ってますね。
色は、濃いには濃いけど結構清澄度が高くて、大きめグラスでも向こうが透けます。
2015年産ですが、まだ「熟成ワイン」って感じの外観では無いですね。
香りは、抜栓してすぐは「弱!」と思いましたが、
時間が経つとまるでボルドーのような落ち着いたカシスやブルーベリーの果実香と、消し炭っぽい香りがしてきます。
味わいは、予想に反して甘くないんです。そして酸味も弱め。
印象として弱めではあるんだけど、全体に柔らかい感じではあります。
そのあたりは熟成期間が奏功しているものと思われます。
このワイン、照り焼きハンバーグのソースに使うにはやや甘味が不足していましたが(赤酒を足しました)、
ワイン単体としては結構良い感じに柔らかくなっていたと思います。
このセット、最初の数本はちょっとネガティブでしたが、案外悪くない気がしてきました。
小瓶保存して3日後再稽古。 南アフリカのメルローと飲み比べましたが、 やっぱり厚みの差は歴然ですね。でも「軽い=悪」というわけでは無く、これはこれでアリだと思いました。
点数 | 73点 |
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リンク |
ニュージーランド厳選ワイン 飲み比べセット 12本 32,890円→16,440円 Ka Tahi Merlot Malbec 2016 2,640円 |
名称 | Gaumenspiel Gewurztraminer 2020 ガウメンシュピール ゲヴュルツトラミネール 2020 |
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生産者 | Peter Mertes ペーター・メルテス |
価格 | 1,067円 |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
本日の夕食は手巻き寿司。寿司種は、マグロ赤身、マダイ、スルメイカ、玉子焼き。それ以外はアン肝とトマトのサラダ。
合わせるワインを選ぶ料理ですが、泡は昨日飲んだので選択肢から除外。
かつ、一昨日の赤も結構残っているので、健康に気遣ってアルコール度数低めのドイツ産をチョイス。
たしかリアルワインガイドで「旨安ワイン」に選ばれた銘柄とのことだったと思います。
色は、薄めではあるけど結構照りの有るレモンの果肉色。
香りは、これぞゲヴュルツなライチの香りがバンバン感じられます。
なるほど、この華やかな香りは雑誌のテイスティングでウケるでしょうね。
味わいは、しっかり甘いです。昔の安ドイツ産みたいに薄ら甘いんじゃなくてしっかり甘い(糖度8.2)んだけど、
酸味もあるので甘ったるい感じはしません。
ここまで甘さがあると手巻き寿司に合わせるのは難しいかなぁ、と思いましたが、
「吟醸酒を飲んでいる」と脳内補正をかければ結構イケます。
1,000円ちょっとでデザートワイン的なワインが買えるという意味でも重宝すると思います。
休肝日2日を挟んで三日後、改めて稽古。 香りはやっぱりイイですね、ゲヴュルツ万歳!ですよ。 味わいは当然甘いんだけど、今日みたいに赤の後のデザートワインにはピッタリはまります。 これも+2点ですね~
点数 | 76(+2)点 |
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リンク |
Gaumenspiel Gewurztraminer 2020 [Peter Mertes] 1,067円 |
名称 | Comtesse de Gramont Brut N.V. コンテス・ド・グラモン ブリュット N.V. |
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生産者 | Comtesse de Gramont (C.G.D.) コンテス・ド・グラモン (C.G.D.) |
価格 | 2,199円 |
購入店 | ロピア 権太坂店 |
西日本遠征稽古では、
泡モノはシャンパーニュ5種6本と英国のスパークリング1本、そしてカバ1本と稽古して来ました。
そんなことするとね、やっぱりシャンパーニュが飲みたくなるんですよ(英国のでも良いんだけど)
そういうちょっと驕った舌を落ち着かせるために選んだのは、ロピアで税別1,999円で売られている安シャンパーニュ。
この銘柄は3年前にも稽古していますね。
ちなみに本日合わせたのは豚ヒレカツです。
グラスに注いで外観確認、泡のボリュームはさすが「腐ってもシャンパーニュ」、きめ細かい泡がたっぷり出て来ます。
香りは、ちょっと参加して茶色くなったリンゴとパンの耳、
それに明らかにベリーっぽい香りがありますね。ピノ・ムニエ主体なのかな?書かれていないので分かりませんけど。
味わいは、酸味しっかりで結構濃くてさすがシャンパーニュ。でも、ちょっと勇み足と言うか、苦味が感じられるのよね。
そのあたりが画竜点睛を欠いています。
シャンパーニュに期待する「泡の強さ」「香りの複雑さ」「酸の強さ」がちゃんとあります。
でも、どことなくガチャガチャした感じがあって、そこがこの値段の理由なのかな。
でも値段以上のクオリティは感じますよ。ロピアが近所にある方は是非!
小瓶保存した翌日、そのまま瓶にシャンパンストッパーをするより泡は残ると思います。でも弱くはなりますね。 で、泡が弱くなってもやっぱりシャンパーニュの良さが感じられるのがナイスです。
点数 | 78点 |
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名称 | Pepperwood Grove Sauvignon Blanc 2018 ペッパーウッド・グローヴ ソーヴィニョン・ブラン 2018 |
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生産者 | Don Sebastiani & Sons ドン・セバスチャーニ&サンズ |
価格 | 1,228円 (単品価格:1,485円) |
購入店 | カリフォルニアワインのYANAGIYA |
スーパー「ロピア」に買い物に行ったら、サンマが4匹で690円(※)、これくらいの値段になれば買えますね、
というかこれ以上安くならなくて良いと思います。そんなサンマの塩焼きに合わせたのは、
「ペッパーウッド・グローヴ 飲み比べ4本セット」 税・送料込み5,720円から。
料理は、サンマの塩焼き以外は、小鯵の南蛮漬け(お惣菜)、焼きチーズ麩、チョレギサラダです。
色は薄めのレモン色、粘性も低くてさっぱりした感じ。
香りも、あまりソーヴィニョン・ブラン的なハーブ感は無くて、没個性ではあるけど普通に華やかな白ワインの香りって感じです。
味わいは、思いのほか甘いのね、というか酸味が弱いのよ。数値的にはそんなに糖度が高いわけじゃないんだけど、
なんだか甘さが目立ちます。
「ソーヴィニョン・ブランってヤツはハーブの香りがあって酸味がしっかりして」という想像とはかなり異なるワインです。
悪くないけど、そして日本酒的なポジションにはハマるのでサンマや南蛮漬けには結構合うんだけど、
ワイン単体としてみれば割引価格相応な気がします。
(※)サンマからアニサキスが2匹発見されました。皆様もサンマを食べる際にはご注意ください。
小瓶保存の翌日、やっぱり甘くてソーヴィニョン・ブランっぽくはないです。 他も全く変わりがないかと思ったけど、どことなくイタリアの風を感じるような香りに変化しました。 その理由は全くわかりません。
点数 | 71点 |
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リンク |
ペッパーウッド グローヴ 飲み比べ4本セット 5,720円 |
名称 | Governo 2020 ゴヴェルノ 2020 |
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生産者 | Duca di Saragnano ドゥーカ・ディ・サラニャーノ |
価格 | 1,815円 (通常価格:3,630円) |
購入店 | Terra Vento |
連休なので赤白開けていきます。こちらのワインは、インポーター「風土」さんの半額セールで購入した赤ワイン。
品種はサンジョヴェーゼ70%、メルロー30%。6ヵ月のバリック熟成。
『早摘みしたサンジョヴェーゼにアパッシメントを掛け、
その後通常通りにマセレションを掛けたワインと混醸することにより出来るワイン』だそうです。
風土さんのワインは日持ちがして複数実に分けた方が良いと聞いたので、
①セラーに立ててコルク戻す
②セラーに立てて開けっ放し
③常温でコルク戻す
④常温で開けっ放し
のどれが良いか聞いたところ、『お薦めは②だけど大勢のワイン入門者に勇気を与えそうなので③を試して見て欲しい』
とのことだったので、常温+栓で保存&稽古することに決めました。
初日は、セラーから出してすぐだったのでやや冷えた(セラー温度12℃)状態です。
外観は非常にしっかりした紫色、でもサンジョヴェーゼが主体なので明るさがあります。
香りは、抜栓してすぐは閉じていました。時間が経って温度が上がってくると、
ドライプルーンの果実香とスミレの花、そしてバタークッキーの甘香ばしさを感じます。
味わいは結構甘さしっかりです。渋味もそれなりにあって、酸味は控えめかなぁ。
ブラインドだとプリミティーヴォと答えそうです。
初日、香りはまだ閉じているような感じがします。
味わいは甘さが目立っていて、まだ本領発揮では無いような気がしましたよ。
これから栓をして常温保存で3日間、どう変化するか楽しみです。
翌日
まずは午後2時頃に常温のままテイスティング・グラスで状態を見ました。
香りは明らかに開いてきてますね。味わいは、昨日よりも酸を感じます。
このままでも美味しいんだけど、1時間くらい冷蔵庫に入れた方がより締まって美味しいと判断しました。
夕食では鶏ハツの甘辛煮に合わせて稽古。多分明らかに昨日よりも良い感じになってます。
本音を言うと冷やさなくても良かったかも、ってくらいです。明日の変化にも期待しましょう。
翌々日
西日本遠征稽古を書き上げて、ほっと一息自分打ち上げの席に、
まずは常温で、そしてその後セラーで2時間くらい冷やして再稽古。
不思議と、というか当たり前にというか、渋味がおとなしくなって酸味が出て来ますので、
当初やや甘渋い感じだったのがうまくバランスして来ます。
「複数日に分けて飲むこと推奨」ということで、2点プラスで王道入りしちゃいますね。
点数 | 78(+2)点 |
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Governo N.V. [Duca di Saragnano] 3,630円 |
名称 | One Off Cherry Bomb 2018 ワン・オフ チェリー・ボム 2018 |
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生産者 | Te Awanga テ・アワンガ |
価格 | 957円 (通常価格:1,980円) |
購入店 | MANUKA Online |
西日本遠征稽古での連日の厳しい稽古で、師範の肝ちゃんもお疲れモードと思われます。
なので、あまりアルコール度数の高くない(12.5%)ロゼを稽古相手にチョイスしました。
「ニュージーランド 厳選ワイン 12本セット」半額セール16,440円で購入したもの。
元値は1,980円ですが、買値相当額は3桁円です。
ちなみに合わせたのは、551蓬莱の豚まんと焼売、それとこれまた行き場を失って戻ってきた崎陽軒のシウマイ。
見た目は551の焼売圧勝なんですが、意外と崎陽軒も個性的な味わいでいい勝負していました。
