稽古日誌:2024年1月

新年の飾り

 明けましておめでとうございます。 例年1月にはサイトのリニューアルとかしてきたのですが、今年はなにも変わりません。 手抜きですみません。

 年末の12月30日に掲載本数9,000本を超えて、いよいよ掲載10,000本が射程圏内に入って参りました。 その10,000本目を超えるのが、今の調子だとちょうど定年退職する1年半後の2025年7月くらいなのかなぁ、という感じです。 まだまだ先の話ではありますが、その際にはぜひどなたかお手伝いをお願いするかも知れません。

 そんな感じで、特に変わり映えもせずゆるゆると更新して参りますので、今年も安ワイン道場をよろしくお願いします。

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31日(水)

Penley Estate Son of Titan 2021 [Penley Estate]
名称Penley Estate "Son of Titan" 2021
ペンリー・エステート "サン・オブ・タイタン" 2021
生産者Penley Estate
ペンリー・エステート
価格1,787円 (単品価格:2,750円)
購入店銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA

 久しぶりに師範が料理当番で、メニューは豚の生姜焼きw/キャベツの千切り、宇都宮肉餃子&しそ餃子(マルシンフーズ)、 カニカマと玉子のスープ。選んだワインは、ペンリー・エステート3本セットからの最後の1本。 おめでたい感じのラベルなので、年末年始に良いかと思ったけど、なんとなくこのラベルは 「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」(by家康)な感じもしますな。

 色は、他の2本同様しっかりと濃い紫色です。 香りは、シラーズらしいスパイシーな感じもありつつ、どことなく生ブドウのような雰囲気も感じます。 味わいは、思ったよりも軽いんですね。酸味がしっかりで甘味はほどほど、渋味は弱めに感じます。 典型的な豪州のシラーズとはちょっと違う感じです。

 ガツン!濃いワインを想像しましたが、このワインはそうでもなかったですね。 でも、料理がそんなに濃いワインを求めるものでも無かったので、これはこれで正解だったと思います。

 栓もせず、そのままセラーに立てて保存した翌々日再稽古。 やっぱりガツン!と来るワインでは無いです。インポーターの中の人よれば「モダンな味わい」とのこと。 なるほどそういう感じです。

点数73点

28日(日)

スタジオNOAH 渋谷1号店 入口

 本日は、今年最初のバンドの練習。スタジオは、いつもと恵比寿じゃ無くてスタジオNOAH 渋谷1号店、 国道246号線沿い、宮益坂を上ったあたりにあります。

 練習時間は、朝10時から午後2時までの4時間。真面目ですね~。 あいにくヴォーカルのKさんが発熱で参加できなかったので、オッサン4人でミッチリ練習しておりました。

スタジオNOAH 渋谷1号店 B3スタジオ

なぜそんなに真面目に練習しているかというと、2月には2回のライブを予定しているからです。

○1回目:2月11日(日) 14:50~ 関内「イセヤ&セラヴィ」にて
 こちらではヴォーカル無しのインストゥルメンタルを4曲演奏します。
○2回目:2月17日(土) 19:50~ 戸塚「ファースト・アヴェニュー」にて
 こちらではヴォーカル入り、シティポップを中心に6曲演奏します。

音楽は良いねぇ。いくつになっても楽しめるから。初期投資もランニングコストもそんなにかからないんですよ。 もちろんはまれば沼ですが。

串だおれ 渋谷宮益坂店 店内

 いつもの練習スタジオは恵比寿駅東口にあるので、昼から飲める店はほぼサイゼリヤ一択なのですが、 ここは天下の渋谷、そして若者のメッカ宮益坂。他にもあるでしょう、とのんびり探しました。 そんな中、最初に目に入ったのがこちら串だおれ 渋谷宮益坂店、ささ、入りましょう。

 店内は昭和の雰囲気満載で、結構なキャパがありそうです。 師範らが入店したのは午後2時半ごろ、その時はお客ゼロの貸し切り状態でした。 渋谷って、もっと昼から飲んでいるイメージがありましたが、そうでもないんですね。 やっぱり赤羽とかとは違うのね。

串だおれ 渋谷宮益坂店 乾杯

 なにはともあれ生ビールで乾杯です。銘柄はプレミアム・モルツ、ちゃんと美味いです。 ジョッキにはこのお店のマークが入っているので、サントリーとガッツリ組んでいるのかと思いましたが、 瓶ビールではアサヒのマルエフも置いてあるんですね。「居酒屋=ビールメーカーは1社」という図式ではないようです。

 お客が少ない時間帯だったこともあってか、お酒が出てくるのが超迅速です。 スマホで発注ボタンを押したら1分も経たないうちに届けられます。こういうの、気持ちが良いですね。

串だおれ 渋谷宮益坂店 串カツ

 オトナですから、串カツを(キーボードのMz氏が)ドドーッと注文しました。 奥に見える平たい串カツが豚バラ串、お値段なんと1本55円です。 「おひとり様5本まで」という制限が付いているみたいですが、これ5本も食べればそこそこお腹いっぱいになりますよ。 275円で済む料理、凄いですね。

串だおれ 渋谷宮益坂店 メガ生ビール

 最初は普通の生ビールを頂いたのですが、メニューをよく見たらメガ 生ビールってのがあるじゃないですか。 いまや「大ジョッキ」とは書かないんですね。 コストがどうこうというより、注文する回数が減ることが有難くてこちらに切り替えました。 お値段は普通の生ビールの2倍くらいでした。量が何倍なのかはわかりません。

串だおれ 渋谷宮益坂店 とんぺい焼き

 串カツ以外にも、大阪とんぺい焼き(写真)とか、ビストロ ポテトサラダとかも頼んでいます。

 店員さんはなかなかフレンドリーの方で、「辛いソースはどれくらい辛いですか?」とMz氏が聞いたところ、 『う~ん、食べられないことは無いです』と回答して頂きました。そりゃ食べられないものは置かんでしょうよ。

串だおれ 渋谷宮益坂店 グラスワイン

 そして、「安ワイン道場師範」でありますから、グラスワインも赤と白、頂いております。 お値段は確か1杯420円(税別)だったと思います。ボトルワインの選択肢はありませんでした。

 ビールがプレミアムモルツだし、「赤玉パンチ」なんてのもメニューに書かれているので、 「多分カルロロッシの箱ワインだろう」と想像していたわけですよ。 でも飲んだ感じはちょっと違うみたい、あそこまで甘いワインではありませんでした。 意外と、と言っちゃ失礼かもですが、そこそこ美味しいワインだったと思います。白赤ともに70点です。

串だおれ 渋谷宮益坂店 ハイボールと鶏の唐揚げ

 鶏の唐揚げなんかも注文していますね。鶏の胸肉がしっかりと揚げられています。 カンピロバクター的には安心ですが、パサつくのが如何ともともしがたいところです。

 その後飲み物はハイボールをダラダラと何杯も頂いておりました。 一回会計を締めた後にまだ追加で飲む、なんて面倒なことをする呑兵衛オッサン集団で申し訳ありません。 トータルのお会計は一人5,000円くらいだったと思います。


27日(土)

Bellini Mix l'Apertivo N.V. [Terre Cevico]
名称Bellini Mix l'Apertivo N.V.
ベリーニ ミックス ラペルティーヴォ N.V.
生産者Terre Cevico
テッレ・チェヴィコ
価格164円 (250ml)
購入店ロピア権太坂店

 本日の食前酒は、ロピアで一本164円というお値段で安売りされていた缶入りのベリーニ。 ワインを飲んだうちにこれを数えるか悩むところだけど、裏ラベルに「甘未果実酒(発泡性)」とあるのでワインでしょう。 造り手は"Terre Cevico"、イタリアの安スパークリングでは非常に頻繁に目にする名前です。

 色は濁りのある明るめのオレンジ色で、泡立ち微微発泡程度ですね。 香りは・・・なんとなく薬品臭く感じるくらい香料バリバリです。いやそこまでお化粧しなくても、って思います。 味はしっかり甘くて苦味も感じます。ジュースみたいではあるけど、ジュースとは違う飲みづらさがあるんですわ。

 もっと軽快な飲み物だと思ったんだけどなぁ。誰に向けた商品なのか、ちょっと頭を捻ります。 「安さのヒミツは内容にアリ」な感じでした。 赤の泡もイマイチだったけど、残る白に期待しましょう。

点数57点
Mapu Gran Reserva Carignan 2021 [Baron Philippe de Rothschild Maipo Chile]
名称Mapu Gran Reserva Carignan 2021
マプ グラン・レゼルバ カリニャン 2021
生産者Baron Philippe de Rothschild Maipo Chile
バロン・フィリップ・ド・ロートシルド・マイポ・チリ
価格1,128円 (単品価格:2,420円)
購入店エノテカ楽天市場店

 腰を据えての稽古相手は、"Gran Reserva"と書かれたゴッツイ感じのラベルが印象的なチリ産の赤。 チリでカリニャン単品種って珍しいよね。道場では初登場です。 合わせた料理は、鶏手羽元の甘辛揚げ、メバチマグロとトマトと紫タマネギのなめろう、ほうれん草の胡麻和えです。

 色は、全く向こうが透けないくらいの濃さがあります。紫というより黒ですね。 香りは、カベルネ・ソーヴィニョンに感じる青さをより強くして、 ブルーベリージャムを更に煮詰めて、焚火のような煙た香ばしさを足した感じです。 味わいは、渋味がめっちゃ強固です。甘味も酸味もありますが、とにかく強いのは渋味。口の中に渋味の膜ができちゃう感じです。

 「カリニャン君、君は一人で活動するより、誰かと一緒の方が良いんじゃないかな?」と言いたくなるワインです。 皮と種しかないブドウなんじゃないかな? 薄く感じる赤ワインにこれをいくらか混ぜれば、結構しっかりしたワインに化けるかも。 カリニャン単品種のワインをあまり見ない理由がわかった気がします。


 小瓶保存した3日後稽古。未だに固いっちゃ固いです。 でも豪州のシラーズと比べると、こっちの方が固いながらもフレンドリーな感じがします。 ボルドーと並べて飲むとか、シチュエーション次第では、もっと活きるワインかもです。

点数68(+2)

26日(金)

アサヒ マルエフ

 今宵のリモート飲み会に備えて、昨日の残りの揚げびたしとアサヒのマルエフでウォーミングアップ中。 このビールは家族がコンビニで貰ってきたもの。スーパードライとはかなり傾向が違いますね。だからといって好きな系でもないけど。

 ともあれ日本のみなさん、おつかれ生です(新垣さんは好きです) 今日はプレミアム・フライデー(死語)ですよ。

A. Bartel Brut N.V. [Andrea Bartel]
名称A. Bartel Brut N.V.
A.バルテル ブリュット N.V.
生産者Andrea Bartel
アンドレア・バルテル
価格2,224円 (単品価格:5,940円)
購入店リカマン楽天市場店

 リモート飲み会のお題は「シャンパーニュ、もしくはそれに準ずる泡」とのこと。 であればもちろん師範はシャンパーニュを選ぶわけですよ。もちろん買値相当額は稽古範囲内の価格ですが。 選んだのは、「辛口シャンパン5本セット 第46弾」 15,999円(クーポンで2,000円オフ)から。 クーポンと送料分引いて割り戻した価格は2,000円台前半、「安ワイン道場」の名に恥じないシャンパーニュ、 半年前にも稽古済みの銘柄です。

 外観は、やや赤銅色っぽい感じがして黒ブドウ比率が高そうです。 そしてなにより泡の勢いが凄いのね、これぞシャンパーニュです。 香りは、どちらかというとフレッシュ&フルーティ系、 熟成期間は36ヶ月だそうですが、まだ漬物感は出ていません。 味わいは、ブリュットのシャンパーニュとしてはやや甘めでやさしい味わいに感じます。 ベリーっぽさがあって、黒ブドウ主体の雰囲気が感じられます。

 お手頃価格で買えたシャンパーニュですが、それでも「ちゃんとシャンパーニュ」というか、十分美味しいんですよね。 師範はこれで十分ですよ。諸々高騰の折、ありがたい存在です。

点数81点
シャンパーニュを飲む会

ちなみに料理は、エビの香草炒め、トマトのチーズ焼き、タコのペペロンチーノ、ほうれん草のバター炒めで臨みました。 時間は8時から日付が変わる前まで、参加者は下記の皆さん。
あいさん
mishikaさん
コム兄さん
まささん
安ワイン道場師範
またよろしくお願いします!


24日(水)

Nerello Mascalese Logistilla 2020 [Lunagaia]
名称Nerello Mascalese "Logistilla" 2020
ネレッロ・マスカレーゼ "ロジスティッラ" 2020
生産者Lunagaia
ルナガイア
価格1,611円 (単品価格:1,980円)
購入店トスカニー イタリアワイン専門店

 本日の夕食はモツ鍋。 合わせるワインは、重くないけどちょっとクセのあるワインが良いと考えて、選んだのはシチリアのネレッロ・マスカレーゼ。 トスカニーの「1月のスペシャルワインセット」からの1本目です。 ヴィオディナミの認証(デメテール)を受けている旨のシールが貼られています。

 色はしっかり濃い紫色です。香りは・・・膏薬のようなケミカルな香りがバンッ!と来ます。 「オマエ、ビオディナミなのにこのケミカルさかよ!」と首を稼ぎたくなる香りです。 説明には『火山性の土壌から生まれるスパイシーなアロマ』とありますが、そういうことなの?と思っちゃいます。 味わいは、甘いです。渋味が軽くて酸味もそこそこ、糖度7.9の甘さがダイレクトに来ます。

 う~ん、好きな人は好きかもですが、師範にはあまりヒットしませんでした。 野暮ったい香りの甘いワイン、ラベルからも伝わる「古き良きシチリア」らしいのかも知れませんが、 モダンボーイの師範にはちょっと嗜好のフォーカスがズレてます。

 小瓶保存した翌々日、リモート宴会の最後に追加で稽古したのですが、なんだか俄然美味しく感じられました。 ワインが変化したのか、師範の気分が良かったのか・・・いずれにせよ2点プラスさせて頂きます。

点数69(+2)

23日(火休)

ホテル・ピースフル 外観

 おはようございます。熊本の朝は雪が降ったり止んだりしています。

 宿では朝からたっぷりサウナや風呂に入ったりして十分整いました。 このホテル、外出が容易にできない(下駄箱のカギを預けるシステムな)点と、 飲食物持ち込み不可(そのくせ自販機にビールが無い)な点を除けば、まずまず快適でした。 最近大浴場付きのビジネスホテルが増えていますが、部屋の清掃要員削減の意味でも良さそうですね。 日本のお風呂文化、バンザイです。

熊本市斎場 外観

 ホテルで兄の車にピックアップして貰い、昨日と同じ斎場で告別式を終えて、火葬と収骨して法要が終了。 喪主って大変だよね。今の計画だと師範は一生その役をやることはないはず。お願いしますよ。

 そして、あと何度かこれを経験したら次は自分の番なんだろうな。 面倒な手続きを後に残さないように準備しておかないと、ですねぇ。

熊本駅 うしじま酒店 外観

 熊本駅まで兄の車で送ってもらって、駅構内の「肥後よかもん市場」でひと休み。

 『お土産売り場的なところの一角に酒屋があって、そこで角打ちが楽しめる』という情報を兄から得て、 向かったのはうしじま酒店。熊本のワインをはじめいろんなお酒がグラスで楽しめるほか、 日本酒や焼酎の飲み比べセットがあります。

熊本駅 うしじま酒店 日本酒3種飲み比べ

ここで師範が注文したのは、熊本県産の日本酒3種飲み比べセット、お値段850円。 純米酒7種類(この日は6種類)から2つ、純米吟醸4種類(この日は3種類)から1つ選べます。 お店の方と相談しつつ選んだのがこの3種類です。
霊山 純米酒:阿蘇のお酒。懐かしい昔ながらの味がします。
香露 特別純米酒:熊本と言えば香露ですね。かなりスッキリしています。
泰斗 純米吟醸:熊本県限定商品とのこと。木樽の香りがして華やかです。
サクッと飲めて楽しいですよ。


 熊本から博多へは16:04発さくら564号。 熊本駅の新幹線ホームにはキオスクが無かった(見当たらなかった)のでビールは買えませんでした。

博多魚一番 博多駅前店

 博多駅に着いたのが午後5時前、フライトは午後8時過ぎなのでそこそこ時間があります。 そこで、「せっかくだから九州の美味い魚でも食べいこう」ということにして、一人お疲れさま会の会場に選んだのが、 博多駅博多口を出てすぐのところにある博多魚一番 博多駅前店というところ。 Google Mapで適当に検索して見つけた店です。

 店内は、カウンターが5席と小上がり&個室、二階にも座敷がありそうでした。 師範は午後5時の開店と同時に入店、カウンターの一番奥に座らせて頂きました (カウンターといってもお店の人と会話するような感じではありません)

博多魚一番 瓶ビール

 まずはとりあえずビールです。銘柄はアサヒのスーパードライ。お値段650円也。 生ビールもありましたが師範は(量的な観点で)瓶ビール派です。

 スーパードライはあまり得意でないのですが、寿司とか生魚には合うような気がするんですよ。 「気がする」レベルですが。手酌で一人、叔父へ献杯しました。

博多魚一番 刺身三種盛り

 魚が食べたかったのですから刺身を注文します。こちらは刺身三種盛り 1,500円。 本日の魚の種類は『ブリ、マダイ、カツオ、サーモンから選べます』とのことだったので、ブリ、マダイ、カツオでお願いしました。

