もうすぐ年の瀬11月。今年はキンモクセイの開花が遅くて、関東地方は10月末に満開でしたね。
キンモクセイの花、好きな香りです。モクセイの仲間はギンモクセイもヒイラギモクセイも好きです
・・・っていうか、花の香りは大抵好きだな。唯一の例外は栗の花くらいか(笑)、あとハゴロモジャスミンも(嫌いってほどではないけど)好きでは無いです。
花以外にも、香水の香りは男性用女性用問わず好きだし、柔軟剤だってオッケーだし、なんなら葉巻の匂いも好きです。師範は香りに対して極めて寛容(≒鈍感)です。
「好き嫌いが無い」という意味では、食べ物に関しても、昔は大好きだった生牡蠣が今では体質的に食べられない以外、特に嫌いなものはありません。
甘いの辛いの酸っぱいの、パクチーもゴーヤも梅干しも納豆も酒盗もウォッシュチーズも全部好き。
ワインに関しても同じ、ブドウ品種で嫌いなものってのは思い当たりません。
ただユニ・ブランやコロンバール、アイレンあたりはあまりパッとしない印象はありますが。
ホント「鈍感バンザイ」だな。師範の周りの世の中には自分の「好き」で溢れております。
本日は、ツイッター関連のお知り合いと飲み会・・・ってか最近多いな。楽しいから良いけどな。
店は、神楽坂にあるアズーリ 神楽坂 (Azzurri Kagurazaka)というイタリア料理店。
神楽坂なんてオシャレな街、めったに行かないなぁ・・・と思っていたけどつい先日もすぐそばの店を訪問しています。
師範ってばオシャレさんの仲間入りかしら。
・・・なんて戯言は置いといて、結構大きな店ですね、ココ。席数は50くらいはあったかも。
一部半個室風になっているところがあって、そこだと良かったんだけどあいにく8人は入らなそうで、
我々フロアの真ん中にデーンと陣取らせて頂いておりました。
いろいろ持ち込みが多くて邪魔でスミマセン。
そんな感じで本日ご一緒した「悪い友達」は下記の面々です。
・angeloさん
・TZKさん
・MAMIさん
・ミケさん
・Ÿんさん
・plumpearsさん
・KSさん
・安ワイン道場師範
名称 | Harkham "Hark Angel" 2018 ハーカム "ハーク・エンジェル" 2018 |
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生産者 | Harkham Wines ハーカム・ワインズ |
価格 | (TZKさんから) |
購入店 |
今回は「持ち寄りワイン会」なんですが、その持ち寄りには『品種は必ずシラーorシラーズ』というルールが定められておりました。
「おいおいそれじゃ赤ばっかりになっちゃうよ」と思っていたんですが、凄いの知っている人がいるもんですな。
まず最初に頂いたのは、TZKさんが持参されたシラーズのロゼ。
赤ワインの凝縮度を上げるために、果皮と種と果汁が合わさった中から果汁だけを抜き取る「セニエ(血抜き)」という工程を経る場合があるのですが、
このロゼはそのセニエによって抜き取られた方の液体から造られています。
ボルドーのロゼに結構多いし、葡萄自体の凝縮度を上げるのが難しい日本ワインなんかでも見かけますね、セニエのロゼ。
このワインはお店に預けられていたので、きちんと冷えた状態で頂けました。
色はピンクというより薄い赤、いわゆるオレンジワインを濃くしたみたいな色合いです。
香りは思いっきりイチゴ、そして味わいもイチゴです。
甘味と酸味はそこそこで渋味はほぼ無く、温度が上がると若干苦味が感じられるようになります。
香りも良くて味わいのバランスも取れていて、なかなかよろしいロゼなんじゃないでしょうか。でもコレ、品種がシラーだとは分からないなぁ。
イチゴっぽさがあるので、なんとなくガメイのロゼみたいな感じです。
点数 | 77点 |
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今回の料理は、コースにはせずにアラカルトで取って取り分けるスタイルです。そんな一皿目がコレ。
じゃがいものポタージュ
これはさすがに取りわけでは無くて全員分のカップがありました。
結構しっかりとした重さのあるスープでお腹にたまります。ツマミにもなる感じでしたよ。
名称 | Bulles de Syrah "Rosé d'une nuit" N.V. ビュル・ド・シラー "ロゼ・デュヌ・ニュイ" (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Jean-Louis Denois ジャン・ルイ・デュノワ |
価格 | (KSさんから) |
購入店 |
シラーズのロゼも珍しいですが、もっと珍しいのがコレ、KSが持参された2本のうち1本はなんとシラー100%のスパークリングです。
こんなん初めてだわ。産地は書かれていませんが、裏ラベルに書かれた造り手の住所から察するに南仏ラングっドック・ルーション地方のリムーあたりのようです。
製法的には瓶内二次発酵の本格派です。
まず一番気になるのは色ですが、これが全く赤みが無いのね。普通ブラン・ド・ノワールってややピンク色だったりするもんだけど、
このスパークリングはまるでブラン・ド・ブランみたいな外観です。
泡立ちはとてもキメが細かくボリュームもあります。
香りは・・・これがシラーから造られているとは全く想像が付かないな。
シャンパーニュのようなイーストっぽさは無く、酸味もしっかりでどちらかというとフレッシュなスプマンテみたいな香りと味わいです。
良くも悪くも普通のスパークリングです。もっとキテレツな香りや味わい(例えばオーストラリアにあるような赤のスパークリング)を想像していたけど、
とても真っ当な泡でした。
点数 | 78点 |
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最初の料理はコレ、というか料理の発注はTZKさんに任せっきり、師範は食べるだけです。
肉のテリーヌ、焼き野菜添え
ローストした野菜の上にパテ・ド・カンパーニュ的なテリーヌが乗せられ、その上から細かくスライスしたチーズが掛けられています。
ガッツリと肉が食べられて、シラー会にはちょうど良いですね。
名称 | Saint-Joseph 2013 サン・ジョセフ 2013 |
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生産者 | Domaine des Lises ドメーヌ・デ・リズ |
価格 | (MAMIさんから) |
購入店 |
ここからはシラー(シラーズ)の本領発揮の地であるコート・デュ・ローヌの赤ワイン対決に入って参ります。
こちらのワインはMAMIさんが持参されたもので、造り手はドメーヌ・デ・リズ。
ここのワインは、9月にも(同じくMAMIさんが持参された)クローズ・エルミタージュと稽古しておりまして、
その日一番グッと来たワインでした。このワインもそれと同じ2013年産、ローヌ川対岸に位置する両者がどう違うのか、大変興味深く稽古させて頂きます。
色はとても濃い紫色だけど、青みが少ないところがカベルネ・ソーヴィニョンなんかのボルドー系品種と違うところでしょうか。
そしてこのワイン、香りのボリュームが凄いです。白コショウとレーズンとバニラの香りがブワーッと来ます。飲まなくてももうそれだけで満足です。
味わいは、香りの凄さと比べるとややおとなしいというか、まだ渋味がしっかりで固い印象を受けます。2013年産なんで、そこそこ年期は入っているんですけどね。
ともあれ香りが素晴らしいワインです。味わいの固さは、こういうワイン会みたいな席じゃなくて何日かに分けて飲んでればどんどん良くなるんだろうな、と想像されます。
ドメーヌ・デ・リズ(リゼか?)、間違いの無い生産者ということで師範の脳ミソにインプットされました。
点数 | 84点 |
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前半の料理のメインがコレ。
シャルキュトリーの盛り合わせ
こういう料理は良いよね。いろんな味わいがあって、そしてシラーの肉っぽい香りにも合うし。
名称 | Saint-Joseph "Offerus" 2016 サン・ジョセフ "オフル" 2016 |
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生産者 | Jean-Louis Chave Selection ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクション |
価格 | (Ÿんさんから) |
購入店 |
もう一本もサン・ジョセフ、「聖ヨーゼフ対決」ですな。こちらはŸんさんが持参されたもの。
造り手は、師範と同じくワインに点数を付けることで有名なロバート・パーカー氏が100点を付けたことで有名な名門中の名門「ジャン・ルイ・シャーヴ」、
このワインはそこのネゴシアン部門によるもの。正座して稽古して参りましょう。
色は、前のドメーヌ・デ・リズのものより青みを感じます。ヴィンテージは2016年なので、3年若いからだと思われます。
香りは、比較するのはアレだけど、やっぱりリズに比べるとずいぶんボリュームがおとなしく感じます。
香りの雰囲気はこちらが古典的というか、いわゆるシラーにイメージする感じに近いと思います。
そして、このワインの良さは口に含んだあとに感じられますね。2016年産と若いのに既に丸みがあってやわらかな味わいになっています。
聖ヨーゼフ対決、香りはリズの圧勝ですが味わいはシャーヴに軍配があがります。
それにしてもこの2本、同じ村の同じ品種とは思えないくらい全く違うのね。
ヴィンテージの違いに加えて、サン・ジョセフってかなり南北に長いアペラシオンだから、場所も違うのかも知れませんが。
点数 | 80点 |
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次なる料理がコレ。
レバーのパテ
すごーく肉の香りが強くて、本来シラーには合うとは思うんだけど、ちょっと香りが口の中に残るのが気になるかな。
美味しいんだけど、これ食べたあとはワインの香りがわかんなくなっちゃいますので要注意です。
名称 | SASYR 2015 サシール 2015 |
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生産者 | Rocca delle Macíe ロッカ・デッレ・マシエ |
価格 | (TZKさんから) |
購入店 |
当初の予定は参加者7名だったんですが、TZKさんがplumpearsさんを当日連れてきてくれまして、
彼の分のワインを「追加でブラインドでお持ちします」ってことになりました。
それがこのワインです。品種のうち半分はシラーなんですが、もう半分は何か、産地はどこかを当ててください、とのこと。
なぁに師範はもう20年以上もワイン飲んでいるわけですよ。そんなクイズがわからないはずないでしょう・・・と思っておったわけですが・・・
・・・これが全然わからないのね。色は明るめの紫色で、香りは弱め。シラーすらもわかりません。
味わいはどちらかというと軽めで普通に美味いバランス。どこにでもありそうなワインに思えてしまいます。
ヒントとしては「その国ではメジャーな品種」とのこと。うーむ。
答えは、サンジョヴェーゼ、イタリアはトスカーナのワインでした。言われてみれば「なるほどねぇ」なんですが、
やっぱりブラインドなんて判んないものですな。師範にバッジは無理でしょう。
ちなみにこのクイズ、MAMIさんが当てました。単なる飲兵衛の姐さんじゃないんだなと再認識させて頂きました。
点数 | 75点 |
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もうこのあたりになるとテーブル上に料理が溢れ始めております。
トリッパのトマト煮込み
臭みは全くなく、柔らかく煮込まれており大変美味しゅうございました。
とても辛いスパイスが別に添えられていたんですが、それをかけると味わいは締まるんですが、これまたワインの味がわからなくなるという罠が潜んでおりました。
