5月、新緑の季節ですねぇ。勝沼のブドウも既に花芽を付けていました。
さて今月で安ワイン道場は28年目に突入します。
ここまで続いているのは、あまり無理をせず、身体と財布の健康を保ってきたからだと自負しております。
皆さんもあまり飛ばさない方がよろしい。特に昨今のブルゴーニュあたりの値上がりは、
もう常人が追いかけられるレベルでは無くなっています・・・と言いながら今でも好きですけどね、ブルゴーニュ。
でももうグランクリュとかは買えないなぁ。
一方で安ワインは未だに庶民の味方、昔と変わらぬお値段でどんどん品質が上がってきているように感じます。
28年目の安ワイン道場も、これまで通り「安ワイン道」に邁進しますのでよろしくお願いします。
月火の休肝日明け、小瓶保存のワインも無いので、食前酒は最近購入したチューハイ。
銘柄はキリンの「氷結 mottainai 浜なし」、フードロス対策で横浜特産の「浜なし」の規格外品
(「みつ症等」)を使ったチューハイとのこと。
アルコール度数は5%だけど、、果汁はなんと0.2%!1缶に入っている量はなんと0.7ml!!
それでも香料や糖類・酸味料で、上手に梨っぽく演出されてます。
美味しいんだけど・・・こういうエコが前面に出された商品は胡散臭く感じてしまうのよ。
そして果実名を出すなら少なくとも10倍の2%くらいは果汁が無いとねぇ。やはりチューハイは同じキリンの「本絞り」推しです。
名称 | Château Carillon 2011 シャトー・カリヨン 2011 |
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生産者 | Ch. Carillon シャトー・カリヨン |
価格 | 1,098円 |
購入店 | オーケー みなとみらい店 |
本日の夕食は、連休中にコストコで買ってきたレトルトの「ミートボール 濃厚ポルチーニクリームソース」、
そして師範代謹製の肉じゃがと、新玉ネギとトマトのマリネ。
和洋折衷な日本の夕餉です。
合わせたワインは、オーケーみなとみらいで安売りされていたボルドー産の赤。
お値段1,000円ちょいなんだけど、AOCはフロンサックでヴィンテージは2011年、おまけに2014年に金賞受賞したシールあり。
「逝ってなければ良いなぁ」「案外お宝発見かも!」とワクワクしながら稽古しました。
外観は、ベースはボルドーらしい暗い紫色だけど、かなりエッジにレンガ色が見えて熟成が感じられます。
香りは・・・弱いっすね、チーン!果実の抜け殻的な雰囲気がほのかに漂います。良い感じの熟成ボルドーから果実の香りを引いた感じです。
味わいも、熟成ボルドーらしい抑制の効いた感じ。良く言えば落ち着いた、悪く言えばイガラっぽさが前面に出た「骨皮ババァ」的な味わい。
アタリかハズレかで言えばハズレです。安さのヒミツは内容にアリ、ですね。
でも、そもそもはもっと美味しかったんだと思います。このワインとは8年前くらいに出会いたかった感じですね、南無。
点数 | 65点 |
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連休明けのディスクロージング・ダイエット、減少ペースを維持すること期待しておりましたが・・・
ぎりぎり目標値は達成しているものの(昨日はチートデー明けなので不問)、明らかに停滞気味になっております。
そして気になるのは体脂肪率が一向に減らないどころか増え気味なこと。
要するに脂肪だけじゃなく筋肉も落としている、ということでしょうね。
やっぱり摂取量だけの調整だとそうなるよね。
これじゃイカン!ということで、代謝を上げるために「ダイエット ストレッチ」を始めました。
毎年ダイエット時期にはこれをやっていたのですが、今年はサボってました。
ちなみにこのYouTube、ダイエット期間は毎日フル再生することになります。
YouTubeで再生回数を上げ、離脱率を下げるにはこういう「一緒にやりましょう」系のコンテンツが良いと思うんですよね。
楽器やスポーツの練習動画とかね。
それをワインに応用できれば師範もたちまち有名ユーチューバー・・・は無理だな。だってそんなの全く思いつかないもん。
本日は母の日なので、子供たちがいろいろ作ってくれております。
朝食は、次女作のフレンチトースト。前日から牛乳と卵の液体に漬けこまれていてふっくらな仕上がり。
ソースも冷凍のブルーベリーを煮詰めて作ったそうです。ベリーナイスでした。
昼食は、長女作のスパゲッティ・ナポリタンと野菜スープ。そりゃもちろん昨日のワインの残りに合わせますよ。
ちょっと甘めで懐かしい、昔の喫茶店風のナポリタンでした。
ちなみに、師範の実母には電話と、ちょこちょこっとした贈り物を。モノは師範代に手配して頂きました。
師範代にはいつもお世話になっております。
今日の夜は家族で外食の予定だけど、ちょっと小肝臓が空いたのでその前に日本酒を。
頂いたのは菊正宗の「しぼりたて銀パック」、酒臭さが無くてスッキリですね。
結構イケると聞いたので料理酒用に買ったんだけど、これがホントに結構イケます。
母の日なので、夕食は師範代の希望で焼肉を。
お店は、天王町商店街の東寄りにある焼肉 cou couというお店。
前回訪問したのは1年半前ですね。
この商店街にはホルモンがメインの焼肉屋さんもあるので、使い分けています。
ちなみにこの週末、天王町商店街では「ちょい呑みフェスティバル」が行われていました
(昨年参戦した様子がこちら)。
参加しているお店は人であふれていましたが、幸い?このお店は不参加だったので、通常通りに利用することが出来ました。
こちらのお店、予約の際に「ホームページを見て予約しました」 と申し出るとチョレギサラダをサービスして頂けます。 これが結構な量あるのでありがたいっすね。
サラダをつまみながら、子供たちが注文する肉を決めるのを眺めながら、まずは瓶ビール 600円をグビッと。 スーパードライなのがちょっと残念ですが、中瓶600円は今どきありがたいです。 量的な観点から、師範は生ではなく瓶派です。
最初のメニューも注文を済ませて、改めて乾杯!母の日おめでとうございます!>師範代
ちなみに子供たちはマンゴージュース、師範代はなんか知らんソフトドリンクをお召し上がりでした。
焼肉屋なのでもちろん肉を焼きます。
奥がタン塩で手前が黒毛和牛特選上カルビ【A5】と上塩ハラミ。
どれも質が高くて、とても美味しゅうございます。
こちらはホルモン三種盛り、内容は上ミノと上ホルモンとレバー。 こういう内臓肉はやっぱり焼肉屋で食べるのが一番ですね。
瓶ビールを2本飲み干して、グラスワインを頂きます。
グラスワインの選択肢は5種類ありました。
壁に貼られていたのは南仏産のメルロー(1,000円)、
ハウスワインはイタリア産の赤と白(各700円)、それにサントリーフロムファームの甲州(700円)とマスカット・ベーリーA(700円)。
ここはもちろんマスカット・ベーリーA一択ですよ。飲んで応援日本ワイン!です。
決して濃くはないし樽もかかってないシンプルな赤ですが、
結構量はたっぷりで、「あぁマスカット・ベーリーAだな」と感じられてナイスです。
76点くらいですかね。
その他もろもろ焼肉やおつまみを注文して、〆の炭水化物はカルビ麺というもの。 具だくさんのスープに冷麺の麺が入っていました。これも美味しいな。やっぱり焼肉屋の麺類やご飯ものは美味しいですね。
「別腹」で注文したのがイチゴのアイス。
冷凍したアイスの中に練乳を入れて凍らせ、上からも練乳がかかっています。「甘酸っぱいは善」ですよ。
そんな感じの母の日ディナー、お会計は16,000円台でした。
奢ってくれてありがとうね!>子供たち。これからも美味しいものをいっぱい食べよう!