 それぞれ4切れずつ出されるということだったのですが、その1切れが大きいのよ。 3種類ですがかなりボリュームがあります。 九州といえば白身魚、肝心の真鯛はゴリゴリではなくてムッチリな食感。皮目を炙り、軽く塩で締めて熟成させている感じでした。 これはこれで美味しいです。

博多魚一番 シマアジ刺身

 ただやっぱり九州に来たらゴリゴリの刺身が食べたいわけですよ。そこでさらにシマアジの刺身 980円を追加注文しました。

 こちらは期待通りの歯ごたえで、ゴリゴリまではいかないまでもコリコリした食感が楽しめます。 やっぱり美味いなぁ、九州のお刺身は。

Ginestet Sauvignon Blanc Semillon 2020 [Gintestet]
名称Ginestet Sauvignon Blanc Semillon 2020
ジネステ ソーヴィニョン・ブラン セミヨン 2020
生産者Gintestet
ジネステ
価格1,400円 (Half : お店価格)
購入店魚一番 博多駅前店

 飲み物リストにはちゃんとワインがありました。 グラスは赤/白430円、ボトルの選択肢はフランス産が赤と白(辛口)で、ドイツ産が白(甘口)。 お値段はいずれもハーフボトル1,400円、フルボトル2,800円という手を出しやすい価格設定です。 フランスとドイツ、銘柄は何か知りたくて持ってきて頂いたところ、フランスがこのジネステでドイツはマドンナでした。 マドンナは煮魚とかには合いそうですが、生魚にはちょっと厳しいかなぁと考えてジネステをチョイスしました。

 色はほぼ無色です。 香りはとてもおとなしめ。果実の雰囲気はほぼ無くて、和梨のようなスッキリした感じと、ほんの少しだけハーブの雰囲気、 そしてシェリー酒のような熟成感があります。 味わいはとても軽い感じ。甘くも酸っぱくも無くて、水のように飲めてしまいます。

 別に美味しいワインじゃ無いです。でもまぁ刺身に合わせるんだったらこういう没個性なワインが良い気もします。 更に、ヴィンテージは2020年、こちらのお店に長くいらっしゃったワインな気もします。 当然諸々リスク込みで注文したわけで、普通だったら冷酒の方が安全だったかもしれません。でもほら、うちは「安ワイン道場」だから。

点数68点
博多魚一番 高菜チャーハン

 ご飯ものも注文しております。こちらの高菜チャーハン、お値段630円。 居酒屋のチャーハンって、謎に美味しい店があったりしますが、こちらは普通でした。

 この他にも鶏つくね串130円も注文していますが、これは多分このお店で串に刺されたものではないでしょうね。

博多魚一番 店内

 そんな感じの居酒屋さん、お会計は5,790円也。 「ちょっと計算が合わないな」と思って後で調べたら、500円のお通し代が含まれているんですね。 お通しは出されていませんが、開店してすぐ入店したので、オペレーションがまだ正常では無かったのでしょう。

 ・・・というわけで、博多駅近でお刺身を楽しむにはお薦めのお店です。 何人かで伺って、お手軽な価格設定のヒラメやシマアジ、サバなんかの姿造りをシェアしたらもっと楽しいと思います。

福岡空港ラウンジ

 博多駅から地下鉄で移動して、20:10福岡発羽田行スカイマーク024便まではまだ十分時間があったので、 福岡空港のラウンジで休憩。

カードの付帯サービスで使えるこのラウンジの良いところは、缶ビールが1本飲めるところです。 ダメ押しにここでビールを頂いたら、機内ではもう寝るだけでしょう。

 そんな感じの九州法事帰省でした。もっとゆっくり出来れば良かったんだけどね。


22日(月休)

天丼てんや 天丼

 親族に不幸があり、単身郷里熊本へ。

 羽田空港での食事は、いつもは丸亀製麺一択なんだけど、今日は気分を変えて「天丼てんや」です。 たった580円で美味しいものが空港で食べられる、日本は良い国だなぁ、とつくづく思いますよ。お茶もフリーフローですし。

羽田空港ラウンジ

 時間があったので、カードに付帯するサービスで使えるラウンジへ。

 こういう時、コーヒー一杯だけだと寂しい気がする貧乏性です。 そしてだいたい頂くのがトマトジュース。なんか健康に良さそうじゃないですか。 皆さま健康第一でございますよ。

スカイマーク015便 羽田発福岡行

 行きの飛行機は、スカイマーク015便 13:40羽田発福岡行。

 目的地は熊本なので、当初は熊本便を予約しようとしていたんだけど 『直前の予約であれば福岡行きのスカイマークが安い』との情報を師範代より得ました。 調べたら確かに片道15,000円くらい安いのね。それだったら博多ー熊本間の往復新幹線代を払ってもこちらのほうがずいぶん安くつきます。 どうせ休みを取ったし、福岡経由で往復することにしました。

スカイマーク015便 サッポロ黒ラベル

 仕事があるわけではないので、昼からビールを飲んじゃいます。銘柄は勝手知ったるサッポロの黒ラベル。 空港の売店買って乗り込むわけだけど、上空に上がるまでどうしても時間がかかるのでぬるくなっちゃうのよね。 ペットボトル用の保冷ケースを持って来れば良かった、と毎回悔やみます。

 そして、いつもは隣が家族だから気にならないけど、 単身のフライトだとビールにマイグラスを持ち出すのはかなり恥ずかしいことに気が付きました。

さくら407号 外観

 空港から博多駅まで地下鉄で移動し、博多からは九州新幹線。

 福岡空港でYahooの乗換案内で熊本までの交通手段を検索したら、 新幹線の案内の横にEX予約のボタンがあって、 そこをクリックしたらネットでチケット買えて、 スマホのSuicaで入場。世の中便利になりましたね。

さくら407号 ビール

 新幹線の中ではもちろんビールです。こちらも勝手知ったる銘柄、キリンの一番搾りです。

 しっかし新幹線ってのは早いよね。博多から熊本まで40分かからないからね。 昔は特急列車でも2時間近くかかっていたような。ビールを飲むのも大急ぎですよ。

 ・・・などどいっている間に熊本駅に到着。路線バスで斎場へ向かいましたが、 地方都市中心部の交通渋滞をナメてました。予想よりかなり遅れて到着、スミマセン!

平安祭典 熊本東会館

 そして叔父のお通夜に参列。

 父方の兄弟で一番若かった叔父、師範の父とは歳も離れていたので「ちょっとやんちゃな兄ちゃん」って感じの人でした。 これで父の兄弟はみんなあっちへ行っちゃったなぁ。ご冥福をお祈りします。

平安祭典 熊本東会館

 お通夜の後は精進料理を頂きました。肉や魚を使わないガチの精進料理、久しぶりだった気がします。

 最後は親族と、喪主たる従弟の幼馴染の方だけになって、 彼から聞かされる従弟の武勇伝?で皆笑ってました。 不謹慎かもだけど、お別れは明るい方が良いよね。

O Reserva Cabernet Sauvignon 2022 [Emiliana]
名称O Reserva Cabernet Sauvignon 2022
オー・レゼルバ カベルネ・ソーヴィニョン 2022
生産者Emiliana
エミリアーナ
価格547円
購入店イオン駒岡店

 実は従弟は門下生だったりもするので、師範はワインばっかり飲んでいるって話になって、 従弟から『まさかワインば持ってきちゃおらんでしょう?』なんて聞かれて、「それがあるとたい!」と答えてワイン登場。 オー・レゼルバのハーフ、この銘柄の2021年産とは1月に稽古済み。 旅のお供には毎度コレです。

 もちろん細かいことは覚えちゃいません。でも、いかにもチリのカベルネ・ソーヴィニョンらしい、 しっかりとした色合いで、濃いベリーの香りがして、甘味と渋味があるワインでした。

 この銘柄のステキなところは、フルボトルが税別980円なのにハーフは498円、ほぼ半額なところです。 割高感のあるハーフって、便利だと思うけどちょっと買う時に躊躇するよね。それが無いのが良いんですわ。

点数73点
ホテル ピースフル 室内

 午後11時前ごろに斎場を出て、今宵の宿は斎場から近く&お値段お手頃で探したホテル ピースフルというところ。 健康ランド併設の宿泊施設といった感じです。サウナ付きの大浴場もあって一泊5,200円、こういうところで良いんですよ。


(実は、一度予約に失敗して1月21日の宿泊にしちゃいました。当日予約になったため8割のキャンセル料をお支払い・・・ そういうとこだぞ!師範。予約確定前にちゃんと指差し確認しましょう)


21日(日)

サンジョヴェーゼとボージョレ・ヌーヴォー飲み比べ

本日のアペロは、水曜に開けたサンジョヴェーゼと昨日開けたボージョレ・ヌーヴォーの飲み比べ(どちらも小瓶に詰めて冷蔵庫保存)

・サンジョベは青紫/スミレ/硬派
・ボジョヌボは赤紫/イチゴ/軟派

全然違って楽しいっす!

Albaclara Sauvignon Blanc 2023 [Haras de Pirque]
名称Albaclara Sauvignon Blanc 2023
アルバクララ ソーヴィニョン・ブラン 2023
生産者Haras de Pirque
アラス・デ・ピルケ
価格1,282円 (単品価格:2,750円)
購入店エノテカ楽天市場店

 本日の夕食メニューは手巻き寿司。寿司種は、オーケーで買ってきた「お刺身ファミリーセット」、 本マグロ(中トロ、赤身)、マタイ、ブリ、サーモン、イカ、ホタテ、エビ。 ワインはもちろんスッキリ系の白か泡が良さそうで、白羽の矢を立てたのがチリのソーヴィニョン・ブラン。 イタリアの名門「アンティノリ」がチリで造るワインらしいです。

 色はほぼ無色です。ソーヴィニョン・ブランらしい色と言えばらしい色です。 香りは、グレープフルーツとパッションフルーツとハーブと草原。典型的なソーヴィニョン・ブラン香がコンコンと香ります。 味わいは、想像通りのスッキリ感。甘さ控えめ、酸味しっかり、旨味たっぷりなバランスです。

 イカにもタコにも(合う)、典型的なニューワールドのソーヴィニョン・ブランです。 やっぱり名門ドコロが恵まれた大地で造るワインはハズレが無いですね。 これが1,000円ちょっとで買えるのならそりゃ文句の付けようがありません。


 小瓶保存して3日後再稽古。 結果、抜栓当日と何も変わりませんね。未だにフレッシュな白ワインです。

点数77点

20日(土)

Beaujolais Nouveau 2023 [(N.A.)]
名称Beaujolais Nouveau 2023
ボージョレ・ヌーヴォー 2023
生産者(N.A.)
(不明)
価格((キャンペーン当選商品/参考価格3,800円))
購入店ピーロート・ジャパン

 本日の夕食は寄せ鍋。鍋種は、アンコウ、豚ロース、鶏モモ。 こういう料理にはロゼあたりが良さそうなんだけど、あいにく手元に良い感じのロゼ無し。 そこで選んだのがコレ、ボージョレ・ヌーヴォーですよ。 このワインは、昨年末のピーロート・ジャパンさんのキャンペーンで当選し送って頂いたもの。 謹んで稽古させて頂きます!

 外観はしっかり濃くてキッチリ澄んだ紫色です。キレイですよね、ボージョレ・ヌーヴォーの色。 香りのメインはイチゴ風味、それにお約束のバナナ香が加わります。 ちょっと青臭さがあるので、バナナ本体と言うよりバナナの皮や筋あたりの香りです。 味わいは、甘さもありますが酸味しっかり。このヌーヴォーは比較的渋味もあるので、あまり冷やさない方が良い感じです。

 値段は置いといて、ボージョレ・ヌーヴォーって、特有の個性と美味しさはあるんですよね。 安ワイン道場はこれまでボージョレ・ヌーヴォーに否定的な立場を採って参りました。 「ワインを良く知らない人が流されて買うべき商品ではない」と。 でも最近は以前のような狂乱市場でもなく、欲しい人が「ヌーヴォーとは何か」を理解した上で買い、 そんなに売れ残るわけでも無い状態に落ち着いた感がありますね。 そろそろ肯定派に転じるかな。今年は11月の第三木曜日0時に「ウェ~イ!」しているかもしれません。

点数75点

19日(金)

Vansan グランツリー武蔵小杉店 外観

 2日連続のワイン会、本日のお店は Italian Kitchen VANSAN グランツリー武蔵小杉店。 ヴァンサンと言えば年末に師範代の誕生会で天王町店を訪問しております。 お手頃価格でワインがいろいろ揃っている、カジュアルなファミレス、といった感じのお店ですね。 参加予定だったけどあいにく来れなくなった方を含めて、武蔵小杉が皆さん都合が良いということでココになりました。

 お店は、ショッピングセンターの飲食フロアの一角にあります。開放的な雰囲気ですね。 買い物帰りに軽く食べていく、そういう方が主たる顧客のようです。 我々のようにガッツリ飲むつもりの集団は珍しそうです。

Vansan グランツリー武蔵小杉店 店内

今回参加されたのは下記の皆さんです。
ayucowさん(光輝く幹事)
ななさん(今回も書いてくださいよ文豪)
米柱さん(「べいちゅう」じゃないよ)
とおるの安ワインさん(今回は無駄が無かった)
米イモさん(初めまして)
安ワイン道場師範(最年長ではない)

Larus Spumante Cuvee Brut N.V. [Terre Cevico]
名称Larus Spumante Cuvée Brut N.V.
ラルス スプマンテ・キュヴェ ブリュット N.V.
生産者Terre Cevico
テッレ・チェヴィコ
価格2,915円 (お店価格)
購入店VANSAN グランツリー武蔵小杉店

 ワインリストには、泡が3種、オレンジ1種、白が4種に赤が5種。 不思議なのは、天王町店とはワインの値段が違うんですね。 例えばこのスプマンテは天王町店では1,590円ですがこちらは2,915円、結構差があります。 公式サイト のお値段はこちらのお店と同じなので、天王町店は暫定価格なのかな?

 とはいえお店で3,000円以下でボトルで飲めるのはありがたいですね。 色は薄めでガス圧も低めです。香りは、柑橘系の香りと白桃の香り、トレッビアーノ種らしく、特段の個性は感じられない香りです。 味わいは、すっきりしていてほんのり甘くてキレが良い。スイスイ飲める感じです。

 お店の一番ベーシックなスパークリングですから、こういう万人ウケしそうな香りや味わいのものを用意するのは極めて妥当だと思います。 造り手は大手Terre Cevico、もしかすると年末に"Di Punto"で稽古した泡と中身は同じかも知れません。

点数73点
Vansan グランツリー武蔵小杉店 乾杯

 みなさん定刻には到着して乾杯。

 泡用のグラス、結構ちゃんとしています。 白用もボウル部分が大きめのちゃんとしたものだったのですが、赤もこの泡用グラスだったのは意外でした。 まぁそこそこのサイズがあれば何でも良いんですけどね。

Monte Libero Chardonnay 2022 [G.I.V.]
名称Monte Libero Chardonnay 2022
モンテ・リベロ シャルドネ 2022
生産者G.I.V.
G.I.V.
価格3,575円 (お店価格)
購入店VANSAN グランツリー武蔵小杉店

 2本目は白です。ワインリストに書かれた一番ベーシックな銘柄は、 昨年稽古したものと同じものだったので、 ワガママを言ってもう一段上のクラスを選ばせて頂きました。 原産地呼称等は書かれていませんが、お店のリストによればヴェネト州産のシャルドネのようです。

 このチョイスは・・・正直言って微妙でした。 香りがまず弱いんですよ。「樽熟成しているか」当てなんてしてましたが、樽の香りなど全くなく、シンプルにリンゴっぽい香りのみ、 なんならステンレスがじかに感じられるくらいです。 味わいも、甘くなく酸っぱくなく旨味は薄め。水のようなワインです。

 個性が無いのが個性です、って感じの白ワインです。 不味いわけじゃないんですよ、コップに注いでガブガブ飲むんだったらこういうのでも良いと思います。 ただそれにしちゃお値段が・・・ですね。ちなみに天王町店だと1,950円です。その値段だったら感想が変わるかもです。

点数68点
Vansan グランツリー武蔵小杉店 VANSANチキン

注文は適当にお願いしています。
VANSANチキン
「イタリアにこんなメニューはあるのか」議論になっておりました。 きっと無いよね、手羽元の唐揚げだもんね。 たっぷりの油で揚げる、というメニューはイタリアにはあまり無いような気がします。 鶏はちょっと揚げ過ぎでしたが、チーズソースは美味しゅうございました。

Calanica Syrah 2021 [Duca di Salaparuta]
名称Calanica Syrah 2021
カラニカ シラー 2021
生産者Duca di Salaparuta
ドゥーカ・ディ・サラパルタ
価格4,895円 (お店価格)
購入店VANSAN グランツリー武蔵小杉店

 他の白にあまり魅力的なものが無かったので、ここから赤に移りました。 ななさんが「シラーを勉強中」ということだったので選んだのは、5本の選択肢の中で真ん中、お値段は4,895円のシチリア島産です。 シチリアのシラーって珍しいですね。ちなみにこの店のワインは全てモンテ物産が輸入されています。