色は、キレイなオレンジピンクですね。品種はシラーらしいですが、外観から品種を推察するのは不可能です。
香りは結構華やかで、ラベルに書かれているようなチェリーの香りが確かに感じられます。
味わいは、酸味そこそこ甘さ控えめ旨味も少なめ。要するに軽いワインではあるんですけど、
バランスは取れていて可愛らしい印象を受けます。
いやー、こういうので良いんだよ、です。
美味すぎるワインばかり飲むと、なんだか疲れちゃうし、ここに書く語彙も枯渇します。
安ワイン道場はあくまで安ワインに軸足を置いて今後も地道に稽古して参りたいと思います。
翌日再稽古。前日の稽古と同じく、チェリー風味の可愛らしいロゼです。 ラベルも可愛いし、良いワインだと思いますよ。
点数 | 73点 |
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ニュージーランド厳選ワイン 飲み比べセット 12本 32,890円→16,440円 One Off Cherry Bomb 2018 1,980円 |
9月17日から9月21日まで、福岡→神戸→大阪の西日本遠征稽古に来ています。 旅先でちょこちょこ更新作業をしているのですが、あまりにも内容が濃すぎて更新が追い付きません。 本日やっと初日分だけ書きましたのでご笑覧下さい。
・・・と、コメントが最初に更新した時のままでした。現在は全編更新済みです。
名称 | Coteaux Bourguignon 2020 コトー・ブルギニョン 2020 |
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生産者 | Louis Jadot ルイ・ジャド |
価格 | 1,382円 (5本セット:8.725円/単品価格:2,160円) |
購入店 | Amazon |
シルバーウィーク直前、浮かれ気分の稽古相手は、アマゾンで買ったルイ・ジャドのセットの中で一番単価が安いコトー・ブルギニョン。
品種はシャルドネとアリゴテですね。基本的に単品種で造ることが多いブルゴーニュですが、
「ブレンド」という技が使えるとなると、ルイ・ジャドみたいな大手は強かろうと思います。
ちなみに料理は、ポークチャップ、タコのカルパッチョ、ベーコンとホウレンソウのバター炒め、トマトと玉子のスープです。
主食はパンいろいろです。
外観は、特に薄いということもなく、普通にブルゴーニュらしい澄んだレモン色と白木の中間くらいの色合いです。
香りのボリュームはそれほど大きくはありません。
でもちゃんと良い香りと言うか、ライムの柑橘香を主体にスモモや洋梨のようなフルーツが香ります。
残り香にはほんのりスモーキーな感じもあります。
味わいは甘さ控えめ酸味しっかり。旨味のコアがあって、いわゆる「酸っぱいアリゴテ」ではありません。
予想通り、やっぱり大手は上手に造るなぁ、という印象です。
決して目立った特徴のあるワインでは無いんだけど、しみじみ美味いのね。
普段の食卓にはこんなんで良いんですよ。美味すぎると家庭料理はワインに負けますから。
広く受け入れられるワインを造るべく頑張る大手を応援したい安ワイン道場です。
西日本遠征稽古に行っていたのでなんと中五日開けて再稽古。 開けたてと同じかというとちょっと違う気がします。フルーツ香が控えめになって、大人しい雰囲気に変わりました。 6日あるとさすがに小瓶でも変化しますね。
点数 | 75点 |
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ルイ・ジャド 白ワイン 5本セット 11,441円 Coteaux Bourguignons 2020 [Louis Jadot] 2,160円 |
そもそも、プレミアム・ビールと言えばヱビスビールだったと思うんだけど、
最近はサッポロからも他社からもいろんなバリエーションが出されていますね。
なので道場でこのベーシックな銘柄を飲むのはかなり久しぶり。
改めて飲むと、以前よりなんとなく濃い感じというか、しっかりした味わいな気がします。
ここんとこ夏向きの軽めなビールが多かったからかもしれません。
しっかり味のビール、いろいろ季節限定で出て来るでしょうから期待しています。
名称 | Cuvée Secréte Syrah 2020 キュヴェ・セクレテ シラー 2020 |
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生産者 | d.A.Winery (Jean Claude Mas Estates and Brands) d.A.ワイナリー (ジャン・クロード・マス・エステーツ・アンド・ブランズ) |
価格 | 1,177円 |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
本日の料理担当は長女で、メニューは鶏の唐揚げ、ナスと人参とピーマンの揚げびたし、切り干し大根とキュウリのサラダ。
長女の鶏の唐揚げ、師範代が作るものに酷似してきました。というか、師範代の唐揚げは師範代父の唐揚げに酷似しています。
こうやって「実家の味」は継承されるんだなぁ、と思います。師範は自分の実家の味を何も継承していません。
高校卒業後に実家を出たので、学ぶチャンスがありませんでした。
閑話休題、そんな料理に合わせて選んだのは、南仏の安ワインの雄、
ドメール・ポール・マスの現当主ジャン・クロード・マス氏の手による赤ワインで、品種はシラー。
酸化防止剤無添加のオーガニックワインらしいです。裏ラベルに「亜硫酸塩」の記載が無く、ガチの自然派のようです。
外観は、とてもしっかりした濃さの緒ある紫色。シラーらしい色合いですね。
香りは「えぇ~!これがシラーなの?」です。まず感じるのは自然派らしい葉物野菜の香り。
全体に香りのボリュームは控えめで、未熟な果実、スワリングするとブルーベリーの香り。
なんだか遥かに北の、雑に例えればツヴァイゲルトのような香りの雰囲気です。
味わいも全然シラーっぽくないのね。
渋味控えめで酸味シッカリ(でも測定値は4.2でpH低くない。校正必要?)、
ほんのり甘味。マジでこれシラーっすか?
濃い色合いに軽い味わい、ホントにドイツ系品種のような雰囲気のシラーです。
「シラーってヤツはだな、もっと重くてスパイシーで・・・」などと説教を垂れたくなりますが、
自然派っぽいといえば「ぽい」のよね。これも時代の流れなのかしらね。
求める南仏のシラーとはかなり傾向が異なるワインでした。
翌々日も再稽古しましたが、小瓶に密閉して保存したからか、前回の印象のままでした。 自然派は、ある程度好気的な環境下に置いた方が、変化が感じられて良いかもです。
点数 | 69点 |
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リンク |
Cuvee Secrete Syrah 2020 [d.A. Winery / Jean Claude Mas] 1,177円 |
名称 | Kimori Cidre Sweet N.V. きもりシードル(スイート) N.V. |
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生産者 | 弘前シードル工房 Kimori |
価格 | (お土産) |
購入店 |
昨日の安ピノNo.1決定戦で、唯一の日本ワインが青森のピノ・ノワールでした。
そこで「酸っぱい!」なんて書いちゃって、ややディスったみたいな感じになったので、ここで改めて「ビバ青森!」と盛り上げさせて頂きます。
というわけで本日の食前酒は、長女のお友だちの青森土産、弘前のシードルと稽古しました。
外観は、ボトルの上の方はやや澄んだリンゴの果肉色ですが、下の方はガッツリ濁りがあります。
香りは、間違いなくリンゴの香りがします(当たり前)。旅行先で口にする、高~いリンゴジュースの香りですね。
味わいは、結構甘めでアルコール度数が3%と低いので、まるでジュース。お酒であることを忘れます。
食前酒にはこういう飲み物も良いなぁ、と思いました。
ただ、若干残念なのはお値段ですね。375mlで700円台だそうです。そうなるとちょっと手が出ないなぁ。
でも、少量生産だろうからいろんなコストが乗るのはしかたがないところでしょうね。
点数 | 72点 |
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名称 | Ka Tahi Hawke's Bay Chardonnay 2018 カ・タヒ ホークス・ベイ シャルドネ 2018 |
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生産者 | Ka Tahi Wines カ・タヒ・ワインズ |
価格 | 1,116円 (通常価格:2,310円) |
購入店 | MANUKA Online |
本日の夕食は、次女のリクエストを全面に採用して小籠包、次女が米国から持ち帰った"Mac & Cheese"、たらこスパゲティ、ブロッコリーとツナのサラダ。
一貫性の無さが取り柄の安ワイン道場です。
そんな料理に合わせたのは、というか単に「しっかりした白が飲みたい」という欲求に忠実に、
選んだのはニュージーランドのシャルドネ。
「ニュージーランド 厳選ワイン 12本セット」半額セール16,440円で購入したものですが、
このセットはこれまで若干残念なワインも多く1勝3敗1引き分け、さてこのワインは勝つか負けるか!?(最近勝負づいています)
外観は、特に濃い感じは受けないし、劣化した感じも受けないまともなレモン色。アルコール度数は12.5%なので、アシもそんなに長くはありません。
香りは・・・「よしオッケー!」です。樽由来のバニラやビスケットのような香ばしさ、熟したシャルドネっぽい蜜の香り、白桃のようなフルーツ香、
それぞれがちゃんとしっかり香ります。
味わいは甘さそこそこ酸味控えめ、後味にほんのり苦味。飲み進めるとやや緩い印象を受けますが、でも劣化とかそういう感じは全くありません。
これはアタリ、それも買値相当額の1,000円ちょっとという値段を考えると大アタリの部類に入ります。
それにしても、昨日のニュージー産ピノもそうだけど、
寒冷地の印象があったニュージーランドも地球温暖化の影響か、厚みのあるワインが増えてきている印象がありますね。
小瓶保存の3日後、全く平気です。そして、勘違いじゃ無く「良く出来た樽ドネ」です。 濃いシャルドネ好きには普通にお薦めできますよ。
点数 | 80点 |
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リンク |
ニュージーランド厳選ワイン 飲み比べセット 12本 32,890円→16,440円 Ka Tahi Hawke's Bay Chardonnay 2016 2,310円 |
本日は、豪徳寺の「ワインステーション+」さん
(駅長のアカウント)にて行われた
「安ピノNo.1決定戦」に参加しました。
前回の「安泡No.1決定戦」の続編企画です。
前回同様参加費は3,000円、そして3,000円以下のピノ・ノワールを持ち寄って、
ブラインドで飲んで美味しかったものから順に「3点/2点/1点」を投票して集計、
どれがNo.1か決定しよう!という企画です。
安泡対決では一等賞だった師範、ディフェンディング・チャンピオンとして今回も絶対負けられない戦いです。
ただ、泡の時は採点ルールを知っているのは自分だけという戦略上の優位性があったのですが、今回は皆平等。
参加者にはアッチ側(プロ・セミプロ)の方も多く、前回よりもかなり苦戦が予想されておりました。
なんて言い訳は置いといて、参戦された選手は下記の13名です。
・あいさん
・ほくとさん
・そにさん
・Nagisa.Tさん
・獄門島狂子さん
・でぃーえいちじーさん
・千堂りおさん
・Andyさん(この会のブログ)
