10月、ホントもう台風来なくていいです。
10月といえばボチボチ今年分のふるさと納税をやんなきゃ、って時期です。
今年はあちこちで自然災害が発生したので、被災地を中心に寄付する予定。
その第一弾が、台風21号で関西空港への橋が壊れた根元にある大阪府泉佐野市。
『返礼品が豪華過ぎ!』とお国から目を付けられている自治体のようですが、
国民にはそんなことは関係ありません。
左写真がその一部で、サントリー「ジャパンプレミアム」ワイン3本セット、よなよなエール1ケース、インドの青鬼1ケース。
いずれも寄付金額1万円に対する返礼品、そして楽天経由で寄付するとポイントが付与されるという謎のお得システム。
ありがたく頂戴させて頂きました。
【ふるさと納税】 ジャパンプレミアムワインセット 寄付金額10,000円
【ふるさと納税】よなよなエール 350ml×1ケース 寄付金額10,000円
【ふるさと納税】インドの青鬼 350ml×1ケース 寄付金額10,000円
ちなみに『住んでいる自治体のことを考えているのか?』とのお叱りも受けそうですが、
未だに中学給食は実現できていないし、
この建築費高騰の折に(一般市民は利用しない)高層の市庁舎を建設するなど、
全然こちらを向いてくれなくてお金の使い方がおかしい自治体ですから。
本日で結婚25周年、いわゆる「銀婚式」であります。
お祝い事ということで平日だけど早めに帰宅、夕食準備中に食前酒として飲んだのが、
昨日発売のヤッホーブルーイング新商品「僕ビール、君ビール。流星レイディオ」。
ライ麦を使ったペールエールとのこと。
色はやや濃いめの黄金色~オレンジ色。泡立ちはあまり強くはありません。
香りはとてもフルーティ。ライチと柑橘類、それにプラムのような香りもあって、まるでフルーツビールのよう。
「こりゃ甘いのかな」と思いつつ口に含むと、これが結構苦味しっかりでややスパイシーな後味。
フレッシュな香りと味わいでとてもナイスなビールです。正直フレッシュさを売りにした日曜の「とれたてホップ」とは格段の差があります。
それにしてもこの商品名、大変個性的ではあるけど、ビールの中身とは一切関係ないのはどうかと思うな。
遊びゴコロのある名前を付けるにしても、どこか商品と関連付けて欲しいのね。
もしかして「ライ麦」→「レイディオ」なのかな?
さすがに無理があるか。
名称 | Brunello di Montalcino 2010 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2010 |
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生産者 | La Lecciaia ラ・レッチァイア |
価格 | 4.320円 |
購入店 | イタリアワインのいのししや |
「銀婚式」という人生の節目の日に稽古するワインに選んだのは、ツイッターのお知り合いから「これが師範の『運命ワインだ』と分析して頂いたイタリア産の赤。
伝統的な造りのブルネッロ・ディ・モンタルチーノらしいです。
ちなみにこの銘柄は、2年前に2009年産と稽古していてかなり好印象、
そしてトスカーナ地方の2010年は優良年ということで、この場を飾るにふさわしいワインだと思ってチョイスしました。
折角なんで、このワインを買った
「
イタリアワインのいのししや」さんのページに書かれた情報を下記に転載します。
『畑はモンタルチーノの街からほど近く、ビオンディ・サンティの畑と同じ並びで、太陽への露出や土壌の個性など共通項が多く、 本来ブルネッロが持つべき個性を表現することができる畑です。 特別な畑の恩恵を受けたサンジョヴェーゼの個性を最大限に生かすべく、 温度管理されたステンレスタンクで発酵、伝統的なスラヴォニアン・オークの大樽で36カ月熟成と、 醸造面ではオーソドックスな手法を選択しています。』
ちなみに料理は、和牛肩ロース肉のすき焼き。880円/100g(税別)という、道場としては破格に高級な肉を買って来ました。
ま、お祝いですからね。それぐらいしてもバチは当たらんでしょう。
色は結構濃いめ、赤みがかった紫色で、若干エッジにオレンジのグラデーションが見て取れます。
香りは、スミレとベリーとコニャックの香り。
フッと嗅ぐといかにもイタリアな人懐っこさがあるけど、深く嗅ぐとまるでボルドー左岸のような緻密で複雑な雰囲気を感じます。
味わいは、決して強くはないけど薄くもない、絶妙なバランス。
ボルドーっぽい香りの割には酸がしっかりしていて、酸味好きな師範にはナイスな相性です。
ビックリするほど美味しいわけじゃないけど、しみじみ美味いワインです。
税別4,000円という銘醸ワインとしては比較的手頃なお値段といい、出過ぎず目立ち過ぎない立ち位置が、
いかにも「安ワイン道場師範の運命ワイン」に似つかわしい感じはします。
ご推薦ありがとうございました>黒ワインさん
点数 | 85点 |
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リンク | Brunello di Montalcino 2010 [La Lecciaia] 4,320円 |
そしてこれが25年前の今日の写真。溢れ出る昭和のアロマ(既に平成だったけど)、
ハロウィンだから仮装しているってわけではないよ。
テーブルを見るとワインなんて出していたんだな。ビールしか飲んだ記憶が無いけどね。
・・・ともあれおめでとうございます>師範&師範代。
次は25年後の金婚式かぁ。
この時と今があんまり変わっていないように、
この先も今とあんまり変わっていない気がする。というかそうであって欲しいな。
この時期、フェイスブックやツイッターのタイムライン上に、「キリン一番搾り とれたてホップ」を見かけることが多くなりました。 この夏に「ヱビス ザ・ホップ 2018」を飲んで、正直ホップの鮮度ってビールの味わいにどれだけ影響するのか疑問だったので、 「ふーん」ってなもんだったのですが、キリンさんは売り方が上手いですね。 飲み比べセットなんて出されちゃ、そりゃ比べてみたくなるじゃないですか。
その術にまんまとハマり、お昼のタコ焼きに合わせて飲み比べを実行。
その結果、気のせいレベルで「とれたてホップ」には柑橘香があるかな、って程度の差。
師範の感覚器だとほぼ同じ、比較ナシのブラインドだと絶対判らないレベル。
実際ホップの鮮度って香りや味にどの程度影響するんですかね?