 色は濃くなく薄くなく、シラーとしてはちょっと薄いかな、ってくらいの色合いです。 香りは、シラーらしいツンッとした刺激のある果実香を感じます。樽熟はしていないらしく樽香はありません。 ななさんは『胡椒の香りがわからない』と言われていましたが、たしかにこのワインには胡椒感が弱いかも。 なんとなく感じるのは南ローヌ的な黒胡椒の香りですね。これがもっと華やかだと北ローヌの白胡椒になるイメージです。 味わいは、渋味も甘味も酸味もそこそこしっかり、でもまだまとまりには欠ける感じがありました。

 どことなく安コート・デュ・ローヌっぽい、農夫が自分用に造りました的な感じを受けるワインです。 とびっきり美味しいわけじゃありませんが、このお店の料理と雰囲気にはこのワインが一番合っていたように思います。

点数77点
Vansan グランツリー武蔵小杉店 生ハムのクリームパスタ

こちらのお店で頼むべきメニューがこちらです。
生ハムのクリームパスタ
生ハムは乗せ放題、お店の方にストップというまで乗せてくれます。 ただしもちろん限界はあって、持ってこられた量以上には乗せられません。この写真がMaxの量ですね。 この生ハムは美味しいし、バッチリ赤ワインのアテになります。

Barolo 2018 [Fontanafredda]
名称Barolo 2018
バローロ 2018
生産者Fontanafredda
フォンタナフレッダ
価格9,449円 (お店価格)
購入店VANSAN グランツリー武蔵小杉店

 本日のメインのワインがコチラ、リストの一番下、もっとも高い値付けがされたバローロです。 お値段は9,449円ですよ。多分このお店でこのワインが注文されることはそんなに無いと思います。 造り手は大手フォンタナフレッダ、大昔にこの銘柄の1992年産と稽古しておりますが、 その時の印象は惨憺たるものだったようです。

 色は、「え?これピノ・ノワール」な薄さです。 ネッビオーロ種って、バローロとかバルバレスコとかの強そうな名前のワインに使われる品種なので色も濃そうに思うのですが、 実際はかなり薄めのワインが出来る葡萄です。 香りは、ピュアで可愛らしいイチゴの香りと、大樽熟成らしい酸化を伴う饐えたような香りを感じます。 味わいは・・・軽いんですよ。渋味はありますが、全体にトーンが高くて軽い雰囲気です。

 えーっと、「バローロのミニチュア」という感じでしょうか。もうちょっと頑張ってくださいよフォンタナフレッダさん。 これが10,000円近い値段は「ナシ」です。天王町店価格の5,190円ならまだアリですが。

点数75点
Vansan グランツリー武蔵小杉店 乾杯

こんな料理も頼んでいます。
トスカーナ郷土料理 牛肉のタリアータ
あいにく今回はトスカーナのワインは注文してませんね。 ちなみに師範はこの料理は食べてないと思います。飲んでいる時はあまり食べないんですよ。

Orange Wine 2021 [Poderi dal Nespoli]
名称Orange Wine 2021
オレンジ・ワイン 2021
生産者Poderi dal Nespoli
ポデリ・デル・ネスポリ
価格5,445円 (お店価格)
購入店VANSAN グランツリー武蔵小杉店

 赤もだいたい飲みたいものは飲んだ気がするので、ここからオレンジに戻ります。 その名も「オレンジ・ワイン」というこのワイン、品種はトレッビアーノ、ピノ・ビアンコ、ソーヴィニョン・ブランらしいです。 あまりオレンジワインにするような品種じゃないですよね。いろいろ不思議なワインです。

 色は薄いオレンジ色です。濃い白ワインくらいかもですね。 香りは、いわゆるオレンジ感は控えめで、こちらも白ワインの延長といった雰囲気です。 味わいは、甘さが結構しっかりしていて酸味もあります。渋味はほぼ感じられなくて、味わいのバランスも白ワインみたいです。

 「オレンジワインの超入門編」といった感じでしょうか。 ちょっと甘さがあるので、初めてオレンジワインを召し上がる方にはちょうど良い感じがします。 オレンジを拗らせているayucowさんには全く物足りないでしょう。

点数74点
Vansan グランツリー武蔵小杉店 乾杯

ピザですよピザ。
クアトロフォルマッジ+蜂蜜
蜂蜜をかけたピザって初めて食べたと思いますが、ブルーチーズと蜂蜜は相性が良いですね。 このお店はピザ窯があるみたいなので、ピザは本格的です。

Lambrusco Reggiano Amabile N.V. [Donelli]
名称Lambrusco Reggiano "Amabile" N.V.
ランブルスコ・レッジャーノ "アマービレ" N.V.
生産者Donelli
ドネリ
価格2,915円 (お店価格)
購入店VANSAN グランツリー武蔵小杉店

 締めに注文されたワインがこちら、赤のスパークリングであるランブルスコです。 今さらカミングアウトですが、師範は赤の泡が得意では無いのね。どうも渋味と炭酸は相性が悪いように感じてしまうんですよ。 ランブルスコはそんなに渋くないのでまだオッケーなのですが、 オーストラリア産にたまにあるシラーの泡とかはうへぇ~ってなっちゃいます。

 さてこの赤泡、幸いなことに渋味も炭酸も控えめです。 香りは、激安ワインにありがちな雑巾臭をちょっとだけ感じます。あとはオレンジの皮とイチゴの香りですね。 味わいは、うへぇ!ってほどじゃないけど、やっぱりあまり相性が良いとは思えないんだよな。 ザラザラした食感に感じてしまうんですよ。

 これはあくまで個人的な嗜好ですが、スパークリングは濁りの無い白かロゼが好きです。 コンサバ野郎でスミマセン。シャンパーニュに赤も濁りも無いから、あながち変な嗜好でもないと思います。

点数72点
Vansan グランツリー武蔵小杉店 チーズ盛り合わせ

他にもいろいろ注文しています。
チーズ盛り合わせ(写真)
バンサンサラダ
チーズのパスタ
生モッツァレラのトマトリゾット
そんな感じだったと思います。その他の飲み物は、
レモンチェッロ ソーダ割り
なども頂きました。

Vansan グランツリー武蔵小杉店 乾杯

ななさんのご意向でデザートも注文。
イタリアンジェラートの生搾りモンブラン(写真)
炙りチーズケーキ
生搾りモンブランはテーブルでマロンクリームをかけてくれます。楽しいっすね。

 そんな感じにワインも料理も豪遊して、お会計は一人8,000円でした。 金額的にはさすがにサイゼリヤには叶いませんが、グラスがちゃんとしている点に於いてはサイゼリヤに勝っています。

 またこういう店を見つけて探索しましょう!>皆様

Vansan グランツリー武蔵小杉店 稽古したワインたち

 稽古したワインたち


18日(木)

Wine Bar 310 外観

 本日は、飲み仲間が集まっての「ラブリーエチケットワイン会」。 ワイン好きを拗らせると、中身の美味しさでも希少性でもなく、エチケット(ラベル)の可愛さを競うようになるのです。 もう末期症状ですな。

 ・・・というのは後付けの理由で、実際は「西のクレオパトラ」ことHarukaさんが上京されるので、 一緒に飲みましょう!というのがそもそもの目的です。 会場は、六本木にあるWine Bar 310(お店のアカウント)、 六本木駅から歩いて数分の近さですが、「ほんとこんなところに?」と不安になる閑静な一角にあります。

Wine Bar 310 店内

参加されたのは下記の酔狂な皆さんです。
Harukaさん(主賓:西のクレオパトラ)
あいさん(主催:東のクレオパトラ)
ましゅまおさん(敏腕美人店長)
2bさん(会いに行けるアイドル)
mishikaさん(南アの相武紗季)
まささん(土曜もお会いしました)
ひろくんさん(ボウリング名人)
アレンさん(ボウリング専用産業機械)
安ワイン道場師範(もちろん最年長)

Dr. Loosen Riesling Trocken 2021 [Dr. Loosen]
名称Dr. Loosen Riesling Trocken 2021
ドクター・ローゼン リースリング トロッケン 2021
生産者Dr. Loosen
ドクター・ローゼン
価格1,000円 (Glass)
購入店Wine Bar 310

 開始予定時刻の19:00より15分前にお店に着きまして、 カウンターにはすでに女性陣のうち3名がグラス片手に和やかに談笑しておられました。 「あぁこの人たちは乾杯まで待てない族なんだなぁ・・・師範も同じだけど」 ということで0次会のアペリティフ。 マスターの太郎さんに「スッキリ系の白をお願いします」とお伝えして出して頂いたのがコチラ、 ドイツのリースリングです。

 色は、レモンの果肉くらいの色調で、そこそこしっかりしています。 香りは「ザ・リースリング」ですよ。白い花みたいな華やかさと、ほんのりガソリンの香り。 味わいは甘過ぎず酸っぱすぎず、ちょうどいい感じのバランスです。

 駆けつけ一杯にふさわしい、爽やかでほんのり甘味のあるワインでした。 ちなみに女性陣はシャンパーニュをお召し上がりの方が多かったようです。 六本木のバーでシャンパーニュを飲む女性、絵になりすぎるでしょ。 音まで入れると「ガハハハ~」って笑い声が入っちゃいますが。

点数80点
Cava Hippo Cuvee UENO M44 N.V. []
名称Cava Hippo Cuvée UENO M44 N.V.
カバ ヒッポ キュヴェ・ウエノ M44 N.V.
生産者
価格(あいさんから)
購入店

 それでは本日の主旨たる「ラブリーエチケットワイン会」を開催させて頂きます。 まず最初に開けたのは、あいさんが持参されたカバ。 スペイン語の"v"は唇をかまないので、"Cava"は「カバ」なんですよ・・・なんて蘊蓄は置いといて、 ラベルには可愛らしいカバの絵が描かれています(写真クリックで拡大してご覧ください)

 外観は、暗めの照明下でも明らかに濃いめとわかる黄金色です。 香りは、酸化して茶色くなったリンゴのような香り。ほんのわずかに段ボールもいるような気がしました。 極々軽いブショネかも知れません。 味わいは明確に甘めです。ラベルの愛らしさに寄り添う甘さですね。

 ちょっと香りに???な部分はありましたが、今回競うのはワインの中身ではなくラベルのラブリーさですから、 その点ではわかり易くラブリーでした。 ちなみにこのワイン、売り上げの一部が上野動物園に寄付されるのだとか。これを飲むと良いことした気になれますよ。

点数73点
Wine Bar 310 乾杯

 お仕事で遅れると連絡のあったHarukaさん以外が揃ったので乾杯。 乾杯はいつどこでやっても、何度やっても良いものです。

Arnaud de Cheurlin Cuvee le Voyage de Vaillons N.V. [Arnaud de Cheurlin]
名称Arnaud de Cheurlin "Cuvée le Voyage de Vaillons" N.V.
アルノー・ド・シューラン "キュヴェ・ル・ヴォヤージュ・ド・ヴァイヨン" N.V.
生産者Arnaud de Cheurlin
アルノー・ド・シューラン
価格5,290円
購入店ワインセラー エスカルゴ

 次なるワインは師範が持参したシャンパーニュで、ラブリーエチケットが求められるこの会向けに購入したものです。 師範はオッサンなわけですから、自分の感性で「これがラブリーよ!」と言い張るのは難しいんですわ。 そこで、万が一ラベルでハズしても中身は確かなもの、ということでシャンパーニュ縛りで探しました。 その結果、一番可愛らしかったのがこの銘柄だった、という次第です。

 前のカバとこちら、抜栓は師範が担当したのですが、明らかにこちらの方がガス圧が高いことを手で感じました。 色はかなり薄めで、泡立ちはたっぷりです。 香りは、青リンゴやグレープフルーツみたいなフレッシュ系の香りが主体で、パンや味噌みたいな香りは控えめです。 味わいはとてもスッキリで、「ブラン・ド・ブランかしら?」なんて声も聞かれましたが、 調べたところピノ・ノワールが主体のようです。

 とてもニュートラル、「教科書的なシャンパーニュ」といったところでしょうか。 良いんですよ、シャンパーニュなのにラブリーなエチケット、というところがポイントでしたから。 そしてこれはこれで美味しかったんですよ。皆さんにも喜んでいただけたようで何よりでした。

点数79点
Wine Bar 310 乾杯

 「クリック&拡大してもラベルが良く見えないぞ」という声にお応えして、ラベルの一部を拡大した写真も貼っておきます。 ラブリーでしょ? 同じ銘柄で、トイ・プードルの図柄違いが3種類あるみたいですよ。

Rosabrook Margaret River Pas Touche Unfiltered Sauvignon Blanc 2021 [Rosabrook Family Vineyards]
名称Rosabrook Margaret River "Pas Touche" Unfiltered Sauvignon Blanc 2021
ローザブルック マーガレット・リヴァー "パ・トゥシュ" アンフィルタード・ソーヴィニョン・ブラン 2021
生産者Rosabrook Family Vineyards
ローザブルック・ファミリー・ヴィンヤーズ
価格(2bさんから)
購入店

 ここから白です。1本目は2bさんが持参されたオーストラリアはマーガレット・リヴァー産のソーヴィニョン・ブラン。 "Pas Touche"はフランス語で「触るな」ですね。 自然派な造りと言うことで、できるだけ人為的介入を少なくして栽培されたブドウを使い、 自然発酵で無濾過無清澄なワインということのようです。 ラベルには花と葉っぱが描かれています。若者が言うところの「可愛い~!」って感じでしょうか。

 外観は、"unfiltered"らしく軽い濁りのあるレモン色です。 「あぁ自然派臭が来るかも!」と身構えて香りを嗅ぐと、全然そうじゃないんですね。 ほんのり石鹸香はありつつも、ソーヴィニョン・ブランらしい、 グレープフルーツとパッションフルーツの香りに、フリンティな(火打石的な)香りがあります。 香りのボリュームも素晴らしいんですわ。ガンガン香ります。 更に味わいも、香りに負けない凝縮感があります。いやー、これは美味いわ。

 自然派ワインに対して若干の苦手意識をもつ「不自然派」な師範ですが、この自然派はとても美味しく感じられました。 あいにくラベルのラブリーさはよくわかんなかったんですが、中身はとってもラブリーでしたよ。

点数85点
Mollydooker The Violinist Verdelho 2021 [Mollydooker International]
名称Mollydooker "The Violinist" Verdelho 2021
モリードゥーカー "ザ・ヴァイオリニスト" ヴェルデホ 2021
生産者Mollydooker International
モリー・ドゥーカー・インターナショナル
価格(アレンさんから)
購入店

 もう1本の白はアレンさんが持参されたもので、産地は同じくオーストラリア。 このワイン、ブラインドというわけではありませんが、 アレンさんから「アルコール度数を当ててください」と言いつつ出して頂きました。 そんなこと言われた場合、そりゃ凄くアルコール度数が高いか低いかどちらかでしょう、と思いつつ稽古させて頂きました。

 外観は、前のソーヴィニョン・ブランと比べても薄い色合いです。 香りは・・・もろにアルコールです。頑張ってそれ以外を拾うとレモン飴みたいなフルーツ香も感じます。 口に含むと、まるで日本酒です。アルコールがカーッ!っと来ます。 白ワインなのに、ゴクゴクとは飲めない感じです。

 出した答えは「アルコール度数16%」、バッチリ正解しました。だってほとんど雰囲気は日本酒だったからね。 こんなにアルコールが強いワインなのに、ラベルにはメルヘンチックな女の子の絵が描かれている、というギャップが面白いワインでしたよ。

点数75点
Wine Bar 310 前菜

太郎さん渾身の前菜の盛り合わせがこちらです。真ん中から12時方向に移り時計回りに
豚肉のリエット
グリーンサラダ
生ハムとイチゴ
ぶっといソーセージ
茄子のバルサミコ炒め
豚肩ロースと喉肉とレバーのパテ
だったと思います(違うかも知れません)。 酒呑みはこれだけあればワイン1本くらい平気で空けちゃいますね。

Amuri di Fimmina e Amuri di Matri 2020 [Al-Cantara]
名称Amuri di Fimmina e Amuri di Matri 2020
アムリ・ディ・フィミナ・エ・アムリ・ディ・マトリ 2020
生産者Al-Cantara
アル・カンタラ
価格(mishikaさんから)
購入店

 南アフリカ大好きなmishikaさんが、南アフリカじゃないワインを持参されました。それがこちらのロゼです。 シチリア島東部、エトナ火山の麓のワインですね。 エチケットがラブリーか・・・このあたりになると、何を「ラブリー」とするか、各人の感性が問われる部分だと思います。 さすがは南アフリカのアンバサダー、ラブリーの感性が常人とは異なりますね。

 色は、ピンク色というよりオレンジ色っぽく見えます。 香りには黒ブドウの個性がちゃんとあって、ピーチのような香りに加えてベリーっぽさをしっかり感じます。 味わいはいい意味で普通です。甘味と酸味と旨味がちょうど良くバランスしている感じです。

 「オレンジよりロゼの方が失敗が少ない」「でも『ロゼです!』という以上の個性もあまり感じない」なんて言われてましたが、 確かにそう思います。どれを飲んでもそこそこ美味しい、ロゼのそういう点が欧州あたりでウケているんでしょうね。

点数76点
Wine Bar 310 乾杯

 開始後1時間ちょっと過ぎた頃合いにHarukaさんが到着して、再度乾杯!