・みゅじにーさん
・親方さん
・伊澤成典さん
・モリウチノブヒロさん
・安ワイン道場師範
また、「ワインだけ参戦」が下記の3名様。よって出走ワインは16本。
・NAOTAKAさん
・こういちろーさん
・やなちゃんさん
今回は本数が多いので、だいすけさんとお店の2名は採点だけで参加されました。
・だいすけさん
・マキ(助役)さん
・駅長さん
以上、16本を16人でテイスティングしていきます。
料理は、助役マキさんに作って頂いたいろいろ。
いつもありがとうございます。
今回は皆で順番に飲んでいくのではなく、それぞれが勝手にランダムに注いでいくスタイルでした。
なので他の方のコメントを全く拾えないという、記録係としては非常に辛いものがあります。
名称 | Shimokita Wine "Ryo" Pinot Noir 2020 下北ワイン "Ryo" ピノ・ノワール 2020 |
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生産者 | サンマモルワイナリー |
価格 | (やなちゃんから) |
購入店 |
師範はおおむね逆順(16番からスタートして1番へ)で飲んでいきましたので、
このワインは最後にテイスティングしました。メモに残したコメントをそのまま書いていきます。
色:オレンジ、ピンク、薄め
香:日本のピノ
味:酸っぱい。とにかく酸っぱい
「日本のピノで、津軽三味線の音が聞こえるので産地は青森あたり」と軽やかに宣言して当てるという偉業を成し遂げましたが、まぁわかりやすかったですね。
2年前に稽古してますし。
一本飲むと違う表情が見えたかもですが、とりあえずは「日本ワインもっと頑張れ!」です。
点数 | 72点 |
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名称 | Bourgogne Grande Reserve Pinot Noir 2019 ブルゴーニュ グランド・レゼルヴ ピノ・ノワール 2019 |
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生産者 | Dom. Ternynck ドメーヌ・ターナック |
価格 | (NAOTAKAさんから) |
購入店 |
だいたい16本も飲んで、それも全部ピノ・ノワールで、特徴を見出そうなんてシロウトには土台無理な話です。
メモに残したコメントも、だんだん語彙が限られていきます。
色:若い感じの紫
香:弱いけどキレイ
味:甘みがあって落ち着く
なんとなく優しい感じが好きだったので、師範はこのワインに3位の1点を投じました。
蓋を開けたらブルゴーニュのピノ・ノワール、やっぱり師範はブルゴーニュが好きなのかな?
点数 | 79点 |
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名称 | Cono Sur "20 Barrels" Limited Edition Pinot Noir 2018 コノ・スル "20バレルズ" リミテッド・エディション ピノ・ノワール 2018 |
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生産者 | Viña Cono Sur ビーニャ・コノ・スル |
価格 | (koichiro1972さんから) |
購入店 |
それぞれどんな風だったかなんて覚えていませんので、コメントだけ書き写していきます。
色:薄くはないけどややオレンジ
香:トーンが高い
味:酸しっかり、でも小さくまとまっている
蓋を開けてみると、なんと安ワイン者の御用達銘柄コノ・スルでした。
いやー、これがチリ産だとは思わなかったな。なんかもっとガツン!と来るワインなイメージがありましたよ、コノ・スルの20バレルには。
でも前回稽古したのはもう13年も前なんだよな。
点数 | 74点 |
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名称 | Bourgogne Pinot Noir 2017 ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2017 |
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生産者 | Dom. Parent ドメーヌ・パラン |
価格 | 2,950円 (みゅじにーさんから) |
購入店 |
じゃんじゃん行きます。
色:薄め、でも青め
香:革系が強い。潰れたイチゴ
味:渋味しっかり、でも軽め
こちらもブルゴーニュ、作り手はご存じドメーヌ・パランでした。12年前に2008年産と稽古しています。
ブルゴーニュって、もっと明確に違うと思っていましたが、ぜんぜん判らないですね。
点数 | 76点 |
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名称 | Spätburgunder "S" 2018 シュペートブルグンダー "S" 2018 |
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生産者 | Bernhard Koch ベルンハルト・コッホ |
価格 | 2,640円 |
購入店 | 酒類の総合専門店 フェリシティー |
自分が持参したワインは、キャップの部分の色でわかります。ベルンハルト・コッホのシュペートブルグンダー"S"、
春に稽古して2本追加で購入、その1本目との稽古がコチラ。
完全に勝てるつもりで持参したのですが・・・
色:以前と変わりなくしっかりした赤紫
香:プラムっぽいピュアなフルーツに心地よい樽
味:やや弱いか?
多分、敗因は「温度が低すぎた」んだと思います。白や泡に使う保冷剤を巻いていって、飲むときはまだ白の適温くらいまでしか温度が上がっていなかったですからね
・・・などと言い訳しておりますが、順位的には極めて凡庸な9位でした。残念!でもシニア・ソムリエの伊澤さんが2点入れてくれたので良しとしましょう。
点数 | 81点 |
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リンク |
Spatburgunder "S" 2018 [Bernhard Koch] 2,640円 |
名称 | Decoy Pinot Noir 2020 デコイ ピノ・ノワール 2020 |
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生産者 | Decoy デコイ |
価格 | 2,475円 (Andyさんから) |
購入店 |
今回の出場ワイン、カリフォルニア産が多かったんですよ。
色:中くらい。なんとも言い難い
香:軽くゴム、軽くイチゴ
味:柔らかい。万能感
道場ポイント78点なので、4位に選んだのがコチラでした。「ザ・カリピノ!」って感じじゃなくて、まとまりの良いワインだったと思います。
点数 | 78点 |
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名称 | Sherwood Pinot Noir 2019 シャーウッド ピノ・ノワール 2019 |
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生産者 | Sherwood Estate シャーウッド・エステート |
価格 | 2,800円 (伊澤さんから) |
購入店 |
まだ半分にも到達していません。そりゃ判らなくなりますよ。
色:薄めだけど青め
香:ボリュームたっぷり、でもガチでソーセージ
味:やや中抜けした感じ、やや野暮ったい
蓋を開けたらなんとニュージーランド産。ニュージーランドのピノって、もっと冷涼でシュッとしたイメージがありましたが、
こちらはかなり肉感的なワインでした。わからないものですねぇ。
点数 | 72点 |
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名称 | Nahuen Reserva Especial Pinot Noir 2021 ナウエン レゼルバ・エスペシアル ピノ・ノワール 2021 |
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生産者 | Terrapura (Bvalleys) テラプラ (Bヴァレーズ) |
価格 | 1,320円 (千堂りおさんから) |
購入店 |
これが8本目、ここでようやく半分ですね。
色:濃い。青みのある紫
香:弱め、でもキレイ。トーンが高い
味:酸しっかり、やや硬い
コメントだけ見ると、まるでブルゴーニュやドイツのピノみたいな感じですが、
蓋を開けるとチリ産でした。
「チリ=濃くて重い」というイメージは過去のものになった感がありますねぇ。
今回の中では一番お手頃な価格はさすがにチリ産です。
点数 | 74点 |
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名称 | Domaine de Clovallon Pinot Noir 2020 ドメーヌ・ド・クロヴァロン ピノ・ノワール 2020 |
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生産者 | Dom. de Clovallon ドメーヌ・ド・クロヴァロン |
価格 | 2,800円 (親方さんから) |
購入店 |
産地的には、フランス(ブルゴーニュ、南仏)、ドイツ、米国、ニュージーランド、南アフリカ、日本。
結構きれいにばらけたんですが、日本以外はほとんど「どれがどこのだか」でした。
色:やや暗い赤紫
香:やや弱め、イチゴ
味:ちょっと野暮ったい
こちらはラングドック産のナチュラルワインでした。いやー、自然派かどうかも分からんくらいに頭の中が混乱しています。
っつーか師範はこういうテイスティングみたいなイベントには向かない気がします。「全部一緒!」って投げ出したくなりました。
点数 | 75点 |
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名称 | Danie de Wet Pinot Noir 2020 ダニー・デ・ヴェット ピノ・ノワール 2020 |
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生産者 | De Wetshof デ・ウェホフ |
価格 | 2,420円 (Nagisa.Tさんから) |
購入店 |
一人くらい南アフリカ産を持ってくるとは思っていました。
色:薄め、ややオレンジ
香:華やか、チェリー、これはイイ
味:やや薬草、甘くて軽く苦い
南アフリカ産、もっとガツン!と来ると思ってましたけど、わからないものです。
師範は比較的好きでしたが、薬草っぽい感じが特徴的で、そこがちょっとネガティブに思えたのかもしれないですね。
点数 | 76点 |
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名称 | Huntington Santa Barbara County Pinot Noir 2017 ハンティングトン サンタ・バーバラ・カウンティ ピノ・ノワール 2017 |
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生産者 | Pali Wine パリ・ワイン |
価格 | 2,915円 (獄門島狂子さんから) |
購入店 |
結果的に、数としてはカリフォルニア産が5本で一番多かったんですね。
色:だいぶ濃い。シラー?