名称 | Cornas "Les Vieilles Fontaines" 2009 コルナス "レ・ヴィエイユ・フォンテーヌ" 2009 |
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生産者 | Alain Voge アラン・ヴォージュ |
価格 | (KSさんから) |
購入店 |
コート・デュ・ローヌの赤対決はまだ続きます。
次なるワインは、KSさん持参の2本目、サン・ジョセフの南側にある銘醸地「コルナス」の産で、造り手はご存じ名手「アラン・ヴォージュ」
・・・って師範は知らなかったんですけどね、この造り手。
いやー、安ワイン道場はローヌとの経験が手薄なんですよ。今回のワイン会はそれを克服するために企画して頂いたみたいな感じです。
・・・で、いきなり結論から書いちゃいますが、このワインは凄かったっす。間違いなく本日の一等賞。
色はキレイに澄んだ濃いめの赤紫色で、香りのボリュームはリズのサン・ジョセフを凌駕する圧倒的なボリュームがあります。
更に味わいが太くて丸っこくて柔らかくて素晴らしい。抜栓直後から時間が経っても香りも味わいも全く落ちる気配がなく、
素晴らしさを持続しておりました。
こんなローヌがあるんだなぁ、とビックリしましたが、ネットでお値段を調べたら軽く5ケタ円するワインなんですな。
やっぱりこういう領域には安ワインでは伺い知れない世界があるようです。
そういう世界を見せて頂ける友人がいる、というのが安ワイン道場の何よりの財産です。
点数 | 92点 |
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次なるお皿がコレです。
野菜のロースト
美味しいよね、焼き野菜。パプリカに隠れて見えていませんが、師範はブロッコリーを焼いたのが好きでした。
最近ブロッコリーが安くなってきたんで、ウチでもやろう。
名称 | Côte-Rôtie "La Landonne" 2011 コート・ロティ "ラ・ランドンヌ" 2011 |
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生産者 | Domaine Rostang (René Rostang) ドメーヌ・ロスタン (ルネ・ロスタン) |
価格 | (Angeloさんから) |
購入店 |
コート・デュ・ローヌ対決のシンガリは、Angeloさんにお持ち頂いたワインで、更に泣く子も黙る銘醸畑コート・ロティの「ラ・ランドンヌ」、
造り手は黙った子も泣き出す「ルネ・ロスタン」・・・ってか、ラ・ランドンヌってギガルのモノポール(単独所有畑)だと思ってましたよ。
前のコルナス含め、このあたりになると道場ではまずお目にかかることのできない価格帯のワイン、ありがたく稽古させて頂きます。
色は、前のコルナス同等の濃い紫色ではあるんですが、若干エッジにレンガ色っぽい熟成香が見て取れます。
香りは・・・「えぇ?」ってくらいおとなしい感じでした。
香りの雰囲気は黒コショウにソーセージのような雰囲気があって、いかにもローヌらしくはあります。
味わいは、色から受ける印象の通りやや熟成が入った感じの、乾いたような果実味が支配的です。
良く出来た、そしてちょっと古めのACコート・デュ・ローヌの延長線上にあるようなワインです。
・・・というわけで、期待が風船のように膨らんでいたこともあって、飲んだ後の感想はちょっと残念な感じでした。
それがヴィンテージによるものなのか造り手の個性なのかわかりませんが、「そういうこともある」というのがワインの面白さでもあり怖さでもありますな。
点数 | 79点 |
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本日の料理の一等賞がコレ。
ハンバーグ
お子様からお年寄りまで、みんな大好きハンバーグですが、かなり粗挽きの肉で「肉肉しい~!」って感じで大変美味しゅうございました。
名称 | Clos de Gat "Sycra" Syrah 2011 クロ・デ・ガット "シクラ" シラー 2011 |
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生産者 | Clos de Gat クロ・デ・ガット |
価格 | ($58.90 約7,070円) |
購入店 | テルアビブ空港免税店 |
コート・デュ・ローヌ対決も終わってホッと一息・・・はさせません。
次なるは師範が持参したイスラエル産のシラーです。
このワインは、4年前イスラエル出張に行った際、帰りのテルアビブ空港の免税店で調達、
戦火をくぐって(嘘)ハンドキャリーした中からの最後の1本です。
お値段$58.90は当時のレートで約7,000円、安ワイン道場としては思い切った投資でしたよ。
色は、ローヌのシラーよりもさらに濃い色合いで、黒に近い紫色だったように思います。
香りのボリュームは、前のコルナスとコート・ロティの間くらい。
ミチっと濃い果実香と甘いバニラの香りが大変ナイスではあるんですが、コルナスの凄さにはかないません。
でも味わいはかなり善戦していました。なんといっても甘味がしっかりしているんですね。
お子様味覚の師範には「甘いは正義」ですから。
皆さんのご意見は『カリフォルニアのワインみたい』とのこと、師範もそう思います。
イスラエル土産の最後の1本、なかなか開ける機会が無かったわけですが、ここで良い感じに成仏させてあげられたと思います。
点数 | 85点 |
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えーっと。。。
なんか肉を焼いたヤツ
こんな写真しか無くてスミマセン。味は・・・覚えてませんスミマセン。
名称 | Robertson "Constitution Road No.1" Shiraz 2014 ロバートソン "コンスティテューション・ロード No.1" シラーズ 2014 |
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生産者 | Robertson Winery ロバートソン・ワイナリー |
価格 | (ミケさんから) |
購入店 |
最後のワインは、ミケさんが持参された南アフリカ産。
ロバートソン・ワイナリーの「コンスティテューション・ロードNo.1」シリーズは、
昨年師範もワイン会に白のシャルドネを持参しております。
バーン!押し出しが強くてワイン会映えするものだった印象がありますので、このワインもきっとそうかなぁ、と想像していたところではあります。
色は、前のイスラエル産と比べるとやや薄め、向こうが透ける程度の濃さです。
香りのボリュームはなかなか立派、イスラエル産と同じような甘~い香りがしっかりと感じられます。
味わいはやや軽めで甘酸っぱい感じ。品種はシラー100%とのことですが、なんとなく白系の品種が20%くらい入っていそうな、そんな味わいです。
南アフリカのワインって、ニューワールドと旧ワールドの中間くらいのイメージがありますが、このワインはまさにソレですね。
お値段は3,000円ちょっとってことだったかな?南アフリカ産はやっぱりコスト・パーフォーマンスは高いですね。
点数 | 81点 |
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左写真が今回稽古したシラー&シラーズたち。8人で9本、適量です。
それにしても、同じ品種でも全然違うワインになるんですなぁ。大変楽しく勉強させて頂きました。
そして今回のお支払いは、コースにしなかったこともあってか、
かなり安かった(持ち込み料の1,000円/本を入れても8人分トータルで3万円台?)と思います。
デフォルトのグラスはやや貧相なので持ち込んだ方が良いですが、気軽なワイン会などには使いやすい店だと思いましたよ。
名称 | Premiére Note Syrah 2017 プルミエール・ノート シラー 2017 |
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生産者 | Cave de Tain カーヴ・ド・タン |
価格 | 1,600円 |
購入店 | 一力酒店 |
明日はシラー/シラーズばかりとガッツリ稽古する会に参加するので、
本日はその予習を兼ねて普段飲みグレードのシラーと稽古。
選んだのは、この時の無料試飲会で購入したフランス産。
ボトルに添えられた丁寧な説明書によれば、北ローヌ地区にあるエルミタージュ村でとれたシラー種で造られているそうです。
ちなみに料理は、師範謹製ガリバタ鶏(w/CookDo)、大豆モヤシとキュウリのナムル、アジフライ&竹輪天(お惣菜)です。
さて抜栓。コルクは屑コルクをサンドイッチした集成材です。
グラスに注いで色を見ると、そこそこ透明感のある紫色で、大きめグラスでぎりぎり透ける程度の濃さがあります。
香りは、「あー、コレコレ」な典型的シラーの香り。プラムのようなトーンの高い果実香と、胡椒のようなスパイシーな感じがあります。
ここで言う「胡椒」は、ラーメンに入れるような細かい白コショウじゃなくて、粒ゴショウそのまんま嗅いだとか、ピンクペッパーとかに近い感じです。
味わいは、香りの印象からすると軽いのね。甘味や旨味は控えめで、酸味と渋味がそこそこしっかり。
外骨格はlカッチリしているけどコアが無い、そんな感じです。
それでも「腐ってもフランス」というか、こういうワインの良さはだんだん飲み慣れてくるのね。
なので軽さは気にならなくなります。ニューワールドの「だんだん飲み飽き」とは真逆なんですな。
結果的に、フランスのシラーらしくはあるんだけど、いかんせん飲み始めが軽いんだなぁ。
1,600円はちと高い、1.300円くらいが妥当なところかと。
『え?試飲して買ったんじゃないの?』と言われるともちろんそうですけど、あの時はとにかくシラー単品種が欲しかったのよ。
そして師範ごときだと小さな紙コップの試飲で時間経過含めたワイン全体を把握するほどの能力はありません。
点数 | 68点 |
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本日は、次女15歳の誕生日。
水曜日だけど料理当番はいつもの師範では無く、師範代が早めに帰宅してくれて担当。
メニューは骨付きラムのプロヴァンス風、シャルキュトリーいろいろとスモークサーモン、
マダイのカルパッチョ、ブロッコリーとトマトとチーズのサラダ、豪華誕生日メニューの夕飯であります。
師範家は、それぞれの誕生日、入学式卒業式父の日母の日結婚記念日、盆暮正月節分節句、なんでも祝います。
「日本全国酒飲み音頭」の精神です・・・っつても若い人は知らんか・・・ってか若い人はこのサイト見てないか。
名称 | Delfour Brut N.V. デルフール ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Fourrier-Delmotte フーリエ・デルモット |
価格 | 1,932円 (単品価格:2,073円) |
購入店 | ヴェリタス 輸入直販ワイン専門店 |
お祝いなんでもちろん飲むのはシャンパーニュでございます。
選んだのは、ヴェリタスの「超豪華シャンパン 4本セット 9,180円」からの最後の1本。
今年の夏から秋にかけては、この安シャンパーニュ4本セットとMyWineClubの安シャンパーニュ5本セットがかなり重宝しましたが、
後者はかなり値上がりしてしまったのが残念。「売れれば値上げ」は当然の市場原理ですけどね。その点こちらは増税分の値上がりのみです。
安ワイン道場的には、また来年もこういう「お得なセット探訪」を続けていく所存です。
色は薄めの飴色ですが、泡立ちはシャンパーニュにしてはちょっと弱めかな?抜栓時に手に感じるガス圧はしっかりだったんですけどね。
香りはとてもナイスです。お約束の蜜入りリンゴに加えて、ピノ由来であろうラズベリーのような香り、そして熟成から来るのであろうフランスパンの皮のような香ばしさ。
口に含むと、非常に細かい炭酸を感じで、まとまりの良い甘味と酸味と苦味を感じます。敢えて欲を言えば苦味がちょっと邪魔かな?