Harukaさんは遠く上方から参加して頂いております。遠路はるばる、お疲れ様です。 師範とはリカマンフェスタの際に半日デートして以来ですね。 また一緒に乾杯出来てなによりです。

Funky Gris 2021 [The Fredge & Co.]
名称Funky Gris 2021
ファンキー・グリ 2021
生産者The Fredge & Co.
ザ・フリッジ&カンパニー
価格(まささんから)
購入店

 次のワインは、まささんが持参された南アフリカのオレンジ?ワインです。 「?」を付けているのは、外観上は全くオレンジではなくてほぼ赤だから。 でも製法的にはオレンジ(グルナッシュ・グリを醸し発酵)だそうです。 ラベルには可愛らしいワニの絵が描かれています。やっぱりオッサンが考える「ラブリー」はこういうやつですよね。

 前述したように、外観上はほとんど赤、薄めのピノ・ノワールくらいの色合いです。 香りには、ほんのり自然派っぽい野性的な香りを感じはします。でもそれは控えめで、全体をトーンの高いベリーの香りが支配しています。 温度が上がると、樽っぽい香ばしさも感じられるようになります。 味わいは、梅みたいな酸味がしっかりで軽い収斂性があって、味わい的にもオレンジと赤の中間くらいに感じます。

 自然派のオレンジって、師範が一番警戒するカテゴリーなのですが、これは大丈夫でした。 自然派が洗練されてきたのか、師範が自然派に慣れてきたのかわかりませんが、思いのほかポジティブに美味しく感じられましたよ。

点数81点
Wine Bar 310 タリアテッレ

次の料理がこちら。
牛ひき肉のタリアテッレ
ワインバーのパスタってなぜか美味しいんですね。 タリアテッレにはコシがあって、ひき肉は粗挽きで存在感があります。酒の肴になるパスタでした。

R de Reignac 2020 [Ch. de Reignac]
名称R de Reignac 2020
R・ド・レイニャック 2020
生産者Ch. de Reignac
シャトー・ド・レイニャック
価格(Harukaさんから)
購入店

 残りの2本は赤です。 こちらはHarukaさんが持参されたもの、当初は白の予定だったとのことですが、 遅れることがわかった時点で赤に変更されたそうです。 「せっかくなのでブラインドで産地と品種を当てましょう」ということになりました。

 外観は、非常にしっかりと濃い紫色です。青みもあるのでボルドー系品種だろうと想定しました。 香りを嗅ぐと、「ボルドー?」と感じるガチッとしたベリーと樽の感じだったのですが、 写真のようなボトル形状だったので「こりゃボルドーじゃ無い」と判断しちゃったんですね。 ちょっとミントっぽい雰囲気もあったのでオーストラリアだと考えました。 味わいも、カッチリ固くて重さがあって、ボルドー系品種は間違いなさそうです。

 師範の回答は「オーストラリアのカベルネ・ソーヴィニョン、ヴィンテージは2021年でアルコール度数は14,5%」でファイナル・アンサー。 答えは「フランスはボルドーのカベルネ・フラン、ヴィンテージは2020年でアルコール度数は13.5%」でした。 1個も当たってませんね。それはともかく、このラベルもオッサンにはなかなか共感するのが難しい「ラブリー」だと思います。

点数82点
Wine Bar 310 牛サーロインのロースト

メインの料理がこちらです。
牛サーロインのロースト
サクッとした状態に火入れされた牛肉に、バルサミコ・ベースのソースがかけられています。肉に酢が加わると味わいがスッキリしますよね。 下に敷かれた葉物野菜(フリルレタス?)と一緒に食べると、脂の感じもマイルドになって美味しゅうございました。

Chateau Calon Segur 2016 [Ch. Calon Segur]
名称Château Calon Ségur 2016
シャトー・カロン・セギュール 2016
生産者Ch. Calon Ségur
シャトー・カロン・セギュール
価格(ましゅまおさん&ひろくんから)
購入店

 そしていよいよ「ラブリー・エチケット」の元祖が登場致しました。 誰もが知っているハートのラベル、メドック三級格付け、サンテステフのシャトー・カロン・セギュールです。 ましゅまおさん&ひろくんご夫妻にお持ち頂きました。 なにを隠そう、カロン・セギュールのご本尊は道場初登場です。

 外観は、↑のカベルネ・フランよりさらに濃くて、ちょっと小豆色っぽさを感じる色合いです。 香りは「参りました!」です。とにかく香りのボリュームと複雑さが凄いんですね。 黒系果実の充実したベリー香に、強めだけど出過ぎない樽香、加えてミルキーな感じがあるのがいかにもボルドー的です。 味わいは、固いと言えば固いんですが、今飲んでも十分美味しく頂けるバランスを持っています。

 いやー、「マジ・ボルドー!」ですわ。中身含めてめっちゃラブリー、凄いワインをご相伴に預からせて頂きました。 今が熟成し始めの時期、最初のピークだったみたいな感じです。 カロン・セギュールって、ラベルがフレンドリーな割には中身はカッチカチ・・・なんて話を聞きますが、 昨今の造りは案外そうではないのかも知れません。

点数92点
Wine Bar 310 デザート

デザートも出して頂いております。
ファーブルトン
ファーブルトン、最近流行のお菓子みたいですね。 みっちりと重いケーキな感じで、食べ応えがありました。 お皿に盛られた姿もシュッとしていてナイスです。

Chateau Fleur la Mothe 2011 [Ch. Fleur la Mothe]
名称Château Fleur la Mothe 2011
シャトー・フルール・ラ・モット 2011
生産者Ch. Fleur la Mothe
シャトー・フルール・ラ・モット
価格9,000円 (お店価格・多分)
購入店Wine Bar 310

 皆さんが持参された「ラブリー・エチケット」のワインは終了したのですが、 一人1本で満足するようなヤワな肝臓の持ち主たちではないわけですよ。 そこで「お店のワインを1本頼みましょう」ということになりました。 しっかりした赤をお願いしたところ、太郎さんに提示して頂いたのがこちら、2011年産のメドックです。 もちろん皆さん即答でオッケー!でしたよ。 ちなみに品種はメルロー60%/カベルネ・ソーヴィニョン40%だそうです。

 色は・・・どうでしたっけ?覚えていません。 香りは「プチ・カロン」ですね。カロン・セギュールと傾向は同じで、二回りくらい小さくした感じでした。 味わいも、2011年とそれなりに年期が入っている割にはまだ若々しくて、 やや小ぶりながらも充実感のある味わいだったように思います。

 ・・・なんて、覚えているかのようなこと書いていますが、実はほとんど覚えていません。 でも良いのよ、ワインは「何を飲むか」ではなく「誰と飲むか」です。楽しければそれでヨシ!

点数80点
Wine Bar 310 ハーレム写真

 毎度のハーレム写真も撮らせて頂いております(クリックしても拡大しません)

 ホント、ワインが好きな女性は皆さんお美しいですね。 ラベルにラブリーさを見出す美意識、そのあたりが常人とは違うのかも知れません。 オッサンの師範は、子供たちに『この服可愛いでしょ?』と聞かれたときに返答に窮する次第、 なにを「ラブリー」と感じるかの感性から磨く必要性アリです。

 そんな感じの「ラブリーエチケットワイン会」、持ち込み料含めた会費が7,000円で、 追加のワインが一人1,000円というお手頃価格でした。ありがとうございました!>太郎さん&参加された皆さん

Wine Bar 310 稽古したワインたち

 稽古したワインたち。それぞれのラブリーさを感じてください。


17日(水)

Sangiovese 2020 [Fattorie Parri]
名称Sangiovese 2020
サンジョヴェーゼ 2020
生産者Fattorie Parri
ファットリア・パッリ
価格660円 (単品価格:1,090円)
購入店ヴェリタス 輸入直販ワイン専門店

 本日の夕食はこってり味の照り焼きハンバーグ。そうなるとワインはもちろん赤ですね。 選んだのは、10月に買ったヴェリタスの、6本税送料込み4,980円のセットからの最後の1本。 トスカーナの赤で品種はサンジョヴェーゼです。 ラベルには品種名、造り手、シンプルな絵柄、非常にわかり易いですね。

 色はそこそこの濃さがある紫色で、きっちり向こうが透ける清澄度があります。 香りは、これぞ思い描くサンジョヴェーゼの香り。スミレですよスミレ、日本のスミレってあまり香らないので、 「ヴァイオレット」と書かれた香料の香りのイメージかも。 あと、これは師範独特の感性かもだけど、サンジョヴェーゼって「汗くさい」のよね。人っぽい匂いです。 味わいは、甘くて酸っぱくて渋いです。それぞれが溶け合わず独自のエリアを築いている感じがうお値段のヒミツかも。

 とはいえ品種のお勉強をするにはもってこいな、スッピンなサンジョヴェーゼ、略して「スッピンジョヴェーゼ」です。 照り焼きハンバーグより、残り物のラタトゥイユの方が合いました。1,000円以下なら上出来でしょう。

 今回のセット、1本あたり3桁円と思えばまぁ健闘した方ではないでしょうか。 特に、先月稽古したポルトガルの赤は優秀でした。 現行セットにこのワインは含まれていませんが、ポルトガルのそれは含まれていますので、買う価値はあると思います。

点数72点

14日(日)

Escudo Rojo Gran Reserva 2021 [Baron Philippe de Rothschild Maipo Chile]
名称Escudo Rojo Gran Reserva 2021
エスクード・ロホ グラン・レゼルバ 2021
生産者Baron Philippe de Rothschild Maipo Chile
バロン・フィリップ・ド・ロートシルド・マイポ・チリ
価格1,333円 (単品価格:2,860円)
購入店エノテカ楽天市場店

 本日は、午前中は昨日の更新作業に徹して、 午後からは日常の買い出しと散髪(理髪店です。生まれてこのかた美容室で切って貰ったことはありません)、というような一日。 夕食メニューは豚と野菜の蒸し物、タコとブロッコリーとトマトのサラダ。 選んだワインは、エノテカの10本セットから、赤のボルドーブレンドを。 昨日いろいろ稽古したけど、ガッツリ濃い赤が無かったので、それを期待しました。

 色は、期待通りの青黒い濃さがあって、エキス分も多そうでネットリしています。 香りは、ミチッとしたベリーに甘香ばしい樽。 そこまではまさにボルドー・ブレンド!なんですけど、ちょっとミントっぽい雰囲気があるあたりが、 やっぱりボルドーとは違ってチリらしいアンデスの風を感じます。 味わいは期待通り、というか期待以上の濃さです。ザラつくくらい豊富なタンニンと、しっかり熟した感のある甘さ。 いろんな品種(カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、シラー、カルメネール、プティ・ヴェルド)が使われているそうで、 複雑さもたっぷりです。

 「グラン・レゼルバ」の名に負けない、グランでレゼルバなワインでした。 日曜の夕方、早い時間からこういうのを開けてチビチビ飲む、ってかチビチビしか飲めないワインが良いんですよ。 やっぱりワインはシチュエーションです。


 小瓶保存して翌々日再稽古。 想像通り、全く変化した気配はありません。 そして、照り焼きハンバーグみたいな濃い味の料理には、当日開けたサンジョヴェーゼより、 こっちの方があったと思います。

点数78点

13日(土)

都内のパーティールーム

本日は、飲み友だちのMikiさんにお誘い頂いて、 「日本ワイン&sakana料理の会」に参加させて頂きました。場所は都内のパーティールーム。 「ザ・東京」といった感じのロケーション&景色のお部屋です。

 ちなみに前回このお部屋に伺ったのは7ヶ月前で、 別のお部屋に伺ったのは5ヶ月前です(備忘録) 毎度お世話になっております。

都内のパーティールーム ビールサーバー

Mikiさんにはいつも「会が始まる前の手持無沙汰解消」のために、クラフトビールのビールサーバーを。用意して頂いています。 ありがたい話でございます。今回準備して頂いたのはこちらの2種です。

さかい河岸ブルワリー さしま茶エール
ほんのりお茶の香りがするビールです。ビールのお茶割りなんてやったことないですけど、 ほうじ茶とビールって意外と相性が良いかも知れません。

南信州ビール Applehop
「まるでオレンジワインのスパークリングみたいです!」と申し上げましたがどなたも賛同して頂けませんでした。 それはそれとしてこちらも美味しいビールでした。

都内のパーティールーム ビール

そんな感じでスタート致しました。今回の参加者は下記の皆さんです。
Mikiさん(幹事)
sakanacoffeeさん(以下サカナさん、料理の神様)
キジトラさん(わざわざ山梨から)
徒然 わいんさん(大昔からのワインブロガー仲間)
安ワイン道場師範(希少な日本ワインは飲ませて貰う専門)
ではズラズラーッといきます。

Book Road 2024 2023 [Book Road (K's Project)]
名称Book Road "2024" 2023
葡蔵人 "2024" (干支ラベル) 2023
生産者Book Road (K's Project)
葡蔵人 (K's プロジェクト)
価格(Mikiさんから)
購入店

 Mikiさんに用意して頂いた最初のワインが、こちらのスパークリング。 このパーティールームからほど近い、御徒町にあるブティック・ワイナリー「葡蔵人(Book Road)」の干支ラベルですね。 このワインは先週も稽古しておりますが、シチュエーションが違うと感じ方も違うわけでございますよ。

 今回はちゃんとボトルの中身がある状態で写真が撮れていますのでわかると思いますが、外観はやや濁りがあります。 香りは、青リンゴやカボスといった、フレッシュなフルーツの香りがしっかり感じられます。 味わいも前回頂いた時より濃いめに感じました。軽い渋味もあって、グリップが効いています。

 結果、明らかに前回よりも美味しく感じられたんですよ。 雰囲気や提供温度の違いもあるとは思いますが、なにより前回は「シャンパーニュやごっついスプマンテの後に頂いた」からだと思います。 こういうワインは最初が良い、という学びを得ました。

点数77点
都内のパーティールーム 乾杯

 ご近所のワイナリーで造られたスパークリングで乾杯!地産地消、良いですね~。

 ちなみにグラスはMikiさんにピッコロ15ozを人数分用意して頂いています(師範は飲み比べ用に同じものを1脚持参) このグラスはホント使い勝手が良いと思いますよ。

都内のパーティールーム マカジキの洋風なめろう

今回もまた料理のほとんどはサカナさん謹製です。スパークリングやオレンジワインに合わせて出して頂いたのがコチラ。
茨城県波崎産のマカジキの洋風なめろう
両手でも数えきれないくらいのスパイスや薬味類が使われていて、非常に深みのある味わいになっております。 特にアニスシードが特徴的ですね。この香りのあるなめろうは他ではあまり経験が無いので、 目をつぶっていても「あ!サカナさんの料理」とわかる気がします。

Madobe 2015 []
名称Madobe 2015
窓辺(橙) 2015
生産者
四恩醸造
価格(徒然わいんさんから)
購入店

 今回6本の日本ワインのうち、3本は徒然わいんさんのご提供。 その一本目がこの四恩醸造のオレンジワイン。カリスマ醸造家小林剛士氏が在籍した最後の年のものだそうです。 『こういうワインはなかなか自分一人では開けられないから』と徒然氏、それよ~くわかります!

 色は濁りのあるオレンジ色・・・ってそのまんまですが、それ以外に表現のしようがありません。 僅かに炭酸がグラスの内側についているのが見て取れます。 香りは、「ザ・自然派」な香りですね。石鹸のような香りと、ほんのり無人駅のトイレっぽさを感じます。 口に含むと、その香りがかなり強調されて感じるので、自然派に慣れた方じゃないとちょっと・・・って感じがします。

 私以外の皆さんは『美味しい美味しい』と召し上がっておられましたが、不自然派の師範としては微妙にOBゾーンのワインでした。 こういうワインが好きな方がいらっしゃるのはもちろん理解できますが、あくまで個人的嗜好としてはちょっと苦手な系です。

点数66点
都内のパーティールーム おでん

Mikiさんにも料理を1品用意して頂いています。
おでん
小田原のおでんでしたっけ?梅肉味噌が添えてありました。関西風の薄味なおでん、美味しいですよね。

 界隈の人たちの共通認識として、「おでんにはオレンジワイン」らしいです。 自宅でオレンジワインを頂くことはほとんどない師範にとっては新情報でした。

K22AK_DD_01 2022 []
名称K22AK_DD_01 2022
2022年秋_橙_01 2022
生産者 共栄堂
価格(徒然わいんさんから)
購入店

 小林剛士氏が四恩醸造を抜けられた後、ご自身で立ち上げたワイナリーが共栄堂。 コアな日本ワインが好きな方なら知らない人はいないワイナリーだと思います。 どの銘柄も瞬殺アイテムながらお値段はとてもお手頃、というのが人気の秘密でしょうね。こちらも徒然わいんさんに持参して頂きました。

 ↓のグラス写真でもわかると思いますが、外観的にはほとんど違いはありません。ちょっとだけこちらの方が濃いかな、という感じでした。 香りは、四恩醸造にあったようなトイレ感は一切無くなって、ほんのり自然派な高級洗顔せっけんとオレンジの皮の香りを感じます。 味わいもキレイですね。甘さがあって旨味たっぷり。こちらは万人ウケしそうな香味ですよ。

 小林氏、上手になったんじゃないですかね?過激な自然派ファンにとっては物足りない方向性かもしれませんが、 師範は圧倒的にこちらに軍配を上げます。

点数80点
都内のパーティールーム オレンジワイン飲み比べ

 こちらがオレンジワイン飲み比べ写真。 師範にとっては「面白い飲み比べ」に過ぎない部分はありますが、マニアにとっては垂涎の飲み比べかも知れません。

都内のパーティールーム マカジキの漬け握り

そんな小林剛士氏のオレンジワイン合わせてサカナさんが出して頂いた料理がコチラ。
茨城県波崎産マカジキの漬け握り
「えーっと、これマグロじゃないんですか?」な握りです。カジキってもっとパサパサしてませんでしたっけ? 周りに軽く湯通しして、漬け汁に漬け込むこと1日、軽く締まった状態でたいそう美味しゅうございました。