母ではない師範にも焼肉を奢ってくれるとのことだったので、 道場に帰ってからのお茶菓子は師範が午前中に買ってきました。 キルフェボンの赤いフルーツのタルト、道場のお祝い事の定番メニューです。華やかで甘酸っぱくて良いですよね。
本日は天気がいいので初夏の園芸作業。
道場の南側は他人様の駐車場になっております。
そのうち建売住宅かなにかが建つだろうなぁと思いつつ17年、未だ駐車場で助かっています。
そことの境にはヒイラギモクセイを植えていて、こちらが剪定前。
微妙に越境しているし、ヒイラギモクセイって葉にトゲがあるため、
駐車場を利用される方がチクチクしそうなので定期的に刈り込む必要があります。
こちらが剪定後。上の方は少々出っ張っておりますが、チクチクしないのでご勘弁ください。
ちなみにヒイラギモクセイ、生垣や植え込みとしてはメジャーな樹種ですが、
外来の害虫であるヘリグロテントウノミハムシに食害されてみるも無残な姿になっているところを多く見かけます。
それに対して道場の生垣は極めて健康、道場界隈では最も美しいヒイラギモクセイの生垣だと自負しております。
合わせて、仲良しな裏のお宅との間に植えているモッコウバラも剪定しました。
モッコウバラはものすごく樹勢が強くて、ビュンビュンとシュートを伸ばすので年に何度も剪定を必要とします。
業を煮やして今年は無慈悲な強剪定を行いました。スッキリしたぁ。
そんな感じで午前中まるまる園芸作業をしておりました。
名称 | Señorío de Segorbe Brut Macabeo N.V. セニョーリオ・デ・セゴルベ ブルット マカベオ N.V. |
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生産者 | Torre Oria トッレ・オリア |
価格 | 658円 |
購入店 | オーケー みなとみらい店 |
朝っぱらから園芸作業をして自分にお疲れさま!ということで、
高級(な造り方をされている)スパークリング・ワインを頂きます。
モノはオーケーみなとみらいで買ったスペイン産のカバ。
お値段税別598円。瓶内二次発酵なんて手間のかかる造り方をして、日本まで流通させてこの値段。
いったいどういうコスト構造なのか、激安輸入ワインを頂く時はいつも気になります。
さて稽古。色は意外としっかりしたレモン色ですが、泡立ちは粗めで少なめですね。
瓶内二次だからといって、シルキーな泡が出るとは限らないようです。
香りは、弱いグレープフルーツと弱いリンゴ。
あまりピンと来ない品種のマカベオ主体だし、泡の勢いが弱いからか、パーッとは香りません。
味わいは思いのほか甘めです。"Brut"表記なんですが、ドザージュは多めな気がします。
その分、安カバにありがちなキンキンとしたステンレス食器を舐めるような感じはありません。
泡マニアにはちょっと物足りない内容かも知れませんが、一般の方々にとってはこれくらいの方が受け入れられやすいのかもですね。
今日は↓の赤も開けるので、1/3くらいは明日に残そうと思います。
シャンパンストッパーをしてセラーに立てて保存、翌日昼から再稽古。 泡が抜けると更に甘さが目立つ感じにはなりますが、昼だとそれも良いなぁという気がします。 税別598円ならこれで十分ですよ。
点数 | 70点 |
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名称 | Cono Sur "Green Society" Reserva Especial Pinot Noir 2021 コノ・スル "グリーン・ソサエティ" レゼルバ・エスペシアル ピノ・ノワール 2021 |
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生産者 | Viña Cono Sur ビーニャ・コノ・スル |
価格 | 1,295円 |
購入店 | ワイン&ビール通販 酒のいしかわ |
夕食のメニューは、鶏せせりの塩焼き、鶏砂肝と玉ねぎのガーリック炒め、鶏レバーの甘辛煮、砂肝の端っこのポン酢胡麻和え、ほうれん草のお浸し。
鶏料理主体となればやっぱり選ぶのはピノ・ノワールでしょう。
銘柄は、みんなが気になる「世界最大のピノ・ノワール生産者」であるコノ・スルのおニューな銘柄である「グリーン・ソサエティ」。
敬意を表してリーデルのスーパーレジェーロ、ピノ。ノワール用で頂きます
(画像はツイートをご参照下さい)
色は、ピノ・ノワールらしい赤紫色ですが、透明感としっかりした感じが伝わります。「ちゃんとした」ピノな外観です。
香り・・・がビックリです。ブワーッ!と香ります。ブルゴーニュで言えばボーヌより南、シャロネーズあたりの温度感ですが、
とにかく熟したチェリーとしっかりしたバニラがブワーッ!です。
味わいは、香りの凄さの割にはスレンダーな印象。でも悪くないんですよ、ちゃんと酸味もしっかりしているし、甘味と渋味も仕事しているし。
間違いなく美味しいピノ・ノワールです。
「これが1,000円台前半なのか?」と驚くクオリティです。コノ・スルの本気を見た気がします。
だって金魚鉢みたいなデカいグラスでも抜けた感じがせずにしっかり香るんですよ。大きめグラスで飲まれることを推奨します。
普通にスクリューキャップを戻して、セラーに立てて保存した翌日再稽古。 昨日ほどの「凄ぇ!」感は無くなって、良くも悪くもチリのピノ・ノワールという感じになりました。 というかやっぱりグラスのマジックかなぁ。昨日はホントにビックリしたもん。
点数 | 82点 |
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リンク |
Cono Sur "Green Society" Reserva Especial Pinot Noir 2021 送料込み 2,085円 組み合わせ自由 コノスル グリーンソサエティ 6本 赤白ワインセット 8,980円 |
購入したショップだと、現在は送料込みの単品価格(2,085円)しか選べないので、
送料抜きの単品価格(1,380円)で買えるおなじみショップへのリンクも張っておきます。
「よりどり6本で送料無料」らしいので、他のワインと抱き合わせで買うことをお勧めします。
名称 | Koshu 100% 2023 甲州 百 2023 |
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生産者 | Marusan Winery マルサン葡萄酒 |
価格 | 1,848円 (720ml) |
購入店 | マルサン葡萄酒 |
ワインは、先月末の「勝沼ワイン散歩2024」で試飲して購入した甲州種100%のワイン。
ヴィンテージは昨年、2023年産です。
醸造家の若尾氏曰く『熟すまで待って遅めに収穫し強く絞ったので、酸は少なめで渋みが出る』とのことでした。
試飲した時にとてもフレッシュでエキゾチックに感じられたのでゲットした次第です。
ちなみに調理は豚ロース薄切りの香草焼き、モッツァレラトマト、いんげんの胡麻和えです。
色は、ほんのり赤みを感じる薄黄金色。
甲州って皮に軽く色が付いているので、強く絞るとその色が出るんですね。
香りは、やっぱり和柑橘系ではありますが、カボスやスダチではなくて黄色い柚子(の実の部分)の香りです。
香りもちゃんと熟していますね。
味わいは、確かに渋みが感じられます。ある種のオレンジワインみたいです。
思ったほど酸味は弱くなく(数値でも確認)、甘さはそこそこ。ソフトな印象の甲州です。
試飲した時は、もっとシャープに尖った印象があったのですが、マル1本飲むと慣れてくるのか、柔らかいワイン、という感じでした。
多分、狙いドコロは「日本の日常の食卓に寄り添うワイン」なのでしょう、それが体現できているワインだと思いました。
小瓶保存した翌日、安カバと比較しながら再稽古。 色は明らかに赤みを感じます。香りのボリュームも全然負けてませんよ。 味わいにはちょっと甘酒のような酵母の雰囲気が出てきました。面白いワインです。
点数 | 76点 |
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ダイエットのために休肝日の翌朝は4:30頃から散歩を続けております。
その経路上、道路わきの植え込みにあるスイカズラ、
先月の23日にはまだ開花前でしたが現在は絶賛満開中です。
そろそろ終わりな感じなので、香りを取るのは今がチャンス。次のターゲットはクチナシですね(ハゴロモジャスミンは苦手です)。
クチナシは園芸植物なので発見が楽ですよ。
名称 | Vipra 2021 ヴィプラ 2021 |
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生産者 | Bigi ビジ |
価格 | 1,414円 (単品価格:1,738円) |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
本日の夕食メニューは、鶏手羽中のから揚げ、さつまいもと新じゃがとベーコンのチーズ焼き、カリフラワーとトマトとレタスのサラダ。
ワインは、1月に買った「トスカニー イタリアワイン専門店」(といってもイタリアワイン以外も売られている)の
「【送料無料】今月のスペシャルワインセット赤3本白2本泡1本 9,900円」からの最後の1本。
イタリアはウンブリア州の赤で、品種はメルロー主体にサンジョヴェーゼ、モンテプルチャーノ。
品種ごとに分けてフレンチオークの小樽(バリック)で8~12ヶ月間熟成しているそうです。
色は、メルロー主体らしい濃い紫色ですが、どことなくイタリアの明るさがあるというか、テカテカした光を感じる外観です。
香りは、メルローというよりイタリア(笑)。ドライプルーン的なフルーツの香りに、ナツメグっぽいスパイスの香り、それにほんのりバニラの樽香。
ボリュームは小さめですが、複雑さのある香りです。
味わいは、渋みはあるけど柔らかく、甘酸っぱさが下支えしているバランス。スイスイ飲めますね。
今の時期冷やしめで飲んで吉です。
イタリアの赤らしい、明るさと人懐っこさがありながら、メルロー主体なのでどこかしっとり落ち着いた印象を受けるワインです。
"BIGI(ビジ)"という造り手、師範世代が若いころ目を輝かせたDCブランドの"BIGI"とは関係なさそうですが、覚えやすくていいですね。
小瓶保存した翌々日再稽古。ちょっとアルコール感が増して普通の赤ワインになっちゃったような。 今の状態で採点すると74点くらいですが・・・小瓶保存でも変化は避けられないんですよね。移す時に空気に触れるから。
点数 | 78点 |
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リンク |
【送料無料】今月のスペシャルワインセット赤3本白2本泡1本 9,900円 (現在のセットには含まれていません) Vipra 2021(Rosso Umbria) [Bigi] 1,738円 |