やっぱり「腐ってもシャンパーニュ」理論はこの銘柄にも適用出来て、コストパフォーマンスは高いですね・・・っつーかシャンパーニュの中での優劣は師範にはよう判らん。
間違いなく言えることはたっぷり飲めるのが美味い。
これからの季節、ウェ~イな飲み会も多いと思いますから、こういう「安くてもちゃんとシャンパーニュ」なセットは重宝すると思いますよ
・・・ということで安ワイン者の皆様にお薦め。
点数 | 80点 |
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リンク |
【送料無料】 超豪華シャンパン4本セット 9,350円 Delfour Brut N.V. 2,010円(セール期間中) |
次女はオリエンテーションお疲れ様、長女はTOEIC受験お疲れ様、師範代は家庭のいろいろお疲れ様、師範は大量の更新お疲れ様、ということで夕食は家族で焼肉。 店は「焼肉屋さかい 天王町店」、前回の訪問が3月なので8ヵ月ぶりですな。
席は、いつもお願いしている掘りごたつ形式の個室。
居酒屋なんかだと個室は注文するのが面倒だったりするんですが、ここはタッチパネルで注文が出来るのでそのデメリットがありません。
飲食店へのITの導入、賛否両論あると思いますが師範はケースバイケースだと思うな。このお店は良いケースです。
そしてこのお店、ネット上のクーポンで「乾杯ドリンク無料」ってのがあって、いつもそれで生ビール(プレミアムモルツ中ジョッキ)を注文しています。
2つあるのは師範代の分もそれでお願いするからだけど、飲むのは師範だけです。
食べたのは、上牛タン1,078円(左写真手前)とか牛上ホルモン539円(左写真奥)とか。 「上牛」と「牛上」が混在しているのが面白いですな・・・ってかどうでも良いですか。 お値段的には決して高級な肉じゃないんですけど、師範家的にはこれくらいで十分です。
名称 | Fortant de France Cabernet Sauvignon 2018 フォルタン・ド・フランス カベルネ・ソーヴィニョン 2018 |
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生産者 | Skalli スカリ |
価格 | 539円 (187ml:お店価格) |
購入店 | 焼肉屋さかい 天王町店 |
もちろんワインも注文しております。このお店っで頼むのはいつもこの赤ワインのミニボトル。
187mlでお値段税込み539円。高いようだけど、フルボトル換算で2,000円ちょっとだし、なにより使い勝手が良いんですよ。
前回ここで稽古した時のはヴィンテージが2017年、今回のは2018年、一年進んでおりますよ。
色は、結構しっかりした紫色。使ったのは小さなグラスだけど、エッジまでビシッと紫です。
香りは、南仏のカベルネ・ソーヴィニョンらしい黒いベリーとピーマンの青っぽさ。それに加えてコーヒーのような樽香を感じます。
前のヴィンテージまではそんな感じは無かったので、もしかすると樽の香りを付ける何かが加わったのかもです。
味わいは、冷やして飲んでも違和感のない軽い渋味。甘酸っぱさもおとなしく、全体に軽い感じではあります。
客観的には大量生産の南仏のカベルネだけど、樽香が加わってより良い方向に変化しているように思います。
ミニボトルとはいえ、この値段はお得感がありますよ。
フランジアやカルロロッシをグラスで500円以上取って出している居酒屋なんかには見習ってほしいところです。
点数 | 72点 |
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お食事にはチーズ石焼ビビンバを頼んで、女性陣はパフェなんかも食べて、トータルのお会計は14,000円ちょっと。
お手頃価格の焼肉屋だとは思うけど、「一回の食事に14,000円」という絶対額は、もしこれが単身だったら物凄く贅沢だな。
家族を持つということはそういうことなんだなぁ、と改めて。
もちろん、そんな金額ぐらい軽く埋めて余りある楽しさがあるわけですけどね。
本日は、勝沼ワイン巡りの際にもお世話になった、さすらいのソムリエ橋本さん主催の「泡祭り」に参加。
当初の予定では会場は銀座のワインバー「リュミエール」だったんだけど、
亀戸のシャンパーニュスタンド デゴルジュマンの店長(通称「泡大将」)が最近ケガをなさって、
お店を開けられないということで、急遽「チャリティー泡祭り」となって会場もそちらへ。
本日集まった方々は下記12名の皆さんです。
・橋本さん(主催)
・泡大将(店長)
・にゃんさん
・らぱんさん
・あかりさんとお知り合い2名
・たあくんさんとお知り合い1名
・天馬さん
・yukaさん
・安ワイン道場師範
いきなりスパークリングを飲むと身体に悪い(笑)ということで、まずは三々五々集まったメンバーで0次会。
飲み物は、亀戸駅ビルの成城石井で買って来たビール。
よなよなエール×3
インドの青鬼×3
僕ビール、君ビール「屋上のジョン」×2
ヱビス プレミアムエール×2
の計10本。「屋上のジョン」は初稽古、どういうビールか気になっていたけど、よなよなエールとの違いはあまり判りませんでした。
ともあれ美味いっすね、ワインの前のビールは。
名称 | VinVie Cidre N.V. ヴァンヴィー シードル (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | VinVie ヴァンヴィー |
価格 | 1,800円 (参考価格) |
購入店 |
今回のワインは、全て橋本さんに調達して頂いております。
まず1本目は、ワインじゃ無くてシードルから。
2018年からシードル造りを始めた"VinVie"という新しいワイナリー&シーデリーのものとのこと。
長野県松川町産のリンゴと洋ナシが使われているそうです。
色は、瓶の外からも判るくらいに軽く濁っていて、いわゆる普通のスパークリングと比べるとかなり弱めの泡立ちです。
香りは、リンゴと洋ナシの香りがします・・・ってそのまんまですが。
そういった意味ではワインって面白いね、ブドウを原料としているのにリンゴの香りがしたりするから。
味わいは、思いのほか酸味がしっかりしています。リンゴってこんなに酸味あったっけ?若いうちに収穫するのかな?
シードルって普段はあまり飲まないけれど、軽くさっぱりしていてこれもなかなか良いですな。
アルコール度数は7%で、「インドの青鬼」と同じなので、ビール感覚で頂けます。
ただ、残念なのはそのお値段で、ビール感覚に1,800円は出せないなぁ。今後に期待しましょう。
点数 | 71点 |
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それでは改めまして、「シャンパーニュスタンド デゴルジュマン」の早期復活を願って乾杯!
名称 | Jean Pierre Brut N.V. ジャン・ピエール ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Jean Pierre ジャン・ピエール |
価格 | 1,350円 (参考価格) |
購入店 |
2本目の泡は、オーストラリア産。
写真でもわかるように、栓が普通のスパークリングと違ってスクリューキャップです。
品種は、シャルドネが主体とのことでありました。
色は無色に近いくらい淡い感じの麦わら色、泡立ちは普通ですかね。
香りは、柑橘系のサッパリしたフルーツ香がふわっと香ります。シャンパーニュのようなイーストっぽさとかは感じません。
味わいも、ストレートにフルーツらしい甘酸っぱい味わい。こちらにも特に熟成感はありません。
良くも悪くも「普通の泡」という感じでしょうか・・・っていうか、今回頂いた泡モノはかなりキテレツなものが多かったので、
相対的な意味で「普通」だったのかも知れません。お値段の1,350円は適正価格だと思います。
点数 | 74点 |
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名称 | Gamay Rosé Nouveau "Vinifié par Junko" 2019 ガメイ ロゼ ヌーヴォー "ヴィニフィエ・パー・ジュンコ" 2019 |
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生産者 | Joubert M. & G. ジュヴェール M. & G. |
価格 | |
購入店 |
そして次はいよいよヌーヴォーですよ。品種はガメイなんで、ボージョレ・ヌーヴォーと同じですな。
ただ違うのはスパークリングであるということ。そして原産地呼称は特に書かれていません。
"Vinifié par Junko"とあるので、日本人が関係しているのかな?
そのあたりの話も伺ったような気がしますが、あいにく覚えておりません。
色は・・・写真で判りますね、かなり濁りのあるピンク色です。
そして、こういう濁りのあるスパークリングって、日本酒なんかでもそうだけど抜染すると盛大に噴くんですな。
百戦錬磨の橋本ソムリエも「おーっとっと!」って感じでした。
香りは、いわゆる自然派なワインに感じる硫黄のような雰囲気があります。そして口に含むと若干の厠臭もあります。
味わいは、まるでピーチジュースのような外観の割には甘さ控えめ、そして炭酸含めて酸味しっかり。
アルコール度数は書かれていませんが、そこそこアルコールの厚みも感じます。
面白いワインではありますね。ヌーヴォーでもあるし、よろしいんじゃないでしょうか?
・・・ってか、どうしてボージョレ・ヌーヴォーだけがあんなに騒がれるんですかね?
ノヴェッロでもデア・ノイエでも山梨ヌーボーでも良いじゃん、って気がしています。
点数 | 72点 |
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名称 | Fratelli Grand Cuvée Brut N.V. フラテッリ グラン・キュヴェ・ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Fratelli フラテッリ |
価格 | |
購入店 |
そして次なる泡が変化球中の変化球、なんとインドの泡です。
こりゃ珍しいなぁ、道場初登場かも・・・と思って調べたら、10年前にスラの泡と稽古しておりました。
侮れませんな安ワイン道場・・・って自分で言うのアレですけど。
ちなみに品種はシュナン・ブラン、ドサージュ無しで14ヵ月熟成だそうです。
外観はやや薄めながら、泡立ちなんかは全く普通にシャンパーニュなんかと変わりが無かったように思います。
香りも、品種がシュナン・ブランなんでシャンパーニュとは違いますが、それでもボリュームなんかは立派なものだったような。
味わいに至っては全然覚えておりませんが(恥)、まぁしかた無いですよこんだけ飲めば。
インド産だからって、カレーの匂いがしたりガンジス川みたいな濁りがあったりするわけではなく、ちゃんとしたスパークリングだったように思います。
今にして思えば、南アフリカあたりのシュナン・ブランを使ったスパークリングに似ていたかもですね。
点数 | 78点 |
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名称 | Hindleap Seyval Blanc 2014 ハインドリープ セイヴァル・ブラン 2014 |
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生産者 | Bluebell Vineyard Estates ブルーベル・ヴィンヤード・エステーツ |
価格 | (あかりさんから) |
購入店 |
このワインは橋本さんが用意されたものではなく、参加者のお一人「あかりさん」が持参されたもの。
イギリスで買ってハンドキャリーされたそうです。
英国のスパークリングのみならず、英国産のワインは道場初登場です。
師範も英国に出張した際スーパーで英国産のワインは無いかかなり熱心に探したけど、案外無いんですよね。
多分結構お高くて、ワイン専門店みたいなところにしか置いてないんじゃないかな?
そういう珍しいワインなんで、正座して稽古させて頂きます・・・ウソです普通に椅子に座ってました。
色は、前のインド産同様かなり薄めです。品種は"Seyval Blanc"らしいですけど、初耳の品種です。
香りは・・・「カバっぽいな」と感じました。ちょっと鋭利な金属を思わせる鋭さのある香りです。
味わいもカバっぽいというか、ややシャープな雰囲気を感じます。
ヴィンテージは2014年なんでそこそこ熟成されているでしょうけど、とても若々しい感じだったように思います。
内容はともあれ、珍しいワインをありがとうございました。
安ワイン道場に「英国産ワインと稽古」という新しい1ページが刻まれました。
あと稽古していないのは北欧の方だな。造っているらしいんですよね、北欧でもワインを。
点数 | 75点 |
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料理は、参加者のお一人、お隣に座っていたyukaさんが作って持参された、イカと野菜のマリネ、ポテトサラダ、牡蠣のオイル漬けをご相伴に預かりました。
これがたいそう美味しゅうございました。特にポテトサラダが男子の心を鷲掴みにしておりましたよ。
他には、横丁内の焼鳥屋さんから出前で焼鳥いろいろ(左写真)。1本33円とか言われていたけど本当でしょうか?