 ちなみに「カジキマグロ」という魚はいないそうです。カジキはカジキ、マグロはマグロ。皆さん覚えて帰りましょう。

de Monteille Gaku Kerner 2020 [de Monteille & Hokkaido]
名称de Monteille "Gaku" Kerner 2020
ド・モンティーユ "學" ケルナー 2020
生産者de Monteille & Hokkaido
ド・モンティーユ&北海道
価格(Mikiさんから)
購入店

 北海道のワインに惚れ込んでいるMikiさんに出して頂いたのがこちら、「ド・モンティーユ」という人気のワイナリーの白です。 ブルゴーニュにある「ドメーヌ・ド・モンティーユ」の当主エティエンヌ・ド・モンティーユ氏が、 北海道の気候に目を付けて立ち上げたワイナリーとのこと。左上に漢字一文字が書かれたこのラベル、 最近SNSなんかでも良く見かけるようになりました。

 外観は、いかにも冷涼地域の白ワインと言った感じの、やや緑色の雰囲気を感じるレモン色です。 香りは、鼻で嗅いだ感じはリースリングのようなぺトロールが少しと、冷凍レモンのような鋭さを抑えた柑橘香、 そしてやや自然派感のあるハーブっぽさを感じます。 口に含むとちょっとビックリ、明らかにナッツやバニラのような樽の雰囲気があるんですよ。 比率は分かりませんが、一部フレンチオークで新樽熟成しているものと思われます。 味わいは、酸味しっかり旨味もたっぷり、間違いなく美味しい白ワインのバランスです。

 いやー、これはちょっと驚きでした。まさにブルゴーニュと北海道のハイブリッドですね。 やっぱり世間様が美味しいというワインは美味しいのよ、そりゃ人気が出るのもわかるわ、って感じです。

点数83点
都内のパーティールーム 寒ブリの刺身(炙り)

本日のメイン食材、氷見の寒ブリを頂きます。まずは刺身から。
氷見産寒ブリの刺身(炙り)
刺身も、そのままと炙りと、両方の食べ方をサカナさんが提案してくれました。 確かに香りも食感も変わります。まさに「食のエンターテイメント」でございますよ。

都内のパーティールーム 寒ブリの握り

そしてこちらがどーん!です。
氷見産寒ブリの握り
握りもそのままと炙りとで頂きました。サカナさんの食への探求心は魚だけにとどまらず、 今回のお寿司に使われた寿司飯は朝から自宅で精米した丹後半島産のミルキークイーンだそうです。

そしてブリです。 ブリって、もっと白くて油ギッシュで魚臭いものだと思ってました。実はマグロとカンパチの良いとこ取りな魚です。 ブリという魚を見直しました!

Yoichi-Nobori Passetoutgrain Aihara 2014 [Dom. Takahiko (Takahiko Soga)]
名称Yoichi-Nobori Passetoutgrain Aihara 2014
ヨイチノボリ パストゥグラン アイハラ 2014
生産者Dom. Takahiko (Takahiko Soga)
ドメーヌ・タカヒコ (曽我貴彦)
価格(徒然わいんさんから)
購入店

 本日はもう1ペア、希少な日本ワインの飲み比べが用意されております。 それがこちら、今や入手はおろか見かけることすら難しくなった感があるドメーヌ・タカヒコのワイン、 カリスマ醸造家曽我貴彦氏の手によるパストゥグランの垂直比較です。 まずは徒然ワインさんにお持ち頂いた2014年産から頂きます。

 外観は、とてもしっかりした紫色が見て取れます。品種はピノ・ノワールとツヴァイゲルトらしいですが、 外観にはツヴァイゲルトの濃さが強く出ているように感じました。 香りは「あぁ~タカヒコ節!」を感じます。梅干と鰹出汁、要するに「カツオ梅」な香りです。 加えて、プルーンのような鉄分を感じるフルーツの香りがあって、熟成からくるお漬物香も感じられます。 味わいは香りほどの強い個性は感じませんが、言い換えれば香りを邪魔しない味わいでもあります。

 こちらも人気のヒミツは内容にあり、なワインですね。 争奪戦とかが苦手は師範は自分で買おうとは思いませんが、万が一余市に旅行することがあれば、 この造り手のワインが提供されているお店には必ず行ってみたい、くらいには思います。

点数81点
都内のパーティールーム ナガスクジラの漬け握り

赤ワインに合わせてサカナさんが出していただいたのがコチラ。
アイスランド産ナガスクジラの漬け握り
いつもはニタリクジラなのですが、今回は入手できなかったのでナガスクジラとのこと。 ちょっと味わいが違うんですよね。ニタリクジラの方が身質がしっかりして、クジラ特有の香りもはっきりしていた気がします ・・・などとクジラの解像度が上がったところで、サカナさんに出して貰う以外に食する機会はほとんど無いのですよ。

・・・あ、4年前に能登の輪島でもミンククジラを食べていました。 あのお店、大丈夫だったかしら?

Yoichi-Nobori Passetoutgrain Aihara 2019 [Dom. Takahiko (Takahiko Soga)]
名称Yoichi-Nobori Passetoutgrain Aihara 2019
ヨイチノボリ パストゥグラン アイハラ 2019
生産者Dom. Takahiko (Takahiko Soga)
ドメーヌ・タカヒコ (曽我貴彦)
価格(キジトラさんから)
購入店

 さてタカヒコ飲み比べのもう一方は、キジトラさんに持参して頂いた2019年産です。 デパートでの抽選販売会に当選して購入されたとのこと。 もうこれくらいのヴィンテージになると、普通には買えなくなったんですよね。 そんな希少なワイン2本を飲み比べする機会に呼んで頂き、ありがたい限りでございます。

 色はこちらもしっかりした紫色です。ヴィンテージの差が5年もあるのですが、ほぼ同じ外観でしたね。 香りは、こちらの方が華やかさがあります。同時にちょっと青っぽさもあります。 連想したのは、老舗のバーのマダムが付けている香水、そういうホッとする落ち着きを感じる華やかさです。 味わいは、2014年同様に「香りに寄り添う味わい」ですが、こちらの方がやや若さがある分、 飲み応えを感じました。

 結論から申し上げますと、この2本、どちらも美味いです。さすがカリスマ醸造家です。 そして、5年というヴィンテージの差はほとんど感じられませんでした。 日本ワインってあまり長くは持たないイメージがありましたが、この銘柄に関してはちょっと違うようです。

点数82点
メカジキと玉ねぎのバルサミコ酢ソテー

サカナさんにはもう1品、〆の料理を用意して頂いています。
大西洋産メカジキと玉ねぎのバルサミコ酢ソテー
最初のはマカジキ、こちらはメカジキです。スーパーで良く見かけるのはこちら、身の色が白っぽいメカジキですね。 この魚なんて火を通すとパッサパサになるイメージがあったのですが、 モノが良いのか火入れが上手なのか、とてもしっとりしていて美味しゅうございました。

 味付け具合も、甘味/酸味/塩味/旨味のバランスが絶妙でした。

un verduz dal dodis N.V. [Marco Sara]
名称un verdùz dal dòdis N.V.
ウン・ヴェルドゥッツ・ダル・ドーディス N.V.
生産者Marco Sara
マルコ・サーラ
価格(徒然わいんさんから)
購入店

 予定のワインは終了して、ここからは差し入れワインの登場です。 差し入れを持ってきたのは徒然ワインさんと師範の二人、どちらも甘口ワインです。 徒然さん曰く『甘口ワインって自分だとなかなか開けないから・・・』ってホントそうですよね。 美味しいんだけど、日持ちもするんだけど、なんとなくセラーで眠りがちだと思います。

 そしてこちらはイタリア産の甘口ワイン、徒然わいんさんが持参されました。 写真でもわかるように、色は非常に濃い琥珀色です。 香りは「これポルト酒ですか?」な、甘くてチョコレートっぽい雰囲気を感じます。 そして味よ味、これがめっちゃ甘いんです。甘口ワインなので甘くて当たり前ですが、それにしても甘いのね。

 この甘さはさすがに普通じゃないな、と感じたので、酒精強化ワインだと思いました。 でも、後で調べたらどうやらそうでは無いらしいですね。 ホントにまるでポルトワインのようなイタリア産、驚きました。

点数80点
Chateau Suduiraut 2002

師範が持参したのはコチラです。
Château Suduiraut 2002
先週の「安ワイン道場オープンハウス」で開けたものの残りですね。 こうやって飲み比べると、ソーテルヌというワインは上品だな。酸味がしっかりしているので甘ったるくないんですよ。 銘醸地の矜持を感じました。

チーズケーキと甘口ワイン

徒然わいんさんにはデザート本体もお持ち頂いております。 それがコチラ、「コレほぼチーズ?」なチーズケーキです。美味しゅうございました。

そんな感じの「日本ワイン&sakana料理の会」、参加費は8,000円でございました。
準備から片付けまで、ありがとうございました>Mikiさん
絶品のsakana料理、堪能させて頂きました>サカナさん
秘蔵の日本ワイン、ありがとうございました>徒然わいんさん
また山から降りて来られましたらご一緒しましょう>キジトラさん

パーティールームで稽古したワインたち

パーティールームで稽古したワインたち

Wine & Weekend 店内

二次会は、Mikiさんから『まささんが「ソロワイン会」として一日店長をやっているらしいよ』との情報を得て、 向かったのが日本橋蛎殻町にあるWine & Weekendというお店。1年ちょっと前にも伺っております。

お店に付くと見知った顔の方々がちらほらと。
まささん(臨時店長、先週もお会いしました)
いさみさん(先月もお会いしました)
つぐみんさん(横浜ジャズ以来ですね)
そにさん(今日は「ほくとそにペア」じゃないんですね)
アットホームな雰囲気での二次会です。

Curvos Superior Vinho Verde 2021 [Quinta de Curvos]
名称Curvos Superior Vinho Verde 2021
クルボス スーペリオール ビーニョ・ベルデ 2021
生産者Quinta de Curvos
キンタ・デ・クルボス
価格500円 (Glass)
購入店

 まささんが臨時店長を務められる時のシステムは、 まささんのストックされているワインを抜栓して頂き、どれも1杯500円のキャッシュ・オン・デリバリーで頂く、という感じです。 いわゆる角打ちですな。この時は白がいくつか開いていたので、まささんのお薦めを順に頂きました。

 その1杯目がこちら、ポルトガルの白ビーニョ・ベルデですね。 ポルトガルの白は、先週のオープンハウスでもまささんに持参して頂いています。 今ハマっておられるんでしょうね。 外観は"Verde"らしく緑っぽさを感じるフレッシュな色合いで、香りはソーヴィニョン・ブランみたいなハーブの香りがしっかりあって、 味わいもフレッシュ&ハーブな感じでした。

 ちなみに品種は、「ロウレイロ75%、トラハドゥラ15%、アリント10%」らしいです。 どれもあまり馴染みがありません。ポルトガルのワインも深いですな。

点数75点
Wine & Weekend 乾杯

 グラスが揃ったところで、「初めまして!」な方々も一緒に乾杯。乾杯は何度やっても良いものです。 角打ちだけどグラスが立派なのもナイスです。

Tangent Sauvignon Blanc 2019 [Tangent Winery]
名称Tangent Sauvignon Blanc 2019
タンジェント ソーヴィニョン・ブラン 2019
生産者Tangent Winery
タンジェント・ワイナリー
価格500円 (Glass)
購入店

 2杯目も白を頂きました。カリフォルニアはエドナ・ヴァレーという地域のソーヴィニョン・ブランです。 このラベルには見覚えがありまして、2年ちょっとまえに稽古済みなんですね。 ヴィンテージは変わっているかと思ったら、その時と同じ2019年産でした。 なので同じものを2年越しに稽古したことになります。

 色は、前のビーニョ・ベルデよりもさらに薄い感じでした。 香りはやっぱりハーブが主体で、さらに青くて草原の香りを感じます。 味わいは・・・ちょっと苦味が強く感じられるかな? 良くも悪くも、フレッシュなだけではない複雑さを感じました。

 今回の感想としては、ちょっと美味しいソーヴィニョン・ブランくらいだったのですが、 以前の稽古の時はとても高く評価していたみたいです。やっぱりこの品種はたいていの場合出来てすぐのほうが美味しいのかも知れません。

点数76点
Harmony 2017 [Dom. G. Metz]
名称Harmony 2017
アルモニー 2017
生産者Dom. G. Metz
ドメーヌ・G・メッツ
価格500円 (Glass)
購入店

 本来お店は午後6時までの予定だったみたいなのですが、 一次会を主催して頂いたMikiさんの到着が遅れていたので、延長営業して頂きました。 そこでさらに開けて頂いたのがこちらの白、師範の心のふるさとアルザスのワインです。 なぜアルザスがふるさとなのかは、師範と飲んだことがある方は耳にタコが出来るくらい聞き飽きていると思います。

 色は、前の2本より黄金色っぽさを感じました。改めてヴィンテージを確認すると2017年産なんですね。 2017年なんてついこのあいだ、という気がしていましたが、もう5年も前なんですね。 香りは、前の2本より明らかに複雑さがあります。 ラベルには特に品種は書かれていませんが、ピノ・ブランやシルヴァネール、リースリングあたりが使われているものと思います。 味わいも、香り同様ちょっと複雑味を感じますよ。

 やっぱりアルザスのワインは美味しいっすよね。 複数の品種をブレンドしたアルザスワインって、だいたい一番安いクラスに置かれがちですが、 案外そういうのが美味しいんですよ。

点数78点
GR-36 2020 [Dom. Blanc Plume]
名称GR-36 2020
GR-36 2020
生産者Dom. Blanc Plume
ドメーヌ・ブラン・プリュム
価格(徒然わいんさんから)
購入店

 ここで、この場の最年長たる徒然わいんさんから『皆で赤を1本開けましょう』と提案して頂きました。 いやー、カッコイイっす。惚れます。 チョイスはもちろん徒然さんにお任せして、選ばれたのがこちら。 どこからどう見ても自然派な、表ラベルには絵しか書かれていない南仏産です。 ワイン名が記号チックなのも、自然派あるあるですね。

 色は、自然派なのに清澄度の高さを感じる、澄んだ濃紫色です。「ちゃんとフィルターが掛けられているんだろうな」 と思ったら、裏ラベルには"Vin non Filtré"の文字が・・・上澄みを頂いたのかも知れません。 香りは、当初は還元臭が僅かにあって、その後にツンッとした酸の刺激を感じて、最後には明るいベリーの香りを感じます。 味わいは、軽めながら甘さと酸味がしっかりしたタイプ。調べたら、品種はシラーとメルローらしいです。

 これくらいの自然派感は師範にも受け入れ可能、というか美味しく頂けます。 絶妙なワインチョイスと振る舞い酒、ありがとうございました>徒然ワインさん

点数79点
Wine & Weekend テーブル

 最終的にまささん店長の「ソロワイン会」は大幅延長、予定終了時刻の午後6時をはるかに超えて8時過ぎまで。 お世話になりました!


12日(金)

Mountain View Chenin Blanc 2021 [Stellenbosch Vineyards]
名称Mountain View Chenin Blanc 2021
マウンテン・ヴュー シュナン・ブラン 2021
生産者Stellenbosch Vineyards
ステレンボッシュ・ヴィンヤーズ
価格955円
購入店ワインブティックヴァンヴァン

 年末年始の肝臓18連勤をねぎらうために3日連続休肝日を取りました。 こんなに長く休肝日なんて取った後はリハビリが必要、ということで軽くてさっぱりしていそうな南アフリカの白を頂きます。 料理は、ホッケの開き、ナスとニンジンの揚げびたし、こんにゃく田楽です。

 色は普通に薄め、でもちょっとレモン色っぽさがちゃんとしているかなぁって感じの色合い。 香りは黄桃っぽさがメイン。「ザ・黄桃」です、それも缶詰のヤツ。 味わいは、薄っぺらい感じは全く無くて、甘味があって酸味は控えめ、そして結構顕著な苦味を感じます。

 良くも悪くも思いのほかさっぱりはしていなくて、結構しっかり感のあるワインです。 ただ嬉しい反面、この苦味は好き嫌いが分かれるだろうな。スッキリ系が飲みたい本日の師範的にはややネガティブです。 あと、ホッケの開きには全く合いませんでした。それも含めてチョイスミスでした。


 小瓶保存した翌々日再稽古。香りは良いんですよね、ホント黄桃みたいです。 味わいも、1杯だけならあまり苦味やユルさは気になりません。グラスワイン用途とかだったら大丈夫じゃないですかね?