このセット、いわゆる福袋ほどには割引率は高くないんだけど、 イタリアワイン専門店(といってもイタリアワイン以外も)らしいバリエーション豊かなワインが届いて楽しいです。 過去何度か買っていますが、同じワインに当たったことはありません。 師範同様の「イタリアワインは良くわからない」勢には、ランダムに飲める楽しさがあるのでお薦めします。
ディスクロージング・ダイエット、ゴールデンウィークの10連休でペースが落ちることが心配されましたが・・・
結果的には減少傾向を維持しています。肝臓11連勤だったので、「毎日が深酒デトックス効果」だったとも言えますが。
「本当にディスクローズするだけで痩せられる?」かというと、ちょっとカラクリがありまして・・・
実はお昼の主食をこういう低糖質の麺類に変えています。あまり美味しくないんだけど、体重減少には分これが一番支配的ですね。
ほぼ在宅勤務という特殊な条件だから出来るわけで、なんか騙していたみたいですみません。
とはいえディスクローズすることでモチベーションが維持できていることは間違いないです。
10連休最終日なので、プレミアムに始めます。
ヱビスのジューシーエール、曰く「白ブドウのような香りとグレープフルーツの風味」らしいですが、
確かにそんな感じはするものの、原材料にグレープフルーツが使われている割には・・・って感じです。
でもまぁ美味いっす。去り行く連休に乾杯🍺
名称 | Villiera "Barrel Fermented" Chenin Blanc 2022 ヴィリエラ "バレル・ファーメンテッド" シュナン・ブラン 2022 |
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生産者 | Villiera Wines ヴィリエラ・ワインズ |
価格 | 2,948円 |
購入店 | アフリカー |
昨日アフリカーさんでシュナン・ブランを試飲して、
「やっぱシュナン・ブラン美味ぇな」と再認識したので、本日の稽古相手は南アフリカのシュナン・ブラン。
造り手は、1,000円台で超華やかなヴィリエラ・ジャスミンを造るヴィリエラ。
この銘柄は、前回アフリカーさんを訪問した時に試飲して買いました。
前回と今回、写真の画角が全く同じ。進歩ねぇなぁ、と思います。
ちなみに本日の料理は、和風ローストビーフ、真鯛と新玉ねぎのマリネ、青梗菜のガーリック炒め、(昨日の残りの)鶏の唐揚げです。
まず外観。色は非常にしっかりした濃いレモン色です。
(ツイートした写真でご確認ください)。
香りは、トロピカルなフルーツと蜂蜜の香り、それに強いけど出過ぎないアメリカンなコーヒー的な樽香と若干の焦げゴム香があります。
しっかり複雑な香りですね。
味わいは「濃い」んですよ。甘味も酸味も旨味も濃い。アルコール度数は14.5%、ゴクゴクとは飲めないしっかり系の白ワインです。
やっぱり美味いなぁ、南アフリカのシュナン・ブランは、と倒置法で語っちゃいますよ。
ローストビーフにも負けないボディの強さがあります。いわばワイン界の由美かおるですな・・・ってかそういう例えはやめなさい>自分
小瓶保存して翌々日再稽古。改めて見てもやっぱり色濃いですね。黄金色に近い感じです。 香りの印象も大きくは変わりません、ただ今日は金柑っぽさも感じられました。 味わいもしっかり濃くて、鶏手羽中のから揚げにも全く負けない、というか良い感じにフィットしました。
点数 | 81点 |
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本日は、都内で昼間っから飲み友だちと会食する予定があり、「その前にアフリカーさんに集合しましょう」ということになったので、 久しぶりにアフリカーに来ております。到着したのは午前11時30分過ぎ、気の早い師範は当然一番乗りです。
ただ集合するだけでなく、当然試飲もさせて頂いております。 いつも通り6種類で1,500円、まだ皆さんが揃うまでには時間があるのでじっくり試飲させて頂きました。
・Raats Original Chenin Blanc 2022 3,410円(ボトル)
このお店の凄いところは、試飲用に超高級グラスが使えることです。
今回師範が選んだのは、ロブマイヤーのバレリーナ。お値段一脚22,000円だそうです。ひえ~!
ワインはほんのり赤みがかった濃いめのレモン色で、香りには蜜っぽさがしっかり感じられます。
"Un Oaked"なんですが、どことなく樽っぽい香ばしさが感じられるのが不思議です。
味わいはとてもしっかり。甘酸っぱさ全開ですね。これは美味しい。83点くらいです。
・Stark-Condé Field Blend 2020 3,949円(ボトル)
こうやってグラスの写真を撮っているのですが、全然違いはわかりませんね。
品種は、ルーサンヌ, シュナン・ブラン, ヴェルデホ, ヴィオニエらしいです。
色は、前のラーツより少し薄めに感じました。香りにしっかり樽の雰囲気があって味わいも濃さがあって、
典型的な南アフリカの白ワイン、という印象を受けました。80点くらいでしょうか。
・Waterford Estate Single Vineyard Chardonnay 2018 5,390円(ボトル)
同じアングルでの写真を撮り忘れ、更にはほぼ飲み干すまで写真撮るのをわすれていました。
外観はパリッとしたレモン色です。香りのボリュームは前の二銘柄よりはるかに大きくて、強めの樽香が感じられます。
味わいは、甘味と旨味もありますが、それを支える酸味がしっかりしています。これも美味しいですね。82点でしょう。
・Rijk's "Touch" Pinotage 2020 3,658円(ボトル)
後半は赤です。最初に合流して頂いたのはハッピーなつみさん。お久しぶり・・・でもないか。1ヶ月ぶりくらいですね。
ピノタージュはピノ・ノワールとサンソーを親に持つ品種ですが、
このワインは鼻で嗅ぐ分にはサンソーっぽい南仏の香りがして、
口に含むとピノ・ノワールらしいブルゴーニュの香りがします。面白いですね~。これまた80点くらいです。
・Cavalli "Black Beauty" Shiraz 2017 2,200円(ボトル)
お店の方(この日は店主の小泉さんは不在でした)の説明によれば、『南アフリカには珍しい濃いシラーズ』らしいです。
軽めだとSyrah、重めだとShirazを名乗ると聞いたことがあります。
飲んでみると、確かに渋味が強くて濃いのですが、ジャムっぽさと軽い熟成感があって、めっちゃ濃いって感じではなかったと思います。
丸一本飲むと印象が変わるのかもしれませんが。78点でしょうか。
・Shannon Elgin Pinot Noir 2022 3,102円(ボトル)
最後は王道のピノ・ノワールです。この頃になるど本日ご一緒する方の大半が揃って、店の中は大繁盛しておりました。
写真でもわかるように色は前の二種と比べると明らかに薄めの紫色です。
でも香りは立派です。華やかなチェリーの香りがパーッと広がります。やっぱりピノ・ノワールは美味しいなぁ。82点です。
集合時間の少し前にはほぼ皆さん集合。それでは飲み会会場に参りましょう! お騒がせしました>アフリカーさん
本日の目的は、サイゼリヤでワイワイとワインを飲みましょう会。
お店はサイゼリヤ 日本橋浜町店、
2年前にも同様の会で利用させて頂いております。
上階にチェーンの本部がある、サイゼリヤの旗艦店ですね。
サイゼリヤのワインが安くて美味しいことはもう既に一般常識化していますよね。
師範もつい三日前も一人で利用したりしております。
なので、「サイゼリヤって凄いだぜ!」な紹介ネタとしてのワイン会ではなく、
単に飲み仲間が気軽に飲む会という感じになっています。
本日の参加者は下記の8名でございます。
・あいさん(幹事)
・Kohさん(初サイゼリヤ会)
・ハッピーなつみさん(西関東の小野小町)
・mishikaさん(南アフリカの相武紗季)
・ayucowさん(妊娠六ヶ月)
・アレンさん(同じ作者のTシャツ)
・ひろくんさん(新進美人ソムリエールの旦那)
・安ワイン道場師範(サイゼリヤワインはほぼ全部飲んでます)
最初は、サイゼリヤのメニューの中ではかなり利益率が高いと思われる生ビール 400円で乾杯! やっぱり日本人たるもの「とりあえずビール!」ですよ。
名称 | 7 Note Brut N.V. セッテ・ノーテ ブリュット N.V. |
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生産者 | San Paolo di Jesi サン・パオロ・ディ・イェージ |
価格 | 1,650円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 日本橋浜町店 |
ビールで喉を潤したらもちろんスパークリングワインです。
2年前のこの会でも稽古しています。
ただ、造り手が変わっています。前回は「Il Teatro del Vino (Pontemagno)/イル・テアトロ・デル・ヴィーノ (ポンテマーニョ)」
だったものが、今回は「San Paolo di Jesi/サン・パオロ・ディ・イェージ」。
OEM先の変更ですかね。
もう何回も稽古しているわけで、今回は他の方のコメントを取ろうとしましたが・・・最初の数本だけで躓きました。
だって皆さん話に夢中でワインのコメントなんてしないんだもん。
こちらはみんなのアイドルayucowさんのコメントです。
『色うすい。青リンゴの香り。何の邪魔もない、酸はこれくらいが好き。今日の天気に合う』
だそうです。「今日の天気に合う」は良いコメントだなぁ。
点数 | 75点 |
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ワインが来たので改めて乾杯!やっぱり安ワイン者は安スパークリングで乾杯ですよ。 グラスがショボいことだけがこのお店の弱点、ガラスじゃ無くても良いから、もう少しボウルの形をたまご型に・・・無理か。
名称 | Don Raffaele "Cuvee Speciale" Pinot Chardonnay Brut N.V. ドン・ラファエル "キュヴェ・スぺシアル" ピノ シャルドネ ブリュット N.V. |
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生産者 | Casa Vinicola Morando カーサ・ヴィニコーラ・モランド |
価格 | 1,100円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 日本橋浜町店 |
スプマンテがもう1本ありますのでそちらも。このワインと前回稽古したのは1年前。
こちらも造り手の表記が変わっていて、"CA.VI.M"と書かれています。
これは多分"Casa Vinicola Morando"の略なんでしょうね。
ちょこちょこ書かれていることが変わるのが興味深いですな。記録、大事です。
こちらもayucowさんのコメントを頂きます。
『泡が大きい・ふつうの味わい』
以上・・・やっぱりだんだんコメントが短くなりますな。
前のが1,650円、こちらは1,100円。確かに若干こちらの方が雑な感じはしますが、
お値段を考えればこれで十分な気もします。