でも、「とれたてホップ」って人気あるんだよよねぇ。それって師範が鈍感なのか、あるいは世間が騒ぎ過ぎなのか。
わざわざ「飲み比べセット」で売られているということは、メーカー側としては違いに自信があるってことなんだろうから、
やっぱり前者なんだろうな。そんなポンコツ味覚の持ち主が「師範」を名乗るて。自分で片腹痛いわ。
名称 | Jardin Privado Reserva Pinot Noir 2015 ハルディン プリバド レセルバ ピノ・ノワール 2015 |
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生産者 | Valle Frio バッレ・フリオ |
価格 | 797円 (単品価格 1,188円) |
購入店 | タカムラワインハウス |
本日の夕食は、次女が『図書館で料理の本を借りて来たんで作りたい』と言うので、主食とデザートを次女が担当。
メニューは主食が椎茸とポルチーニ茸のリゾット、メインが豚ロースの照り焼きソテー、
野菜がホウレン草とトマトのサラダ、デザートにマシュマロレモンのタルト。
合わせたワインは、タカムラワインハウスで新しいグラスを買うのと同時に購入した、
「6本アソート・セット 税送料込み 4,776円」からチリ産のピノ・ノワール。
こういう、選べるセットってのは道場的には嬉しいな。
残念ながらスーパーセール中だけの企画だったみたいで、今は設定が無くなっているけど。
色はかなり濃いめ。赤みはあるんだけど、ピノ・ノワールでは無いような濃さ。
香りも、カシスのようなベリー系の香りをまず感じて、その後ろにミントのような涼し気な香りと胡椒のようなスパイシーな香り。
この香りでピノ・ノワールだとは思わんよなぁ。
スワリングするとその胡椒のようなスパイシーさがバンバン出てきて、まるで豪州のシラーズみたいな雰囲気です。
味わいは、渋味と酸味は軽めで甘さはしっかり。やっぱりブラインドで出されたら「軽めのシラーズですかね?」と答えそうな味わいのバランスです。
ワインとしては美味いっすよ。これが買値800円以下というのは大変お買い得で、通常価格の1,200円でも十分アリだと思います。
ただ、ピノ・ノワール的では無いんだなぁ。シュッと鼻筋の通った酸を期待するとハズされます。
最近はチリでもブルゴーニュと見まがうばかりの上品なピノが造られるようになってきた印象がありますが、
このワインは『濃いのが正義』な懐かしきチリ・ピノ、って感じですかね。濃いピノが好きな安ワイン者はチェキラ!です。
点数 | 74点 |
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リンク | Jardin Privado Reserva Pinot Noir 2015 [Valle Frio] 1,188円 |
ココに『「手頃なハンドメイド」があればぜひご教示ください。』と書いたところ、
フェイスブック経由で読者な方から「これが良いよ」とお薦めして頂いたグラス、
スロバキアのRONA(ローナ)社が作るハンドメイドのLYNX(リンクス)シリーズ。
赤用600ml二客と白用380ml一客を購入。
このグラス、何より凄いのがその薄さと軽さ。重量は何と赤用が88g、白用が79g。
赤はロブマイヤーのバレリーナIIIよりも大きいのに軽く、脚の細さなんて怖いくらい。
その軽さを達成するためか、台座部分の径が小さくて、平坦でない場所や風のある屋外で使うには若干の不安があったり、
ボウルの底の部分がへこんでいるので洗いにくかったりするのが難点だけど、
なんたってこの値段だからね。
精神的な満足感は別にして、道具としての使い勝手はお値段10倍のロブマイヤーに勝るとも劣りません。
洗うのが大変という問題だけ無視すれば、このグラスは怖ろしくコストパフォーマンスが高いと思います。
サイズ的に使いやすいのは赤用で、白用はちょっと小さい感じはするけど、その分収納サイズが小さいのは利点。
数が必要で「名より実」を取る飲食店様なんかには強くお薦め(※)できます。
・・・というわけで、稽古道具のページも更新しました。
(※)ツイッターで、プロの方から「ステムが折れやすい弱点がある」旨のコメントを頂きました。ご参考まで。
リンク |
RONA(ローナ) LYNX(リンクス) 600ml 1,490円 RONA(ローナ) LYNX(リンクス) 380ml 1,328円 |
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名称 | Chablis "La Pierrelée" 2015 シャブリ "ラ・ピエルレ" 2015 |
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生産者 | La Chablisienne ラ・シャブリジェンヌ |
価格 | 1,183円 (単品価格:1,922円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日の夕食は、今週更に値段が下がって5匹で250円になったサンマの塩焼きと刺身、
あとはキハタの刺身に水ダコのカルパッチョ、松茸のお吸い物と塩チャプチェ。
先週サンマに華やかな白を合わせて失敗したので、
今週は手堅く「うきうきワイン」の福袋からシャブリをチョイス。
このワイン、全く同じものが前回の福袋にも入っていて、7月に稽古済みなので浮かないことは確実です。
せっかくなんで、おニューのグラス両方に注いで比較してみました。
色はどちらで見てもあまり変わりません。薄めのレモン色で、粘性低くサラリとしています。
香りもあまり変わらないかなぁ。青く熟れてないリンゴとミネラルっぽい感じは前回同様ですが、「香り弱め」って印象は無いのでそこはグラスの効果かも。
味わいは甘さ控えめで旨味がメイン、キュッと引き締まっています。
サンマの刺身や塩焼き、松茸のお吸い物なんかに合わせても全然違和感の無いワインです。
やっぱり「腐ってもシャブリ」ですな、って腐ってませんけど。
泡モノを別にすれば、日本ワインの甲州並みに和食との相性が良いように感じます。
このクオリティで通常価格でも2,000円以下(福袋なんで1,000円ちょっと)、こんなのと勝負を強いられるとなると日本ワインは厳しい環境に置かれているなぁ、と感じます。
グラスに関しては、この銘柄だと香りの感じ方も味わいの捉え方も、どっちが良いって差は無いですね。
おおらかに飲みたければ大きい方を、上品に飲みたければ小さい方を選べば良いと思います。
シャブリだと後者かな。
点数 | 76点 |
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リンク | Chablis "La Pierrelee" 2015 [La Chablisienne] 1,922円 |
名称 | Rosso Molise Riserva "Antico Fuoco" 2011 ロッソ・モリーゼ リゼルバ "アンティコ・フォッコ" 2011 |
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生産者 | V.D.S. (Botter Carlo) V.D.S.(ボッター・カルロ) |
価格 | 1,922円(送料込み) |
購入店 | ワインショップ フィッチ |
本日の夕食担当は師範で、メニューは鶏モモ肉のガーリック風味オーブン焼き、モヤシのナムル、レタスとフルーツトマトのサラダ、シシャモのフライ(お惣菜)。
合わせたワインは、イタリアの半島ど真ん中あたりにあるモリーゼ州の赤。品種はモンテプルチアーノ100%。
購入価格は2,000円弱で、なかなかいいお値段しているわけですが、実は「これ一本買うと送料無料」だったので、
普通に単品だと1,000円台前半くらいのワインだと思われます。
色はそれなりの濃さだけど、若干ガーネット(って今は言わないんだった)を帯びたレンガ色っぽさのある紫色。
改めてヴィンテージを確認すると、2011年なんでもう7年も前のなんですな。
香りは、ボリューム&雰囲気とも思いのほか良い感じです。
紫色の花(ってなんだろうね?)みたいな芳香とソーセージのようなケモノっぽさ。そして醤油っぽさも。
なんだか人懐っこい感じの香りです。加えて、時間が経つと木樽の甘香ばしい感じも出てきます。
味わいは、渋味柔らかで甘酸っぱいバランス。
重さは無いけど結構こなれた感じで、食中酒としては応用範囲が広いと思います。
大変失礼しました、このワインなら1,922円の価値はちゃんとありますわ。熟成が良い感じに効いています。
ボッター・カルロって、イタリアのあちこちで委託生産している大手造り手だったと思うけど、
「ボッター」という名前の割にはボッタクリすることのない、安ワイン者フレンドリーな造り手のような気がしますな。
点数 | 78点 |
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リンク | Rosso Molise Riserva "Antico Fuoco" 2011 [Botter Carlo] 1,922円 |
名称 | Sparkling Yosemite Road N.V. スパークリング ヨセミテ・ロード (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Mercian メルシャン |
価格 | 797円 |
購入店 | セブンイレブン 横浜帷子町2丁目店 |
昨日ツイッターを眺めていたら、タイムライン上がこのワインの話題で賑わっておりました。
この銘柄、赤のカベルネ・ソーヴィニョンとは春に集中稽古しておりますが、
「さてスパークリングとは稽古したことあったっけ?」と出身地別名鑑をページ内検索したところ、
未稽古であることを確認。「すわ!これは早速稽古せねば!」と押取り刀で購入してきた次第であります。
ちなみに合わせた料理は、師範謹製ピーマンの肉詰め、水菜のお浸し、そして買ってきたお惣菜の白身魚フライとメンチカツです。
購入後、改めてどういうワインかチェックしたところ、裏ラベルによれば
- 原材料:輸入ワイン(米国カリフォルニア産)/炭酸、酸化防止剤(亜硫酸塩)、酸味料
- 製造者:メルシャン株式会社
- 内容量:720ml
とのことなので、米国から原料のワインをバルクで輸入して、 日本のメルシャンの工場(※)で炭酸と酸味料などを添加したものだと思われます。
(※1) 統計上日本最大のワイン産地である神奈川県藤沢市の工場かな?