点数68点

7日(日)

安ワイン道場稽古場

師範一人で自宅滞在のボッチ連休中日、2年ぶりに「安ワイン道場オープンハウス」を開催することになりました (前回の記録はコチラ)。 参加者は、日頃お世話になっている方々、日頃から「道場で飲みたい」と言われている下記の皆さんです。
泡大将さん
あいさん
mishikaさん
ハッピーなつみさん
まささん
TZKさん
・TKさん
安ワイン道場師範

Thienot Brut N.V. [Alain Thienot]
名称Thiénot Brut N.V.
ティエノ ブリュット N.V.
生産者Alain Thiénot
アラン・ティエノ
価格(TZKさんから)
購入店

 1本目のシャンパーニュはTZKさんがご提供。 昨年の「横濱 JAZZ PROMENADE」でご一緒した際に持参されたんだけど、 その時は飲まずに道場に預けて頂いておりました。なので、冷蔵庫で冷やした温度で抜栓できました。

 屋外で乾杯したためいつもと光が違うので定かではありませんが、色は結構濃くて黄金色がかっていたように思います。 香りにもかなり熟成感がありましたね。でも、口に含むとフレッシュな感じでしたよ。

 美味しいシャンパーニュでした(語彙力)。ってかこんな日の乾杯のシャンパーニュが美味くないはずがありません。 ちなみに今回は、メモとかは全く取っておりませんので、完全におぼろげな記憶だけが頼りになります。ご了承下さい。

点数81点
安ワイン道場 乾杯

 こちらが道場稽古場の屋上で乾杯するメンバー写真。こういうのがやりたかったんですよ。

 この日はあいにく雲がかかって富士山は見えませんでしたが、空気は澄んでいて東京スカイツリーは見えましたよ (今回の参加者のうち半分は東京の「東の民」、スカイツリーは珍しくもなんともない建造物だとは思いますが)

Alessandra Divella Blanc de Noirs Dosaggio Zero N.V. [Divella Alessandra]
名称Alessandra Divella Blanc de Noirs Dosaggio Zero N.V.
アレッサンドラ・ディヴェッラ ブラン・ド・ノワール ドザッジョ・ゼロ N.V.
生産者Divella Alessandra
ディヴェッラ・アレッサンドラ
価格(泡大将から)
購入店

 道場の稽古場(ダイニングキッチン)に戻って続きを頂きます。 そこでいきなり泡大将から『泡をブラインドで出します。品種等を当ててください』との挑戦状。 楽しいじゃないですか、そういうの。みんな「やりましょうやりましょう」でした。

 色はそれなりに濃い感じがしました。香りに熟成感っぽさがあって、結構熟成期間は長いと見ました。 ただ、いわゆるシャンパーニュ的なイーストっぽさは無さそうです。味わいは酸味しっかりでシャンパーニュっぽいんですけどね。

 師範の回答は「シャンパーニュではなくちょっと古めのアルタランガ、品種はシャルドネ主体」でした。 他の皆さんもシャルドネがメインと言われる中、ハッピーなつみさんだけが「ブラン・ド・ノワール」と回答、 それが正解でした。若さの勝利ですな。

点数79点
Cherubini Exceptis Blanc de Noirs Dosaggio Zero N.V. [Cherubini]
名称Cherubini "Exceptis" Blanc de Noirs Dosaggio Zero N.V.
ケルビーニ "エクセプティス" ブラン・ド・ノワール ドザッジョ・ゼロ N.V.
生産者Cherubini
ケルビーニ
価格(あいさんから)
購入店

 あいさんが『この流れだとちょうど良いと思うので・・・』という感じで出して頂いたのが、 同じくイタリアのスパークリングです。ブラン・ド・ノワールでドザージュ無しという点も共通していますね。 たまたまそういうのが揃うのが凄いな。

 外観は・・・どうだったかしらね?覚えてません。 香りにはどことなく酢酸の雰囲気があるように感じられました。自然派っぽいのかな?酸のニュアンスを強めに感じる香りです。 風土さんのワインに慣れた皆さんは「風土臭がある」と言われていました。 味わいは、こちらには明確に甘さを感じます。同じドザージュ無しなのに、こちらの方が丸みを帯びた味わいに感じられました。

 前者はキリッと孤高の雰囲気でしたが、こちらはなんとなく人懐っこさが感じられるスプマンテですね。 お子様味覚の師範にはこちらのほうがフレンドリーに感じられましたよ。

点数80点
安ワイン道場 ワイン会

今回師範が用意した前菜は、
ブロッコリーとツナのサラダ
アボカドとトマトのサラダ
です。ケチなのでブロッコリーは茎多め、アボカドはやや熟しすぎててワカモレみたいな姿。 混ぜるだけの簡単料理(アボカドとトマトに至ってはS&Bのシーズニング・ミックス使用)ですが、 そこそこウケは良かったように思います。

Book Road 2024 2023 [Book Road (K's Project)]
名称Book Road "2024" 2023
葡蔵人 "2024"(干支ラベル) 2023
生産者Book Road (K's Project)
葡蔵人 (K's プロジェクト)
価格(まささんから)
購入店

 泡が続きます。ちなみに今回は、誰かが順番を指定するのではなく、「次は私が持ってきたものを飲みましょう」スタイルです。 師範が順番を決めるのが面倒だった、というのがその主たる理由です。 だって「これとこれを合わせたら・・・」みたいなのってわからないんだもん。

 そしてこのワインは、山梨県産のシャルドネを原料に、 東京の御徒町にあるブティック・ワイナリー「葡蔵人(Book Road)」で造られているものです。 持参されたまささんに抜栓して頂いて、開口一発『良かった!泡があって』でした。 濁りのあるスパークリングは盛大に噴くことが懸念されますが、これは大丈夫、というかそれほどの泡は無くて微発泡程度です。 香りは弱めで味わいも軽め、フルーツ感控えめな微発泡ですから、日本酒の代替のようなところを狙って造られているのかも知れません。

 お正月らしいワインではあります。でもこのワイナリーのワイン、やっぱり表記がわかりづらいと思うんですよ。 ラベルにはワイングラスと龍の絵が書かれていて、その上に「2024」と大書されています。 普通はそれ生産年だと思うよね。「辰」とかにしたらまだ良かったような。 説明無しに売ることは想定されていないワインなんですかね~?日本ワインにはラベルの表記規定は無いのかしら?

点数75点
安ワイン道場 ワイン会

まささんとmishikaさんにお持ちいただいたのがこちら。
エスニックな麺
エスニックな揚げ春巻き
中華風な茄子の炒め物
サラダいろいろ
説明が下手クソですみません。↑のワインとエスニックな麺の辛さが合う、という意見が聞かれました。 そう言われればそういう気もします(付和雷同タイプです)

The Vinoneers Orpheus & The Raven 42 Red Blend 2021 [Vinoneers]
名称The Vinoneers Orpheus & The Raven 42 Red Blend 2021
ザ・ヴィノニア オルフェウス & ザ レイヴン 42 レッド・ブレンド 2021
生産者Vinoneers
ヴィノニア
価格(mishikaさんから)
購入店

 まだ白が控えていますが、大将に馬刺を切って貰ったので、それに合わせましょうということで赤を開けます。 このワインを持参されたのはmishikaさん。mishikaさんは私設の南アフリカワイン・アンバサダーですから、当然南アフリカ産ですね。 新春らしい神々しさのあるラベルのこのワイン、水天宮前にあるアフリカーさんの直輸入、 生産本数は少ないみたいで、ラベルに "No.2837 of 4620 Lot 2 of 3"の文字があります。

 こんな厳ついラベルですから、中身もどっしりと重いかと言えばそうでもなく、 品種はピノ・ノワール、サンソー、ピノタージュらしいですから意外と軽快です。 この外観のボトルに入っているワインとしてはかなり意外ではありました。

 ともあれ重すぎず軽すぎず、美味しい赤でしたよ。 馬刺って、そんなに肉料理!って感じじゃないので、合わせるワインはこれくらいがちょうど良かったと思います。 ちなみに「南アフリカのワインには焦げタイヤ臭があるか」な議論になっておりましたが、 最近は昔ほど感じられなくなったように思いますね。このワインにもほとんどありませんでした。

点数81点
安ワイン道場 黒豚シウマイ

TZKさんが持参されたおつまみがこちら。
崎陽軒の特製黒豚シウマイ
菜香新館のワンタンスープ
シウマイはレンジでチン、ワンタンスープはお湯を沸かして投入、それくらいの手間でもずいぶん美味しい料理になるんですね。 特にシウマイはいわゆる普通の崎陽軒のシウマイとは別物の美味しさでした。

安ワイン道場 料理する泡大将

 前回同様、道場からは熊本産の馬刺(冷凍)を提供しています。 こちらの写真が、馬刺を切って頂いている泡大将。いつもお世話になっております。 プロの方にギャラも払わず調理をお願いしてスミマセン!

安ワイン道場 馬刺盛り合わせ

でもね、師範が切るより絶対キレイに仕上がるわけですよ。 ほら見てくださいこの花のような馬刺の盛り合わせ!

ちなみに醤油は、
・普通の醤油(キッコーマン)
・(セットに付いてきた)馬刺し専用 超甘露醤油
・(和久傳の合鴨ロースに付いてきた)実山椒醤
の3種類をお出ししましたが、物珍しさもあってか馬刺用の甘い醤油が好評でした。


 今回の馬刺は、師範の郷里である熊本県の自治体、山鹿市へのふるさと納税の返礼品でした。 今年は震災に見舞われた能登地方も納税先の視野に入れたいと思います。

安ワイン道場 Moet & Chandon Grand Vintage 1992/2002/2012

 さてここから本日のメイン・イベント、「モエ・エ・シャンドンのGrand Vintage飲み比べ」の儀を執り行いたいと思います。 提供して頂いたのはTKさん。いつも貴重なワインをありがとうございます!

Moet & Chandon Grand Vintage Extra Brut 2012 [Moet & Chandon]
名称Moet & Chandon "Grand Vintage" Extra Brut 2012
モエ・エ・シャンドン "グラン・ヴィンテージ" エクストラ・ブリュット 2012
生産者Moet & Chandon
モエ・エ・シャンドン
価格(TKさんから)
購入店

 まずは一番若い2012年から。一番若いと言ってももう12年も前なんですね。 ロバート・パーカー氏のヴィンテージチャートによれば、2012年のシャンパーニュ地方は96点、とてもいい年だったようです。

 まず外観ですが、他の2本に比べれば明らかに明るい色合いで、泡のボリュームも一番あったように思います。 香りや味わいは、ブリュット・アンぺリアル(いわゆる普通のモエ・エ・シャンドン)とはかなり傾向が違って、 ドン・ペリニョンに近い焼き栗のような香りを感じました。

 当たり前ですが、3本の中では一番若い感じがしますね。でも若すぎるってことはなくて、 単体で飲めば「いい感じに熟成し始めたシャンパーニュ」だと思いましたよ。


 翌日、30mlほど残っていたものと再稽古。ストッパーをしていなかったので泡は完全に抜けています。 酸味のしっかりしたプチ熟成白ワインになりました。これはこれで美味しいですよ。

点数85点
Moet & Chandon Grand Vintage Extra Brut 2002 [Moet & Chandon]
名称Moet & Chandon "Grand Vintage Collection" Extra Brut 2002
モエ・エ・シャンドン "グラン・ヴィンテージ・コレクション" エクストラ・ブリュット 2002
生産者Moet & Chandon
モエ・エ・シャンドン
価格(TKさんから)
購入店

 次に稽古したのは2002年です。同じくロバート・パーカー氏のヴィンテージ・チャートによれば、 2002年は95点、こちらも良い点数ですね。 シャンパーニュって、師範が普段(というかたまに)飲むクラスはノン・ヴィンテージですから、 あまり年を意識しないんですよね。 ちなみに近年で一番点数が高いのは2008年の99点です。

 グラスに注いで頂いて、まず色が違います。明らかに黄金色がかっていて熟成が感じられます。 これでシェリーみたいな香りがしたら「ああもう時期を過ぎちゃったな」になるんですが、なんのなんのまだまだ香りにはフレッシュさがあります。 2012年が焼き栗だとすればこちらは甘栗ですね、より濃厚さを感じます。 口に含むと、その甘栗の香りがしっかりした泡を伴ってフワーッと来ます。こりゃ至福だわ。

 正直にカミングアウトすると、これまで熟成シャンパーニュでピンとくるものは少なかったというか、「考えた上で左脳が『美味い』と言わせている」感があったのですが、 これは「考えなくても右脳が『美味い』と教えてくれる」シャンパーニュです。 いや~美味しかったですね。貴重な体験をさせて頂きました。


 こちらは80mlほど残っていて、どなたかが栓をしてくれていたので僅かに泡もありました。 香りに甘栗感は健在で、翌日でも味わいの深みは素晴らしいものがあります。やっぱりこの3本では頭2つくらい抜きん出ています。

点数90点
Moet & Chandon Grand Vintage Extra Brut 1992 [Moet & Chandon]
名称Moet & Chandon "Grand Vintage Collection" Extra Brut 1992
モエ・エ・シャンドン "グラン・ヴィンテージ・コレクション" エクストラ・ブリュット 1992
生産者Moet & Chandon
モエ・エ・シャンドン
価格(TKさんから)
購入店

 2012年→2002年と右肩上がりで来ましたから、残る1992年にも当然期待するわけです。 ちなみにロバート・パーカー氏のヴィンテージチャートに、1992年は記載がありませんでした。 でもヴィンテージを造るくらいだから良い年だったんでしょうね。

 外観は、色がさらに濃くなって、黄金色から飴色に近くなっています。泡もちゃんと残っていますよ。 香りは・・・他の2本に比べて弱いんですね。シェリーっぽい雰囲気もあって「あぁ過ぎちゃったのかなぁ」と思っていました。 味わいは、ちゃんと酸味がしっかりしていて、良く出来たシャンパーニュではあるんですけどね。

 皆さんちょっと首を傾げていたところ、大将から『コレ、軽いブショネですね』とのご発言。 みんな一斉に「やっぱりそうですよね!」になりました。 そう言われてみると居るんですよ、段ボールが。大変残念ではありましたが、そんなこともありますよね。


 こちらは90mlほど残っていました。普通のコルクを差してあったので、ごくわずかに泡もあります。 そして、昨日よりはっきりとブショネの特徴が出てますね。ただ「飲む段ボール」とまではいかなくて、普通に楽しめます。 ブショネじゃなかったら素晴らしかったでしょうね。残念無念南無南無!

点数(78点)
安ワイン道場 Moet & Chandon Grand Vintage 1992/2002/2012

 こちらが飲み比べの様子です。

 今回、飲み比べるために同じくらいのサイズのグラスが3脚×8人=24個欲しかったのですが、 さすがに道場でもそこまでの数は無かったのでTZKさんにボランジェのノベルティグラスを6脚持ってきて頂きました。 おかげできっちり飲み比べができましたよ。ありがとうございました!>TZKさん

Crasto 2020 [Quinta do Crasto]
名称Crasto 2020
クラスト 2020
生産者Quinta do Crasto
キンタ・ド・クラスト
価格(まささんから)
購入店

 ごっついシャンパーニュの飲み比べの後に頂くワイン、これがなかなか難しいわけですが、 まささんに「じゃぁ軽い白をいきましょう」ということでその役を担って頂きました。 ポルトガルはドゥロ地方の白ワインですね。

 ・・・で、これがどういうワインだったか、面白いくらいに覚えていないんですよね。 幸い少しだけボトルに残っていましたので、翌日再稽古して確認しました。


 栓もせずそのまま常温で残っていた40mlと再稽古。 色は緑を感じるレモン色で、香りはフレッシュな草原の香り。 味わいは、酸味はそれほど強くないけど、ほんのり旨味と苦味があって、スイスイ飲めます。

やっぱり爽やか系の白ですね。スペインで言えば(※)ビーニョ・ベルデみたいな感じ。 なんとなく潮風を感じるので、夏の浜辺でガブガブ飲んだりしたら最高でしょうね。


(※)なに言っているんですかね?ビーニョ・ベルデもポルトガル産ですね。

点数??(76)
Musubi 2022 [Le Reve Winery]
名称Musubi 2022
結 2022
生産者Le Reve Winery
ル・レーヴ・ワイナリー
価格(あいさんから)
購入店

 もう1本の白は、あいさんに持参して頂いたものです。 だいたい一人2本持ってくるという「どういう酒飲み集団なんだ?」状態ですが、 それが全部空になっちゃうから世の中は不思議です・・・いや不思議じゃなくて単に大酒飲みが集まっただけです。

 そしてこのワインもあまり覚えておりません。いつもだったらグラスを並べて写真撮ったりするので、 その外観から記憶が呼び戻せたりするのですが、今回はそれも無し。 おぼろげな記憶を掘り返すと、少し濁りのある薄レモン色で、香りはいかにも北海道な冷たい柑橘香があって、 味わいもキュッと締まった冷涼さがあったように思います。

 持参されたあいさん曰く『やっぱり日本ワインって高いですよね』だそうですが、 きちんと造ろうと思えばそうなるんでしょうね。 余市あたりは小規模ワイナリーが集まっていますから、 設備を共有するとか、なにか安くして、それでもちゃんと利益を出す方法を考えて頂きたいものです。

点数(77点)
安ワイン道場 カルパッチョ

「お客様の中にカルパッチョが上手な方はいらっしゃいませんか~?材料はあります!」と声掛けして、 泡大将に即興で作って貰ったのがコレですわ。やはりプロの技は違います。
本マグロとマダイのカルパッチョ
プロの料理人が、お土産持参なうえ、気安く調理してくれるのって神じゃね?(いつも頼りまくりでスミマセン!)