そんな値段とは思えない、たいへんちゃんとした焼鳥でしたよ。
名称 | Guy Allion "fines bubbles" Chenin Brut N.V. ギィ・アリオン "ファイン・バブルズ" シュナン ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Guy Allion ギィ・アリオン |
価格 | |
購入店 |
予定されていた泡モノの最後がコレ、フランスはロワール産のスパークリングで、品種はインドと同じシュナン・ブランです。
裏ラベルには「マキコレワイン」と書かれています。フランス在住の金井真紀子さんという方が厳選したワインだそうです。
そういう情報に疎い、というかあまり興味が無い安ワイン道場ですので、「ふ~んそうなの」です。
さて稽古開始・・・なんですが、覚えてないんだよなぁ、どんなワインだったか。
メモを見ると、「yukaさんが『ハチミツっぽい』と仰っていた」と書かれています。
yukaさんはソムリエ資格をお持ちなので、きっとそういうワインだったんでしょう。
これを持ちまして安ワイン道場のコメントに代えさせて頂きます。
やっぱりもっと真剣にワインは飲まんといかんな。そしてメモもちゃんと取りましょう
・・・というのも、上記のコメントを最後にメモが残っておりません。ここから思いっきり「創作実話」の域に入ってまります。
点数 | ??点 |
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名称 | 菱山中央醸造 白 (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | 菱山中央醸造 |
価格 | |
購入店 |
ここからは、橋本さんお得意の日本ワインシリーズ、その1本目は「勝沼ワイン巡り」でも伺った
「ぶどうばたけ(菱山中央醸造)」の白・・・かな?右写真だとちょっとロゼっぽい色にも見えるけど。キャップシールが白だから白でしょう。
このワイン、ボトルの写真を撮ってもなんだかわからないんですよねぇ~書記担当泣かせのワインです。
色は、グラスに注いでもやっぱりちょっとロゼっぽいというかグリ色があったような。
甲州って皮はピンク色なので、そのせいかも知れません。
香りは・・・あったっけ?ほぼ記憶にありません。味わいは・・・あったっけ?こちらも記憶にございません。
「記憶にない」をポジティブに捉えると、水のようにスイスイ入るワインだったのかも知れません。
早めに会場入りしてボトルの写真を全部撮っておいて良かったな。じゃなければ飲んだこと忘れるところでした。
点数 | ??点 |
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名称 | Rosé Sans barrique Muscat Bailey A & Cabernet Sauvignon 2018 ロゼ サン・バリック マスカット・ベーリーA & カベルネ・ソーヴィニョン 2018 |
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生産者 | CouCou-Lapin Domaine des Tengeijis 農業生産法人 クークー・ラパン ドメーヌ・デ・テンゲイジ |
価格 | |
購入店 |
こちらは写真でもわかるように立派にロゼですね。品種はマスカット・ベーリーAとカベルネ・ソーヴィニョンだそうです。
裏ラベルによれば、
『「山梨が100年先も葡萄やワインの産地でありますように。」契約農家さんが誇れるようなワインを作れるように取り組んでいます。
隠れた産地韮崎市上ノ山のベテラン農家さんの葡萄と、冷涼な産地北杜市明野町の情熱溢れる若手醸造家夫妻の葡萄から、
手作業でセニエした贅沢なロゼ』
だそうです。
色は右写真の通りです。香りは、甘いココナッツのようなマスカット・ベーリーAの特徴がもっと出ているかと思ったけど、あまりそれは無かったような。
味わいも軽めで、目をつぶって飲めば白だと思う雰囲気だったような、です。
"Sans barrique(樽無し)"が高らかに謳われていますが、個人的にはセニエのロゼは樽をかけたほうが(コレとか)好きだな。
マスカット・ベーリーAもカベルネ・ソーヴィニョンも、樽との相性が良いと思うのですよ。
点数 | (70点) |
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名称 | Pehu Simonet "Face Nord" Brut Grand Cru N.V. ペウ・シモネ "ファス・ノール" ブリュット・グラン・クリュ (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Pehu Simonet ペウ・シモネ |
価格 | 8,000円くらい (お店価格) |
購入店 | デゴルジュマン |
せっかくデゴルジュマンに来てね、シャンパーニュを飲まずに帰るという手はありません。
そして、例によってこの集団の中では師範が間違いなく最年長、ここは「シニア割増」として、シャンパーニュを1本開けて振る舞い酒することにしました。
銘柄は、デゴ店長に2本出してもらって、皆さんにどちらが良いか聞いたところこちらの方が賛成者多数だった「ペウ・シモネ」。
師範も初稽古の銘柄だったのでこれに。お値段は8,000円くらいだったと思いますが、細かいところは覚えていません。
お値段を覚えていないくらいだから、中身の記憶も非常におぼろげではあるのですが、辛うじてメモを残しておりました。
それによれば、「濃い、じゅくせい」らしいです。
これまでの泡と比べればそりゃ濃いでしょうね。そして、「グラン・クリュ」の畑ですから熟成期間も長めだったんでしょうね。
師範ってばこんなテイタラクで残念な感じですが、
皆さんにちゃんと味わって頂けたのであれば本望であります。
点数 | (80点) |
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名称 | Partenza Yama Sauvignon 2018 パルテンツァ ヤマ・ソーヴィニョン 2018 |
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生産者 | Cantina Hiro カンティーナ・ヒロ |
価格 | |
購入店 |
最後の赤ワインも日本ワインです。品種は、カベルネ・ソーヴィニョンと山ブドウの交配品種であるヤマ・ソーヴィニョン。
畑は山梨市牧丘町にあるそうです。ボトルの外観はぱっと見イタリアワインみたいな感じですな。
このワインもメモが残っていないのでアレですが、「え?これが日本ワイン?」って気がした覚えがあります。
ボトルの外観からの先入観かもしれませんが、どことなくピエモンテあたりのイタリアワインみたいな人懐っこさのある香りだったような。
味わいも決して薄い感じでは無くて、しっかりとした味わいが感じられたような記憶があります。
「日本の赤は薄い」という感覚が今でも師範にはあるのですが、
ここ最近稽古した日本の赤から判断するに、どうもそうではないものが増えてきている印象です。
栽培や醸造の技術が向上してきているのを感じます。お値段含め、これからも頑張って欲しいものです。
点数 | (80点) |
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左写真が今回稽古したワインの集合写真。実際には最初の泡は2本ずつあったので、人数分以上の本数を飲んでいます。 お会計は一人4,500円という格安価格(振る舞いシャンパーニュは別)。 バリエーション豊かなラインナップで、大変楽しい「泡祭り」でありました。
4時30分ごろスタートして終了は10時過ぎ、そんだけ飲めば十分でしょ・・・なはずがもう一軒。橋本さん&泡大将&にゃんさん&師範でサイゼリヤ亀戸店。 ビールで乾杯している写真が残っております。 そういえば橋本さんと初めてお会いしたのも1年前のサイゼリヤだったな。 あれからまだ1年かぁ。もっとずーっと前からお知り合いな気がするなぁ。
名称 | Lambrusco Rosato Dolce N.V. ランブルスコ ロザート ドルチェ (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Medici Ermete メディチ・エルメーテ |
価格 | |
購入店 |
ビール以外にも飲んでいたみたいですね。カメラにはこういうワインが写っておりました。
サイゼリヤといえばワインが安いことで有名ですが、この期に及んでまた泡を注文しているのが徹底しております。
銘柄はランブルスコ、それも"Dolce(甘口)"です。何でも飲むんだな、ソムリエ資格持ちのこの人たち。
もちろんどんなワインだったかなんて覚えていませんが、「やっぱり甘口だな」と思ったような記憶が薄っすらと・・・そんな感じです。
この後、終電に間に合うように店を出たのは良かったのですが、あろうことか逆向きの電車に乗ってしまい、結局道場までは帰り着けず。
京浜東北線の終点、蒲田駅前のネカフェで仮眠を取って始発で帰りましたとさ。五十も過ぎて何やってんだか。
点数 | ??点 |
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次女は今日から二泊三日、留学に向けた宿泊オリエンテーション。
時間は午後からで、場所ば「国立オリンピック記念青少年センター」というところなので、師範が渋谷のバス停まで送って一緒にランチ、ということに。
店は、渋谷ヒカリエの中にある水刺齋(スランジェ)という韓国料理店。
ヒカリエ入口にある店舗紹介ボードで、鍋っぽいのが美味しそうだったのね。今日は特に寒い日だったし。
入店したのが午前11時15分頃だったかな、それでももう半分以上の席が女性で埋まっていました。
11時30分頃にはすでに満席に。人気店みたいですなぁ。
師範の注文は、当初の「鍋が食べたい」という意識が持続して、スンドゥブとポッサムのランチ、お値段1,420円(税別)。
左写真はそのうちのポッサムの方。初めて食べるメニューだったけど、茹で豚に辛い味噌を付けていろいろな野菜で巻いて食べる料理。
ヘルシーでよろしいんじゃないですかね?若い女性がたくさん利用している理由が分かった気がしました。
次女は、石焼きビビンバとポッサムのランチ、お値段1,520円(税別)。
こちらもおこげのところが香ばしくておいしい料理でしたよ。
そんな感じのランチ。この後仕事があったので、アルコールは飲まずにお会計は3,000円ちょっと。
ランチにその値段は若干贅沢な気もするけど、子供の前ではいい顔したいじゃないですか。
ともあれオリエンテーション(と試験)、頑張って来な!>次女
名称 | Aldridge "Twynham" Chardonnay 2016 アルドリッジ "トゥイナム" シャルドネ 2016 |
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生産者 | Cranswick Wines クランズウィック・ワインズ |
価格 | 848円 |
購入店 | ヴェリタス?輸入直販ワイン専門店 |
・・・というわけで、本日の夕食は師範&師範代&長女の三人。
お料理当番は師範で、メニューは秋鮭の香草バター焼き、ボイルしたウィンナー(山中湖ハム)、大根&キュウリ&人参とツナのサラダ、自家製ピクルス。
ここんとこ「ふるさと納税」の返礼品の消化に励んでおります。
ワインも、どちらかというと消化試合というか、
2年前に稽古済み、そしてこの夏もバーベキュー大会の席で稽古済みのワイン。
バーベキューために2本買ったんだけど、飲む人が少ないので余った(持参しなかった)1本です。
色は、結構しっかりとしたレモン~黄金色が見て取れます。なんとなく高級ワインっぽくて、およそ3桁円のワインとは思えない外観です。
更には香りにビックリ、シャルドネらしい蜜っぽさにバニラの香ばしさ、そしてヴィオニエのような華やかな香りもあります。
香りのボリュームも立派なもので、まるでムルソー、あるいは加州や南アの良いヤツみたいです。
味わいも悪くない、でも惜しむらくは「悪くない」の範疇を出ないんだな。甘味と酸味のバランスは取れていて、旨味もそこそこあるんだけど、
香りのようなビックリ感が無いんだな。
でも改めて考えると848円ですよ。その値段でこんだけ楽しめるワインはめったにありません。
同じヴィンテージを稽古する3回目ですが、明らかに今回が一番光ってます。
ニューワールドだからって早飲みが良いってわけじゃ無いんですね。
ショップの在庫を確認すると、まだこの2016年が残っているようです。段ボールの埋め草にどうぞ!と言うにはもったいないくらいのクオリティです。
点数 | 80点 |
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リンク |
Aldridge "Twinham" Chardonnay 2016 [Cranswick Wines] 848円 |
名称 | Beaujolais Nouveau "La Rose Pourpre" Vieilles Vignes 2018 ボージョレ・ヌーヴォー "ラ・ローズ・プルプル" ヴィエイユ・ヴィーニュ 2018 |
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生産者 | Vignerons des Pierres Dorées ヴィニュロン・デ・ピエール・ドレ |
価格 | 648円 |
購入店 | MEGAドン・キホーテ 狩場インター店 |
本日の夕食当番は師範で、メニューは鶏刺し、山芋コロッケ&メンチカツ、鶏肉のレモンペーパーソース、もやしのナムル、自家製ピクルス。
いろいろ作ったみたいだけど、ナムル以外は「焼くだけ・揚げるだけ・切るだけ・並べるだけ」の簡単メニューです。
でもまぁそれが家庭料理ってもんですよね。
ワインは季節柄ボージョレ・ヌーヴォーを飲んじゃいました!・・・ってフライングはしてませんよ、1年前の2018年産です。
このワインは夏ごろドン・キホーテでゲットしたもので、買値の税別600円はそもそもの値段の半額以下でした。
なんとなく悲しい気分になりながらサルベージしたんですが、なかなかいい稽古機会もなくこんな日まで引っ張った次第です。
さて抜栓。コルクは短くて安っぽい集成品。そりゃそうだよね、長熟なんて全く意識しないだろうからね。
グラスに注いで色を見ると、とても濃い紫色をしています。熟成とか経年変化とか、そんなことは全く感じられない若い紫です。
香りは、ボリューム弱めながらガメイらしいイチゴの香りがちゃんとします。あと、ヌーヴォーに特徴的と言われるバナナの香りも確かにあります。
味わいは、甘さそれなり、酸味そこそこ、渋味カッチリ・・・って?アレ?