栓はコルクの集成材ではなく、シャンメリーなんかに使われているプラスチック製のものです。
内圧が弱いのか全然上がって来なくて、大変抜きにくかったりします。
グラスに注いで外観を見ると、色は薄めのレモン色で、泡立ちはとても少なめです。
香りは、裏ラベルに書かれている通りリンゴっぽい甘い香りがします。
シャンパーニュなどにあるイースト香みたいなのは一切無くてほぼ白ワインの香り。
そりゃそうだよね、二次発酵してないんだろうからね。
あと、元のワインにオークチップが使われていたのか、樽っぽい香ばしさもありはします。
口に含むと炭酸とても弱くて、味わいは甘酸っぱくて後味に軽い苦味。
トータルの印象としては、「濃いめだけど気の抜けた白葡萄チューハイ」のような味わいです。
別に積極的な不味さがあるワインじゃありません。
でも、「コンビニでスパークリング・ワインが買える」という手軽さ以外に、
このワインの美点を見つけることは難しかったりします。
同価格帯ならイオンのSala Vive、
もっと激安でもドンキのSoventoの方が遥かにちゃんとしています。
やっぱり裏ラベルはちゃんと確認して買わなきゃだな。
「輸入ワイン使用」な国産ワインで良いものに当たることはまず無いと思っています。
そして、セブンイレブンの"Yosemite Road"という銘柄、赤や白はちゃんと米国の"Yosemite Road Vineyard"というところで造られたものを輸入していたはずなので、
誤認を誘導するこのラベル表記はちょっとどうかと思います。
点数 | 62点 |
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本日は、超久しぶりにバンドの練習日。前回が5月だったので実に5ヵ月ぶり。
大きなブランクの理由は、ベース担当のMw氏が親御さんの介護でバンドを離脱することになったから。
もうみんなそういう年齢なんだよねぇ。
そして、残されたメンバーで相談(この時)した結果、師範がギターを置いてベースを握ることになりましたとさ。
ベース、実は20年くらい前はやってたんですね(この時)とか。 久しぶりに弾いたんだけど普通にキチンと鳴るから立派だな。 "Moon"という日本の会社のベースです。 やっぱり楽器は良い物を買うべき、持ちが違います。
練習の後の反省会は、毎度の喰しん坊 つちや。
他の店を開拓する冒険心を失っておりますが、これは「積極的マンネリ」、リスクを取らないオトナの姿勢です・・・
っていうか、安く飲めればそれでいいんですわ。
乾杯から始まって生ビールをガブガブと4杯ほど。
サーバーの管理がちゃんとしているのか、ここの生ビールは美味いです。
つまみもいろいろ取ったけど、やっぱりこの時期サンマの刺身はハズせないな・・・って昨日も食べたけど。
今年のサンマの安値を考えるとこれで500円はちょっとアレだけど、師範よりはるかに上手なさばき方だし技術料でしょう。
ビールが美味いといっても何杯も飲んでりゃ飽きるわけで、途中ですだちサワーにスイッチ。 写真に写っている料理は野菜炒めオムレツ風。 野菜炒めをオムライスみたいに薄焼き卵で包んであるという、ありそうで無かった料理。 この包み方がキレイなんだな。腕の良い料理人さんが居るんだと思います。
お会計は一人4,000円くらいだったかな。ちなみにこのお店、「消費税+10%」と書かれています。
だいぶ時代を先取りされてますな。
そんな感じのバンド練習日。ベースに転向して日も浅いのに、11月24日のライブに出演することを決めちゃいました。
名称 | Touraine Sauvignon 2016 トゥーレーヌ ソーヴィニョン 2016 |
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生産者 | Dom. Michaud ドメーヌ・ミショー |
価格 | 1.353円 (単品価格:1,706円) |
購入店 | 京橋ワイン |
本日の夕食は、師範代実家から届いた松茸を焼いて、あとは先週と同じく5本で300円の「安過ぎ」サンマの刺身と塩焼き、
さらに戻りガツオの刺身と肉じゃが。主食は「やなぎまつたけ」という似非松茸の茸ご飯。
こういうメニューに合わせるのは日本ワインが定石なんだろうけど、さすがに毎週それも芸が無いので、
今日は新たな相性開拓にチャレンジ。
選んだのは、フランスはロワール地方のソーヴィニョン・ブラン。
京橋ワインの「世界の白ワイン・オンパレード!毎日飲んでも飲み飽きない5品種6本セット」、税込7,538円からの最後の一本。
夏向きのセットだったんだろうけど、もう秋も深まっちゃいました。
夏らしい涼しげな香りと味わいを期待してチョイスしたわけですが・・・
色はそこそこしっかりしたレモン色。粘性は低くてさらりとしています。
香りにビックリ、「これゲヴュルツ?」な華やか系の芳香があります。クチナシの花とマスカットの甘い香りが顕著。
ロワールのソーヴィニョン・ブランに期待するハーブみたいな感じもあるんだけど、それより花っぽさの方が目立ちます。
味わいは、酸味穏やかで、旨味と軽い苦味が構成の中心をなしているバランス。
シュッと締まって筋肉質な味わいは、ある種日本の甲州種のようでもありはしますが・・・
ワイン単体としては結構美味しいワインです。ただ、サンマや松茸との相性はかなりイマイチだったかと。
カツオやサンマの刺身とは結構ケンカしますし、松茸の香りともちょっと微妙。松茸にはちょっと古臭い香りが合うと思う。
サンマの塩焼きや肉じゃがだと無問題だけど、「マリアージュ」って雰囲気じゃないです。
例えると「剣道の試合に迷い込んだバレリーナ」みたいな感じ、どちらも筋肉質だけど異質です。
このワインに合いそうなのは、やっぱり洋風の魚や野菜の料理、あるいは和食だと天ぷらみたいな料理だと思われます。
師範ハズしたなー、てへっ!・・・ってカワイコぶるな五十代。
点数 | 75点 |
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リンク |
世界の白ワイン・オンパレード!毎日飲んでも飲み飽きない5品種6本セット 7,538円 Touraine Sauvignon 2016 [Dom. Michaud] 1,706円 |
名称 | Bourgogne Pinot Noir 2017 ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2017 |
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生産者 | Le Bourgeon ル・ブルジョン |
価格 | 862円 |
購入店 | ドン・キホーテ MEGA狩場インター店 |
本日は子供たち二人とも「夕食不要」とのことなので、帰りに適当にお惣菜を調達して済ませます。
買ってきたのは焼き鳥5種と揚げ物2種、そしてネバネバサラダ。こういうのも楽で良いやね。
そんな気楽な夕食に合わせたのは、先々週に稽古したシャルドネと同じ銘柄のピノ・ノワール。
こちらもタンクで輸入し日本で瓶詰め(瓶詰め業者は「南アルプスワインアンドビバレッジ」)、
それでも"Appellation Bourgogne Contrôlée"と書かれております。
シャルドネは瓶の色に違和感があったのですが、こちらは外観上(スクリューキャップである以外は)普通にブルゴーニュのように見えますな。
色は、ACブルゴーニュとしてはそこそこ濃い感じ。やや青みが強めなんで南部のシャロネーズあたりのブドウが主体でしょうか。
香りは、「良くも悪くも」ACブルゴーニュ。値段を考えると7割くらい「良くも」で3割くらい「悪くも」な、ホントに普通のACブルゴーニュの香り。
こちらも革とかケモノっぽさがメインなんで南っぽい感じですね。