Echezeaux du Dessus 2008 [Jayer Gilles]
名称Echézeaux du Dessus 2008
エシェゾー・デュ・デゥシュ 2008
生産者Jayer Gilles
ジャイエ・ジル
価格13,900円
購入店ノムリエ・ザ・ネット

 ここまで8人で10本開けて、いまだ師範からは1本も供出しておりません。 そこで満を持して登場させたのがこちら、アンリ・ジャイエの甥にあたるジャイエ・ジルのエシェゾーです。 13年前の2011年に13,900円で買いました。 道場を開設した頃は超人気だったジャイエ・ジル、 23年前に1994産と稽古しており、大変印象が良かった銘柄です。 今回これを選んだ理由は、参加者のTKさんに以前エシェゾーを奢って頂いたんですね。 なのでその恩返しのつもりでもありました。

 外観は、まだまだしっかりとした紫色で健全さが感じられます。 香りもまだ若いですね。 赤いベリーの香りが、しっかり溶け込んだ樽の香りと相まって、フワーッと漂います。 まさに美味しいブルゴーニュの香りですね。 味わいは、最初は「え?まだ固い?」でした。甘酸っぱさの後ろにしっかりした渋味があって、これが2008年とは思えないくらいです。 こりゃ時間をかければ化けるかな・・・と思っていたのですが・・・

 残念ながらめっちゃ花開く、と言う感じではありませんでした。グラスに放置すると痩せていくくらいでした。 でもね、美味いのは美味いんですよ。ちゃんとブルゴーニュの特級らしさがありました。 あくまで想像ですが、もっと若い時点で開けるか、あるいはあと10年置いといたら別な表情を見せてくれたかも知れません。 でも若いうちに開ける甲斐性は無かったし、10年後まで健康に飲める保証もありませんから、今日開けて良かったんだと思います。


 翌日、TZKさんにこのワインの現在価格を教えて頂きました。 なんと米国では$770で売られているそうです。10万円ですよ・・・高くなったなぁ、ブルゴーニュ。もう買えませんわ。

点数91点
安ワイン道場 サーブするまささん

 ワイン会で「良く働く男子」の代表であるまささんが、今回も注ぎ役をやってくれています。いつもお世話になっております!

 床に置かれたケージが写り込んでいますが、いつもは『早くおやつをよこせ!』とうるさいモルモットのクルトンさんなのに、 この日はずっと引きこもったまま出てきませんでした。『うるせぇなぁこいつら』と思われていたのかも知れません。

Poly See 2019 [Dom des Accoles]
名称Poly Sève 2019
ポリ・セーヴ 2019
生産者Dom des Accoles
ドメーヌ・デ・ザコル
価格(ハッピーなつみさんから)
購入店

 次の赤ワインは、ハッピーなつみさんが持参されたものです。 なんでも、なにかの懸賞で当選された賞品なんだとか。 そういうのってみんなで飲みたくなりますよね。で、なんの懸賞だったかは聞き漏らしましたが、 検索するとIENOMI LIFEにあるみたいなので、NAOTAKAさんとこの懸賞ですかね。

 そして例によってワインの方もあまり覚えちゃいないわけですが、 洗練された南仏のワインといったイメージ通りの、香り華やかで凝縮感のある味わいを持ったワインだったように思います。 エシェゾーの後でも負けてませんでしたよ(多分)

点数(80点)
安ワイン道場 チーズ盛り合わせ

あいさんに持参して頂いたのがこちら。
チーズ盛り合わせ
おいしいチーズをちょっとずつ、心憎いですね。

他には、ほぼメインディッシュ的な存在感を放っていた
キッシュとミニ・バゲット
をTKさんに持参して頂いたのですが、あいにく写真を撮り忘れております。

Sijnn Red 2011 [Sijnn]
名称Sijnn Red 2011
サイン レッド 2011
生産者Sijnn
サイン
価格(mishikaさんから)
購入店

 mishikaさんが持参された2本目がこちら、これまた南アフリカ産でございます。 アフリカーで今回の趣旨を説明されて、店主の小泉さんに選んで頂いたワインとのことです(※)。 産地はMalgas(マルガス)という聞き慣れないところ、道場初登場の産地でございます。

 そしてまぁこれまたあまり覚えていないわけですが、 なんとなくピノ・ノワールだと思って飲んでいたような記憶があります。 調べたところ、品種は「シラー52%、トウリガ・ナシオナル19%、ムールヴェードル17%、トリンカデイラ6%、カベルネ・ソーヴィニョン6%」 だそうです。全然違うじゃん(恥)

 よく見たらヴィンテージは2011年、もう12年も前のワインなんですね。 そりゃ落ち着きますよね。ピノ・ノワールと間違っても無理もないでしょう・・・と勝手に納得しております。


(※) 小泉さんに選んで頂いたのはこっちじゃなくて5本目の"The Vinoneers"の方だそうです。謹んで訂正させて頂きます。

点数(82点)
安ワイン道場 テーブル

もう一つ大事な写真を撮り忘れております。ハッピーなつみさんに持参して頂いた
キハチのトライフル・ロールケーキ
です。フルーツたっぷり&軽い食感で、美味しいケーキでした!

このあたりでTZKさんは次のワイン会へ向かうために退席されました。 ここから別のワイン会て・・・強ぇ。

Chateau Suduiraut 2002 [Ch. Suduiraut]
名称Château Suduiraut 2002
シャトー・シュデュイロー 2002
生産者Ch. Suduiraut
シャトー・シュデュイロー
価格4,561円
購入店ヴェリタス

 デザートのケーキに合わせてお出しした(と思います)のは、道場のセラーで7年以上寝ていたソーテルヌ。 甘口ワインって、なかなか一人じゃ開けないんですよね。 ちなみにこの銘柄とは、2003年に1990年産と、 2016年に1983年産と稽古しております。 安心感のあるソーテルヌの銘柄という印象です。

 そしてもちろん中身がどうだったかなんて覚えていません。甘口ワインはそうそう変化しないので、評価は明日に委ねましょう。


 やっぱり甘口、そう一度にたくさんは飲めませんよね。翌日時点で半分くらい残ってました。

 色は、写真でもわかるように明らかに「琥珀色」と言うのにふさわしい感じです。 香りは、例によってソーテルヌに感じる「超高級セメダイン」っぽさ。貴腐香がバンバン感じられます。 味わいは、甘いです。でも酸味もあって甘酸っぱいのね。やっぱり美味しい甘口はソーテルヌだわ。

点数??(87)
Marciliano 2007 [Falesco]
名称Marciliano 2007
マルチリアーノ 2007
生産者Falesco
ファレスコ
価格4,480円
購入店ドラジェ

 このワインも古い道場在庫、買ったのは13年前の2011年ですね。 調子に乗った師範は「品種を当ててください」とブラインドでお出ししました。 実際はどういうワインかと言うと、
『カベルネ・ソーヴィニョン70%、カベルネ・フラン30%。標高350m。7000本/ha。 28日間マセラシオン後発酵。バリック内でMLFを完了させてヌヴェ-ル産とトロンセ産の新バリックで16カ月熟成。 天才醸造家「リッカルド・コタレッラ氏」の手によるワイン』
らしいです。

 ところが酔っぱらいな師範は『答えはメルローです!』ってお伝えしたと思います。 だってほら、コタレッラ氏といえばメルローでしょうよ。 ワイン自体は覚えちゃいませんので、評価は翌日に委ねます。


 これは最後の方に出したので、結構(120mlくらい)残ってました。 色はめっちゃ濃いです。向こうは透けません。底の方なので澱が入っているのかも知れません。 香りは「ザ・スーパー・タスカン」ですね(ウンブリアだけど)。 カベルネ・ソーヴィニョンが主体ですが、ボルドーとはまるで違います。 味わいは、濃い赤らしいしっかりした渋味がバン!ッときます。いったいキミ何歳だよ?って感じです。

 道場セラーの最古参組のワインなんですが、まだまだ若い感じでしたよ。 ともあれ「メルローです!」を信じたブラインド参加者の皆さん、スミマセン! だれかカベルネって答えてましたっけ?

点数??(81)
Indomita Zardoz 2020 [Vina Indomita]
名称Indomita "Zardoz" 2020
インドミタ "サルドス" 2020
生産者Viña Indomita
ビーニャ・インドミタ
価格2,594円 (単品価格:4,378円)
購入店銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA

 酔っぱらい師範の在庫放出が続きます。 この日はガッツリ濃いワインが無かった気がしたので、セラーから引っこ抜いたのがコチラ。 「田邉公一氏厳選!鬼コスパ9本セット」から、チリのプレミアム・ワインです。 この銘柄は2年前に2019年産と稽古済み、 重いボトルに見合ったしっかりしたワインを期待してお出ししました。

 そしてもちろんどんなワインだったかは覚えてません。覚えているのは「空になってもボトルが重いなぁ」ということ。 ただ、後半にお出しした他のワインは少し残っているのに、これは空になってましたので、皆さん美味しく召し上がったんだと思います。

点数??点
安ワイン道場 タンシチュー

道場からお出ししたメインの料理がこちらです。
師範謹製タンシチュー
前日に買った牛タンブロックで作りました。 評判も上々だったようで良かった良かった。 ただ、マッシュルームをスライスする時に指を切っちゃいました。 酔っぱらいが刃物を持っちゃいけません。

Okuizumo Wine Chardonnay Sparkling N.V. [Okuizumo Wine]
名称Okuizumo Wine Chardonnay Sparkling N.V.
奥出雲ワイン シャルドネ スパークリング N.V.
生産者Okuizumo Wine
奥出雲葡萄園
価格(参考:3本セットの寄付金額45,000円/単品価格4,400円@公式オンラインショップ))
購入店 島根県雲南市

 道場からの在庫放出はまだ続きます。こちらは島根県雲南市へのふるさと納税返礼品ですね。 「〆シャン」的な意味でこれにしましたが、 これもまたブラインドで「産地と品種を当ててください」と言って出したと思います。

 もちろん覚えていません、出したことは覚えているけど飲んだことは全く覚えていません。 ブラインドの回答も覚えていないのですが、後でツイートを見たらハッピーなつみさんが「日本ワインのシャルドネ」って当てたみたいです。 やっぱり若さの大勝利ですわ。

点数??点
Beaune Premier Cru 2016 [Louis Jadot]
名称Beaune Premier Cru 2016
ボーヌ プルミエ・クリュ 2016
生産者Louis Jadot
ルイ・ジャド
価格4,999円
購入店コストコ金沢シーサイド倉庫店

 写真のタイムスタンプを見ると、あいさん、mishikaさん、ハッピーなつみさん、まささんが退席されたのは午後9時くらいですかね。 ホントみなさん遠いところまでありがとうございました!

 その後、泡大将とTKさんに残って頂いて飲み直し。開けたのはコストコで買ったブルゴーニュ。 今どきプルミエ・クリュが4,999円なんて安い!と思ったんですよ。

 このワインに関しては、飲み直しのタイミングなのでちょっとは覚えていまして、 「やっぱこれが4,999円は安い!」と皆さん口にする立派なブルゴーニュでした。


 こちらは1/4くらい残ってましたので翌日きちんと稽古しました。 色は、ピノ・ノワールとは思えないくらい濃く青い紫色です。 でも香りはちゃんとピノ。色からは想像できない、明るくトーンの高い果実香が感じられます。 樽香も結構感じますが、でも邪魔にならないあたりは大手の技量ですね。 味わいも、色ほどの強さは感じず、ブルゴーニュのピノ・ノワールらしい、そして1級畑らしさをちゃんと感じます。 さすが大手ジャドだわ。

点数83点
安ワイン道場 参加者の皆さん

 そんな感じの「安ワイン道場オープンハウス2024」、午後1時から飲み始めて終了したのは午後10時過ぎ、 9時間飲み続けて8人で17本半空きました。いやー楽しかったっす。 次回がいつになるかは分かりませんが、いつまでもこういう楽しい会が催せる安ワイン道場でありたいものです!

(プライバシーに配慮して、この写真だけはクリックしても拡大しません)

安ワイン道場 稽古したワインたち

 安ワイン道場オープンハウスで稽古したワインたち


6日(土)

牛タンブロック

 この三連休を使って、師範代と長女&次女、師範家の女性陣は佐賀県鳥栖市の実家に帰省しました。 どうぞいってらっしゃい!師範も行くと義母は気を遣うと思うのと、モルモットのクルトンさんの世話もあり師範は残留しました。

 で、連休が師範だけ、となると「オープンハウス」ですよ! 明日はいつもいろいろ誘ったり良くしたりしてくれる飲み友だちを招いて道場宴会、そのために今日から準備しております。 メインの料理は牛タンのシチューにするので朝からオーケーストアでブロックの牛タンを調達。 太さがあって、タン先近くまで脂が入っていて、やっぱりオーケーの肉はモノが良いと思います。

Alaris Tempranillo N.V. [Bodegas ADOS]
名称Alaris Tempranillo N.V.
アラリス テンプラニーヨ N.V.
生産者Bodegas ADOS
ボデガス・アドス
価格549円
購入店ロピア権太坂店

 タンシチューにはワインをほぼ丸一本使います。 「料理用のワインと飲むワインは同じものにすると相性が良い」なんて言説もありますが、そんな贅沢なことは言ってられませんので、 料理用に選んだのはロピアで買った税別499円の激安スペイン産。でもまぁラ・マンチャあたりの赤はだいたい濃いから大丈夫と思った次第です。 500mlは料理に使って、残りを稽古致しました。

 外観は結構濃い感じの紫色で、濁りはなく澄んでいます。 香りのボリュームは思いのほかしっかりしていて、いかにもテンプラなヤニっぽさというか、酒場でマドラスが葉巻をくゆらすような雰囲気があります。 味わいは、甘さしっかり酸味ほどほど。"BIO"だの"bio"だの書かれていますので、ビオビオしたワインかと警戒しましたが、 料理用には十分な味わいのバランスです。

 コック・オゥ・ヴァンみたいなもっと繊細な煮込みであればブルゴーニュっぽいワインが良いかもですが、 タンシチューはそもそも牛タン特有の匂いがありますから、ワインはこれで良いと思います!・・・と自分を納得させております。 明日美味しくな~れ!

点数70点
Bourgogne Chardonnay 2020 [Charles Noellat (Cellier des Ursulines)]
名称Bourgogne Chardonnay 2020
ブルゴーニュ シャルドネ 2020
生産者Charles Noëllat (Cellier des Ursulines)
シャルル・ノエラ (セリエ・デ・ウルシュリーヌ)
価格2,030円 (単品価格:2,290円)
購入店ワインセラー エスカルゴ

 あらかた明日の準備も終えて、師範一人の夕食です。 メニューは、昨日長女が作ってくれた残りの、舞茸と大根と茄子の揚げびたし、ローストビーフとトマトとレタスのサラダ。 それに加えて買ってきた白身魚のフライと、人参を面取りした残りで作ったクミン風味のキャロットラペ。十分豪華になりました。

 そんな料理に合わせたのは「シャルドネ白ワイン厳選3本セット」、送料込み6,590円から、ブルゴーニュの白。 シャルル・ノエラは伝説の造り手ですが、現在は当主の甥が経営するネゴシアンその名を継ぎ、 このワイン自体はシャルル・ノエラの所有とは別のところだそうです。

 色は無色に近いレモン色です。こんなシャルドネもあるんですね、ってくらい薄い色合いです。 香りは「アリゴテ?」な感じ。ツンッと刺すような酸の香りと、レモンやライムのような柑橘系が少し、そしていわゆる段ボール。 味わいはとりわけ酸っぱいわけじゃないんですけど、なんとなく酸化したようなニュアンスに口腔内が支配されます。

 うーむ、程度問題かもしれませんが、師範はちょっとこのワインは状態に疑問があるような気がしました。 多分ブショネしゃないですかね? 気のせいである可能性も大ですので、明日まで少し残しておいて有識者に聞いてみたいと思います。


 翌日、有識者の意見は「ブショネではないけれども何らかのダメージは受けていそう」とのことでした。

 さらに翌々日再稽古。良くも悪くも香りは全然しなくなりました。 味わいも、甘くもなく酸っぱくもなく、ほとんど「アルコール水」・・・ 幸い?今回はちゃんとブショネなワインもありましたので、師範の中で違いがはっきりしました。

点数(63点)

5日(金)

 本日より師範は渡世の稼業をスタートしましたが、リモートワークなのであまりこれまでと違いはありません。

 さてそんな日ではありますが、本日は庶民のワイン研究所・所長主催のYouTube Liveにゲスト出演しました (右の画像クリックで当該ページに飛びます)。 企画の主旨は、「事前に小瓶送付されたワイン2本をブラインド・テイスティングして、どちらがカベルネ・ソーヴィニョンかを当てる」というものです。 こういうお遊びは大好きなので、二つ返事で参加させて頂きました。

YouTubeライブ テイスティング

出演したのは下記の皆さんです(Azuki58さん以外がテイスティングに参加)
Azuki58さん(ホスト&司会進行)
庶民のワイン研究所・所長さん(主催)
酒井 聡さん(文化人枠)
泉明宏さん(ワインのプロ枠)
安ワイン道場師範(万年一般人枠)
ワイン選びは都光の社長、戸塚尚孝(NAOTAKA)さんがチョイスされたそうです。

会の内容自体は上記リンクから動画を見て頂くとして、下記に師範の思考過程を記しておきます。

Chateau Laroze 2016 [Ch. Laroze]
名称Château Laroze 2016
シャトー・ラローズ 2016
生産者Ch. Laroze
シャトー・ラローズ
価格(参考価格:7,700円)
購入店銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA

 まずAの方、外観にほとんど違いはありませんが、若干こちらが薄いように感じました。 香りを嗅ぐと、ベリー、黒豆、消し炭。まさにボルドーの香りですね。 それも左岸、あまり海の方ではない内陸寄りっぽい柔らかさを感じます。 味わいも、しっかりとした芯がありつつも柔らかさが出ていて、良い感じに熟成したカベルネ主体のボルドーだと思いました。