点数 | 74点 |
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料理もいろいろたのでおります。
・小エビのサラダ 350円
サイゼリヤ、魚介類のメニューが少ないんですよね。なのでこの小エビのサラダはお薦めです。
名称 | Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico 2022 ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イェージ・クラッシコ 2022 |
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生産者 | S. Piersanti S.ピエルサンティ |
価格 | 1,100円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 日本橋浜町店 |
次は白を2本注文しました。
1本目は、サイゼリヤの白と言えばこちら、ヴィーナスの絵が描かれたヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ・クラッシコです。
そんなクソ長い名前はだれも覚えられないので、お店での表記は「ベルデッキオ」です。
このワインとの前回稽古は半年前。1本1,100円と激安ながら好印象の白ワインです。
早くもコメント記録も尽きてきているのですが、メモにはあいさんのコメントがありました。
『ヴェルディッキオだと好き』
えーっと、何と比較してのコメントかはわかりませんが、ヴィーナスの絵が似合う東のクレオパトラはヴェルディッキオがお好きなようです。
点数 | 76点 |
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サイゼリヤのツマミと言えばこちら。
・辛味チキン 300円
成形肉を骨に巻き付けたんじゃないか?ってくらい骨離れが良くて食べやすいんですよね、これ。
名称 | Bacaréto 2022 バカレト 2022 |
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生産者 | Pontemagno ポンテマーニョ |
価格 | 2,200円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 日本橋浜町店 |
前のベルデッキオが軽めの白だということはわかっていたので、もう1本は重めの白を選ばせて頂きました。
こちらの前回稽古は半年前、しっかり華やかな香りが好きな銘柄です。
そしてこちらのワイン、皆で品種を当てっこしておりました。
師範は「ゲヴュルツ」と素っ頓狂なことを言っておりましたが、唯一アレンさんだけが『これもヴェルディッキオ?』と当てておられました。
さすがです。単なるイケメンじゃないんですね。
そして、ラベルをよく見ると"Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico Superiore"と書かれているんですよね。
みんな注意力無さすぎです。
点数 | 79点 |
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続々と料理が到着します。
・アスパラガスの温サラダ 300円
・エスカルゴのオーブン焼き 400円
・アロスティチーニW 800円
エスカルゴが400円とか、ラム串が1本200円とか・・・ホント他の追随を許さない価格設定ですね~。
名称 | Reggiano Lambrusco Secco N.V. レッジアーノ・ランブルスコ・セッコ N.V. |
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生産者 | Medici Ermete メディチ・エルメーテ |
価格 | 1,100円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 日本橋浜町店 |
師範はいつも「赤の渋味に炭酸は合わない」と言っていて、ランブルスコもそうなのであまり得意ではないことは皆さんご存じです。
だから、敢えて注文されたのがこちらのランブルスコ。そういうことするのはmishikaさんですね。
得意ではないと言いながら、稽古したことが無いわけではなく、前回稽古は14年前、点数は67点。
・・・やっぱり自分では注文したがらない銘柄みたいです。
ランブルスコが好きなmishikaさんに「なぜ好きなのか?」聞いてみました。返答は
『大好きな赤と大好きな泡が同時に楽しめるから』
だそうです。なるほど。しかしmishikaさんの酒量だと赤と泡、両方開けちゃえばいいんじゃない?と思ったりもしました。
そして師範もだいぶランブルスコが好きになってきましたよ。
点数 | 75点 |
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炭水化物も頂きます。
・バッファローモッツァレラのピザ Wチーズ 600円
ピザ類はWチーズにするのが正解です。オトナですからね。
名称 | Ranuccio Barbera 2018 ラヌッチョ バルベーラ 2018 |
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生産者 | Castelli del Duca カステッリ・デル・ドゥーカ |
価格 | 1,650円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 日本橋浜町店 |
赤も、濃そうな銘柄を同時に2本注文しました。
こちらがラヌッチョだかヌラッチョだか分からなくなることで有名なエミリア・ロマーニャ州のバルベーラ。
前回稽古したのは半年前です。
"Colli Piacentini"というDOCは、ほぼこれでしか稽古したことがありません。
ヴィンテージは未だに2018年から変わらず、あまり注文されない銘柄なのかもしれません。
そしていよいよ人サマのコメントも取っておらず、何も書くことが無いわけですが、
ザックリいうと↓次のワインよりちょっと軽めで明るい香りと味わいでした。
バルベーラ対ネグロアマーロですからね、そりゃそうだよね。
どちらが好きか聞いたところ、女性陣は皆さんこちらがお好きなようでした。なるほど。
点数 | 78点 |
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船釣りの名人Kohさんが「食べたい!」と言われたのでこちらも。
・ペンネアラビアータ 430円
辛いペンネだけだとワインと合わせるのは難しいかもですが、
たっぷり掛けられたチーズが間をとりもってくれています。
名称 | Salice Salentino Negroamaro Riserva "Rena" 2019 サリーチェ・サレンティーノ ネグロアマーロ・リゼルヴァ "レナ" 2019 |
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生産者 | Leone de Castris レオーネ・デ・カストリス |
価格 | 2,200円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 日本橋浜町店 |
こちらが、サイゼリヤのスペシャルワインの中では一番濃いと思われるサリーチェ・サレンティーノ。
前回稽古したのは半年前です。
その時は「これがお店で2,200円で飲めるのは革命」なんて書いているわけですよ。師範イチオシの銘柄なわけです。
そしてやっぱり濃いんです。タンニンしっかりで甘酸っぱくて、どしんと重たいワインです。
でも、↑のバルベーラよりこちらが好きだと言ったのは師範とアレンさんだけだったかな?(※)
アレンさんは濃いシラーズとかがお好きですからね、さもありなんでございます。
(※) ayucowさんもレナ派でした。謹んで訂正させて頂きます。
点数 | 81点 |
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今日イチ美味しかった料理がこちら。
・ラムと野菜のグリル 870円
ラムがね、めっちゃ柔らかいのよ。箸休めの野菜もグッドグッド・・・箸じゃなくてフォーク使いましたけどね。
名称 | Saizeriya Vino Rosso N.V. サイゼリヤ ヴィーノ・ロッソ N.V. |
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生産者 | Cantina Cliternia カンティーナ・クリテルニア |
価格 | 1,100円 (お店価格 : Magnum) |
購入店 | サイゼリヤ 日本橋浜町店 |
ここから行くわけですよ、サイゼリアと言えばマグナムボトルのワインです。
少人数だとなかなか注文できないので、実はマグナムの赤は道場初登場。
前回は白、2年前のこの会にてこのお店で頂きました。
ラベルには産地等の細かいことは書かれていませんが、"Cantina Cliternia"をググると所在地はモリーゼ州、
創業は1972年で、周辺150の農家から葡萄を買う共同組合みたいです。
サイゼリヤが輸入しているのは多分コレ
に近いモノでしょうね。だとすると品種はモンテプルチアーノ種でしょう。
そしてこれが美味しかったのよ。アレンさんは『これが今日イチ美味しい』と言われていました。
ハッピーなつみさんも『ドリンカビリティが素晴らしい』とのこと。
3日前に稽古した赤とモノ自体は同じだとは思うのですが、
こちらの方がはるかにフレッシュで果実味にあふれていて、ガンガン飲める赤でした。
そしてガンガン飲んじゃってこの先は記憶がオボロゲになってしまいました。
点数 | 80点 |
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サイゼの美味しい肉料理といえばコレ。
・若鶏のディアボラ風 500円
ひろくんに切り分けて頂いております。
彼はメンバーで一番若いのに、よく気が利くしオッサン&オネェサンに囲まれても物怖じしないし、とても素敵な男性です。
そしてもっと素敵な女性と結婚されています。
名称 | In Cantos 2022 イン・カントス 2022 |
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生産者 | Dolianova ドリアノーヴァ |
価格 | 1,650円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 日本橋浜町店 |
一通りマグナムまで進んじゃったので白に戻って2週目です。
この銘柄との前回の稽古はつい2ヶ月ほど前。
個人的にはあまりピンと来ない銘柄なのですが、トップソムリエの田邉公一氏はじめ、このワインを推す人が多いんですよね。
師範は白でも味が濃い方が好きなんだけど、スッキリしている方がサイゼリヤの料理には合うのかな?