味わいは、渋味はもちろん弱いけど甘味を感じて酸味も強すぎず、なかなか良い感じのバランス。
これが税別798円のブルゴーニュとはにわかには信じられません。
少なくともこの赤からは、ブルゴーニュのピノ・ノワールであることに対する違和感は全く感じません。
普通に1,500円くらいの安ACブルゴーニュのクオリティです。それが約半額で買えるのはお買い得と言えます。
「日本で瓶詰め」のアプローチは、こと品質面だけに限って言えばアリなのかも。
保守的な日本のワイン市場に受け入れられるかどうかは疑問ですが。
点数 | 73点 |
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名称 | Côtes du Rhône 2015 コート・デュ・ローヌ 2015 |
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生産者 | Dom. Roche-Audram (Vincent Rochette Vigneron) ドメーヌ・ロッシュ・オードラン(ヴァンサン・ロシェット・ヴィニュロン) |
価格 | 1,050円 (単品価格:1,706円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
本日の夕食も先週同様、ふるさと納税の返礼品である牛タンを使い、ちょっと味付けを工夫してネギ塩牛タン。
シンプルな塩焼きではイマイチな肉も、味付けをちょっと工夫すると結構イケます。
他のメニューは、我が家で最近流行のS&Bのシーズニングを使ったチョレギサラダ、そしてベーコン&玉子&レタス&トマトの中華スープです。
ワインも、脳内比較するために先週と同じく、コート・デュ・ローヌの赤を選んでみました。
品種構成は、グルナッシュ70%にシラー15%、カリニャン15%とのこと。
先週は評判の良い名門造り手の裾モノ、今週は同じグレードながら無名造り手の優良年。「うきうきワインの福袋」からなので実買価格は安いけど、価格帯はほぼ同等でしょう。
ラベルのイメージから、なんとなく「先週のはクラシカルだったのに対し今日のはモダン」な感じを想像しつつ稽古します。
色はかなり濃く、そしてストレートな青紫。グラスに適量注ぐとほとんど底は見えないくらい。粘性もあってタラ~リとゆっくりグラスの内側を垂れてきます。
香りは、確かにグルナッシュ主体だろうなぁというイチゴジャムっぽさがメイン。
その後ろ側にスパイシーな香りや、垢抜けない青っぽさも少々感じます。
味わいも、ガッチリした渋味があって、かなり濃くしっかりしています。
数値を計ると、糖度が7.8(ギガル比+0.2)でpHが3.6(ギガル比-0.1)、ギガルよりちょっとだけ糖分が多くpHが低い程度ですが、
飲んだ印象はかなりこちらの方がハッキリとした甘さと酸味を感じます。
やっぱり当初の予想通り、「モダンなACコート・デュ・ローヌ」な印象を受けました。
これが通常価格でも1,000円台半ばというのはやっぱりお得だな。
コート・デュ・ローヌ、垢抜けない印象の産地ということもあって価格が高騰せずに済んでいる地域のように思います。
安ワイン者は視野に入れておくべきですぜ。
点数 | 76点 |
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リンク | "Cotes du Rhone 2015 [Dom. Roche-Audram] 1,706円 |
清酒に関してはホントにチビチビしか飲まない当道場、
前回が8月12日だから2ヵ月ぶりに新たな銘柄を買い足し。
写真の左側がこれまで飲んできた飛良泉 マルヒ No.77、右側が今日買ってきた七賢 涼味満開 吟醸。お値段税込み1,350円也。
店のご主人に「香り華やかで酸味がしっかりしてお手頃なものを」とお願いして選んで頂いたもの。
左の飛良泉に関しては、最初感じたグレープフルーツの香りはややおとなしめにはなったものの、
まだ柑橘香は健在で味わいも酸がしっかり。
対する七賢は、鼻ではキュウリのような青い香りを感じて口に含むとヨーグルトみたいな麹の香り。
清酒としては酸があるほうだと思うけど、比べる相手が酸味満開だからね。
より一般的な清酒感があるのは七賢の方ですけど、
ワイン好きにウケるのは飛良泉だろうな、などと考えながら飲んでおりました。
名称 | Suntory Japan Premium Koshu 2017 サントリー ジャパンプレミアム 甲州 2017 |
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生産者 | サントリーワインインターナショナル 登美の丘ワイナリー |
価格 | 寄付金額:3本セット10,000円 (参考価格:1,683円 @amazon) |
購入店 | 大阪府泉佐野市 |
本日の夕食は、サンマの塩焼き、刺身(サンマ、マグロ赤身、天然ヒラメ、炙ったサゴシ)、ホウレン草のおひたし。
サンマは5本で300円でした。ウチは4人家族なんで、4本は塩焼きにして1本を刺身(↑写真)に。
サンマ、こんなに安く無くて良いのにな。60円で美味しい刺身とかあり得ないよ。
最低価格とか決めて、豊漁の時は漁師さんが儲かる、みたいなシステムには出来ないんですかね?
そして、こういうガチな和食に合わせるのは、やっぱり日本ンワインの甲州でしょう、
ということで「ふるさと納税」の返礼品から2017年産の甲州。
ちなみに昨年の返礼品は2015年産でした。2016は夏にワイナリーで頂いています。
色はほぼ無色、白い紙にかざすとわずかに酢橘の皮の内側のようなごく薄いレモン色を感じます。
香りも酢橘っぽいんですな。酢橘って、ちゃんと嗅ぐとちょっと埃っぽいような雰囲気があるけど、
そういうところも似ています。
味わいは極めてドライ、甘さはほぼ感じません。じゃあ酸っぱいかと言うとそういうことも無くて、酸味は比較的穏やか。
でもそんなに薄いと感じないのは、清酒のような旨味があるからだと思われます。
地味なワインではあります。でも、サンマの塩焼きや刺身にはバッチリです。世の中「適材適所」ですな。
ちなみにこの2017甲州は、今年の「ジャパン・ワイン・コンペティション」で銀賞を受賞したそうです。
そこまで高く評価される理由はちょっと判りません。値段相応、甲州らしい甲州だと思います。
点数 | 74点 |
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リンク |
【ふるさと納税】 ジャパンプレミアムワインセット 10,000円(寄付金額) サントリー ジャパンプレミアム 甲州 1,683円 (@amazon) |
名称 | Bourgogne Pinot Noir 2014 ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2014 |
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生産者 | Dominique Laurent ドミニク・ローラン |
価格 | 2,080円 |
購入店 | カーヴ・ド・リラックス |
そういえば昨日の飲み会では珍しくブルゴーニュが無かったな、
ということで本日はチョイスはブルゴーニュ赤。
一時期は「新樽200%」でブイブイ言わせたドミニク・ローランの裾モノACブルゴーニュ。
この銘柄は7年前に2008年産と稽古していて、大変高評価でした。
ちなみに夕食のメニューは、水ダコのカルパッチョ、酢豚、トマトと卵のソテー。
買ってきた材料と冷蔵庫にあった材料が混在した、普通の家庭の夕食です。
色はこのクラスにしては結構濃いめに感じます。やっぱり今でもドミニク先生は濃く造りがちなのかな?