香:やや弱め、チェリーの香り
味:美味い。ニュージーランド産?
・・・というわけで完全に勘違いしておりますが、師範はコレを2位にして2点を投じました。
結果は同点2位に入賞。持参された獄門島さんは前回も2位入賞されています。さすがです。
点数 | 80点 |
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名称 | Bougogne "Côté Rouge" Pinot Noir 2019 ブルゴーニュ "コート・ルージュ" ピノ・ノワール 2019 |
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生産者 | Antoine Olivier アントワーヌ・オリヴィエ |
価格 | 2,838円 (あいさんから) |
購入店 |
カリフォルニアの次に多かったのがブルゴーニュで3本、そのうちの1本がこちら。
色:紫、ピノっぽくない濃さ
香:イチゴジャム
味:ソルダムのような渋味と甘み
コメントが全然ブルゴーニュっぽくないですね。やっぱり師範には無理っす。
そしてこのワインが今回の一等賞でした。持参されたのは前回3位だったあいさん。
さすがです。このためにいろいろ飲んで確かめられたとのこと。結果は努力の差ですな。
胡坐をかいてはイケマセン>自分
点数 | 78点 |
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名称 | Garnet Sonoma Coast Pinot Noir 2013 ガーネット ソノマ・コースト ピノ・ノワール 2013 |
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生産者 | Garnet Vineyards ガーネット・ヴィンヤーズ |
価格 | 2,310円 (DHGさんから) |
購入店 |
これが13本目。スクリューキャップの色が師範が持参したドイツ産と似ていたので、一瞬「アレ?」と思いつつテイスティングしておりました。
色:濃い。やや茶色
香:苺とイチゴ(って一緒やん)
味:やや渋味と甘み。南仏?
もうコメントがグダグダですね。ヴィンテージはこれが一番古くて2013年でした。
でもコメントにも無いように、熟成感とかは感じなくて他のワインと同様若い感じだったと思います。
点数 | 77点 |
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名称 | Alias Pinot Noir 2019 アリアス ピノ・ノワール 2019 |
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生産者 | Alias Wines アリアス・ワインズ |
価格 | 2,178円 (ほくとさんから) |
購入店 |
こちらもカリフォルニア産です。人気だなぁ、カリフォルニア。
色:ロゼのような薄さ
香:樽、バニラ
味:甘い、カリフォルニア
これは産地を当てていますね。いわゆる樽感がしっかり出ていて「ザ・カリピノ」って感じだったと思います。
そう思ってみると、ラベルのモダンさとかが中身の雰囲気を表しているようにも見えますね。
点数 | 75点 |
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名称 | Decoy Pinot Noir 2020 デコイ ピノ・ノワール 2020 |
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生産者 | Decoy デコイ |
価格 | 2,900円 (そにさんから) |
購入店 |
えーっと、コピペがミスっているわけではありません。6番目と全く同じワインが登場しております。
色:青みのある紫
香:香り弱め、ピュアフルーツ
味:柔らかい。温度高め
同じワインを評価して、コメントで共通しているのは味わいくらいですね。情けない。
でも、点数はどちらも78点を付けていたので、辛うじてそこらへんの一貫性は残していた、と安堵しております。
点数 | 78点 |
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名称 | "Doppelstück" Spätburgunder 2016 "ドッペルステュック" シュペートブルグンダー 2016 |
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生産者 | Friedrich Becker フリードリッヒベッカー |
価格 | 3,000円 (モリウチノブヒロさんから) |
購入店 |
ようやくコチラが最後の1本、お疲れさまでした。というか、逆順でテイスティングしたのでこれが最初だったんですね。
色:一番目なのでわからん
香:ゴム、川、ニューワールド、南ア?
味:やや甘くやや渋い
香りにゴムを拾ったので南アフリカ産と思ったようです。
結果は師範が持参したのと同じくドイツのファルツ地方のシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)。
このワインが同率2位でした。
点数 | 75点 |
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以上が今回の結果でありました。前回優勝の師範は、トップグループにも入れず9位に埋没、「安ワイン道場」の看板が危ぶまれます。
っつ~か難しいよ、選ぶのもテイスティングするのも。この企画、とても面白いんですけど、ちょっと今回は本数が多すぎたかな。
師範クラスの小さい脳味噌(頭はデカめ)だと、この半分くらいが精いっぱいな気がします。
みんなで順番に同じのを飲んで、あれこれ言い合いたいですしね。
ともあれ優勝おめでとうございます>あいさん。今後は胸を借りるつもりで稽古させて頂きます!
名称 | Krone Rosée 2019 クローネ ロゼ 2019 |
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生産者 | Krone クローネ |
価格 | (不明) |
購入店 |
で、会が終了したらサクッと帰ればいいのに、うだうだと居残っております。だって楽しいメンバーで飲むのは楽しいですからね。
この日はここまでピノ・ノワールばっかり飲んできたわけで、当然泡が欲しくなるわけですよ。
ということでまず出して頂いたのは、南アフリカ産のロゼ・スパークリング。
キレイな色をしたワインだったようです(カメラだけが覚えています)
やっぱりダメだな、メモも残っていない上に覚えてないのよ。
もちろん飲んだことは覚えています。でも、決定戦が終わった安心感からか、
どういうワインかを知ろうとする努力を怠っています。早くも師範失格であります。
点数 | ??点 |
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名称 | Frisant Bianco 2021 フリサント ビアンコ 2021 |
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生産者 | Il Farneto イル・ファルネート |
価格 | (不明) |
購入店 |
もう一杯泡モノを飲んでますね。こちらはイタリアのフリッツァンテ(微発泡)。
裏ラベルに"BIO"って書いてあるので自然派ワインなんでしょうね。
こちらはちょっと覚えているかな。まず外観がかなり強く濁っていました。
香りはよく覚えていませんが、味わいは「ヨーグルト?」って感じだったような気がします・・・ってやっぱり覚えてないじゃん。
コレ、自分で注文したというより、駅長さんに適当に出して頂いたんだと思います。
そういう主体性の無さが記憶につながらない理由だと思います。はぁ。
点数 | ??点 |
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名称 | Stark-Condé "Oude Nektar" Cabernet Sauvignon 2018 スターク・コンデ "オゥデ・ネクター" カベルネ・ソーヴィニョン 2018 |
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生産者 | Stark-Condé スターク・コンデ |
価格 | (不明) |
購入店 |
この日の会費は3,000円だったのですが、師範はそこに前回優勝商品の「3,000円分お食事券」を充当しました。
なので実際は会費を払っていないんですよ。そういう負い目があったんでしょうね、ここで皆さんに「ふるまいワイン」することになりました。
そのワインがコチラ、スターク・コンデのフラッグシップである「オゥデ・ネクター」。
金額は覚えていませんが、なんと5桁円のワインです。
で、このワイン、いかにも高級カベルネ・ソーヴィニョンなんですけど、いかんせん若いんですね。色は真っ黒で、歯がギシギシいうくらい。
そういう印象しか残っていません。もったいなかったなぁ。
多分、これを飲んだ皆さんもあまりよく覚えてないんじゃないかな?
ワインの使い方としてもお金の使い方としても非常によろしくないですね。
もっとちゃんとしなきゃイカン!と猛省しております。
点数 | ??点 |
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日本酒なんかも頂いております。確かカバも飲んだんじゃないかな?そりゃ酔っ払いますよね。
名称 | Thelema Verdelho 2020 セレマ ヴェルデ―リョ 2020 |
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生産者 | Thelema セレマ |
価格 | (不明) |
購入店 |
そしてシメには白ワインを頂いております。ハイ、完全に酔っ払いの出来上がりです。
ご一緒した皆さんにはご迷惑をおかけしたかもしれません。ヒラにご容赦頂ければ幸いです。
ちょっと調子に乗り過ぎて、今回はあまりに反省点が多いので、次回の対決企画はご遠慮させて頂こうかな、などと考えております。
もう良い歳なんだから、もっと落ち着きなさい>自分
点数 | ??点 |
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愛媛のワインバー「ブルーノ」のシェフ兼ソムリエ、青野さん謹製のドライカレーも頂いています(食べかけ写真でスミマセン)。
美味しかったんだと思います(重ねてスミマセン)
そんな会でありました。幸いだったのは、軽く電車を乗り過ごしつつもちゃんと帰れたことくらいです。
いよいよ金曜日ですね。
週末の食前酒は、先日ヒマワインさんに
北海道土産として頂いた網走ビールの「流氷ドラフト」、オホーツク海の流氷が使われているみたいです。
グラスに注ぐと鮮やかなターコイズブルー、なるほど流氷を使うとこういう色になるのね
・・・ってのはウソで、着色料としてクチナシ色素が使われているそうです。
お味の方は、「オホーツクの海はきっとこういう味なんだろうな」と想いを馳せる感じでした。
ゴチになりました!