もちろんどういうワインだったかは覚えておりません。メモにも「インカントス」としか書かれていません
(銘柄をメモったということは、なにか書く意思はあったんでしょうね)
大変残念な限りですが、情報が必要な方は前回の稽古日誌をご参照下さい。
点数 | ??点 |
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これもサイゼリヤの定番メニューですね。
・柔らか青豆の温サラダ 200円
「軽快な白ワインに合わせて」なんて小ジャレた気持ちで注文したわけではなく、
『そういえば忘れてましたね』って感じで注文、安定の美味しさです。
名称 | Chianti Rufina Riserva "Monte F.lli Bellini" 2019 キアンティ・ルフィーナ リゼルバ "モンテ・フラッテリ・ベリーニ" 2019 |
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生産者 | F.lli Bellini フラッテリ・ベリーニ |
価格 | 2,200円 (お店価格) |
購入店 | サイゼリヤ 日本橋浜町店 |
更に赤を追加しております。これで8人で10本(11本相当)、ビールも飲んでいるのでしっかり出来上がっております。
ちなみにこのワインも2ヶ月前に稽古しておりますので、そちらをご参照ください。
ちなみにサイゼリアにはもっと安い、1本1,100円のキアンティもリストされています。
サイゼリヤの現行ラインナップの中で、安ワイン道場に登場していない銘柄はそれだけですね。
次回はそこも押さえて、パーフェクトを狙う必要があると感じました。
点数 | ??点 |
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これは食べた記憶がありませんが、写真には残っていました。
・スープ入り塩味ボンゴレ 500円
夕方になって日が陰り、写真がセピア色っぽくなっているのが趣深いですね。
お昼1時にスタートした飲み会、終了したのは午後5時を過ぎていました(ガラガラだったので追い出されませんでした)
お会計は・・・いくらだったんだろうね?多分一人4,000円くらいだったんじゃないかと思います。
楽しく盛り上がっておりましたので、みんなで二次会に行きます。 気が利くひろくんにササッと探して頂いたのがあおもり屋 日本橋浜町店という居酒屋さん。 サイゼリヤから歩いてすぐのところにありました。
もちろんこちらでも乾杯します。同じメンバーで3回目、酒好きは困ったもんですな。 師範は↓のシードルを注文したようです。他メンバーには生ビールの人もいますね。自由飲酒党の党大会ですが、 裏金問題は一切ありません。
名称 | Tekikaka Cidre N.V. テキカカ・シードル N.V. |
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生産者 | Moriyama-en もりやま園 |
価格 | 1,190円 (お店価格) |
購入店 |
こちらが2軒目の1杯目に頼んだシードルです。
「あおもり屋」ですから、青森の食材やお酒がいろいろと取り揃えられているようです(ということを翌日お店のサイトで知りました)
どんなシードルだったか・・・ほとんど覚えちゃいませんが、りんごの香りが意識の中に残っておりますので、
生のリンゴに近い、フレッシュな香りと味わいだったんだろうと想像されます。
点数 | ??点 |
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こんな料理を注文しているんですね。
青森県産極上馬刺し 三種盛り合わせ 1,990円
馬刺に厳しい元熊本県民の師範ですが、これはとてもおいしかったです・・・たぶん。
なんだか赤ワインと白ワイン 各500円も飲んでいるみたいですぞ。
一切の記憶がありませんが、お店のサイトによればハウスワインは「下北サンマモルワイナリー」のワインとのこと。
もう少し意識が正常な時に再稽古したいと思います!
以上の二次会、財布の中身から判断して、ここも一人4,000円くらいだったのかな?
チェーン店みたいなので、どこかの店舗へ再訪問したいと思います。
・・・というような、飲み友だちとの「アフリカー → サイゼリヤ → あおもり屋」のハシゴ宴会でした。
いつものハーレム写真は遠慮して、今回は男子も含めたグループ写真を最後に貼っておきます(クリックしても拡大しません)。
こんなウダツの上がらない初老のオッサンと遊んで頂いてホントありがとうね!>皆さん
本日は、子供らに連れられて(行きの運転手役で)埼玉県飯能市のムーミンバレーパークに来ています。
子供たちはここの施設が好きみたいで、ここ1年で2回くらい来ているんですね。
「お父さんお母さんも行く?」と聞かれて、特にやることも無かったのでお付き合いしました。
朝8時前に道場を出発して開園時間の10時過ぎに到着。
連休中は高速が混むので、八王子の先までは下道(国道16号)を使いました。
ムーミンバレーパークでは「ムーミン谷とアンブレラ」のイベントが開催されております。キレイですね~
・・・と、アラ還のオッサンがムーミンだけで満足できるわけがないので、
個人的に「アルコール込みでムーミンバレーパークを楽しむ」ことを志しました。
ここにその一部始終を掲載したいと思います。
まずはさっそく缶ビールから。
このビールは、入園する前に隣の施設メッツァ・ヴィレッジの売店で購入して持ち込みました。
銘柄はサッポロの黒ラベル、缶には様々な事業を興した実業家、渋沢栄一がデザインされています。
早めにビールを確保する、その先見の明は彼のご利益があったのかもしれません。
それでは楽しい一日になることを願って乾杯!
入園後、早い時間にムーミン谷の食堂へ赴き、入園整理券をゲットしました。
これも賢かったな、待つ時間に「ムーミン谷の映画館」を見て、
ちょうど正午ごろ食事を取ることができました。
こちらのレストラン、一部がテラスになった開放的な造りになっています。
我々はテラス内側のテーブル席に案内されました。
幸いなことに、こちらのレストランにはビールがあります。銘柄はキリンのハートランド、生が1杯600円です。
合わせたお昼は、緑の帽子カレー(ほうれん草ペースト入りシーフードカレー) 1,500円です。
ハートランドって、特別に美味しいとは思わないけど、ちょっとイケてる飲食店には置かれがちですよね。
カレーは・・・お子様でも食べやすい辛さ控えめなカレーでした。
こちらは師範代が注文したおさびし山のハヤシライス(写真)、やっぱり子供は大好きだよね、オムライス。
師範代は子供じゃないけどね。
一番評判が良かったのが、次女が注文したヤーコブさんの空飛ぶシチュー(チキンとバナナのチリソースシチュー)です。
これはちょっと他では味わえない、珍しい雰囲気のシチューでした。
食事のあとは「ムーミン屋敷」を見物。60分待ちでした。
ムーミン屋敷の地下には、驚くことに小樽(バリック)がいくつも置かれていました。
多分これワインだよね。ムーミン谷で葡萄が造られているかどうかは知りませんけどね。
ムーミン屋敷のワインは、きっと彼が飲んでいたんだと思います。 このオヤジ、かわいい顔をしてかなり飲ん兵衛だということが判明しました。
女性陣は園内のカフェでお茶をするということだったので、師範は一旦園外に出ました。
目的は、近くにご在住のお知り合いからDMで教えて頂いた、隣のメッツァ・ヴィレッジで地ビールを頂くこと。
注文したのは、サイボクハムのソーセージ8本と、コラボレーションのコエドビール IPAのセット、
お値段800円です。
これがたいそう美味しゅうございました。パリッとしたソーセージに、しっかりした味わいで肉に合うビール。
「こりゃゴキゲンですわ!」と一人でニヤニヤしながら飲んでおりました。
ムーミンバレーパーク内に戻って、コケムスエリアを見学します。 真ん中にはムーミン谷の全容を現したジオラマがあります。ぱっと見、葡萄が栽培されている気配はありませんでした。
夕方にはだいたい全ての展示は見終わりましたが、ゴールデンウィーク中は毎日午後7時から打ち上げ花火があるということなので、それを待ちます。 ただ待つのも手持無沙汰、ということで瓶のハイネケンを頂いております。330mlで600円です。 多少割高なのは仕方ないっすね。緑を背景にグリーンのボトルがいかにも「インスタ映え」ですよ。
最後に打ち上げ花火を見て終了。付き添いではありますが、アルコールも絡めて一日楽しませて頂きました。
この後は、すぐ横にあるスーパー銭湯「喜楽里別邸」というところに行く予定だったんですが、
まさかの人多すぎで入館規制。いつになるかわからないのを待つにはあまりに帰りが遠いので、あきらめて帰路につきました。
夕食もスーパー銭湯で食べる予定だったのですが、それがなくなったため「困ったときの丸亀製麺」です。
スマホで検索したところ、丸亀製麺 狭山笹井店というところが近い!とのことで速攻向かいました。
「お疲れ様なのでビールでも飲みたいな(※)」とか考えていましたが、
丸亀製麺って飲み物の設定が何もないんですね。おとなしくお茶で頂くことにしました。
(※)もちろんハンドルを握るのは飲まない師範代です。
食べたのは、かけうどんとかしわ天といか天、ちょっと贅沢して天ぷら2品にさせていただきました。
安定の丸亀製麺、美味しゅうございました。
その後は、圏央道に入って、東名の渋滞を避けて相模原から16号、1時間半程度かかって午後10時頃に道場到着。
運転お疲れ様でした>師範代
そんな、家族サービスという名の自分サービスな一日でした!
名称 | Cono Sur "Green Society" Reserva Sauvignon Blanc 2022 コノ・スル "グリーン・ソサエティ" レゼルバ ソーヴィニョン・ブラン 2022 |
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生産者 | Viña Cono Sur ビーニャ・コノ・スル |
価格 | 1,295円 |
購入店 | ワイン&ビール通販 酒のいしかわ |
本日は「ソーヴィニョン・ブランの日」らしいので、道場でもそれに乗っかってソーヴィニョン・ブランと稽古します。
選んだのは、安ワイン者の心の友「コノ・スル」の新ラインナップ、グリーン・ソサエティのソーヴィニョン・ブラン。
他の物は"Reserva Especial"と書かれていますが、これだけEspacialが無い"Reserva"表記。
Especialの有り無しは樽熟の有り無し?わかんないよコノスルさん!