 そこで最初の回答では、こちらがカベルネ・ソーヴィニョン、ヴィンテージは2009年、お値段は10,000円前後、 産地はボルドーのぺサック・レオニャン、銘柄は「シャトー・オリヴィエ」と致しました。

 蓋を開けてみると、こちらがメルロー主体、右岸のサンテミリオンなんですね。 この銘柄は20年前の2004年に1994年産と稽古しているみたいですが、 もちろんそんなの覚えちゃいませんでした。

点数87点
Buriano Cabernet Sauvignon 2011 [Rocca di Castagnoli]
名称Buriano Cabernet Sauvignon 2011
ブリアーノ カベルネ・ソーヴィニョン 2011
生産者Rocca di Castagnoli
ロッカ・ディ・カスタニョーリ
価格(単品価格:9,680円)
購入店銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA

 Bの方は、Aみたいにガチなボルドー感がありません。 香りのボリュームはこちらのほうが若干控えめ、カシスみたいなベリーの香りが中心で、熟成感もあり丸くまとまった感じです。 味わいも、よりまろやかで太さは感じますが、その分ややおとなしく思えました。

 さて回答はと言うと、品種はこちらがメルローです。 ヴィンテージは「同じくらいを揃えてくるだろう」という読みから2010年、お値段は5,000円前後。 産地は全くわかりませんが、NAOTAKAさんの性格を考えて、どちらもボルドーにすることは無いだろうと踏んでいました。 かといってニューワールドだと熟成したものを見つけるのは難しいので、 産地は南仏のラングドック、銘柄はバロン・フィリップが造る「ラ・キャピテル・ド・バロナーク」と致しました。

 結果はこちらがカベルネ・ソーヴィニョン、いわゆる「スーパー・タスカン」と言われるトスカーナ産ですね。 ボルドーじゃないという点は当たりでした。 会の途中でNAOTAKAさんからチャットを頂きましたが、 これ全く同じものを昨年9月に稽古しているんですね。 全く気づきませんでしたよ。

点数84点
YouTubeライブ 結果発表

 蓋を開けてみると、最初の回答はみんなAがカベルネ・ソーヴィニョンでBがメルロー。 そこで司会進行のAzuki58さんが、どちらがAかを伝えずに銘柄オープン。 そうすると泉さんや所長は師範よりずっと近い回答(Bをサンテミリオンのメルローとか)しているわけで、 そのままでは師範は単なる凡退オジサン・・・そこで一発逆転を狙ってBがカベルネ・ソーヴィニョンに変更しました。

 結果はそれが正解、師範一人勝ち。一気にドヤ顔オジサンですよ!

 振り返ると、品種以外、産地や価格帯なんかはそれなりに近いことを言っていたように思います。 面白いですね、こういう企画。また機会がありましたらよろしくお願いします!


4日(水休)

杉山神社

 師範は今日までお休みです。天気が良いし、暇人でやることがないので、天下泰平を祈願しに朝から「ご近所三社詣」でに出かけました。

 一社目は、道場が位置する土地の氏神様である星川杉山神社。 保土ヶ谷公園の横、丘の上にあります。朝散歩でお参りするのはこの神社が多いですね。 正月も4日になると人出はパラパラでした。

橘樹神社

 二社目は、天王町商店街のそばにある橘樹(たちばな)神社。 ここには道場建立の際に地鎮祭をお願いしました。 なぜここにしたんだっけな?確かサイトに金額が書かれていて安心だったから、というような理由だったと思います。

 ここも朝散歩で良く来るんですが、早朝は賽銭箱が出してないんですよ。 なので柏手だけを打って帰ることが多い神社です。

神明社

 三社目は、道場から一番近いところにある神明社(しんめいしゃ)。 千年以上の歴史がある、横浜で最も歴史のある神社の一つらしいです。

 近いということもあって、子供たちの七五三のお参りはここで行いました。 また、長女が大学1年の時に巫女のアルバイトをしていた神社でもあります。 自サイトでは郷土の情報発信とかもされていて、 この地に住む師範としてはありがたい神社です。

おみくじ

神明社でおみくじを引きました。結果はもちろん
 大吉
でした(クリックで拡大します) 特に
 商い:損なし 相当利あり
とあって、昨日のくじ運はこれだったのかな?また、
 学問:安心して勉学せよ
とありますので、このまま安ワイン道を邁進する所存です。

そして、日本が、そして世界が平穏無事な一年になりますように!とお願いしてきました・・・各社10円のお賽銭で。

軽井沢ブルワリー 星のふる夜に

 お休み最終日なので明るいうちから飲んじゃいます。 実は今年はまだビール飲んでなくて、なんと本年最初のビールは軽井沢ブルワリーの「星のふる夜に」という白ビール。 昨年の父の日に次女からもらったセットから最後の1本。

 そんなに白ビールしていない外観で、原材料にオレンジピールもコリアンダーシードも書かれていないけど、 柑橘系の香りが強く感じられる美味しいビールです。

Hemisferio -Sur- Sauvignon Blanc 2022 [Miguel Torres Chile]
名称Hemisferio -Sur- Sauvignon Blanc 2022
エミスフェリオ -スール- ソーヴィニョン・ブラン 2022
生産者Miguel Torres Chile
ミゲール・トーレス・チリ
価格820円 (単品価格:1,760円)
購入店エノテカ楽天市場店

 13連休最後の稽古相手は、チリのソーヴィニョン・ブラン。スペインの名門「ミゲール・トーレス」がチリで造っている銘柄です。 エノテカさんって、「バロン・フィリップが造るチリ産」とか「アンティノリが造るチリ産」とか多いっすよね。 この銘柄の2016年産とは6年前に稽古済みですな。 ちなみに本日の夕食メニューは長女謹製で、 刺身盛り合わせ(真鯛と平目の昆布締め)、サーモンの塩焼き、人参と小松菜の胡麻和え、小松菜と舞茸のお吸い物です。

 色はこの品種にしてはちょっと濃いめで緑色感が少なめ?と感じるレモン色。収穫時に熟すのを待ったのかも知れません。 香りは、お約束の草っぽさ。アンデス山麓の草原を感じるような、草むらに寝っ転がったような爽やかな香りと、 グレープフルーツのような柑橘系の香りを感じます。 味わいは、甘さ控えめで酸味しっかり。ソーヴィニョン・ブランらしい味わいのバランスですが、 どことなく旨味のコクがあって、それが色の濃さに繋がっているような気がします。

 野草と柑橘類の香りで酸味しっかりで、と品種の特徴はちゃんと現わされているのですが、 ほんのり熟したニュアンスがあるのが特徴のような気がします。 万人ウケするように上手にコントロールされているワイン、という印象を受けました。 もちろん師範はそういうテクニックには賛成です。

 小瓶保存した翌日再稽古。やっぱりこのソーヴィニョン・ブランは当たりが柔らかですね。 適度な爽やかさ具合は適用範囲が広いと思いますよ。

点数76点

3日(水休)

ワインくじ 店頭

 午前中はマルッとNetflixの"VIVANT"を見て、午後からご近所スーパーに買い出し。 スーパー内の酒屋「イオンリカー」を見たら、いわゆるワインくじが売られているではないですか。 師範、くじ運悪いのは分かってますけど、お屠蘇気分で新年の運だめし!とばかりに購入しました。

 こういう場合、箱を持ち上げて「重いものを選べ」が定説ですが、 さすがに全部を持ち上げている五十後半のオッサンはみっともないので、3箱ほど持ち上げて「あれ?これ重くね?」というのを選びました。

ワインくじ 開封

 道場に帰って開封の儀であります。

 え?"VCP"って"Very Cheap Prosecco"?あるいは"Veuve Clicquot Ponsardin"?

ワインくじ ヴーヴ・クリコ

 結果、1/72の確率を引き当てて、一等賞のヴーヴ・クリコでした。パチパチパチ! 今年はいい年になりそう・・・というか平穏無事な年になることを祈っております。

 さてこのヴーヴ・クリコ、買値は2,200円の安ワインですからあまり大事がらず、 適当な機会にサクッと開けていきたいと思います!

Kirkland Signature Carneros Napa Valley Pinot Noir 2021 [Kirkland Signature (DC Flynt MW Domaines & Estates)]
名称Kirkland Signature Carneros Napa Valley Pinot Noir 2021
カークランド・シグネチャー カーネロス ナパ・ヴァレー ピノ・ノワール 2021
生産者Kirkland Signature (DC Flynt MW Domaines & Estates)
カークランド・シグネチャー (DC フリント MW ドメーヌズ&エステーツ)
価格1,658円
購入店コストコ金沢シーサイド倉庫店

 本日の稽古相手は、昨年10月に門下生からご推薦のあった、 カリフォルニアはカーネロスのピノ・ノワール。コストコのプライベート・ブランドですね。 料理は、お知り合いからお年賀に頂いた「和久傳 醤 合鴨ロース」を前菜に、 メインは油淋鶏、ポトフ、昨日の残りの牛肉とゴボウの炒め物です。

 外観は、ピノ・ノワールらしく薄めで澄んではいるのですが、若干色調が青い紫で、ブルゴーニュだとシャロネーズ地区あたり、 あるいは高地のガメイみたいな色合いです。 香りは、いわゆるカリピノからバニラを引いた感じ。 ラベルには"a hint of spice from French oak barrels"とあるのでアメリカンオークじゃないんですね。 フレンチオーク、それも多分古樽だと思われます。 味わいは、甘さはしっかりあります。そしてピノ・ノワールらしく渋味は控えめ、そしてピノ・ノワールにしては酸味も控えめ。 カリフォルニアのピノらしいバランスです。

 やっぱりコストコのPB、カークランド・シグネチャはクオリティ高いよね。 ただ、個人的にはちょっと飲み飽き系かなぁ。一人で一本だとだんだん杯が進まなくなります。 素晴らしいワイン!ってわけじゃないけど、門下生が仰るように常飲銘柄たり得る存在ですね。


 お休み最終日は昼から稽古。ちなみにこれも、1/4ほど残ったものを栓をしただけで冷蔵庫の扉で保存しました。 色は変わりませんが、香りにツンッとした酸の雰囲気を感じるようになります。 でもやっぱり全体に緊張感が無いというか、ユルっとした印象は禁じえません。値段なりかもです。

点数76点
和久傳 醤 合鴨ロース

 鴨にはやっぱりピノ・ノワールですよ。 そして甘味のある実山椒醤が添えられているので、甘味のしっかりしたカルフォルニアで良かったように思います。


2日(火休)

南町田グランベリーパーク

 本日は、女性陣が「初売りに行きたい」というので、比較的近場のアウトレット、南町田グランベリーパークへ。 道場からは車で30分弱かな?運転手としてお付き合いしました。

 師範も、靴屋とかエノテカとかを物色したけど、どうもピンとくるものが無くなにも買わずに終了。 昔と比べて物欲が衰えているのはやっぱり老化ですかね? ワインについても、セールで安くなっているものを探して買うことが少なくなったかも。 物欲旺盛な女性陣(特に子供たち)が眩しく感じられますよ。

Stellenrust Old Bush Vine Chenin Blanc 2021 [Stellenrust Wines]
名称Stellenrust "Old Bush Vine" Chenin Blanc 2021
ステレンラスト "オールド・ブッシュ・ヴァイン" シュナン・ブラン 2021
生産者Stellenrust Wines
ステレンラスト・ワインズ
価格2,890円
購入店ワインブティックヴァンヴァン

 本日の夕食は、世の中の正月料理の定番、すき焼き。 「すき焼きにはリースリング」という言説を目にしましたので、 赤ではなく白をチョイスしました。正月といえば南アフリカ、南アフリカといえばシュナン・ブランです。 この銘柄の2018年産と稽古済み、とても高評価だったようです。

 色はかなりしっかりしたレモン色、薄い黄金色と言っても良いくらいです。 香りは「ザ・蜜香!」です。香りだけだったらソーテルヌと言いそうです。 もちろんクチナシのような花の香りや黄桃のようなフルーツの香りや絡めるのような樽香もありますが、ドカンと感じるのはハチミツですね。 味わいは、甘い香りの割には甘さは控えめで、凝縮した旨味を感じます。

 めっちゃ雑に例えると、樽バンバンなシャルドネと、セミヨン主体のソーテルヌを足して、ちょっと甘さの引きましたって感じ。 南アフリカの力の入ったシュナン・ブラン、って感じですね。これは美味いっす!

1/4くらい残して寝落ちしたので、師範代が栓だけして冷蔵庫の扉に保存してくれたので、翌日再稽古。 香りの傾向には大きな変わりはありませんが、ボリュームは増しましたね。 味わいに関しては全く変わりはありません。しみじみ美味しい白ワインです。+1点しましょう。

点数82(+1)
道場のすき焼き

 そしてすき焼きです。

すき焼きは肉料理ですが、醤油や生卵が使われるので、確かに赤ワインより白ワインの方が相性が良いように思いました。 ご参考になれば。


 肉は島根県雲南市へのふるさと納税の返礼品で頂いたもの。大変おいしゅうございました。


1日(月祝)

初日の出

 元日の朝は、まささん主催の「初日の出リモートワイン会」に参加。 道場は屋上に上がると日の出が見えるので、実況中継させて頂きました。 この写真はアレンさんにキャプチャーして頂いたもの。 電線が邪魔ですね。そして、Webカメラモードでシャッター切っても写真は保存されないみたいです。 覚えておいて下さい>来年の師範

元旦のパルメ

 リモートワイン会は午前6時にスタートしたのですが、その時間から飲み始めたのが昨日開けた残りのパルメ。 やっぱりシャンパーニュは美味いよね。今年の目標は

「いつでもシャンパーニュが飲めるくらいのちょうど良い生活」

を目指したいと思います。

道場のおせち料理

 元旦の料理は、ご近所フレンチ「ラ・ルーブル」の洋風おせち。 あとは馬刺、ナマコ、がめ煮(標準語で言うところの筑前煮)、蒲鉾みたいなものをいろいろと。 お雑煮は、カツオ菜(最近こちらでも手に入るようになりました)と餅とお麩というシンプルな佐賀県鳥栖地方?仕様です。

 お屠蘇は熊本の赤酒。どうせ師範しか飲まないんだから、屠蘇散は省略させて頂きました。

TOMOE Chardonnay Reserve 2021 [Miyoshi Winery]
名称TOMOÉ Chardonnay Reserve 2021
トモエ シャルドネ・リザーブ 2021
生産者Miyoshi Winery
広島三次ワイナリー
価格(3本セット:寄付金額25,000円)
購入店広島県三次市

 元旦に開けるワインはやっぱり日本ワインでしょう、ということで選んだのがコチラ。 以前から気に入っている広島三次ワイナリーのシャルドネ・リザーヴで、一昨年の広島県三次市へのふるさと納税返礼品です。

 色は非常に薄めのレモン色です。道場に来て1年以上たっていますが、熟成した感じは見て取れません。 香りは「やっぱイイわ、これ!」です。特に樽の利かせ方が上手ですね。 シャルドネらしい熟したリンゴの香りに、バターやナッツのような香ばしさがしっかり感じられます。 味わいは、香りに比べるとスレンダーな感じがしますが、そういうのこそ日本の食卓に合うんだよね、という感じもします。

 やっぱりイイですね、これ。間違いなく推せるワイン、というか日本のシャルドネって凄くレベルが上がったと思います。 広島三次ワイナリーのワインはこれで手持ちがなくなったので、またゲットしなきゃです。 なぜなら師範は三次市のふるさと大使だからです(ふるさと納税すれば誰でもなれます)

点数83点
馬刺とPenley Estate Phoenix

 熊本の馬刺といえば霜降りが一般的ですが、赤ワインに合うのはやっぱり赤身です。 あと、赤タマネギは必須。覚えておいてください>自分

Penley Estate Phoenix 2021 [Penley Estate]
名称Penley Estate "Phoenix" 2021
ペンリー・エステート "フェニックス" 2021
生産者Penley Estate
ペンリー・エステート
価格1,787円 (単品価格:2,750円)
購入店銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA

 正月だから、夕方には別のワインも開けちゃいます。 まるで初日の出をあしらったかのようなラベルの豪州産。銘柄は"Phoenix"、縁起が良さげじゃありませんか。 品種はカベルネ・ソーヴィニョン、1月5日にYouTubeライブの品種当てに参加するので、 カベルネの特徴を拾う意味でもこれをチョイスしました。

 色はほぼ真っ黒、濃い青紫はカベルネらしい外観ですね。 香りもめっちゃカベルネです。真っ黒系果実、それにピーマンの青っぽさ。樽香は控えめで、果実に添えるイメージです。 味わいは、まず渋味がガツン!と来て、その後から甘味と酸味が遅れてくる感じ。 若くて健康なカベルネ・ソーヴィニョンのイメージそのままな香りと味わいです。

 凄い!ってワインじゃないけど、しっかり美味しいワインです。 多分、あと数年置いておけば妖艶な表情が見えてくるんじゃないかな? ただ、今飲むんだったら2019年産のボルドーブレンドGryphonの方が良いかも知れません。

 普通にスクリューキャップを戻し、セラーに立てて翌日再稽古。 香りは、前日よりも青さが飛んで、よりベリー感が強く感じられるようになりました。 味わいも渋味がややおとなしくなって丸くなった感じ。+1点はあると思います。

点数78(+1)