香りは、スケールこそ小さめながら、その内容は「高級ブルゴーニュの雛形」っぽかったりします。
熟した赤肉のプラムっぽい果実香に若干のケモノっぽさ、どちらかというと南のボーヌ側っぽい傾向ではあります。
口に含むと、ある種のシャルキュトリーみたいな生臭さがある点は好き嫌いが分かれるかもです。
味わいは、渋味が軽めで甘酸っぱいバランス。
余韻はそんなに長くないんですが、その意味でも「高級ブルゴーニュの雛形」な感じですね。
やっぱり上手い&美味いよなぁ、ドミニク・ローラン。
『テロワールが表現されていない』なんて酷評する人もいるみたいですが、
そもそもテロワールなんてあったもんじゃないACブルゴーニュだと単純に「値段の割にしっかりしていて美味い」です。
以前は1,000円台だったのが今では残念ながら2,000円超えちゃってますが、それでも「お買い得なACブルゴーニュ」と言えると思います。
点数 | 78点 |
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本日は、毎年恒例20年来の付き合いがあるネット関連のお知り合いの方々と持ち寄りワイン会。
参加者は、
光弘さん、
へんさん、
トビさん、
がぶさん、磯子さん、師範、
そして今回は「門下生第四十八号」の柳沢さんも参加。
総勢7名の飲兵衛が集まっております。
本日会場となったお店は、がぶさん行きつけの隠れ家インドシナ料理の店、Indochinoise (アンドシノワーズ)。
レストランというより料理教室がメインのような空間で、場所は東京の千代田区にあります。
今回は「試食型プライベートダイニング」という形式で、大皿からの取り分けスタイル。
料金は料理のみで8,000円/人(実際は直前に一名キャンセルが出たので9,000円/人)
ワインの持ち込み料無料にてやって頂きました。
最初の料理は、エビのベトナム風。ライムと塩で頂く料理で、 エビの味が濃くて美味しいんだけど、いかんせん食べづらいのね。 そして手が汚れる。 おしぼりがないので、エビの匂いの付いた手でグラスを持ってワインを頂くというのは、 師範はちょっと抵抗がありました。 最後まで数匹残っていたので、皆さん同じ感じだったんじゃないかな?
名称 | Strohmeier Rosé N.V. シュトロマイヤー ロゼ (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Strohmeier シュトロマイヤー |
価格 | -- |
購入店 | (トビさんから) |
一本目の泡モノは、最近自然派に毒されているトビさんが持参されたオーストリア産。
ブドウはBaluer Wildbacher(ブラウアー・ヴィルドバッハ―)という見知らぬ品種。
なんでも『ジャック・セロスと見まがうスパークリング』と言われているだとか。
あいにく師範はジャック・セロスを飲んだことが無いので見まがうかどうかはわかりませんけどね(南無)。
そしていざ抜栓!ですが、当日持参で十分に振動が与えられていたためか、
盛大に吹きました。1/3くらいは床に飲ませて差し上げた感じ。あぁもったいない。
で、色はやや濁ったオレンジピンク。ロゼのスパークリングとしては結構濃い方だと思います。
香りのボリュームも結構しっかりしています。リンゴのようなフルーツっぽさがダイレクトに感じられ、
自然派っぽい温泉感もあります。
味わいはかなり酸味がしっかり系。色や香りは優しげなんだけど、味わいはドライです。
なかなか面白いスパークリングですな。でも、多分「ジャック・セロス」とはかなり違うような。
「知らんけど」ですけど。
点数 | (76点) |
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次の料理は、野菜の煮込みラオス風。 現地では「ジェオ」と言われる料理、とのことだったと思います。 これがかな~り辛いのよ。辛い料理、嫌いじゃないんだけど、ワインに合わせるのは難しいと思っています。
名称 | 鳥上坂 デラウェア 2016 |
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生産者 | 酒井ワイナリー |
価格 | -- |
購入店 | (がぶさんから) |
もう一本の泡モノは、毎度日本ワインをお持ちになるがぶさんが持参されたデラウェアの微発泡。
以前の師範は日本ワインに興味が薄かったので、普通に「へぇ~」って感じだったんだけど、
見返してみるとなかなかレアなヤツ(キザンのスパークリングとか)を持って来られてたんですね。
これも結構珍しいワインのようです。
前のオーストリア産と違って、こちらには濁りは無くて澄んでいます。
色にデラウエアのグリ色は出てなくて、普通に黄色な外観です。
そして、最初に香りを嗅いで、「うむむむむ」です。
これも自然派とのことで、かなり強めに酸化した雰囲気を感じます。
その奥に、生食用のデラウェアと共通する甘いブドウの香りもあります。
味は、ほんのり甘くて軽めのバランス。間違いなくデラウェアのワインだよね、って感じです。
飲み続けるとしみじみとしたおいしさが伝わるワインだとは思いましたが、
やっぱり師範の嗜好的基準だとこれは「自然派の失敗例」じゃないかなと感じました。
酸化防止剤を使わない心意気は立派だと思いますが、こんな風に酸化しちゃ元も子もないよなぁ、と。
点数 | (67点) |
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この料理はラオス式ソーセージ。 周りがバナナの葉でくるまれていて、いかにも現地的な見た目ですが、味わいはソフトで香りはマイルドです。 これはワインに合わせても大丈夫なやつですね。
名称 | Eroica Riesling 2008 エロイカ リースリング 2008 |
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生産者 | Eroica (Chateau Ste Michelle & Dr Loosen) エロイカ (シャトー・サン・ミシェル&ドクター・ローゼン) |
価格 | -- |
購入店 | (柳沢さんから) |
白は、今回初参加、門下生第四十八号の栁沢さんが持参された米国ワシントン州のリースリング。
現地に赴任されている頃にお気に入りだった、という話だったような(違ってたらスミマセン)。
ドイツの名門ドクター・ローゼンとワシントン州のシャトー・サン・ミシェルがコレボレーションして造ったワインのようです。
色は10年の時を経た感じの結構濃いめのイエロー、でも健全な見た目です。
香りは、ボリュームこそ小さ目ながら、リースリングらしいぺトロールがあって、その奥にオレンジのような柑橘香を感じます。
味わいは、リースリングとしてはドライに仕立てられているとは思いますが、それでもいい感じの甘さがあって、
しみじみとした美味しさを感じます。
前の2本がかなり変態っぽかったんで、こういういい意味で「普通」のワインだと落ち着きます。
リースリングって、シャルドネなんかと比べると熟成に対する耐性があるというか、
変化がなだらかな感じもしますね。
点数 | (79点) |
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この料理は、このお店を紹介してくれたがぶさんのお気に入りらしい生ハーブと魚のサラダ。 主にミントをベースにした生ハーブがてんこ盛り。もの凄く爽やかな香りが部屋と口の中に充満するわけですが、 こういう香りの強い料理はワイン泣かせでもあります。
名称 | Radikon Pinot Grigio 2015 ラディコン ピノ・グリージョ 2015 |
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生産者 | Radikon ラディコン |
価格 | -- |
購入店 | (トビさんから) |
今回トビさんは2本持参されていて、もう一本の方がこのイタリア産の自然派ワイン。
自然派の旗頭「ラディコン」のワインは、今年の春にも上位銘柄のリボッラと稽古しております。
ラディコンの当主(もう亡くなったそうです)のお子さんが監修されているピノ・グリージョで、
リボッラと比べると醸しの時間は短いそうです。
「醸しが短い」なんて聞くと普通の白みたいなのかな・・・と想像していましたが、
グラスに注がれた液体はまごうことなき「オレンジ・ワイン」です。
これまた濁りがありますが、キレイな色合いではあります。
香りのボリュームはこれまでで一番。セメダインの香りがブワーッと来ます。
自然派にありがちな硫黄っぽさはこのワインからはほとんど感じません。
そして、なぜかマスカット・ベーリーA風のキャンディっぽさを感じるんですな。
ピノ・グリージョからそんな香りがするのはとても意外です。
味わいは見た目通りに「白と赤の中間」。ギュッと締まった酸味に軽い渋味、
重さのある味わいです。