マセラシオン・カルボニックって、種とアルコールの接触がほぼ無いため、タンニンは抽出されづらくて軽い味わいになると最近知ったけど、
このワインからは結構しっかりめの渋味を感じます。そこがちょっと謎。
味わい全体に、旨味が弱くて薄い感じがする点が残念です。
香りはヌーヴォーっぽいんですが、味わいが「らしくない」というか、普通のボージョレか、もっと南仏に近い感じがします。
そして、このワインの1年前の様子は知りませんけど、少なくとも今でも普通に飲めるワインではあります。
これが2,000円とかするのであれば「そりゃ高ぇなぁ」なんだけど、捨て値の648円は残酷な安さと言えます。
ボージョレ・ヌーヴォー、以前と比べるとずいぶん変な熱狂も収まった感はあるけど、
売れ残って叩き売られたりせずに「欲しい人に欲しい量が届けられる」のが理想だよね。
点数 | 69点 |
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・・・ってな具合に、ボージョレ・ヌーヴォーに対してはちょっと思うところもあったので、 超久しぶりに「ワイン界の常識」にモノ申すを更新しました。 何の根拠もなく好き放題書いてますので、ご笑覧頂ければ幸いです。
本日の食前酒は、先日来各種飲んでいるコカ・コーラ社のチューハイ「檸檬堂」、本日はその中でアルコール度数が9%と一番高く、果汁比率も17%と一番高い「鬼レモン」。
飲む前の予想では、「ぎっとガッツリ酸っぱくてドライな味わいなんだろうな」と想像していたけど、飲んでみると意外と普通に甘さがあります。
最初に飲んだ「定番レモン」とも共通する、懐かしいレモンスカッシュの味がしますね。
アルコール度数9%というと、いわゆるストロング系チューハイと同じなんですが、そこまでお酒っぽい感じは無くて、
あくまで(良い意味で)「アルコール入りのジュース」という雰囲気です。
これまで飲んだ2銘柄(定番レモンとはちみつレモン)と共通しているのは、
「ジュース感の強いアルコール飲料」という点ですね。香料や酸味料が入っているので、生のレモンとはかなり違います。
写真のように輪切りのレモン(師範代妹家の庭で採れた無農薬レモン)を添えているけど、それをダイレクトに口に含んだのとは全く味も香りも違いますから。
その点、キリンの「本搾り」やサントリーの「こくしぼり」の方が生のレモンの風味に近いと思います。
そして本日の夕食メニューは、山中湖村にふるさと納税した返礼品、「山中湖ハム」のミートローフやソーセージをいろいろと。
他には海老とブロッコリーとトマトのサラダとか、スモークチーズとか。主食はバタール。
山中湖村、昨年もふるさと納税していて、その時も山梨県産ワインのセットと、このハムの盛り合わせを返礼品として頂いています。
未だに「村」という自治体なんで、なんとなく応援したくなるんですな。
多分、観光客が多いおかげで合併せずともその自治体規模を維持出来ているんだと思うけど。
ともあれ、ふるさと納税と日本ワインって相性良いと思うんだな。ワインって日持ちするからね。
この自治体は返礼品に山梨県産ワインの品ぞろえが豊富なので、下記にリンクを貼っておきます。
リンク |
山中湖村の返礼品ワイン一覧 山中湖ハムの至粋セット7種盛 ドイツ国際食肉加工コンテストで金賞受賞 寄付金額15,000円 |
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名称 | Chânmoris Yamanashi Muscat Bailey A 2018 シャンモリ 山梨 マスカット・ベーリーA 2018 |
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生産者 | Chânmoris Wine 盛田甲州ワイナリー |
価格 | (寄付金額:5本セット30,000円) |
購入店 | 山梨県山中湖村 |
料理のメインが山梨からのハム&ソーセージなんで、もちろんワインも山梨県産でしょう。
ということで選んだのは、愛知の清酒メーカー「盛田」が勝沼にワイナリーを置く「盛田甲州ワイナリー」のマスカット・ベーリーA。
この銘柄は、昨年新酒と稽古しております。
単品価格だと1,620円のワイン(下記リンク参照)ですが、マスカット・ベーリーAって安くてもちゃんと香る品種だから、
結構期待して稽古しております。
さて抜栓!なんですが、日本式のスクリューキャップ(スクリューが切ってあるところだけのもの)にキャップシールを被せるのって開けるの面倒なんですよ。
キャップシールは止めるか、それがカッコ悪ければ西洋式の首まで覆うタイプにした方が良いと思います
・・・ってな小言ことは置いといて、グラスに注いだ外観は、清澄度がありながら濃さもあるとてもにキレイな紫色です。
香りも、この品種らしいイチゴキャンディのような甘いフルーツの香りがバーッと来ます。
この値段なんで樽熟はさせてないと思うのですが、まるで樽由来のようなココナッツの甘香ばしさもあります。
味わいは、甘さはそこそこあって、酸味や渋味は控えめ。まるでボージョレ・ヌーヴォーのようですな・・・とトレンドを意識した文言を入れたくなる味わいです。
師範は生粋の日本人なんで、日本ワインに対して判官贔屓であることは自覚しております。
それを読者な皆さんも理解して頂いた上で、1,600円でこの内容は「アリ!」です。
マスカット・ベーリーAのキャンディっぽさがダメな人にはお勧めしませんが、
「日本ワインの安いヤツなんてペラッペラじゃね?」と思っている方には騙されたと思って一度飲んで頂きたい。
結果『やっぱり騙された!』な方もおられましょうが、『おぉ日本ワインもやるじゃん!』って感じて頂ける方が増えることを期待しております。
点数 | 76点 |
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リンク |
『山梨』ワイン 5本セット 寄付金額 30,000円 地理的表示『山梨』ワイン 5本セット 8,964円 (@楽天 甲州セラー 凛花) シャンモリ GI山梨 マスカット・ベーリーA 1,620円 (@楽天 甲州セラー 凛花) |
とっても天気の良い土曜日、長女は学校、次女は学習塾、師範代は歯医者、師範は暇人。 仲良し家族の中での孤独、そんな時の娯楽は散歩に限りますよ、ということでフラッと横浜を一周してみなとみらいまで。
みなとみらいに行くの前に南吉田の横浜君嶋屋に寄ったら、新たにワイン用の店舗が店の前に出来ていました。
そのことをツイートしたら飲み友達の方から「そこでバイトしてます!」との情報。世界は狭い、悪いことはできませんな。
大さん橋には大きな船が接岸していて、赤レンガ倉庫の前ではなんだかランニング大会が行われていました。
こういう景色、なんか「港横浜」らしくて良いよね。未だに心は九州人の師範ですが、
こういう横浜らしさはとても好きです。ふるさと納税をガッツリ行使して横浜市への納税額は減らしてますけど。
時刻はちょうどお昼過ぎ。昼食はどこかテラスでグラスワインでも頂きながら・・・なんて思ってたけど、 さすがにこういう天気のいい日のそういう店はお客さんでいっぱいなんですな。 そこで次善の策で思いついたのが、横浜に本社を移転した「オーケーみなとみらい」のフードコート。
ここ、パシフィコ横浜で展示会がある際に時々利用していたんだけど、フードコートなのにエノマティックが導入されていてワインが飲めるのね。 そして、オーケーストアのプライベート銘柄「デリブティック・ワイン」が税込み一杯110円で飲めます。 この銘柄自体はボトル一本400円以下の「輸入ワイン・ブドウ使用」なメルシャン製の激安ワインですが、 オーケーを利用する際にいつも目について気になっていたのね。
お昼のメニューは、大海老と野菜の天丼、税込600円也。
「大海老っつーほど大きいか?」などと疑問に思いつつも、600円ならなぁということでまぁ値段なり。
そして、彩りに三色ドリンクも付けてみました・・・ってもちろん上述の「デリブティックワイン」白ロゼ赤を一杯ずつ稽古しました。
白:思ったより甘くない。でも軽いなぁ。
ロゼ:これは甘い。想像通りの味。
赤:日本のメルローみたいな感じ。軽いけど案外悪くない。
何であれ110円ならアリ!ッすよ。日本全国のフードコートに100円ワインの導入を推奨したいところです。
夕方、来年から米国に留学予定の次女の関連で、道場に家庭訪問。頑張って来いよ>次女・・・ってかその前に高校入試頑張れよ。
そんなこともあったので、夕食はケータリングで韓国料理。チヂミとかトッポギとか、あとは昼にオーケーで買ってきたチキンカツとか大根サラダとか。
ワインは、昨日の残りのチリ産シャルドネの稽古の続き。詳細は昨日の分に追記しております。
先月のチリ大使公邸でのイベントの際に、サントリーさんからその時に飲んだワインをお土産に頂きました。
ありがたい話であります。安ワイン道場としては『受けた御恩はキッチリ真剣稽古することでお返しする』を身上としておりますので、
今回は同じ造り手の「サンタ プレミアム レゼルバ・エスペシアル」と比較稽古して、造り手としてどう住み分けようとしているのか検証することにしました。
同じ品種で造られているのは、シャルドネとカベルネ・ソーヴィニョンがあります。
まずはシャルドネから稽古して参ります。
ちなみに本日の夕食メニューは水炊き、鍋ダネは豚ロース、鶏手羽中、魚の練り物2種(スジと海老)、各種野菜に各種キノコです。
名称 | Est Reserva Chardonnay 2018 エスト レゼルバ シャルドネ 2018 |
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生産者 | Viña Santa Carolina ビーニャ・サンタ・カロリーナ |
価格 | 1,110円 (カタログ価格) |
購入店 |
まず片方は、先月もテイスティングしたエストの方から。
「テイスティングした」と言っても、実際は結構飲んじゃってます。いわゆるグラスワインの量だとそれぞれ2杯ずつは飲んだと思います。
でもやっぱり、一人で1本飲むのとでは印象が違いますからね。
それに当然1日で2本は飲み切れないので、明日も再稽古する予定です。
スクリューキャップをキュッとひねって抜栓。普通のご家庭の用途だと、コルク抜きを使わなくて良いし、そのまま栓を戻して保存もできるので、
コルク栓よりスクリューキャップの方が確実に便利ですね。
外観は前回感じたのと同様、そこそこしっかりしたレモン色で、若干黄金色がかった照りが見えます。
香りは、ボリューム自体はおとなしめながら、やっぱりピーチやマンゴーといった甘い感じのフルーツ香と、若干バニラっぽい樽香が感じられます。
味わいは、甘さはそこそこ、思いのほか酸がしっかりしています。改めて数値を測ると、糖度が7.2/pHが3.0。
白ワインとしては「ちょっと甘酸っぱい」ポジションですかね。いい塩梅です。
・・・というわけで、やっぱり良く出来てますね、このシャルドネ。
黙って出せば「ブルゴーニュのマコンあたり、2,000円台中盤の無名だけど良く出来た造り手」と答えそうです
(最近はブルゴーニュもアカシア使ってますし)。
これが実売3桁であれば、忖度でもステマでもなく、間違いなく「買い」です。
スクリューキャップを戻して、セラーに立てて保存した翌日再稽古。 師範の味覚嗅覚を信じるならば、昨日となんら変化はありません。 それは「安定剤(アカシア)」の影響なのかな、安心感があるとも言えますし、面白みが無いとも言えます。 ともあれこの値段でこの内容は「買い」である判断に変わりはありません。