名称 | Pinot Noir "Les Pierres Dorées" 2018 ピノ・ノワール "レ・ピエール・ドレ" 2018 |
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生産者 | Louis Latour ルイ・ラトゥール |
価格 | 1,573円 (単品価格:2,200円) |
購入店 | タカムラ ワイン ハウス |
明日は「安ピノNo.1決定戦」に参加するので、今日からピノ・ノワールの解像度を上げていきます
・・・って今さら上げても遅いんですけどね。
選んだのは、タカムラの「お値打ち ブルゴーニュ 3本セット」税込送料別6,160円から、最も単品価格が安かったもの。
最近出来たコトー・ブルギニョンというブルゴーニュ広域アペラシオンです。
このAOCだとガメイを使っても良いはずなんだけど、ショップのサイトによればピノ・ノワール100%だそうです。
造り手は、先日のアマジャドに引き続き、大手ネゴシアンのルイ・ラトゥール。
この造り手、白はめっぽう美味いけど赤はイマイチ・・・というのがこれまでの感想です。
ちなみに料理は、
これまた先日ゆうこりンファンデル(a.k.a.もふもふ)さんに
長崎のお土産として頂いた長崎雲仙ハムのポークソーセージをソテーしたものと、
塩サバ・・・サバにピノを合わせるチャレンジングな試みです(ってかそうなっちゃったんです)
さて稽古開始。色は、ブルゴーニュのピノ・ノワール、その裾モノとしてはかなりしっかり濃い感じの赤紫色です。
香りのボリュームは結構あって、ツンっ!っと来るようなトーンの高い果実香とイチゴジャム、
そしてやや動物的な革製品の香りがあります。
味わいは、安ピノにありがちな薄っぺらさは感じず、どちらかというと甘渋い印象。
ボージョレあたりのピノだとこういう雰囲気になるんだぁ、と思いつつ稽古していましたが・・・
コレ、10%くらいガメイ入って無いっすかね?・・・と思っちゃうくらい、
いわゆるブルゴーニュのピノとしては渋味含めて野暮ったい感じがします。
なのでサバの干物との相性はかなりヤバいと思いましたけど・・・サバがノルウェー産の質の良いモノだったからか、
とりわけケンカすることもなく(もちろん合うことも無いですけど)頂けました。
天ぷらとの相性もそこそこでしたが、昔懐かしい肉々しい味わいのボローニャ・ソーセージとはバッチリでしたよ。
安ピノ対決の翌日再稽古。 やっぱり、皆さんがお薦めのピノ・ノワールはレベルが高いというか、改めてコレと稽古すると「安ピノはこんな感じだよね」感があります。 皆さんの英知に敬礼!
点数 | 72点 |
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リンク |
ワインセット 赤 第78弾 お値打ち ブルゴーニュ 3本セット 6,160円 Pinot Noir "Les Pierres Dorees" 2018 [Louis Latour] 2,200円 |
平日なので慎ましく食前酒は「似非ビールの中の似非ビール」バーリアルを。
でもコレ、350mlで税込み88円と激安なのに、別に不味いわけじゃなく普通に飲めるのよ。
企業努力って凄ぇな(己の貧乏舌はおいといて)
名称 | Rejadorada Verdejo 2020 レハドラーダ ベルデホ 2020 |
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生産者 | Bodega Rejadorada ボデガス・レハドラーダ |
価格 | 934円 (単品価格:1,980円) |
購入店 | 銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA |
本日の夕食は、師範以上に暇人している長女作で、サーモンのバター焼き、鶏ササミと舞茸のみぞれ和え、ニラ玉。
ワインは6月に買った「鬼コスパ10本セット」13,980円からの最後の1本。
スペイン産の白、品種はベルデホです。
声に出して読みたい品種名ですね、ベルデホ!!!
「デ」にアクセントを置けばあなたもラテン人よ!
閑話休題、ワインの印象を。色はとっても薄くてほぼ無色、なんなら山梨の甲州みたいな色合いです。
香りは、ほんのりピーチ、ほんのりハーブの雰囲気。
「スペイン=暑い」という連想とはかけ離れた、かなり冷涼系の雰囲気です。
味わいも、甘さ控えめ、酸味そこそこ、旨味もそこそこ、苦味ちょっぴり。
香りも味も全体に軽めではありますが、悪目立ちするところがなくスムーズな香味です。
凄いワインじゃ無いんです、でも普通に美味い。単品価格の2,000円弱はまぁまぁ順当といったところ。
今回買って3回目の「鬼コスパ」セット、全体で見れば確かにコスト・パフォーマンスは高いと思います。
現行のセットにもかなり既稽古のものが含まれていますが、結構イケてるワインが選ばれていると思いますよ。
点数 | 75点 |
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リンク |
送料無料 鬼コスパワイン10本セット第25弾ミックス 赤 白 スパークリング 13,980円(現在はセットに含まれません) Rejadorada Verdejo 2020 1,980円 |
バンド活動も再開しております。
リハーサルの場所は前回も利用したStudio NOAH 恵比寿店、
ココは機材がちゃんと整備されているのがナイスです。
そして今回は、また新しい女性ヴォーカルに加わって頂いて、
ブルーペパーズの曲を3曲(「二人の未来」「六月の夢」「ずっと」)を演奏。
若いボーカルさんですが、リズム感が良くて声のトーンが曲に合っていて、非常に楽しく演奏出来ました
・・・ってか我々おっさん側はもっときちんと演りましょう。
バンドの練習の後、いつも「反省会」と称して反省しない飲み会に出向くわけですが、
新ボーカルのUmさんに「一緒にどうですか?」とベースのAo氏が誘ったら『ぜひぜひ』とのお返事。
やっぱり一緒に演奏する仲間はノリがいい人が良いですね。
年齢的には多分ウチの長女よりちょっと上くらいだと思いますけどね。
で、だいたい無計画なメンバーなので、お店なんか決めていません。
恵比寿の飲み屋街がありそうな方にフラフラ歩いていたら、「昭和レトロ鉄板酒場」の看板が目に入り、
フラフラっと入りました。「のんで忘れるか」という変わった名前のお店ですね。
もちろん「昭和レトロ酒場」ですから「とりあえずビール」ですよ。
こちらのお店、この手の居酒屋としてはかなり異例だと思うんですけど、生ビールがありません。
あるのは黒ラベルの小瓶(549円)とサッポロラガーの中瓶(659円)(右写真、いわゆる「赤星」)のみ。
こだわりが強いですねぇ、嫌いじゃないです。Umさんは『赤星は初めて飲みましたがメッチャ美味しいです!』とのこと。
聞けばかなりのビール党だそうです。酒飲みに悪い人はいないです。
で、このお店は何のお酒がメインかというと、焼酎ですね。
なんと100種類も置いてあるそうです。
そんな焼酎がウリの店で誰も一杯も焼酎を頼まない連中でスミマセン。
最初は瓶ビールばかり、5人で15本くらい飲んだと思います。
もちろん料理もいろいろ注文しているわけですが、全部は撮っても覚えてもいないので、印象に残ったものだけ。 左写真はガリトマト 659円です。 単に冷やしたトマトを薄切りにしてガリ(酢漬け生姜)と葱を乗せてマヨネーズを添えただけの原価が安そうなメニューですが、 これが美味いのね。トマトって結構いろんなものに合いますね。
たいがいビールは飲んだ後で、レモンサワー 549円にチェンジ。
でもUmさんはずーっとビール飲んでいらっしゃいました。ビール党カッコいいです。
ちなみにUmさんのお母さんはロゼワインがお好きらしいです。
それに対してキーボードのMz氏が『ロゼって赤ワインと白ワイン混ぜるんだよね』なんて言うもんだから
師範のオタク根性が炸裂「ちっちっち、これだからシロウトは・・・」などと講釈を始めるもんだから、
『ワインオタクが鬱陶しいのはそういうとこだぞ!』と皆さんからお叱りを受ける始末。
己に猛省を促し、今後肝に命じて参る所存です。
鉄板焼きの店ですから、もちろんお好み焼きやもんじゃ焼きも注文しています。
左写真はお好み焼き(シーフードミックス) 1,099円。これはお店の方がカウンターの鉄板で焼いて持って来てくれます。
自分とこのテーブルでは明太餅チーズもんじゃ 989円をMz氏が調理。ジャンクな味わいで美味いんですが・・・
それがどう撮っても吐瀉物にしか見えないのね、というかこちらのお店、
肉眼ではそこそこ美味しそうに見えるんだけど、写真に撮ると色味が黄色くなって鮮やかさが全く出ません。
原因は、演色係数の低いLED照明にあると思うんだけど、これをカメラ側で補正するのは難しいっすよね~。
そもそも酔っ払いなのでそんな細かいことまで気が回らないし、RAWで撮って現像なんて面倒くさいことはやりたくないし。
右写真は牛ハラミ焼き(お値段不明)です。
これももっと鮮やかな色だったんだけどな。
・・・というような自分しか気にしない写真のこだわりは置いといて、トータルのお会計は25,000円弱でした。
結構飲んで食べたのでそんなものでしょう、という感じ。
ちなみに店内の一角には「うまい棒」を始めとした駄菓子が置かれていて、そちらは食べ放題らしいです。
なので、安くあげたい方は「飲み物と駄菓子」だけにするという荒業も・・・ってマトモなオトナはそんなことしないですけどね。
自主的自粛明け(罹患していたわけではありません)最初の訪問は、水天宮にある
アフリカーさん。言わずと知れた南アフリカワインの専門店です。
前回訪問したのが2月なので7か月ぶり。
だいたいそれくらいのペースで伺っているようです。
対応して頂いたのは、最近はYouTube配信なんかもやっちゃって一躍有名人の店主
小泉さん。
いつもお世話になっております。今回も1,500円で6種の南アフリカワインを試飲させて頂きました。