熱狂的なファンがいるらしいラディコンのワインですが、
2本飲んでみて「こりゃ確かに信者になる人も居るだろうな」と思わされるものがあります。
なにより他にない独特の個性がありますね。
廉価版のこちらでも、その個性は十分感じられました。
点数 | (84点) |
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この料理は、軽く干したイワシの煮物。 塩気とイワシ感がしっかりで、ご飯のおかずにはとてもよさそうです。 ただ、ワインの相手にはイワシっぽさが強すぎます。現地的な軽い味わいのビールだったら最高でしょう。
名称 | Campolone 2000 カンポローネ 2000 |
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生産者 | La Fiorita-Lamborghini ラ・フィオリータ-ランボルギーニ |
価格 | -- |
購入店 | (磯子さんから) |
最初の赤は、イタリアワインに詳しい磯子さんが持参されたウンブリア州産。
なんでも、パーカーポイントが100点に近い(98点だったか)ワインということで、大期待だったわけですが・・・
このお店、ソムリエナイフがありません。あったのは、螺旋の径がとても小さくて短いT字型のコルク抜きのみ。
酒屋で貰えるヤツよりももっと小さくて、長いコルクはことごとく途中で折れます。
前のリースリングも折れましたし、このワインに至っては磯子さんが10分くらい悪戦苦闘されていました。
そうだと知っていれば、参加者の皆さんソムリエナイフなんて売るほど持っているのに、大変残念です。
・・・という経過を経てグラスに注がれたワインは、ガッツリ濁ってコルク片が浮いています。
なので見た目は全然イケてません。
もちろん、香りや味にそれが大きく影響するわけではなくて、
甘酸っぱさタップリでボリュームのある香りや、
熟成感のあるしっかりした味わいからは、とても立派なワインだったであろうことがくみ取れます。
見た目がアレでも目をつぶって飲めば問題ないわけですが、やっぱり気分は上がらないよなぁ。
なんかもったいないことになっちゃったなぁ、という印象を禁じ得ませんでした。
点数 | (80点) |
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本日の料理で一番ワインとの相性が良かったのがこの焼き鳥。 スパイシーな生の胡椒が効いていて、↓のローヌ産と大変好相性でした。 添えられたパクチーは香草としては大変クセのあるものですが、 意外と赤ワインと合わせても悪くないんですね。
名称 | Chateauneuf du Pape "Cuvée Speciale" 2003 シャトーヌッフ・デュ・パプ "キュヴェ・スペシアル" 2003 |
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生産者 | Tardieu-Laurent タルデュ・ローラン |
価格 | -- |
購入店 | (へんさんから) |
もう一方の赤は、へんさんが持参されたローヌのシャトーヌッフ・デュ・パプ。
この銘柄とは14年前に2001年産と稽古済み、その時もへんさんが持参されていました。
これまたコルクが折れての登場です。
そしてこのお店、ソムリエナイフもありませんがワイングラスもありません。といか「ありません」はウソで、あるにはあるんですけど、
握りこぶしくらいの大きさで、厚くてカットの入ったヤツしかありません。
なので、各人1個は持ち込んで、もう一個はガブさんがコレを人数分買いそろえてお店に寄付されていました。
そもそもワインを飲む店ではないようです。
そしてこのワインはというと、やっぱり美味いっすね。14年前は若くて強い美味しさがあったんだけど、今は熟成の美味しさがあります。
特に、香りにスパイシーな要素があるのがこの店の料理と好相性ですな。
15年前のワインですが、まだまだヘタッた感じは全然無くて、この先でも楽しめそうです。
若くて美味いのは安ワインでも沢山あるわけですが、
こういう「熟成後もしっかり美味い」のはやっぱり安ワインでは難しいと思います。
スペインあたりだとこの年代のでも3,000円以下であったりしますが、そういうのはどこか饐えたというかヒネた感じがありますからね。
点数 | (86点) |
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この料理は豚肉とタケノコの北ベトナム風炒め物。これもワインとの相性が良い料理でした。 味付けには魚醤が使われているらしいのですが、日本の魚醤ということで香りはマイルドです。 これが、現地の魚醤だったらもっと魚臭さがあるので、赤ワインとはダメだったんだろうと思います。
名称 | Morgenster Laurens River Valley 2001 モーゲンスター ローレンス・リヴァー・ヴァレー 2001 |
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生産者 | Morgenster Estate モーゲンスター・エステート |
価格 | 5,378円 |
購入店 | アフリカー |
そして師範が持参したのがコレ、ヴィンテージが2001年産の南アフリカの熟成ワイン。
アフリカーさんを訪問した際に見せて頂いて、
変態っぽいワインが集まりがちなこの会に持参するのに丁度良いんじゃないかと考えた次第です。
品種はメルローとカベルネ・ソーヴィニョン。
この会はいつも光弘さんが熟成ボルドーを持参されるので、それと飲み比べるのも面白いんじゃないかと。
今回、抜栓担当は「持ち込んだ人」だったので、これは師範が抜きましたが、案の定コルクが途中で折れました。
でも、コルクを中に落とすことは無かったので、そこそこリカバリーは上手くくいった方ではないかと思います。
色は、非常にしっかりとした、青くて黒に近いような紫色です。エッジにほんのりレンガ色が見えますが、
「熟成し始め」くらいな勢いです。
香りを嗅いで一安心、コレは良いヤツの香りです。
カシスやプルーンのような果実香にバニラが溶け込んでいて、まるでボルドーの香り。
というかブラインドで嗅いだら絶対ボルドーと言うでしょう。
味わいは、丸っこい甘さを中心に感じます。とても判りやすく人懐っこい味わいです。
「南アフリカのボルドーブレンドは熟成させても美味い」という知見を得ました。
お値段の5,000円強は大変リーズナブルです。
贔屓目も若干入りつつ、思い切って高得点をあげたくなるワインでした。
点数 | (88点) |
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リンク | Morgenster Laurens River Valley 2001 5,378円 |
最後の料理は、野菜と豚のラオス風ごった煮。 生きくらげの歯ごたえが美味しいんだけど、煮込みなんで、酔いが廻っていることもあって箸でつかんだものが何なのか、 判らなくなるのがウィークポイントです。
名称 | Château Léoville Barton 2004 シャトー・レオヴィル・バルトン 2004 |
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生産者 | Ch. Leoville Barton シャトー・レオヴィル・バルトン |
価格 | -- |
購入店 | (光弘さんから) |
最後のワインは、毎度「師範が飲んでいない」ボルドーのグラン・クリュを選んで持参される光弘さんにお持ち頂いた、
サン・ジュリアンの第二級、シャトー・レオヴィル・バルトン。
『だんだん師範が飲んでないグラン・クリュも無くなってきた』だそうです。
いろいろ気を遣っていただいてスミマセン。
そして肝心の抜栓の儀ですが、コルクの長さ自体は前の南アフリカ産より長いので、ほぼ絶望的だと考えられていました。
ただ、そこはさすがボルドーなんだな。2004年産でも全然ゆるみのないコルクが使われていて、短いスクリューでもキレイに抜けました。
抜栓者の腕の良さもあるかもですが。
色の濃さは前の南アフリカ産と同程度ですが、こちらの方が更に青みが強いように感じます。
香りも南アフリカと比較すると、ボリュームに関してはこちらが小さめですが、複雑さはこちらが上です。
土のような消し炭のような、深みのある香りがこちらにはあります。
味わいも、南アフリカは人懐っこい甘さが目立っていたのに対して、こちらはより複雑。
判る人には判る「高級ボルドー」感を身にまとっています。
「判りやすい」対「判る人には判る」でした。だもんで甲乙つけがたいんだな。
というか、甲乙が付けられるほどの正常な味覚嗅覚を既に失っていた、という話もあります。
点数 | (88点) |
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最後に、蒸したもち米とお茶を頂いてお開きに。お御馳走さまでした。