ちなみに料理はコストコで買ってきたチョレギサラダ。加えて豚の冷しゃぶ、合鴨のロースト、とろろ蕎麦。
コストコ、円が弱いからか生鮮食品は高くなりましたね。道場から遠いので、わざわざ行くメリットがかなり薄れました。
では改めてワインと稽古。色はかなり薄めです。グラスの内側に気泡が付くので、若干ガスが残っているものと思われます(飲んでも感じませんが)。
香りはまさしくソーヴィニョン・ブラン。それも昨日稽古した日本のソーヴィニョン・ブランとはだいぶ違って、
トロピカルフルーツ感たっぷりです。
味わいは、この値段とは思えないくらいしっかりしています。
樽を使わないソーヴィニョン・ブランで、これより高い値段を取れるワインを造るのって難しいかも、と思えるくらい完成形です。
やっぱ凄いなぁコノ・スル。#SauvBlancDay にふさわしいソーヴィニョン・ブランで大満足でした。
翌日、ムーミンバレーパークから帰って稽古日誌を執筆しながら再稽古。 味も香りも、昨日となんら変わりがありません。とても良くできたソーヴィニョン・ブランですよ。
点数 | 80点 |
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リンク |
Cono Sur "Green Society" Reserva Especial Sauvignon Blanc 2022 2,085円(送料無料) 組み合わせ自由 コノスル グリーンソサエティ 6本 赤白ワインセット 8,980円 |
スチャラカ師範は10連休、今日は特にすることも無いので都内に遊びに出ることにしました。
第一の目的地は、界隈で話題のIntertWine K×Mというお店。
数少ない"Master of Wine"の称号を持つ大橋健一MW氏と、有名ソムリエ大越基裕が運営するワインショップです。
店は"陽キャの殿堂"麻布台ヒルズの一階にあります。師範ごときの田舎者が足を踏み入れるのは憚られる感じでございます。
でも予約したので足を踏み入れます。目指す場所は店の奥、洞窟みたいになっているところにあります。
ここを訪れた目的は、匠のマリアージュを体験できるみたいだからです。 MWワイン氏が選んだワインと、トップソムリエ氏それに合わせたおつまみを考えて出されているらしいです。サイトに曰く、
『導きだされた一口は、きっと、マリアージュという概念を塗り替える。
「合う」を超え、「絡み合う」。
「相性がいい」を超え、「運命のよう」。
はるか高次元の体験が待っています。』
だそうです。では体験させて頂きましょう。
ペアリングは、全部で15種類くらい用意がありました。だいたい1ペア600円~2,400円くらいの価格設定だったと思います。
当然「安ワイン道場」ですから、安い方をお願いするわけで、1ペア目は日本ワインにしました。お値段は700円です。
Mariko Sauvignon Blanc 2021 [Château Mercian]
椀子ソーヴィニョン・ブラン 2021 [シャトー・メルシャン]
Nagano / Japan
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Saucisson à l'ail × Mint × Arugula × Lime
ソーシッソン・ア・ライユ × ミント × ルッコラ × ライム
日本のソーヴィニョン・ブランとニンニク風味のハムに包まれたミントとルッコラとライム。
これは素人でも「合うだろうな」と感じる組み合わせですね。鉄板のペアリングだと思いました。
名称 | Château Mercian Mariko Vineyard Sauvignon Blanc 2021 シャトー・メルシャン 椀子 ソーヴィニョン・ブラン 2021 |
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生産者 | Ch. Mercian Katsunuma Winery シャトー・メルシャン勝沼ワイナリー |
価格 | 700円 (ペアリングセット) |
購入店 | IntertWine K×M |
まずはシャトーメルシャンが長野の自社畑で造るソーヴィニョン・ブランです。
なぜこれを選んだかというと、先日訪問したワイナリーで醸造されたワインだからです。
メルシャンは椀子にもワイナリーを造ったみたいなので、今後はそちらで醸造されるのだと思います。
色は、大きめの脚無しグラス(リーデルのオー)にごく少量(30ml)なのでよくわかりません。
香りは、いかにもタコにもソーヴィニョン・ブランですね。それも冷涼な地域の雰囲気で、ハーブの香りがしっかり香ります。
味わいはとてもドライ、アルコール度数も高くないのでサラリとした味わいです。
やっぱり上手だよね、メルシャン。ちゃんと品種の個性が表現されていましたよ。
点数 | 78点 |
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次のペアリングは、「せっかくだから自分では思いつかないものにしよう」ということでこちらにしました。
もちろん、600円という一番安い価格設定だった、というのも理由の一つです。
A Villeira Mencia 2020 [Virgen del Galir]
ア・ヴィレイラ・メンシア 2020 [ビルヘン・デル・ガリル]
Valdeorras / Spain
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Monaka shell × Nori Tsukudani × Dried Cranberry
モナカの皮 × 海苔の佃煮 × ドライクランベリー
海苔の佃煮、熟成したボルドーなんかに「ごはんですよ!の香りがする」なんて言うことがあるので、
実際合わせてみるとどんな感じなのか大変興味がありましたが・・・とにかくワインと合わせる前に
「佃煮+ドライクランベリー」の不思議感が勝っていて、マリアージュがどうの、って感じではありませんでした。
でも、合わなくはなかったですよ。やっぱり師範は「相性問題はよくわからん」ということが再確認できました。
名称 | A Villeira As Ermitas 2020 ア・ヴィレイラ・アス・エルミタス 2020 |
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生産者 | Virgen del Galir ビルゲン・デル・ガリル |
価格 | 600円 (ペアリングセット) |
購入店 | IntertWine K×M |
海苔の佃煮に合わせられたのがスペインの赤、品種はメンシアです。
メンシアって、どちらかというと軽めでピノ・ノワールみたいな感じだと思ったので、
「なるほどそれでドライクランベリーか」と思ったのですが・・・
色はかなり濃いめです。グラスの底の方に薄く張っただけでもしっかりとした紫色が感じられます。
香りは、ピノ・ノワールとは全然違いますね。どちらかというとグルナッシュ?南仏系のワインの香りがします。
味わいもかなり濃いめ。渋味が固い感じがしました。
うーん、やっぱりなぜこれを合わせたのか師範にはわかりません。
海苔の佃煮に合うのは熟成ボルドーとかじゃないかなぁ。もちろんそんなのはペアリングで600円なんてお値段では出せないでしょうけどね。
ワイン自体はそれなり美味しかったです。
点数 | 76点 |
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テイスティングを行うカウンターから振り返ると、凄いワインがずらりと並んでそうです。
高級ワインを見ると目が痛くなる持病を持っていますので全然見ておりませんが、ワインマニアな方は興味があるかもですね。
そんなテイスティングのお遊び、お支払いは700円+600円の1,300円。手頃な価格で面白い体験ができます。
己の感性のレベルを知ることが出来るという意味でもお薦めです。
テイスティングを終えて、第2の目的地へ向かいます。
予約した時間は午後5時、最寄り駅に着いたのは30分以上前だったので、
こういう時の時間つぶしに最高なのがあちこちにある高級イタリアンですよ。
・・・というわけでサイゼリヤ亀戸北口店に入りました。
師範同様、時間つぶし目的と思われるオッサンオバサンが散見される店内です。
まず注文したのが柔らか青豆の温サラダ 200円と白ワイン デカンタ(250ml) 200円です。 マリアージュがあまりわからない師範ではありますが、この組み合わせは最高だと思うな。 どちらも主張せず、ワインは水のように飲めるし、青豆もチビッとずつ食べられるし・・・ってそれはマリアージュとは関係ないか。
白のデカンタだけで済ませるつもりでしたが、やっぱりもう少し飲みたくなって赤ワイン グラスで100円も追加注文しました。
青豆の温サラダは赤ワインも受け止める包容力がありますよ。
というわけで、30分強しっかり楽しませて頂いてお支払いは500円ポッキリ。
強いなぁサイゼリヤ。値上がり著しいオリーブオイルもいまだにかけ放題ですよ(今回は使ってませんが)
連休中のヒマな日といえば、足を向けるのはシャンパーニュスタンド・デゴルジュマンですよ。
前回訪問したのは「第2回シャンパーニュを知ろう会」ですから、約1ヶ月ぶりです。
きっかり5時から楽しみます。本日は助手のそむたまさんはどっかへ行ってお休みなので、
泡大将一人のワンオペ営業でした。
名称 | Bernard Brémont Grand Cru Ambonnay Brut N.V. ベルナール・ブレモン グラン・クリュ アンボネイ ブリュット N.V. |
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生産者 | Bernard Brémont et Fils ベルナール・ブレモン・エ・フィス |
価格 | 1,000円 (Glass) |
購入店 | シャンパーニュスタンド・デゴルジュマン |
この日のグラスワインのリストには、シャンパーニュが10種類、白ワインが5種類、赤ワインが5種類、甘口ワインが3種類。
「GW特別シャンパーニュ」として1杯9,000円とかのぶっ飛んだワインもありますが、師範でも飲めそうな価格帯もいろいろあったので安心です。
そんな中から最初に選んだのは、1,300円が1,000円に値下げされて「お得シャン!」と書かれたベルナール・ブレモンです。