師範は午後4時半ごろに伺って、
5時過ぎにゆうこりンファンデル(a.k.a.もふもふ)
さん(名前長ぇな)が合流、5時半過ぎにヒマワインさんも合流。
今回はこの3人で飲み歩きます。
(画像クリックで拡大します)
Dornier "Cocoa Hill" Cabernet Sauvignon Rose 2019
ドルニエ "ココア・ヒル" カベルネ・ソーヴィニョン ロゼ 2019
(1,760円/Bottle)
いつもだったら試飲ボトルが収められたエノマティックの左から試飲していくのですが、
左端はオレンジワインだったし、お値段的にも最初じゃない方が良い気がしたので、左から二番目のロゼを最初に試飲しました。
外観は薄いピンク色、香りはめっちゃピーチ、それも黄桃とかみたいなちょっとエキゾチックな香りです。
味わいは、軽く渋味があってとてもしっかりしています。これがボトルで1,000円台は安いな。80点くらいです。
Tamboerskloof "Katharien" Rose 2021
テンボルスクレフ "キャサリン" ロゼ 2021
(2,970円/Bottle)
今回はロゼが2種類セットされておりました。こちらの試飲はコロコロ中身が変わるみたいで楽しゅうございますな。
外観は前のロゼよりちょっとだけ赤みが強めかな?って気がしました。比較したわけではないので気のせいかもですが。
香りはやっぱりピーチなんですが、コチラの方は白桃みたいな穏やかな香りです。
味わいも、甘さ控えめ酸味しっかり。派手さが無くて抑制が効いた感じです。
78点くらいでしょうか。師範的にはドルニエに軍配を挙げましたが、もふもふさんは『断然こっちが好き』とのこと。
人の好みはいろいろですな。
Thorne & Daughters "Tin Soldier" Semillon 2018
ソーン&ドーターズ "ティン・ソルジャー" セミヨン 2018
(4,840円/Bottle)
そして一番左端に戻ってオレンジワインを試飲します。お値段はボトルで4,840円、なかなか高級品ですね。
外観は、あまりオレンジワインって感じはしなくて、ちょっと濃いめの白ワインくらいの色合い、濁りもありません。
ただ香りはガッツリとオレンジ、薔薇のような高級石鹸のような香りがします。
そういう華やかな香りなんで甘い味わいを想像しましたが、味わいは極めてドライ。
皮の渋味が感じられる、硬派な味わいです。
香り華やかで味わいはカッチリ、面白いワインですね。
点数は79点くらいかなぁ。オレンジワインが好きな方ははまるワインでしょうね。
オレンジにまだあまりなじみの無い師範にはまだちょっと難しさがあります。
Thelema Mountain Red 2018
セレマ マウンテン・レッド 2018
(2,090円/Bottle)
エノマティックの右側には赤3本がセットされていますので、順番に試飲していきます。
最初はボトルで2,090円とお手軽価格のセレマ。品種はシラーズが44%、グルナッシュが34%、プティヴェルドが22%だそうです。
色は、それほど濃さは無くて、やや明るい感じの紫色です。
香りは、いかにもローヌ系の品種だなぁという、やや青さのある果実香を感じます。
味わいは、色の印象通りやや軽め。食事に合わせやすそうなバランスです。
なるほど「マウンテン」な感じというか、涼しい地域で育ったブドウっぽさのあるワインでした。
77点っすかね?極く少量しか飲んでませんのであくまで備忘録、参考程度ですが。
Tamboerskloof Syrah 2017
テンボルスクレフ シラー 2017
(5,500円/Bottle)
右端の2本はどちらも同じ造り手、どちらもシラーでグレード違いがセットされていましたよ。
こちらはその安い方。「安い」と言ってもボトルで5,500円もする高級品です(写真が飲みかけでスミマセン)
外観は、↑のマウンテン・レッドと比べると明らかに濃く黒い紫色です。
粘性も高くてトロっとしているように見えます。
香りは、「あぁこれシラーっすね」と師範ごときにもわかるスパイシー感。
そして高級ワインの象徴である甘香ばしい樽の香りもしっかり感じます。
味わいは、とにかく甘さがありがたいですね。ここまでの4本はどちらかというとドライで甘さ控えめなワインだったので、
この甘さに心なごみます。
85点くらいあげちゃって良いワインだと思いましたよ。
5,500円と聞くとおいそれとは手が出ませんが、その価値は十分にあるワインでした。
Tamboerskloof "John Spicer" Syrah 2015
テンボルスクレフ "ジョン・スパイサー" シラー 2015
(参考出品)
今回の試飲のラスボスがコチラ。造り手は同じく"Tamboerskloof"で、品種もシラーで、ヴィンテージは2015年。
お値段は書かれていませんでしたが、なんと1本17,600円もする高級ワインです。
外観はコールタールのように黒くて重く、香りは「香り製造機」のようにグラスから湧き出てきて
(もふもふさん曰く『イチゴジャムを作っている時の香り』だそう)、
口に含むとズシリと重さがあります。もちろん半分気のせいでしょうけど、それくらい存在感があります。
師範は「安ワイン道場」を高級ワイン礼賛の場にはしたくないわけですが、
やっぱり美味いモノは美味いのよ。それは間違いないです。90点近く献上すべきワインです。
結局6時前まで長居してしまいました。おつまみにドライフルーツなども出して頂いて、
対応ありがとうございました>小泉さん
師範らが居る間にもひっきりなしにご近所の方と思われるお客さんが来店されて、
そして結構お若いご夫婦っぽい方が多かったりして、南アフリカワインの最近の人気を象徴しているような印象を受けました。
南アフリカワインの未来は明るいっすよ、きっと。
アフリカーさんでウォーミングアップを済ませ、
一軒目に向かったのは、アフリカーからほど近い場所にあるユニオンサンドヤードというお店。
「自然派ワインと野菜のお店」というコンセプトで、なんと自然派ワインが8種類飲み放題とのこと。
自然派ブームもここまで来たか!って感じですね。
店内は結構広くて、キャパは30名くらい入りそうです。
そしてお客さんのほとんどは若い女性。もう店内が女子女子しております。
やっぱり自然派ワインはこういう層から支持を得ているんでしょうね。
料理はもちろん「自然派ワイン飲み放題付きコース」をお願いしております。 まずは乾杯!ですが、リストには「スプマンテ」とだけ書かれていて詳細がわかりませんので、 コレは飲んだカウントに入れていません(ちなみに試飲も飲んだことには含めないスタンスです)。 スパークリングの栓をポンっと抜く音がしていたので開けたてを提供して頂いたと思いますが、 思いのほか泡は弱く、なんとなく炭酸入り梅ジュース的なスパークリングでした。 68点くらいっすかね?
名称 | Gold Seal Fresh Dry White ゴールド・シール フレッシュ・ドライ・ホワイト |
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生産者 | De Boltori デ・ボルトリ |
価格 | (飲み放題) |
購入店 | ユニオンサンドヤード |
リストに書かれた自然派ワイン全種類を制覇することを目標に稽古していきます。
すべてグラスでの提供、そして注いだ状態で持って来て頂けますので、詳細な銘柄やヴィンテージは分かりません。
リストからの推察なので、違っているかも知れません。
その一杯目がコチラ、オーストラリア産の白です。調べたら、造り手は大手「デ・ボルトリ」で、
箱ワインみたいですね。多分ハウスワインはこれなんでしょう。
マスカットっぽい香りが華やかで、やや甘めの味わいで、万人ウケする香味だと思います。
リストをしっかり見るとわかるのですが、自然派と言ってもストイックな自然派ではなくて、
いわゆる「ビオ」的な認証を取っていたりするくらいの自然派度合いなワインなのですね。
ガチの自然派があまり得意でない師範にとってはこれくらいが有難かったりします。
点数 | 73点 |
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最初に出して頂いた料理がこちら。説明なく置いて行かれましたので、「料理名はなんだろうね?」なんて話をしておりました。 バゲットの上に生ハムと、野菜(ネギorキュウリ)を練り込んだクリームチーズが乗せられています。 一皿目というよりパン的な扱いのような気がしました。
名称 | Valdibella Catarratto ヴァルディベッラ カタラット |
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生産者 | Valdibella ヴァルディベッラ |
価格 | (飲み放題) |
購入店 | ユニオンサンドヤード |
どんどんいきます。2種類目がこちら、イタリア産の白、というかオレンジワインみたいです。
オレンジワインも市民権を得て来ましたね~、アフリカーの試飲にもありましたし。
香りを嗅いで「これは結構ガチ系の自然派っすね」という印象。
アンモニアみたいなネガティブな香りはないのですが、いかにも自然派的な青臭い感じの香りがして、
糖分を全てアルコール発酵に使ったようなドライな味わい、そして軽い渋味があります。
ヒマワインさん曰く『良くも悪くも自然派』なワインですね。
そして「良くも=3:悪くも=7」くらいの比率ですねぇ、なんて話しておりました。
アクセントに1杯だけ、とかだと面白いワインです。
点数 | 69点 |
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次の料理は前菜の盛り合わせ、手前からひよこ豆のペーストを揚げたもの、タマネギのロースト、紫キャベツのラぺです。 野菜料理が売りのお店だけあって、これがなかなか美味しいんですよ。 タマネギのローストなんてとてもシンプルな調理だと思うんですけど、なんであんなに美味いんですかね? 野菜自体に良いモノが使われている気がしました。