点数 | 76点 |
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リンク |
Est Reserva Chardonnay 1,221円 (@amazon) Est Reserva Chardonnay 899円 (@楽天 セラー専科) |
名称 | Santa "Premium" Reserva Especial Chardonnay 2016 サンタ "プレミアム" レゼルバ・エスペシアル シャルドネ 2016 |
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生産者 | Viña Santa Carolina ビーニャ・サンタ・カロリーナ |
価格 | 1,188円 |
購入店 | ライフ ムスブ田町店 |
もう一方は、サンタ・カロリーナのワンコイン銘柄「サンタ・バイ・サンタカロリーナ」の上級銘柄である「サンタ・プレミアム」。
「サンタ・バイ」の方は、以前ワンコイン動物銘柄比較でソーヴィニョン・ブラン&シャルドネと稽古しております。
結構ちゃんとした白で、動物三種の中では一番イケていた記憶がありますので、上位銘柄のこのシャルドネにも期待しつつ稽古します。
栓はこちらもスクリューキャップです。グラスに注いで色を比較すると、想像通りこちらがわずかに濃い黄色、若干麦わら色っぽい雰囲気を呈しています。
ヴィンテージが2018年と2016年という、2年の熟成期間の差もあるのかも知れません。
香りは、樽と蜜がブワーッと・・・来るかと思ったけどそんなボリュームはありません。比較で言えば前のエストよりもおとなしいくらい。
ただ、複雑さはありますね。単純なフルーツではない、ちょっと干した感じの乾いた雰囲気や、蜂蜜のような甘い感じもあります。
口に含むとバニラっぽい香ばしさも感じられますが、そんなに樽っタルではありません。
味わいは、前のエストよりもマイルドです。甘さ控えめ酸味も控えめ。数値的にも糖度7.0/pH3.2で、それを裏付けています。
稽古前のイメージとしては、こっちは「樽ドネ」で、エストの方はそれをマイルドにして日本の食卓に合わせたんだろうな、と想像していたわけですよ。
でも結果は違ったなぁ。色が濃い以外、香りも味もこちらの方が地味です。好意的に解釈すると「落ち着いている」とも言えますけど。
一番の差は、やっぱり「熟成期間が2年違う」ってことだと想像します。
白ワインはフレッシュな方が好きな師範にとっては、今回の対決はエストに軍配ですが、「熟成上等」なカベルネ・ソーヴィニョンでは逆転するかもですね。
↑のエストが全く変化無かったのに対して、こちらは明らかに開いて好転しました。
まず香りのボリュームが違います。ニューワールドのシャルドネらしい、蜜っぽさが前面に出てきました。
口に含むと、ビスケットのような香ばしさも感じられるようになりました。
明らかに翌日の方が好転したので、評価を+2点とさせて頂きました。
このワインは抜栓してすぐに飲み切らない方が良いですね。チビチビ飲む派にお薦めです。
点数 | 72(+2)点 |
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リンク |
Santa "Premium" Reserva Especial Chadonnay 2016 1,464円 (@amazon) Santa Premium Reserva Especial Chadonnay 2016 1,298円 (@楽天 うきうきワインの玉手箱) |
名称 | Heretat El Padruell Brut Nature N.V. エレタット・エル・パドゥルエル ブリュット・ナチュレ (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Jaume Serra ハウメ・セッラ |
価格 | 550円 |
購入店 | カクヤス 保土ヶ谷店 |
ツイッターで『カクヤスでいろんなスパークリングが税別500円でセール中!』という情報をゲット、
早速3本ほど買ってきました。本日のワインはその中からの一本で、4年前にも稽古しているスペイン産のカバ。
4年前の買値はセットの割引価格で1,000円弱、通常価格であれば1,700円。それが550円なんだから(多少内容がどうあれ)こりゃお得だよね、と。
ちなみに造り手は"Jaume Serra(ハウメ・セッラ)"、スペインの激安ワインではよく見るお名前ですね。
他にも"Felix Solis"とか"Fernando Castro"とか、「いったいどんだけ安ワインの銘柄もってんの?」ってメーカーがありますな、スペインには
・・・なんて生粋の安ワイン者にしか判らないネタでスミマセン。
ちなみに本日の料理は、サバの味醂干し、刺身(愛媛産真鯛、チリ産トラウトサーモン)、切り昆布とメカブの酢の物、山東菜のおひたし、フカヒレスープ(w/ニチレイ)。
およそワインだと厳しそうなメニューですが、こういう時こそ泡モノの登場が望まれるわけです。
さて抜栓。色は普通に薄めのレモン~麦わら色くらいの感じです。外観上の泡立ちは少なめですな。
香りも弱めです。でも、いかにもカバらしい柑橘類と良いゴムのような香りがします。
口に含むと、泡のボリュームは外観通り弱め。カバなんで瓶内二次発酵のはずなんですが、シャンパーニュとはだいぶ違います。
味わいは、これまたカバらしいアルミホイルを噛むようなキンキンした金属的な酸味&苦味と、ほのかな甘味。かなりストイックな味わいです。
こういうスパークリングは、カシス・リキュールを加えて「なんちゃってキール・ロワイヤル」ですよ。
そうすると果実味と甘さがプラスされて、俄然美味しいカクテルに変化します。
正直なところとりわけ美味いスパークリングではないわけですが、なんたって500円ですからね。
「ちゃんとしている」感が伝わるだけでも立派なもんです。カクテルのベースとしても好適。
ただ、正規料金の2,000円近い価格だったらアレですけどね。
点数 | 69点 |
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上記ワインのアルコール度数は11.5%、それくらいだとスイスイーっと飲み干しちゃうわけで、食後酒として追加で飲んだのがコレ。
日曜から飲み始めた「檸檬堂」というチューハイ。本日のチョイスはアルコール度数が3%と一番軽い「はちみつレモン」。
いつもの「ワイン1本」と摂取アルコール量を比較すると(重量比較でないけど細かいことは無視します)、
・13%のワインを1本= 750ml×0.13=97.5ml
・11.5%のワイン1本と3%のチューハイ1缶:750ml×0.115+350ml×0.03=96.75ml
ということで、ほぼ同等ですよ。
そして、食後「酒」と書いたけど、アルコール度数3%だと酒って感じはしないね。まんま「はちみつレモン」味。
ゴツい外観で中身は「ほろよい」、このシリーズの中では一番ターゲット顧客が見えにくい商品かも。
最近、スーパーなんかで大々的に売り出されている「檸檬堂」というチューハイ、結構良い評判を耳にするので一通り買ってみました。
本日の食前酒、まずはアルコール度数5%の「定番レモン」から。
これ、確かに美味しいっすね。子供の頃にデパートの大食堂で飲んだレモンスカッシュの味がします。
果汁10%と香料酸味料の使い方がさすがはコカ・コーラ社ってことですかね。
残るはアルコール度数3%の「はちみつレモン」、これは飲み足りない時の食後酒かな?
アルコール度数7%の「塩レモン」やアルコール度数9%の「鬼レモン」は、もっとドライに仕上げていると予想しています。
食前の楽しみが増えました。
名称 | Magaña Dignus 2013 マガーニャ ディグナス 2013 |
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生産者 | Bodegas Viña Magaña ボデガス・ビーニャ・マガーニャ |
価格 | 1,197円 (6本セット6,911円(10%off):単品価格2,178円) |
購入店 | 京橋ワイン |
昼間は暖かいけど、日が沈むと寒さを感じ始める昨今、こういう日は鍋に限ります、ということで本日夕食はモツ鍋。
ちなみに前回モツ鍋を食べたのは先月、
最近近所のスーパーでちゃんぽん麺が売られるようになったので、モツ鍋比率が高くなっております。
そんな料理に合わせた、というかあまり料理に関係なく選んだのが、「すべてパーカー【90点以上】赤ワイン6本セット」からの3本目。
スペインはナバーラ産の赤で、品種はテンプラニーリョ50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、メルロ25%とのこと。
なんかイタリアのスーパー・タスカンみたいな、地場品種とフランス品種のフュージョンですね。
さて抜栓。コルクは天然モノですが、キャップシールを剥がしたら噴いた後がありました。
だからダメってことじゃないけど、中身に問題があるリスクは高くなりますね。
グラスに注ぐと、色は健全な感じの濃紫色で、スペイン産&パーカー推奨銘柄らしくネットリ感があります。
香りのボリュームはかなり立派で、ドライプルーンみたいな甘い果実香と、ナツメグのような甘いスパイス香があります。
口に含むと、渋みと甘さ、そして苦味にも思えるスパイシーさがあって、なかなか刺激的な味わいです。
2013年産でそこそこ年月は経ているだけど、まだ味わいの要素がガチャガチャしているし、
どことなくイガイガ感があるのは否めません。
これはなかなかタフな赤ですね。ゆっくり飲める休日に開けて正解です。
そして、味わいのイガイガ感はもしかするとコルクの噴いた跡が示しているように、熱の影響か?と思える節はあります。
ともあれ今回のこのセット、予想されたこととは言いながら、とても濃いワインが多くてかなり気合が必要です。
一度に一本飲み干さず、数日に分けた方が良さそうでもありますな。
点数 | 71点 |
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リンク |
すべてパーカー【90点以上】赤ワインセット 6本 7,678円 Magana Dignus 2013 [Bodegas Vina Magana] 2,178円 |
本日は1か月ぶりにバンドの練習、場所はスタジオNOAH恵比寿店。ここを利用するのは初めてです。
スタジオNOAH、Web予約システムが出来てまして、日程と時間がを指定すれば空いているスタジオが一気に検索できるようになっています。
これは助かるなぁ。そのシステムのおかげで最近出来た恵比寿店があることを知りました。
店が新しいと、設備も新しいのがナイスです。
今回利用したのは広さ9畳の狭い部屋だったけど、置いてあるベースアンプはマークベース、なかなかモダンな音を出してくれます。
師範の好みはコレとかトレースエリオットです。
練習の後は毎度の「反省しない」反省会。
練習で恵比寿を使うのは初めてなので、お店も新規開拓して参ります。
本日選んだのは、スタジオNOAHのすぐ横にあるタイ屋台ラオラオというお店。
店は路面店で半地下みたいな感じになっていて、キャパは20~30人くらいだったかな?