外観は、シャンパーニュとしてはやや濃いめ、香りにもベリーっぽさを感じることが出来ます。
裏ラベルに書かれた情報によれば、品種はピノ・ノワールが70%でシャルドネが30%、デゴルジュマンされたのは2023年の11月1日、
ドザージュは8g/lとのこと。師範の好きな黒ブドウ主体でドザージュ量が(ブリュットとしては)やや多めのヤツですね。
口に含むと、もちろん酸味はしっかりなのですがほんのり甘さがあって。全体に柔らかい印象を受けます。
これは好きな系のシャンパーニュでしたよ。
なんだか師範ってば、シャンパーニュは安い方が好きなのかもです。つくづくお安い身体に育ってくれて良かったと思っております。
点数 | 83点 |
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このシャンパーニュ、同じ銘柄の2日前(だったか?)に開けたものと飲み比べさせて頂きました。
こういう面白いサービスをして頂けるのが楽しいんですよね。
そして、やっぱり全然違うのよ、香りが。今日開けたもの(右)「のはフレッシュ、2日前の(左)はまろやか。
シャンパーニュも変化するんですね。
名称 | Thierry Triolet Cuvée de Réserve Blanc de Blancs Brut N.V. ティエリー・トリオレ キュヴェ・ド・レゼルヴ ブラン・ド・ブラン ブリュット N.V. |
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生産者 | Thierry Triolet ティエリー・トリオレ |
価格 | 1,100円 (Glass) |
購入店 | シャンパーニュスタンド・デゴルジュマン |
シャンパーニュをもう一杯頂きます。もちろん安い方からです。
ティエリー・トリオレのブラン・ド・ブランとは4年前にもこちらで稽古していて、
普通のブリュットとは昨年稽古しております。
でも、名前に聞き覚えはありましたが、どんなワインだったか全然覚えていないんです。師範の記憶力なんてそんなもんです。
色は、前のシャンパーニュと比べるとかなり薄めのレモン色です。
やっぱりブラン・ド・ブランですからね。
でも、泡に関してはこちらの方が強かったように思います。
香りは、いかにも若いブラン・ド・ブラン、青リンゴやレモンのような冷たい雰囲気の果実が香ります。
味わいも、甘さはほぼ無くて酸がしっかり。キュッと舌を絞られるような味わいです。
温度が低いうちは「ちょっと険しいなぁ」と思っていたのですが、温度が上がってくるとかなりフレンドリーに変化してくれました。
ゆっくり時間をかけて飲んだ方が良いのかもしれません。
点数 | 81点 |
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こちらのシャンパーニュも2日前に開けたものと比較させて頂きました。
元が固い分だけ、開く要素が多いというか、差がはっきりと感じられたように思います。
たまたまお隣に同席した、
デゴルジュマン初訪問の方と「やっぱり違いますねぇ~」なんて会話しながら飲めるのって幸せですね。
名称 | Bourgogne Aligoté 2022 ブルゴーニュ・アリゴテ 2022 |
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生産者 | Dom. Henri Naudin-Ferrand ドメーヌ・アンリ・ノーダン・フェラン |
価格 | 1,200円 (Glass) |
購入店 | シャンパーニュスタンド・デゴルジュマン |
シャンパーニュは満足したので白を頂きます。
リストでまず目についたのが、アンリ・ノーダン・フェランのオート・コート・ド・ニュイとオート・コート・ド・ボーヌ。
そのどちらがお薦めか大将に聞いたところ『え?アリゴテから飲まないんですか?そっちが安いですよ』との回答。
師範が安い方から飲みがちなことを良くご存じです。ではアリゴテから参りましょう。
色は、思いのほかしっかりした濃いめのレモン色、ちょっとオレンジがかって見えます。
香りはめっちゃアリゴテですね。柑橘系の香りがバーン!と来ます。
味わいは、アリゴテというよりシャブリみたいな感じ。
石灰石を舐めるようなミネラルがしっかり感じられます・・・って石灰石を舐めても味はしませんけどね。
ミネラルたっぷり、「ザ・アリゴテ」という感じのアリゴテでした。
ラベルが自然派っぽい感じなので、色合いの濃さから判断してちょっと醸しみたいなこともされているのかも知れません。
点数 | 79点 |
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料理は、こちらのお店に来たら必ず注文するこちらです。一時期はリストから無くなってましたが、復活してなによりです。
・長谷川農産マッシュルームとトリュフのテリーヌ 800円
なんだかだんだん美味しくなってますね。特に今日のはトリュフ感があってシャンパーニュにシンデレラ・フィットしておりました。
名称 | Bourgogne Hautes-Côtes de Nuits (Blanc) 2019 ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ 2019 |
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生産者 | Dom. Henri Naudin-Ferrand ドメーヌ・アンリ・ノーダン・フェラン |
価格 | 1,600円 (Glass) |
購入店 | シャンパーニュスタンド・デゴルジュマン |
それでは改めて、前のアリゴテと同じ造り手「アンリ・ノーダン・フェラン」のシャルドネと稽古していきます。
ニュイとボーヌ、どちらがお薦めか聞いたところ『ニュイがお薦め』とのことでしたのでこちらを。
ボトルの下の方、最後の1杯でした。
色は、アリゴテ同様こちらもしっかりしたレモン色ですが、赤みは感じられないので普通のシャルドネの色って感じです。
香り・・・が凄いです。まるで高級ブルゴーニュ、しっかりとした樽の香ばしさとそれに負けない果実の香り、
「なになにモンラッシェ」とか「ムルソーなんとか」みたいな香りです。
味わいも、香りに負けないしっかり感があります。アルコール度数は14.5%、なにそれ怖い!です。
いや~、これは美味しいワインでした。
昨今のブルゴーニュのトップ・キュヴェは、すでに人間の飲み物じゃないお値段がついていて、師範ごときには買えもしません。
でも、その分こういう畑としては低位なワインが美味しくなっているのが救いです。師範はこれで十分だわ。
ちなみに、隣のご婦人も注文されて新しいボトルを開けられましたが、あいにくブショネでした。
でも、ブショネを体感することができてそれはそれでラッキーでしたよ。
点数 | 86点 |
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名称 | Bourgogne Hautes-Côtes de Beaune (Blanc) 2019 ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ 2019 |
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生産者 | Dom. Henri Naudin-Ferrand ドメーヌ・アンリ・ノーダン・フェラン |
価格 | 1,500円 (Glass) |
購入店 | シャンパーニュスタンド・デゴルジュマン |
オート・コート・ド・ニュイと稽古したら、オート・コート・ド・ボーヌとも稽古しないわけにはいかないでしょう。
造り手も同じアンリ・ノーダン・フェラン、ヴィンテージも同じ2019年。
ポンコツ味覚嗅覚の師範に違いがわかるのかやや心配ではありましたが・・・
結論から申し上げますと、この2本はまるっきり違います。
明らかにこちらの方がフルーティ、柑橘系の香りがバンバン香ります。
そして蜜の香りもあるので、まるでキンカンの甘露煮みたいな香りです。
その分、味わいはこちらがちょっと軽めな感じ。ブルゴーニュというよりニューワールドのイケてるシャルドネみたいな雰囲気です。
いや~、面白いですね。好き嫌いで言えば高級ブルゴーニュと見まがうニュイの方が好きでしたが、
人によってどっちが好きか意見が割れそうな2本だと思いました。
アンリ・ノーダン・フェラン、変幻自在な造り手ですね。
点数 | 84点 |
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料理をもう1品頼んでいます。
・ヤリイカソーメンとバフンウニ 5年熟成魚醤和え 1.400円
美味いです(語彙力)。魚醤がそんなに魚サカナしていなくて、ミョウバンの苦さが全くないウニで、白ワインに
ぴったり合ってました・・・って、「相性問題はよくわからん」とか言った舌の根も乾かぬうちに手のひらクルー!しております。
名称 | Côte de Nuits-Villages 2022 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2022 |
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生産者 | Dom. d'Ardhuy ドメーヌ・ダルデュイ |
価格 | 1,300円 (Glass) |
購入店 | シャンパーニュスタンド・デゴルジュマン |
赤ワインも飲んじゃいますよ~ということでこれまたリストの安い方から。
ドメーヌ・ダルデュイという初稽古の造り手のコート・ド・ニュイ・ヴィラージュです。
インポーターは「初めまして」のユカセレクション。
このあたりになると記憶もオボロゲなのですが、ミミズがのたうち回ったようなメモがありますので、
頑張って解読していきたいと思います。
色は明るめの紫色ですね。
香りは・・・これまた凄いの来ました。「これがコート・ド・ニュイ・ヴィラージュなの?」な華やかさがあります。
メモには「ピュアッピュアのベリー感」とあります。
味わいもしっかりしていて、ホント高級ブルゴーニュな雰囲気です。
アレですかね、どこか良い畑のものをデグレードしてこの銘柄にしているんですかね?