名称 | Bonne Peche Blanc ボン・ペシェ ブラン |
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生産者 | Bon Peche ボン・ペシェ |
価格 | (飲み放題) |
購入店 | ユニオンサンドヤード |
3種類目は、フランス産でボン・ペシェ(良い魚)という銘柄の白です。
ちなみにここのグラスは結構大振りで立派なものが使われています。
確かこのあたりから「一杯分の量は少なめで」とお願いしたと思います。標準が100mlくらい、
少な目にして頂いて50~70mlくらいだと思います。
ただ順番に飲むだけってのもアレなんで、品種当てみたいなことを始めました。
これはとても分かりやすくまんまマスカットの香りがするので「ミュスカ主体でしょう」と判断、
ヒマさんに調べて貰ったら正解でした。これも一般ウケする香味ですね。
・・・と、「一般ウケ」なんて書いてますが、もふもふさんはこういう芳香系の白が苦手だそうで、
グラスが全然進まない状況が続いております。人の好みはいろいろですなぁ。
点数 | 75点 |
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次の一皿も、いかにも野菜料理のお店って感じな野菜のローストです。 焼かれているのはグリーンアスパラガスと小茄子とビーツ。 ターゲットの顧客層であるオシャレ女子にウケそうな料理です。 そして、一周廻ってあんまり量が食べられなくなった師範みたいなオッサンにもウケますよ。
名称 | Blackenbrook Nelson Chardonnay ブラッケンブルック ネルソン・シャルドネ |
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生産者 | Blackenbrook ブラッケンブルック |
価格 | (飲み放題) |
購入店 | ユニオンサンドヤード |
赤白4種類ずつなので、白の最後がこちらです。
産地はニュージーランドで、リストの説明には『シトラスやパイナップル、バタースコッチの香り』とあるので、
テイスティングする前からシャルドネだろうな、と考えておりました。
で、やっぱりいかにもタコにもシャルドネですね。それも、結構樽が強めで「樽ドネ」と言っても過言ではない感じです。
味わいも甘さしっかりで、ブラインドだったらニュージーランドでは無くてオーストラリアと答えそうですな。
美味いっすよ、自然派っぽくはないところも含めて、師範は結構好き系です。
自然豊かな土地がご出身のもふもふさんは『春のキャベツ畑の香り』と言われていました。
なんかキレイな様子を想像しがちですが、『キャベツを収穫した後に咲いている花とか葉っぱの腐った発酵した部分とか』らしいです。
物事を語感だけで理解してはイケマセンな。
点数 | 78点 |
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次の料理はパスタで、ジェノヴェーゼです。 これも美味しかったな、自家製麺なのかとてもモチモチしていて、チーズたっぷり&ねっちょりで重さのあるパスタです。 そのためかなり「ツマミになるパスタ」でしたね。
名称 | Gold Seal Special Dry Red ゴールド・シール スペシャル・ドライ・レッド |
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生産者 | De Boltori デ・ボルトリ |
価格 | (飲み放題) |
購入店 | ユニオンサンドヤード |
ここで折り返し地点、5本目からは赤です。
赤の1種類目は、白と同じ銘柄、オーストラリア産のデ・ボルトリ。これも品種当てして望みました。
・・・っていうかオーストラリア産ですからね、状況証拠から「シラーズ」と答えるのが一番間違いないでしょう。
結果は、シラー、カベルネフラン、メルロとのこと。
これも多分ハウスワインとして使われていそうな、やや軽めで飲み手を選ばない雰囲気だったと思います。
しっかしデ・ボルトリ、手堅く安打を決めて来ますね。
この造り手のワインはコンビニなんかにも置かれるくらい大量生産しているようですが、それでも一定の品質を保っているように思います。
まるで「豪州のコノ・スル」ですな。
点数 | 74点 |
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名称 | Saint Grand サン・グラン |
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生産者 | Jean Pla Selection ジャン・プラ・セレクション |
価格 | (飲み放題) |
購入店 | ユニオンサンドヤード |
赤の2本目はフランス産。リストには「サングラン」としか書かれていないので、
綴りすらわからないわけですが、まぁ普通に考えて南フランスだろうと当たりは付けておりました。
色はかなり濃いめの紫色で、香りには潰れたイチゴと新しい青畳の香りがします。
この雰囲気は間違いなく南フランスでしょう。
そうなると品種はいわゆる"GSM"、グルナッシュ、シラー、ムールヴェドルだと思いました。
でももふもふさんだったかヒマさんだったか『カリニャンは?』と言われて、
そういわれると、ちょっと尖った雰囲気がカリニャンっぽくもあります。
答えはカリニャン100%、まじか~!です。
まぁそういうお遊びは別にして、ローヌ系が好きな方にはウケるでしょうね。
師範はちょっと野暮ったさが気になりました。
点数 | 72点 |
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この日のお店はほぼ満席、お隣なんて普通の4人がけテーブルに違うペアが相席しているくらいでした。
そんなだからか、メインのこのお肉が出てきたのはスタートの6時から2時間経った午後8時。
そもそも2時間コースだったんですけどね。まぁおかげでワインを全種コンプリート出来そうな勢いです。
そしてこの豚のローストがボリュームがあるのよ。
さっさと食べなきゃと思うんだけどなかなか減りません。
美味しいんですよ、美味しいけどなんとなく気持ちが焦って美味しさを十分に楽しめませんでした。
名称 | Donna Marzia Primitivo Barrique ドンナ・マルツィア プリミティーヴォ バリック |
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生産者 | Azienda Agricola Conti Zecca アズィエンダ・アグリコーラ・コンティ・ゼッカ |
価格 | (飲み放題) |
購入店 | ユニオンサンドヤード |
赤の残り2本は、名前を見ただけで有名ドコロの銘柄であることがわかります。
そのうちの1本目がこちら、コンティ・ゼッカのドンナ・マルツィアです。
ただ、この造り手のこの名前のワインは品種がいろいろあるのよね。なのでここでも品種当てなどに興じております。
まず色はとても濃いんですね。そして甘さしっかり。
こうなると当然想像するのはプリミティーヴォかネグロ・アマーロですよ。
スマホで調べたヒマさんからヒントで『2種類使われていて85%と15%、片方には意外な品種が使われています』とのことで、
ネグロ・アマーロ85%でカベルネ・ソーヴィニョンが15%と想像しました。
結果は『カベルネ・ソーヴィニョンが85%でネグロ・アマーロが15%』「へぇ~」とその場では決着したのですが、
後でヒマさんから訂正情報が入り、プリミティーヴォ100%だそう。
まぁ当たらずとも遠からずでしょう・・・って、遠いですかそうですか。ともあれ普通に濃くて美味しい赤でしたよ。
点数 | 77点 |
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名称 | Primitivo di Manduria プリミティーヴォ・ディ・マンドゥリア |
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生産者 | Poggio le Volpi ポッジョ・レ・ヴォルピ |
価格 | (飲み放題) |
購入店 | ユニオンサンドヤード |
最後の1種類は、みんな知っている安ウマ銘柄のプリミティーヴォ・ディ・マンドゥリア。
勝手知ったる銘柄ゆえグラス写真も撮り忘れるくらい適当な感じが漂っておりますが、
覚えている限りのことを書いておきます。
色は、やっぱり濃いです。黒くはないけど思いっきり赤が深い感じ。
香りは、ドライフルーツの果実香にイタリアらしい人懐っこさ。味わいは甘い、渋味も酸味もあるけど甘いんですね。
プリミティーヴォって、米国のジンファンデルと同じ品種だということですが、
酵母が違うからか別物の印象を受けるんですよね、やっぱりイタリアはイタリア、
そしてやっぱり美味しいプリミティーヴォ・ディ・マンドゥリアでした。
点数 | 80点 |
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頑張って料理も食べ終えて、8種類(スプマンテを入れると9種類)との稽古を終えて一息ついたところで、
お店の方から『飲み物ラストオーダーの時間です』とのご連絡。
それを聞くともう1つくらい追加で注文したくなるのが、またの名を「貧乏師匠」とも言われる安ワイン道場師範なわけです。
ヒマワインさんも同じ考えだったようで、「では〆にビールを1本頂いてシェアしますか」ということになりました。
ハートランド、軽いけど美味しいビールですよ。
ちなみにこのあとデザートもあるみたいだったんですが、次を急ぐ我々はデザートはパスさせて頂きました。
ホントこの日は忙しかったみたいです。コロナ禍で人手が足りなかったんですかね?