席間が狭くてぎゅうぎゅうな感じですが、まぁ「屋台」を名乗ってますからね、それは織り込み済みです。
客層はさすが恵比寿だなぁ、という感じで若くておキレイな女性方が大半。オッサングループはうちだけでした。
タイ料理店なんでビールにはシンハーなんかもあったけど、まずは乾杯に飲んだのがTY Harbor IPA。
東京の天王洲にあるブルワリー(過去の訪問記録)のビールですな。
330mlでお値段890円はちょっとお高めだけど、クラフトビールらしいしっかりとした香りのビールでナイスでした。
2杯目以降はアサヒ スーパードライ 大。
スーパードライ、あまり得意な銘柄じゃないんだけど、辛いタイ料理には合うんじゃないですかね。
大ジョッキで860円というお値段も割安感がありましたし。
料理もいろいろと頼んでおります。
生春巻き(ポッピアッソ) | 250円×4 |
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海老の玉子炒め(カイジャオクン) | 670円 |
青パパイヤのサラダ(ソムタム) | 670円 |
本日の炒め物 | (値段失念) |
タイ焼鍋 ムーガタ | 1,350円×2(左写真) |
トムヤムクンもんじゃ | 890円×2(下写真) |
タイらしい香味野菜の香りと甘辛酸っぱい味わいで、どれも美味いですね。 特に感心したのが左写真のムーガタというタイ風の鍋。ジンギスカンみたいに、真ん中は鉄板で肉(豚・鶏・牛)を焼くようになっていて、 周りにはスープが入っていて鍋になってます。 これが美味しくて楽しいのよ。タイでは結構一般的な料理だとのことで、この鍋の道具もあちらで買ってきたそうです。知らなかったなぁ。
・・・と、ビールとタイ料理だけで済ませてしまいそうな勢いですが、やっぱり「安ワイン道場師範」ですからワインも頂きました。 グラスワイン(赤) 650円です。写真みたく普通のコップに入ってきます。「あー、フランジアとかかな?」と思ったけど、 飲んでみるとどうも違うみたい。師範のテイスティング能力を駆使すると、これは多分チリのカベルネ・ソーヴィニョンでしょう。 それもボトルで1,000円くらいのグレードのやつ。それが1杯650円は決して安くなない、というかお店は大儲け。 500円くらいで出して欲しいところだとは思いますが、それなりに美味しかったので許せてしまいます。
左写真がこの店オリジナルのトムヤムクンもんじゃ。要するにトムヤムクンのスープと具材を、
小麦粉?でとろみを付けて焼いて食べる、というもの。これがまた美味い。ツマミになるトムヤムクン、お店の方の発想に感心します。
そんな感じの飲み会、お会計は3人分トータルで18,000円超でした。
お店の雰囲気からすればやや高めなのは否めないですが、珍しいものが食べられたので満足です。
一軒目は繁盛店だったので、2時間でラストオーダー。『まだ時間があるし、恵比寿を開拓しましょう』ってことで二軒目へ。
キーボードのMz氏のお薦めで、アナログレコードを良い音で聴かせるバーに伺ったんだけど、あいにくの満席。
ちょっと待てば空くということだったので、ウェイティング・エリアで軽く1杯ずつ、Mz氏はギネス900円、Hr氏と師範は角ハイボール700円。
ところが、30分くらい待っても空きません。その間もひっきりなしにお客さんが来店。多分予約の方なのかな、後から来た二人連れの方は数組入店されていました。
「こりゃ空きそうにないよね」ということで撤退を判断。お会計をお願いしたら5,000円とのこと。
正直ビックリしました。このお店、ウェイティングで飲んだだけでもチャージを取るんだ、と。
ウェイティングエリアにもフリーの乾きもの(柿ピーとかジャイアントコーンとか)があって、それは頂いたんでまぁ取られても仕方がないと言えば仕方がないけどね。
それでも繁盛店、「やっぱ東京は凄い街だな」と思いましたよ。
名称 | Tsuno Wine "Makiuchi" Muscat Bailey A Estate 2018 都農ワイン "牧内" マスカット・ベリーA エステート 2018 |
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生産者 | 都農ワイン |
価格 | (寄付金額:3本セット24,000円) |
購入店 | 宮崎県都農町 |
本日の夕食は、回鍋肉、もやしのナムル、アジフライ&イカフライ(お惣菜:富士スーパーは「金曜日は『フライ』デー」で揚げ物1個50円)。
東アジアのフュージョン料理?ということで、ワインも東アジア産、というか日本ワインをチョイス。
このワインは、宮崎県都農町へのふるさと納税の返礼品として頂いたものです。
品種はマスカット・ベーリーA、「牧内」という自社農園で採れたブドウが使われているそうです。
色は、ボトルの外から見るとやや薄いように感じるけど、実際は透明ボトルが使われているからそう感じるのであって、
液体自体は濃くなく薄くなくな紫色です。
香りは、この品種らしいイチゴの香りが結構しっかり香ります。マスカット・ベーリーAって香りのボリューム関してはなかなか秀逸な品種だよね。
そういう甘そうな香りなんだけど、口に含むとかなりドライ。
甘さ控えめ酸味は弱め、でもこの品種にしては比較的タンニンがしっかりしていて、かっちりとした味わいです。
マスカット・ベーリーAというと、ジャミーというか甘くてユルい感じをワインをイメージするけど、
このワインはそうではなくて無くて端正な印象です。
ラベルのオシャレさとは裏腹に、質実剛健、宮崎人の真面目さがワインに反映しているような感じですかね。
点数 | 73点 |
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リンク |
「ロゼ・赤・白」飲み比べエステート3本セット(都農ワイン) 寄付金額24,000円 都農ワイン 牧内マスカット・ベリーA エステート 2017 1,879円 (@楽天 福島酒店) |
名称 | Amphorvm Organic Sauvignon Blanc Verdejo 2018 アンフォルム オーガニック ソーヴィニョン・ブラン ベルデホ 2018 |
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生産者 | Mureda ムレダ |
価格 | 486円 |
購入店 | オーケー みなとみらい店 |
一昨日に破戒価格のワインと稽古したので、己の感覚をリセットするために本日はアンダー・ワンコインのワインをチョイス。
選んだのは、オーケーストアで買ってきたスペイン産の白で、品種はソーヴィニョン・ブラン70%/ベルデホ30%。
スペインの安い白ワインだとアイレンとかマカベオが使われていることが多くて、それらはあまりパッとしない印象があるんだけど、
ソーヴィニョン・ブランやベルデホは結構香りシッカリな品種なので若干期待しつつ稽古に臨みます。
ちなみに本日の献立は、マグロのカマの香草焼き、神奈川産スズキとチリ産サーモンの刺身、水菜のお浸しです。
色は、薄いっちゃ薄いけど無色ってほどでもない、普通の安い白ワインの色です。
香りのボリュームは控えめです。でも、ちゃんとソーヴィニョン・ブランらしいハーブとトロピカル・フルーツの香りと、ベルデホらしい白い花の香りが感じられます。
味わいはとても軽い感じ。アルコール度数は11.5%と低く、糖度も5.6と低いので、数値と印象は合致しています。
ただ、ペラッペラって感じではありませんね。普通にスイスイいけるワインです。
「アンダー・ワンコイン」としては十分合格、なんといっても香りがちゃんと品種の個性を表現できているのがナイスです。
このクラスとの稽古には繊細な感覚と寛大な感受性を必要とするけど、
このワインは比較的素直に楽しめます。オーケーが近所にある激安専な方にお薦め。
点数 | 70点 |
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道場の生垣にしているヒイラギモクセイが今満開、だいたい(このページの先頭に貼った)キンモクセイより1~2週間くらい遅れて咲きます。
写真のように、花の色は真っ白で花の数も少ないので、キンモクセイより地味な印象なのは否めません。
香りに関しても、キンモクセイのように『オラー!良い香りだろが~!』ってんじゃなくて、『この香り、どうですかね?』って感じの控えめさ。
キンモクセイの香りからあの典型的なトイレの芳香剤香を除いて、クチナシっぽい雰囲気とバニラのような甘い香りを足した感じです。
道場の生垣ももう植えてから12年超、だいぶVieilles Vignesになってきたなぁ。
名称 | Bourgogne Pinot Noir 2017 ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2017 |
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生産者 | Dom. Robert Sirugue ドメーヌ・ロベール・シリュグ |
価格 | (2本セット:30,800円) |
購入店 | 喜咲酒家 |
三連休最終日、本日のお料理当番は勉強に飽きた師範代が担当。
メニュは鶏手羽中の甘辛揚げ、ソーセージ入りニラ玉、カプレーゼ、ブロッコリーとキュウリとパプリカの韓国風サラダ。
野菜とタンパク質が豊富なメニューです。
そんな料理に合わせたワインも、連休最終日ということでちょっと良いヤツをチョイス。
このワインは、とある高級ブルゴーニュと抱き合わせで売られていたもの。
ショップの通常売価を見ると単品価格は3,666円なので、若干「破戒」価格ですな。
造り手は有名どころのロベール・シリュグ。
別に抱き合わせなくても売れるネーム・バリューがあると思うけど、やっぱり3,000円を超えるACブルゴーニュだと難しいのかな?
さて抜栓、コルクは50mmの天然コルクで、ヴィンテージが書かれた高級品です。
色は、ACブルゴーニュらしい薄めの赤紫色。色だけだったらそんじょそこらの安ワインと変わりありません。
ところが香りが違うんだな。まるで高級ブルゴーニュ、それもニュイの一級畑くらいの香りがします。
「赤系果実」と言われますが、サクランボやプラム(大石早生)のような、皮は赤いけど中身は黄色いフルーツの香りがバンバン来ます。
フルーツ以外にも、革のような妖艶さやほんのりカラメルの甘香ばしさがあって、その雰囲気はまさに銘醸ブルゴーニュのそれです。
味わいは、いい意味で「軽い」です。甘さ控えめ酸味しっかりだけど酸っぱい感じは無くて、スーッと沁み込むような美味しいさ。
まさに砂に水を掛けるがごとくスイスイと吸い込まれていきます。
やっぱ美味いなぁ、ブルゴーニュは。ACブルゴーニュで3,000円超なんてなかなか手が出せないわけですが、
この内容なら納得だな。あまりの品質の高さに改めてこのワインについて調べたら、
『クロ・ド・ヴージョ下のレ・コンブという区画を中心に4ヶ所(ヴォーヌ・ロマネ、フラジェ・エシェゾー、ジイィ・レ・シャトーの数区画)に畑が点在、
3~5年使用した樽で18ヶ月程度熟成させた後、ステンレスタンクでアッサンブラージュして、1ヶ月程度落ち着かせてから瓶詰め。』
とのこと。そりゃ美味いはずだわ。
というわけで、格付けはACブルゴーニュだけどそれを遥かに超越したワインです。
買ったお店では売り切れているので他の楽天内ショップへのリンクも付け足しておきました。
それにしても、なぜこれが「抱き合わせ」だったんだろう?啓蒙?
点数 | 85点 |
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リンク |
Bourgogne Pinot Noir 2017 [Dom. Robert Sirugue] 3,666円 楽天内 ロベール・シリュグ ピノ・ノワール [2017] で検索 |
本日11月3日は山梨ヌーボー解禁日らしいです。
行きつけのスーパーにも山梨県産ワインの新酒のコーナーが出来ていました。
でも浸透してないよねぇ、この情報。ボージョレ・ヌーボーなんかよりよっぽど新酒を祝う意味があると思うんだけど。
浸透しない理由の一つとして、いちばん「そりゃイケてないよ」と思う点は、
メーカーによっては11月3日よりも前に新酒が発売されていることですな。
そんなことしたら解禁日を設定した意味はないよね。そこは足並み揃えましょうよ。
詳しい方に『山梨ヌーボーは甲州種とマスカット・ベーリーA種だけ』と教えて頂きました。 なるほど、だからデラウェアとかは先に新酒が出ているんですね。勉強になりました。
名称 | Chateau Katsunuma Koshu 2019 シャトー勝沼 甲州 令和元年 |
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生産者 | Chateau Katsunuma シャトー勝沼 |
価格 | 1,430円 |
購入店 | イオン天王町店 |
・・・ってなわけで買ってきましたよ、山梨産甲州種の新酒。造り手のシャトー勝沼は、
昨年の「勝沼ワイン散歩」でチラッと訪問したところですな。
勝沼のワイナリーの中では結構大手なんじゃないかな?