もしかするとそういう話もお聞きしたかもしれませんが、それを脳内に記憶するだけの能力はすでに失っておりました。
ともあれこのワインは美味いです。「畑としては低位なワインが美味しくなっている」という認識を更に強くしました。
点数 | 85点 |
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名称 | Keermont Fleufontein N.V. キアモント フルーフォンティン N.V. |
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生産者 | Keermont Vineyards キアモント・ヴィンヤーズ |
価格 | 1,400円 (Glass) |
購入店 | シャンパーニュスタンド・デゴルジュマン |
本日の最後(じゃなかったんですね多分)のつもりで注文したのがこちらの甘口ワインです。
キアモントは南アフリカで定評のある造り手ですね。
そういえばデゴルジュマンさん、開店したころはほぼシャンパーニュと南アフリカワインが主体だったんですけど、
昨今はブルシャンのお店になっていますね。客層がとんでもない人たちが多いからでしょうね。
はい、もちろんどんなワインかを書き出せるほど覚えちゃおりません。
でも、一応メモはあるんですよ。「めっちゃ甘い」「でもうまい」らしいです。
それじゃわからんて>昨日の自分。
とにかく、〆に甘口ワインを飲むと幸福感が増す、それは間違いありません。
ただ、そのあとにまた別のを飲んだりするとタクシーに財布を忘れたりする不幸が待っている、ということは肝に銘じておきましょう。
点数 | 82点 |
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このあと最初のシャンパーニュをお替りしたり、なんだか別のワインも頼んだりしてます。
お隣になった方がクヘイジ(醸し人九平次) ジュヴレ・シャンベルタン 2017をお召し上がりでしたので、
ちょっとだけテイステイスティングさせて頂いたところ、これが美味いのね。日本酒造りの名人はワイン造っても上手いのね。
そんな感じのタマの贅沢、お会計はトータルで15,000円くらい。
いろんなワインとプラスアルファのサービス、堪能させて頂きました!
本日も師範はお休み、超超久しぶりに師範代と二人で回らない寿司屋に来ています(最近はどこも回りませんが)
伺ったのは横浜 鮨 ふくじゅというお店。横浜駅の西口側、ヤマハの隣のビルの5階にあります。
ツイッターでフォローしている方が、美味しそうな握りの写真をUpされていたので、新店開拓として伺いました。
店内はカウンターが8席、あと奥に個室があるようです。 写真のように凛とした雰囲気が漂う店内で、背筋がピシッとなります。 正午の予約で伺いましたが、その時点での客はうち二人だけ、その後老夫婦がお二人、若夫婦がお二人見えました。
今回は、税別一人6,800円、16品のランチおまかせコースでお願いしています。
まずは先付け(新じゃがのポテトサラダにラー油、烏賊のなめろう、湯葉)と生ビール(アサヒ熟撰)です。
先付けは酒の進むお味で大変よろしかったのですが、
生ビールはこの量で税込サービス料別で1,100円、サービス料込みだと1,210円・・・ちょっと勇気のいるお値段です。
でもビール頼んじゃうんですよねぇ、昼ビール美味ぁ!です。
次に出されたのが真鯛の松皮造りです。身に厚みがあって、エッジはピシッとしているけど関東風に旨味を出した刺身ですね。 美味しいんですけど、師範的には鯛はもっとプリップリの状態の方が好きです。
握りはいきなり本マグロのトロが来ましたよ。 一般的には淡泊な寿司種から脂っこいものへと組み立てることが多いと思いますが、いきなりトロはインパクトがありますね。 「この店美味しい!」ってまず頭にインプットされました。
お次は真鯛の腹側です。刺身で出された背側よりは歯ごたえがしっかりしています。 ちなみにシャリは赤酢が使われていて、やや硬めでホロリとしています。 魚と相性のいい寿司飯ですね。
ビールはあっという間に蒸発して、次は日本酒を頂きました。 リストで一番安かったのが静岡の駿州中屋というところのお酒でグレードは不明、一合のお値段は1,100円です。 魚と張り合えるしっかりした旨味のお酒で美味しゅうございました。同じ1,100円なら生ビールよりこちらに軍配を上げます。
次の握りが、長崎産の釣り真鯵です。
あらかじめ醤油が塗られているのですが、口に含むとニンニク醤油の味がしたんですね。
そこで大将に聴きましたが『普通の醤油と葱です』との回答でした。
葱も叩くとニンニクっぽい風味になるんですかね?ちょっと不思議な感じでした。
もちろん釣り鯵は絶品の美味しさでしたよ。
その次が赤海老の炙りです。 やっぱりエビやカニの類は炙ると香ばしくて美味しいですね。 師範代と「バーナーを買おう」という話になりました。
寿司の間の箸休めは菜の花と筍の茶わん蒸しです。 季節らしいメニューですねぇ。そして握りの間というタイミングがナイスです。
そのあとに握って頂いたのが本マグロの赤身です。 やっぱり、関東の寿司屋ではマグロが看板メニューなんでしょうね。 そこそこ寝かせてあるようで、赤身でも十分ネットリ感があり、確かに美味しいです。白身食べるなら九州、赤身食べるなら関東でしょう。
そして平目です。こちらも多少熟成させて旨味を引き出した感じでしょうか。 いわゆるブリッブリでゴリゴリの白身ではありません。寿司飯との相性はその方が良さそうです。 歯ごたえ勝負の魚は握りじゃなくて刺身の方が合いますね。
日本酒もほどなく蒸発し、「安ワイン道場」ですからワインも注文しました。グラスワイン(白)は一杯880円です。
これが、かなり大きなグラスにしっかりとした量で出されました。
勝手にブラインド大会して「南仏のソーヴィニョン・ブランかな?」と想像していましたが、
お店の方に聞いたところ「フランスのシャルドネです」とのこと。レシートには「ジュナール・シャルドネ」と書かれていたので、
調べたところやっぱり南仏産でした。でもシャルドネとソーヴィニョン・ブランを間違うようじゃ師範失格です。
・・・ってなお遊びは置いといて、この量と内容で880円はグッドです。
相対的に、生ビールより日本酒、更にそれよりグラスワインが高コストパフォーマンスに感じられましたよ。
まだまだ握りが続きまして、お次は鰆です。文字通り春の魚ですね。脂の乗りもしっかりしていました。
この日一番びっくりした寿司種がこちら、銀鱈です。ギンダラの生なんて初めて口にしました。 大将によれば、2年くらい前からカナダで生食できるように養殖されていて、24時間以内に空輸されているそうです。 そしてこれがメッチャ美味いのね。脂と歯ごたえが両立しておりカンパチの腹側とクエを足して2で割ったような食味でした。
焼きタラコの山葵漬なんて握りも出して頂きました。 辛子明太子の唐辛子を山葵に変えた感じでしょうか。面白いんですけど、明太に山葵を乗せれば再現できるような気もしたりしました。
ラスト前はイクラです。恥を忍んで申し上げますと、師範はイクラの良し悪しがわかりません。 だいたいどれも美味しいんですけど、だいたいどれも微妙に生臭いです。ワインと合わせるのが難しい食材の筆頭ですね。
最後に玉子を頂いて握りは終了です。甘く味付けされた玉子焼きは正義ですね。
今回の握りのコース、なかなか変わった寿司種が多くて大変満足しましたよ。
〆には、メカブの味噌汁(写真を撮り忘れ)とわらび餅を頂きました。ご馳走さまでした。
お会計は、コースの料金が6,800円×2人に、ビールが1,100円、日本酒も1,100円、グラスワインが880円。
それに10%のサービス料が加算されてトータルは18,000円ちょっとでした。
ランチとしてはちょっと贅沢だけど、その値段に見合った内容だったように思います!
名称 | López Mercier Tempranillo N.V. ロペス・メルシエ テンプラニーヨ N.V. |
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生産者 | Bodegas López Mercier ボデガス・ロペス・メルシエ |
価格 | 329円 |
購入店 | ロピア権太坂店 |
夕食は道場で。メニューは、豚ヒレかつ、鶏モモかつ、グリーンサラダ。
ワインは、昼にプチ贅沢をしたので、夜は節約モード。
ツイッターでフォローしている方々にそそのかされて買った税別299円のスペイン産をチョイスしました。
これ、スポット的に安くなったわけじゃなくていつもこの値段なんですよ。どういうコスト構造なのか謎の銘柄です。
スクリューキャップをキュキュッと捻って抜栓。色はそこそこの濃さがあり、向こうがきっちり透ける透明度もある紫色です。
香りは、いわゆる赤ワインの香りがします・・・って当たり前か。ボリュームは小さめ、
テンプラニーヨらしいやにっぽさと傷みかけたイチゴのような熟ベリー感があります。
味わいは、甘さそこそこ酸味そこそこ渋味そこそこ。味わいも全体にボリューム小さめですが、特段ネガティブな要素はありません。
別に美味しくも無いけど不味くも無いワインなので、不合格(65点以下)ではありません。
でも、加点する要素も無いので、「普通に普通の赤ワイン」としか言いようがありません。
スペイン産だから、オレンジジュースで割ってサングリアとかにしても良いかもですね。
小瓶保存した分と二日後再稽古。密閉していましたが、ちょっと蒸れた感じ、悪く言えば雑巾臭が少しだけ出ますねぇ。 やっぱり日を置いたらサングリアにした方が良いかも知れません。
点数 | 67点 |
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