そんな時に1杯ずつ全部、なんて面倒くさい注文してスミマセン。
そんな感じの自然派ワイン飲み放題、コース料金は6,600円でした。
飲んだワインの量を考えるとリーズナブルだと思います。あまり飲まない方には割高かも知れません。
お店を出たのはもう9時前、9時からは次のお店に予約をしてあるので、
贅沢にもタクシーで向かいました(タクシーを贅沢と言うあたりにも貧乏師匠感が出ております)
東京の東側に来たらこのお店に向かわないわけにはいきません、というわけで二軒目は亀戸のデゴルジュマンさん、 いつもお世話になっております。 「誰か知っている人、きっといるだろうなぁ」と思って伺ったら、 案の定かしたくさんがおられました。 どうもどうも~遅れてごめんなさい~という感じでカウンタの中の 泡大将と ソムたまさんにご挨拶です。
このお店に伺ったら恒例の「シャンパーニュ3種飲み比べ」をしないわけにはいきません。 本日のラインナップはこの3種類、お値段はグラス(ハーフ)3杯で1,800円です。 未だ師範は2,000円以下でシャンパーニュ3種飲み比べが出来るお店を他に知りません。 どこも追従しないのは、やっぱりグラスを洗う手間がかかるからでしょうか。 「もっとシャンパーニュを広めたい!」という熱いパッションが無いとやれない企画だとも思います。
名称 | Poilvert-Jacques Brut N.V. ポワルヴェール・ジャック ブリュット N.V. |
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生産者 | Poilvert-Jacques ポワルヴェール・ジャック |
価格 | (3種飲み比べ1,800円) |
購入店 | デゴルジュマン |
飲み比べの1本目は、最近こそご無沙汰でしたがこちらのお店の定番シャンパーニュのポワルヴェール・ジャックです。
安ワイン者であればだれでも知っている銘柄(ワインプレスインターナショナルが輸入する別ラベルもあります)ですね。
師範的には勝手知ったる我がシャンパーニュ、という感じです。
色は・・・これまで飲んでいたものよりも薄めかも。でも泡立ちは十分しっかりしています。
香りは、熟したリンゴと安定の熟成香。でもこちらも以前の印象より熟成感は弱めかもしれません。
味わいは、これぞシャンパーニュな酸味、そしてほのかな甘味。
クリーミーな泡が口腔内を刺激して気持ち良いっすね。
安定の「これで十分」ポワルヴェール・ジャックではありましたが、
なんとなく今日のはややパンチに欠けていたような気もします。
結構ボトル差がありますからね、この銘柄。でもそれもまた一興ということで。
点数 | 79点 |
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名称 | Piper-Heidsieck "Prohibiton Edition" Brut N.V. パイパー・エイドシック "プロヒビション・エディション" ブリュット N.V. |
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生産者 | Piper-Heidsieck パイパー・エイドシック |
価格 | (3種飲み比べ1,800円) |
購入店 | デゴルジュマン |
2本目はパイパー・エイドシック。この「プロヒビション・エディション」というキュヴェは初めて稽古します。
調べたところ、アメリカ禁酒法施行から100年を記念して造られた、当時のラベルをモチーフにした限定品らしいです。
確かにちょっと昔のシャンパーニュを彷彿とさせるラベルデザインですね。
さて比較ですが、ありがたいことに今回はメモを取っているので(メモしないと絶対分からなくなることを恐れたのでしょう)
それをベースに記載します。色や香りは「ポワルヴェール・ジャックとほぼ同じ」らしいです。
でも、味わいに「ややコクが深い」とあります。そして全体的に「若干美味い」らしいです。
というわけで、安ワイン者の基準銘柄ポワルヴェール・ジャックよりちょっと美味しかったみたいです。
でもほぼ僅差だったような気もします。シャンパーニュはシャンパーニュの名前が付くだけで美味しさが保障されていますからね。
点数 | 82点 |
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名称 | Charles Heidsieck Brut Réserve N.V. シャルル・エイドシック ブリュット・レゼルヴ N.V. |
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生産者 | Charles Heidsieck シャルル・エイドシック |
価格 | (3種飲み比べ1,800円) |
購入店 | デゴルジュマン |
飲み比べの3種類目は、このお店で頂くことの多いシャルル・エイドシックのブリュット・レゼルヴ。
前回稽古したのはこの時、mashi-comさんにご馳走になってますね。
そのmashi-comさん、本来は今日の会に参加予定だったんですが、ご都合で不参加となり大変残念でした。
こちらも、メモに書いてある文言をそのまま書き写しています。外観に関しては言及がありませんが、
写真を見る限りこの3種、どれもほとんど差が無かったと思います。
香りは「一番熟成感がある」らしいです。
他は分かりませんが、このワインのベース・ヴィンテージは2017年でデゴルジュマンが2020年らしいので、
それなりに熟成期間はありそうです。
味わいは「一番うまいかな?これぞシャンパン!」と書いています。楽しそうですね、この日の師範。
・・・というわけで、今回の飲み比べの一等賞はこちらのワインに決めました。
どれが1位か決めて写真付きでリツイートすると、一番多かった中から抽選で1名様に同じボトルがプレゼントして頂けるそうです。
もう貰ったも同然ですよ。
点数 | 83点 |
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そしていきなり大きめ写真をドドン!と貼っちゃうわけですが・・・
以前凄いワインをご馳走して頂いた紳士、
師範の別名「貧乏師匠」の名付け親の方が本日もたまたまご来店されました。
『いやいや「貧乏師匠」なんて言ってすみませんでした。お詫びにこの中から好きなワインを一杯ご馳走させてください』
なんて言って頂けたわけですよ。ワインに対する厚かましさにかけては右に出るものは居ないと自負する安ワイン道場師範ですから、
もちろん有難くご相伴に与ります。
とは言っても、もう老い先短い師範に「これが飲みたい!」なんて希望があるわけでも無いので、
ここはお若いもふもふさんに選択権をお譲りして、決めて頂いたのが↓のワインです。
名称 | Jacques Selosse "Initial" Brut N.V. ジャック・セロス "イニシャル" ブリュット N.V. |
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生産者 | Jacques Selosse ジャック・セロス |
価格 | (ご相伴) |
購入店 | デゴルジュマン |
居並ぶ高級ワインの中から、もふもふさんに選んで頂いたのがコチラ・・・
というか、実際は「もふもふさんに選ぶように仕向けた」のがコチラ、ジャック・セロスのイニシアルです。
だってね、コレこの先一生飲めないかも知れないからね。
隣のドンペリとも迷いましたが、ヴィンテージを気にしなければドンペリは数があるので、
少なくとももふもふさんはこの先飲む機会もあるでしょう。でもセロスはね~。
実は3年前にもこの銘柄とこのお店で稽古しているわけですが(その時も奢り)、
あの頃から考えても信じられないくらい値上がりしてますからね。
ご相伴なんですが、普通にたっぷりと注いで頂きました。
色は、明らかに黄金色です。ブラン・ド・ブランなのでシャルドネ100%なのですが、
黒ブドウが主体の飲み比べ3種のどれよりも濃くしっかりとした色合いです。
香りは・・・「参りました!」ですね。柑橘類や洋梨、アプリコットのコンポートみたいなフルーツに、
トーストしたパンみたいな香ばしさ、そして何より特徴的なのはクリーム・ブリュレのような甘い樽の香りです。
師範は樽の効いたシャンパーニュが好きなんですよ。その嗜好のど真ん中を突いてきます。
味わいは、香りの印象を全く裏切らない、甘くないクリーム・ブリュレです。
そんなこと言っても誰も共感できないでしょうし美味しそうでもないんですけど、そう感じたんだから仕方ありません。
そんじょそこらのシャンパーニュとは全く異質、とても雑な表現をすると「泡入り高級ムルソー」です。
とにかくスケールが大きくて包み込まれるような香りと味わいです。
再三書いてしまいますが、師範は「安ワイン道場」を高級ワイン礼賛のサイトにはしたくないんですけど、
美味いモノは美味いんだからしかたありません。大変素晴らしいワイン、ご馳走になりました!
点数 | 93点 |
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名称 | Bourgogne Blanc 2019 ブルゴーニュ・ブラン 2019 |
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生産者 | Gilles Bouton & Fils ジル・ブートン&フィス |
価格 | 900円 (Glass) |
購入店 | デゴルジュマン |
怒涛の高級シャンパーニュを頂いたあと、己の普段を取り戻すべく「一番安いワインを下さい」とお願いして出して頂いたのは、
2019年産のブルゴーニュ・ブラン。ジル・ブートンという造り手は初稽古ですね。
元美人校長が現在お勤めのヴァン・パッシオンがインポーターのようです。
で、安いといってもこのお店が選んで置いているワインですから、美味しくないワインのはずもありません。
良く出来たブルゴーニュのシャルドネらしい蜜の香りと、桃のような柔らかな果実香、
そして目立たないけどきっちり香りの演出をしてくれる樽香。
味わいもカッチリしていて酸味もあって、正直師範はこれで十分です。
やっぱりACブルゴーニュ・クラスって美味しくなって来てますよね。
前日のルイ・ジャド同様、
もっと上のグレードのシャルドネと見まがうばかりのクオリティでした。
いやー、満足満足!です。
点数 | 81点 |
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おつまみは、ポテトフライ2種(トリュフ風味と海苔風味)を食べたのですが、あいにく写真を撮り忘れています。
代わりに、かしたくさんに頂いたシャンパーニュに合うマカロンの写真を貼っておきますね。
そんな感じの飲み歩き最後のお店、お会計は飲み比べ1,800円にグラスの白が900円、ポテトフライが2種類で1,400円、
トータルは4,100円でした。なんだかメッチャ安いなぁ?
満足感と金額とが合わないなぁ、と思ったら、セロスは奢りだったからですね。
ホントこちらのお店では良い目にばっかりあって申し訳ありません!
久しぶりにアマゾンでワインを買いました。
お知り合いが『ルイ・ジャドのセットが安くなっている』とツイートされているのを見て、
確かにブルゴーニュ(地方)の白5本が送料込みで8,000円台というのは安いな、と思いポチッた次第です。
同様にそのツイートを見てポチッた方も多そうだったんで、
ハッシュタグ「#アマジャド」を付けてツイート、感想を共有していくことにしました。
Amazonへのリンク:ルイ・ジャド 白ワイン 5本セット(今はセール価格ではありません)
名称 | Bourgogne Chardonnay 2020 ブルゴーニュ シャルドネ 2020 |
---|---|
生産者 | Louis Jadot ルイ・ジャド |
価格 | 1,673円 (5本セット:8.725円/単品価格:2,615円) |
購入店 | Amazon |
最近、就職活動を終えて暇が出来た長女が夕食の材料買い出しと調理を担当してくれることが多くなりました
(「実費とおこづかい付きで」ですけど)。
なので本日のお料理当番は長女で、メニューは韓国風肉じゃが、ベーコンとズッキーニのソテー、炊き込みご飯。
赤でも白でも良さそうなメニューですが、上記のようにセットで買ったルイ・ジャドの白との稽古を開始したかったので、
まずは一番ベーシックな銘柄と思われるACブルゴーニュのシャルドネをチョイスしました。
この銘柄とは8年前に2011年産と稽古しており、かなり好印象だった模様です。
色はとても薄めのレモン色。2020年と若いですし、このグレードですからね
・・・と舐めて掛かって香りを嗅ぐとちょっと「おぉっ!」ってなります。
まるで高級ブルゴーニュな、リンゴのフルーツと蜜の香り、それにほんのり香ばしい樽の香り。
香りのボリュームこそそこそこですが、その雰囲気はまるでピュリニー・モンラッシェです。
味わいも、旨味と酸味がギュッと凝縮していて、アクセントにほのかな甘み。
抑制の効いたタイトな味わいに好感が持てます。
不肖安ワイン道場師範はコレを「ピュリニー・モンラッシェです」といって出されればマルッと信じます。
ACブルゴーニュとしてはビックリするくらい美味しいワインです。
やっぱり大手の技術力向上には目を見張るものがあるというか、1本5,000円とかする「名門」のACブルを買う意味とは?
と考えちゃいますな・・・などといった戯言は置いといて、このワインはホントお薦め。
軽く3,000円超の価値を感じます。
翌々日、バンドの練習後の反省会が比較的真面目な時間に終わったので飲み直しで。 やっぱりコレ美味いですよ、間違いない。自信を持ってお薦め致します。
点数 | 80点 |
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リンク |
ルイ・ジャド 白ワイン 5本セット 11,441円 Bourgogne Chardonnay 2020 [Louis Jadot] 2,354円(9/2現在) |