お値段は1本税別1,300円(税込み1,430円)、500mlのワインを除いて並んでいた中では一番安かったと思います。
ちなみに料理は、師範謹製(今週末の料理当番は全て師範です)マグロのアラの塩焼き(鰤のアラでした)、
あん肝、ヒラメの刺身、ほうれん草のお浸しです。
日本ワインに合いそうなメニューですな。
また、昨日の南アフリカ産のワインもたっぷり残っているので、そちらも並行して稽古します(昨日分の稽古日誌参照)。
このワインも全部は飲み干さず、明日まで持ち越す予定です。
まず外観は、ほんのり赤みがかった薄い麦わら色。甲州種ってピンク色の果皮なわけですが、その色が出ています。
ってことは結構熟してから収穫されたんでしょうね。それでも新酒に間に合うんですね。
香りはそこそこボリュームがあって結構良い感じ。和柑橘のような香りはいかにも甲州種ですが、やや甘い感じのユリの花のような香りもあります。
ちょっとトイレの芳香剤的な要素もありますが、香りはなんでもオッケーな師範には無問題です。
味わいは・・・甘いです。うすら甘いを通り越してはっきりと甘いです。「そう来たかぁ」です。
裏ラベルには「やや辛口」とありますが、この「やや」が曲者ですね。
それ以外にはしっかりめの酸味と軽い渋味と旨味。幸い薄っぺらな感じはありません。
やっぱり、普通の方がイメージする「新酒」だと、こういうワインになっちゃうんですかね?
ラベルにユリの絵が描かれていて、確かにユリの香りがして、しっかり甘い味わい。まぁ新酒らしいといえばらしいです。
師範が期待した「新酒だから早摘みでドライな味わいで」ってワインではありませんでしたが、市場ウケは良いんじゃないかな?
このワインも1/3くらいは明日に持ち越して再稽古する予定です。
・・・というわけで1/3ほど残した翌日再稽古。色も香りも、昨日の印象と何ら変わるところはありません。
味わいに関しては、昨日はあれだけ甘く感じられたのに、今日はそうでもありません。どちらかというと渋味がしっかり感じられます。
確認のために糖度を再測定しましたが数値に変化はありませんでしたので、あくまで感じ方の問題でしょう。
意外とタフなワインのようで、1日くらい全然平気ですな。この感じだと一週間くらいかけてチビチビ飲んでも良いかも知れません。
点数 | 70点 |
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本日は、ラグビー・ワールドカップの決勝戦、闘うのは我らが南アフリカとイングランド。
当然ワインは南アフリカ産を準備させて頂いております。
でも、片方ばかりに肩入れするのは「ノーサイド」のラグビー精神に反する、ということで、
食前酒に選んだのはギネス・ドラフト。英国のビール・・・かと思ったらアイルランド産なんですな。
まぁ細けぇこたぁ良いんだよ。
超久しぶりにギネスを飲んだのですが、「あれ?ギネスってこんなにドライだったっけ?」というのが正直な印象です。
真っ黒な色とクリーミーな泡はいかにも濃い感じなんだけど、飲んでみると案外軽いのね。
甘味や旨味なんかは日本のプレミアム・モルツやヱビスの黒の方がしっかりしていると思いました。
でも、なんとなく英国のパブで飲む薄いビールってこんな感じだったよね、というのが思い出されたりもして、
それはそれで悪くない感じではありますけどね。
改めまして本日の応援の助太刀に用意した南アフリカ産のワインがこの2本であります。 せっかくの三連休、たっぷり飲む暇があるので2本同時に開けちゃいました。
名称 | Balance "Barrel Select" Chenin Blanc Chardonnay 2018 バランス "バレル・セレクト" シュナン・ブラン シャルドネ 2018 |
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生産者 | Overhex Wines オーバーヘックス・ワインズ |
価格 | 980円 |
購入店 | カルディ ウィング高輪イースト店 |
これらの2本のワインは、あっちこっちにお店のあるカルディ コーヒーファームで調達しました。
曲芸をしているゾウさんのアイコンでおなじみの「バランス」、そのちょっと高級品です。
普段は1本1,000円超のお値段だと思うけど、10月末のセール価格&2本で10%割引が効いてで税込み980円で買えました。
こちらが白で、品種はシュナン・ブランとシャルドネです。
色は、このクラスのワインにしてはかなりしっかりした黄金色。でもネットリした感じは無くて案外サラリとした外観です。
香りは、まず最初に感じるのは白桃のようなフルーツ香と、バターを使った焼き菓子のような甘香ばしさ。
スワリングして深く嗅ぐと蜜っぽさも出てきます。香りの要素的にはシャルドネの影響(と樽熟の影響)が強そうです。
味わいは、甘さは控えめで、酸味もそこそこあって、小ぢんまりとしてはいますけど良い感じのバランスです。
アルコール度数も12.5%と昨今にしては低めなので、無理に過熟させたり抽出を強くしたりはしていない、って感じですかね。
銘柄名の通り、バランスの良い白だと思います。
ガツンと濃いニューワールド産を想像するとハズされますが、南仏あたりでちゃんと作った白に近い印象を受けました。
南アフリカ産のワインを飲んだこと無い方にとっては、良いスタートラインになるんじゃないかと思います。
翌日再稽古。色は変わりません・・・って当たり前か。香りには、昨日は感じなかったセメダインっぽさが強く出ています。 香りだけなら「ソーテルヌ?」って言いそうなくらい。面白いですな。 味わいは、残念ながら良い方には変化せず、やや平板な味わいになっちゃった気がします。 ・・・というわけで、香りは印象アップ、味わいは印象ダウンで差し引きゼロ。 でも、変化が楽しめるという意味で気持ち的にはプラスです。
点数 | 78点 |
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リンク |
Balance "Barrel Select" Chenin Blanc Chardonnay 2018 1,408円 (@カルディ楽天市場店) |
名称 | Balance "Barrel Select" Shiraz Pinotage 2018 バランス "バレル・セレクト" シラーズ ピノタージュ 2018 |
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生産者 | Overhex Wines オーバーヘックス・ワインズ |
価格 | 980円 |
購入店 | カルディ ウィング高輪イースト店 |
同時に開けた赤がコチラ、品種はシラーズとピノタージュです。
このラインナップ、シュナン・ブランとかピノタージュとか、南アフリカらしい品種を入れてくるところがさすがですね。
これがカベルネ・ソーヴィニョンとメルローだったら南アフリカらしくないもんね。
もちろんそういうバリエーションが別にあっても面白いとは思いますけどね。
色はかなりしっかりめの紫色で、大きめのがグラスだとぎりぎり向こうが透けるぐらいの濃さです。
香りのボリュームは立派です。ズガーっと香ります。香りの要素としては、シラーズよりもピノタージュが強いのかな?
なんとなくプラムやラズベリーといった赤い感じのフルーツ香がメインです。
口に含むと、樽由来であろうコーヒーやチョコレートの雰囲気も感じられますが、一部のピノタージュのようにそんなに樽っ樽しているわけではありません。
味わいは、敢えて言えば「軽め」です。でも物足りなさはありませんし、スイスイ入ります。
赤ワインとしては強めの酸(ph3.1)が影響しているのかも知れません。
赤の方も「バランス」の良いワインです。あっちこっちのカルディで売られるワインということで、
ワインを飲みなれない人向けにスムーズな味わいになるようにしたのかな?
こちらも「ガツンと濃い」ワインじゃありません。でもしみじみ美味しいワインです。これが1,000円、お見事です。
こちらも翌日再稽古。色は変わりません。香りは、南仏っぽいというか、シャルキュトリーみたいな肉々しい香りが出てきています。 この香りはピノタージュの片親、サンソー由来ですかね。味わいは、白と同じくさらに軽くなったような・・・いやそもそもこんな感じだったかも。 前日の印象と比較するってのは難しいですね。いずれにせよ開けて二日くらい余裕で楽しめるワインであることは間違いないです。
点数 | 79点 |
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リンク |
Balance "Barrel Select" Shiraz Pinotage 2018 1,089円 (@カルディ 楽天市場店) |
ラグビー・ワールドカップ決勝戦の結果は皆さんご承知の通り、南アフリカの優勝で終わりました。おめでとうございます!応援した甲斐がありました。
ワインはそれぞれ1/3ずつくらい残っていますんで、明日改めて稽古しますが、本日時点の感想を。
判りやすいアイコンと、重すぎないバランスに適度な高級感、1,000円のワインとしては大変素晴らしいものでした。
南アフリカのワインって、2,000円を超えると俄然選択肢が増えますが、このクラスは手薄な印象があります。
インポーターやショップの皆さんにも是非頑張って欲しいところです。
名称 | La Enfermera Tempranillo 2015 ラ・エンフェルメラ テンプラニーヨ 2015 |
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生産者 | Hacienda Terra d'Uro アシエンダ・テッラ・ドゥロ |
価格 | 876円 (6本セット6,911円(10%off):単品価格1,595円) |
購入店 | 京橋ワイン |
師範代の職場が横浜から都内に移動になって以来、金曜の夕食当番も師範が受け持つことが多くなっております。
本日ご用意させて頂いたメニューは、広島県三次市へのふるさと納税の返礼品で頂いた山芋コロッケと山芋メンチカツ&山芋とろろ、
同様に鹿児島県湧水市からの返礼品の鶏ハム、
ナスとオクラとピーマンと人参の揚げびたし、インゲンの胡麻和え(弁当の残り)。結構豪華ですな。
そんな料理に合わせて選んだワインは、スペインはトロの赤。品種はティンタ・デ・トロ(テンプラニーヨ)100%。
アルコール度数は14.5%、一気に飲み干すとヤバい系のワインなので、時間をかけてチビチビ頂きます。
色は濃いけど、まだ向こうが透ける程度の濃さではあります。ネットリ感はありすぎるくらいで、いつまで経ってもグラスの内側から液体が下りてきません。
香りはなかなかのボリュームです。チェリーやプラムと言った、芯に種のある果物を乾燥させたような甘いフルーツ香と、
スギやヒノキのような涼しげな香り、そして樽由来と思われる甘く焦がしたカラメルの香りがあります。
味わいは「これぞスパイシー!」ですな。甘さとピリッとした刺激、そして濃くて強い。
グラス一杯飲み干すごとに達成感が感じられるくらいの手強さを感じます。
色や香りはそんなでもないけど、味わいは刺激的で強くて濃いワインです。
「濃いワイン」というと南米や豪州あたりの南半球を想像しがちだけど、
いまや濃さのカッティング・エッジはスペイン内陸部のカスティーヤ・イ・レオンやカスティーヤ・ラ・マンチャ、あるいは南イタリアのプーリアあたりだと思います。
このワイン含め、「濃いのは正義」な方にはそのあたりがお薦めです。師範にゃちょっと強すぎるわ。
点数 | 73点 |
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リンク |
すべてパーカー【90点以上】赤ワインセット 6本 7,678円 La Enfemera 2015 [Hacienda Terra d'Uro] 1,595円 |