・・・というような昔の仲間とのワイン会。
このお店、好きな人はハマるでしょうね。大変珍しい料理の数々で、お店の方も温かくて良い感じだし。
でも、ワイン会には向かないと思いました。人に対するホスピタリティはあっても、ワインに対するホスピタリティが無いから。
ワイン会はやっぱり「ワインが好きな人の店」でやるべきだと再認識しました。
↑のお店を出たのが午後10時前。
なんとなく不完全燃焼な感じもあり、トビさん&磯子さんと二軒目へ。
伺ったお店はワイン居酒屋があどした、その名の通りJR神田駅のそばのガード下にあります。
開け放たれた扉から中を覗くと結構お客さんが入っていましたが、幸い4人掛けのテーブルが一つ空いていたのですんなり入店出来ました。
店内は、元スナックを居抜きで使われているみたいな感じです。
お店の方は、居酒屋の大将のようなマスターと物腰柔らかななマダム。なるほど「ワイン居酒屋」な感じですな。
名称 | Rupert & Rothschild Classique 2015 ルパート&ロートシルド クラシック 2015 |
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生産者 | Anthonij Rupert & Benjamin de Rothschild アントン・ルパート&ベンジャミン・ド・ロートシルド |
価格 | (4,000円) |
購入店 | ワイン居酒屋があどした |
このお店、壁一面にずらりとワインが書かれています。
そんな中から師範の眼に留まったのが「カノンコップ ピノタージュ」で、お値段4,000円。
こりゃ今どき安いんじゃないの!?と思って注文するも、痛恨の在庫切れ。
その代わりにマスターに選んで頂いたのがこの南アフリカ産でした。
この銘柄の2013年産とは昨年稽古済み。
値段の割にはイケている印象のあったワインです。
スナックか居酒屋かって内装ですが、グラスは大きくて立派なものが使われています。
やっぱりグラスは大事ですよ。
ワインの色は、店内の照明が暗いので正確さはアレですが、かなり濃い色合いだったと思います。
香りはまさにボルドーです・・・って上にも同じようなことを書いたな。
若いのでフルーツ活き活き、モダン・ボルドーな樽の効いた香りと味わいです。
3人でサクッと1本開けてお開きに。お会計は一人2,000円。
普通のワインバーだったらグラス1杯しか飲めないところですね。
安く気軽にワインを飲むのにはとても良い店だと思いましたよ。
点数 | (78点) |
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名称 | Côtes du Rhône (Rouge) 2014 コート・デュ・ローヌ (赤) 2014 |
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生産者 | E.Guigal E.ギガル |
価格 | 1,188円 |
購入店 | ワインショップ フィッチ |
本日もまた調理担当は師範で、
メニューはふるさと納税(※)の返礼品で頂いた牛タンの塩焼き、
アヒポキ風サラダ(マグロ、アボカド、トマト、タマネギ)、キノコのホイル焼き。
牛タンは10,000円の寄付で頂いた量の1/3にあたる600gを4人で食べておなかいっぱい、でも肉質はイマイチです。
こんな料理に合わせて選んだワインは、ツイッター関連でご推薦頂いたローヌの名門「ギガル」のACコート・デュ・ローヌ。
この銘柄の道場での最初の稽古は、実に19年前のコレで1995年産。
その時も『ローヌの名門ギガルのコート・デュ・ローヌは、 お値段手頃だけれどもなかなかグッドだと世間でも評判。』などと書いています。
そして、驚くなかれその時の買値は1,200円、今回の買値は1,188円。
実店舗とネットで値段差はあるとしても、ほぼ同じ値段なわけです。
まさに価格の優等生ですな。
『ボルドーもブルゴーニュも高くなったよねぇ』というのがワイン好きの共通認識だと思いますが、
こと安ワインのレンジにおいてはそんなに変わってない部分もあったりします。
さて稽古開始、栓は昔ながらの普通のコルク。でも目が詰まっていて綺麗なコルクです。
色は結構濃いめの紫色。若干濃いレンガ色っぽさがエッジに見えるので、「ガーネット」と言いたくなりますが、今はそうは言わないらしいです。
香りのボリュームは結構あります。シラー由来のスミレと胡椒、グルナッシュ由来の熟したイチゴ、
それにムールヴェドルの青畳。やや垢抜けないながらも要素豊富で飽きない香りです。
味わいは思いのほか渋味が柔らかいのね。特に飲み口がスムーズで、口の中でブワッと広がって甘味と酸味の厚みを感じます。
2014年産ということで、良い感じに熟成期間を経ているのが奏功している気がします。
極めて教科書的なローヌ赤、しっかりとやるべき仕事はこなしてくれるけど、悪く言えばやや没個性。でもそれがこのワインの立ち位置なんだと思います。
ラベルデザインも以前のまま、徹底した"昔ながら"具合は当道場に相通じるものがありますが、中身は進化しているようにも思います。
これが以前と変わらぬ値段ってのはやっぱりお得ですよ。
高級ワインに関しては『昔は良かった』かも知れないけど、この銘柄みたいない安ワインに関しては価格・品質両面で『今の方が良い』と言っちゃいます。
(※) 【ふるさと納税】どか盛牛タン1.8kg 寄付金額10,000円
点数 | 75点 |
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リンク | Cotes du Rhone (Rouge) 2014 [E.Guigal] 1,188円 |
三連休最終日、横浜に買い物に出たついでに地元の宿場祭りを覗いてみました。
ライブステージなんかもあって盛り上がっていたけど、まぁ音楽ってヤツはいろんなレベルで楽しめるから良いな、と思いましたね。
商店街では、先週伺った「夏への扉」のマスターが店を出しておられたのでちょっと訪問。
まずは一番搾り生ビール(300円)を頂きます。周りの出店よりちょっと安いけど、そのぶん量は少ないという絶妙なマーケティング戦略(笑)です。
ワインも紙コップ売りされていたんで、もちろんそれも頂きました↓。
名称 | Anjos Vinho Verde N.V. アンホス ビーニョ・ベルデ (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Quinta da Lixa キンタ・ダ・リサ |
価格 | 350円/紙コップ |
購入店 | 夏への扉 |
紙コップで供されるワインは、どちらも一杯350円。
白がポルトガルの微発泡したビーニョ・ベルデ、そして赤がキアンティ。
当然最初っからどっちも頂くつもりだったわけですわ、というかビールの時点から既に。
だったら、最初に「ビールと白と赤を時間差でお願いします」つって1,000円出した方が会計の手間が減って良かったのかも、
などとどうでもいいことを後になって考えたりしております。
ここの出店、椅子とテーブルがあるので商店街の人の流れを見ながら落ち着いて飲めます。
なんといってもそこがポイント高いっすね。
そして、紙コップからワインを飲むのもなんかイケてなくて、
テーブルもあるからグラスはいつもマイグラスを持参、今回は100均の脚無しにしました。
色は非常に薄め。"Vinho Verde"って訳すと「緑のワイン」ですが、緑色って感じはありません(※)。
香りは弱めですが、無いわけじゃなくて柑橘類や青リンゴみたいな爽やか系のフルーツ香はあります。
味は思いのほかしっかりしています。甘味も酸味もあって、後味に軽い苦味。微炭酸も良い仕事をしています。
これがワインとして上質かどうかってことは脇に置いといて、お祭りでビーニョ・ベルデは正解ですよ。
一杯350円も正解。こういう風にちょっと拘りを感じるワインを出してくれているからついつい足を運んじゃいます。
(※)この「緑」って、色じゃ無くて「若い」の言い換えだと思うのね。「嬰児(みどりご)」とか「青二才(あおにさい)」みたいな。
点数 | (70点) |
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名称 | Chianti "Prestige" 2016 キアンティ "プレスティージェ" 2016 |
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生産者 | Uggiano ウッジャーノ |
価格 | 350円/紙コップ |
購入店 | 夏への扉 |
赤はキアンティです。
どうでも良い話だけど、テーブルで同席した男性がこのワインをとてもお気に召していたらしく、
プラカップ(ダブル)700円を3杯くらい飲まれてました。
いやいやそんだけ飲むんだったらボトルで買った方が安くね?
とか考えてしまう師範はやっぱり根っからの貧乏性なんですかね?
いろいろ飲むんだったら少量売りのを買うメリットあるけどねぇ。
閑話休題、これはどういうワインだったかと言うと、
色はやや明るめの紫色です。バローロやバルバレスコ同様、キアンティもあまり色の濃いDOCじゃないんですよ。
香りは結構しっかりしています。この品種&DOCらしい、スミレのような花と果実の香り。
樽香は無いのでほぼステンレスだと思われます。
味わいは、酸味シッカリでやや軽い感じ・・・とか書くとネガティブな印象を与えると思いますが、
お祭り(屋外)でちょっと冷えた赤はこれくらいが良いと思います。
このワインも、飲まれる環境をちゃんと意識されたセレクション、という気がしましたな。
紙コップで350円というお値段は、高くも安くもなく極めて適正な値付けだと思いましたよ。
点数 | (72点) |
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名称 | Stark-Condé "Postcard Series" Elgin Pinot Noir 2016 スターク・コンデ "ポストカード・シリーズ" エルギン ピノ・ノワール 2016 |
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生産者 | Stark-Condé Wines スターク・コンデ・ワインズ |
価格 | 1,793円 |
購入店 | アフリカー |
連休最終日の夕食調理担当は師範で、本日のメニューは福島産黒毛和牛サーロインのステーキ(師範代&次女)、豪州産肩ロースのステーキ(師範&長女)、
水ダコとヒラメのカルパッチョ、モッツァレラトマト、神戸屋のバゲットとチーズパン。
ステーキ肉の違いは、別に家庭内の格付けに従ったのではなく、それそれの嗜好を反映した結果であります。
師範は焼肉だと和牛が好きだけど、ステーキは赤身の方が良いんだな。長女も同じ嗜好のようです。
合わせたワインは、最近南アフリカ関連の話がツイッター経由でグイグイ目に入ってくることもあって(※)、
8月に訪問したアフリカーさんで購入したピノ・ノワール。
店主の小泉さん曰く「評判の良い赤」とのこと。
この造り手のワインは、カベルネ・ソーヴィニョンやシラーは稽古済みだけど、
ピノ・ノワールは初稽古です。
色はかなり深い紫色で、ピノ・ノワールとしてはかなり濃いめな方じゃないですかね?
当然熟成感はまだ無くて、エッジまでストレートな色調です。
香りはとても立派です。熟したイチゴのようなフルーツ香&ゴムや革のような妖艶な香り、
それとコーヒーのような樽香が一緒になってムンムン来ます。
味わいはかな~り甘酸っぱいです。ちょっとやりすぎかと思うくらいにサービス精神旺盛な味わい。
渋味もしっかりなんで、ピノ・ノワールにシラーズをちょっぴり足しちゃった、みたいなバランスです。
「ピノ・ノワールとは・・・」などということを考えなきゃとっても美味しいワインです。
ブルゴーニュというより、凝縮感をウリにした古き良きカリフォルニアのピノ・ノワールといった趣き。
先月稽古を付けた2本と比べると、
ポール・クルーヴァー系でさらに南側に突き進んだ感じですかね。
ともあれこの内容で1,000円台は間違いなくお買い得。同じ感じのカリ・ピノだと普通に3,000円超えます。
(※)希少ワインは華麗にスルー。そういうのは安ワイン道場的ではないですから。
点数 | 80点 |
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リンク | Stark-Conde "Postcard Series" Elgin Pinot Noir 2016 1,793円 |
本日もまた「横濱ジャズプロムナード」の無料ライブを聴きに近所の広場へ。
アマチュアっつっても上手い人はいっぱいいるねぇ。道理で師範らには出番が無いわけだ(笑)。
本日は"hibara band"がピカイチで、"修善寺バンド"は最高に楽しそうで良かったな。
これだけちゃんとした演奏を無料で聴かせるというのは、
聴く側からすれば大変有り難い反面、結果的には音楽の市場自体を小さくしちゃうんじゃないかと危惧されます。
やっぱりちゃんとしたサービスには相応の対価を支払う世の中になるべきだと思うな。
こういうライブでも「投げ銭」みたいなシステムがあればいいのに、と思いましたよ。
昨日の経験で「飲み物持ち込み自由」が判っているので、本日は道場から保冷材に入れてこれらのビールを持参。
いつものよなよなエールとインドの青鬼です。安定の美味しさだな。
今月の冒頭に書いたように、ふるさと納税でケース買い(?)したのでまだタップリ在庫があります。
名称 | Kikka Chardonnay Barrel Aged 2016 菊鹿 シャルドネ 樽熟成 2016 |
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生産者 | 熊本ワイン |
価格 | 3,920円 |
購入店 | 横浜君嶋屋 |
師範代の実家(佐賀県鳥栖市)から荷物が届いて、今年初モノの九州産の栗を使った栗ご飯、それと焼き松茸&松茸のお吸い物、
あとは大分産天然鮎の塩焼きと山芋千切り、夏野菜の炒め物。。
九州率が高いメニューなのでワインも九州産・・・っていうかね、
最近北海道産ワインを「飲んで応援」なんて言ってますが、
北海道より先に、師範の郷里熊本ば「飲んで応援」せんね!という話です。
そんな気持ちもありつつ選んだのは、肥後の銘酒「菊鹿シャルドネ」、その上位バージョンである「樽熟成」の方。
ツイッターでお薦めされているのを見て(その方のサイト)、半ば衝動買いしました。
お値段は3,000円超えるけど、「飲んで応援」の大義名分の前には無問題です。
外観は、パリッとしたレモン色あるいは真鍮色という色合いで、それなりに粘性があってエキス分が多そうです。
香りは・・・最初香ばしい樽と甘げな密香に、「ムルソーじゃんコレ!」と思いましたが、深く嗅ぐとやっぱりちょっと違います。
差分は、ザボンや晩白柚のような、実が大きくホックリした感じの柑橘類っぽい香りがあること。
もちろん「九州産」ということが先入観にあることは否定しません。
味わいもまぁ良く出来てますよ。甘味と酸味と後味の苦味が大変ナイスなバランス。
酒躯はそんなに分厚い感じでは無くて、香りの割にはスレンダーな感じではあるけど、
それくらいの方が純和食なメニューには相性がいいと思います。
コレ、熊本産だ!とか日本ワインが!とかの前提は無かったとしても、普通に4,000円のシャルドネとして大変良く出来ていると思います。
やっぱりこのクラスからだよなぁ、日本ワインがガチで海外のワインと勝負できるのって。
フランスあたりって、上級品には思いっきりプレミアムを乗せている感じだけど、
その点日本の造り手は真面目というか上級のプレミアム分が良心的な気がするね。
点数 | 87点 |
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三連休初日、長女は受験勉強で次女は部活、師範代は美容院。残された師範はヒマしております。
そんな暇つぶしに最高だったのが、「横濱ジャズプロムナード」というイベントの一貫で、近所のビジネスセンターの広場で行われた無料ライブ。
アマチュアの方々のステージなので玉石混淆だったけど、その中で「玉」だったのが"T.B.T. Jazz Orchestra"という若いビッグバンド。
サックスのソリとか、音のエッジが揃っていて音圧が凄い。東京のバンドらしいけど、こういう方々が普通にいるから東京は怖ろしい。
ゆるい感じの野外ライブなんで飲み物持ち込み自由。
師範は近くのセブン・イレブンでコンビニ限定のビールを2種類ほどを楽しみました。
サントリー プレミアムモルツ シャンパーニュ産麦芽使用
プレモルらしく普通に美味いけど、当然シャンパーニュの味はしません。
キリン 匠の冴
うーん、一番搾りと何が違うんだろ?
飲み比べれば違いが判るかもだけど、単体で飲んだら普通に「キリン一番搾り」です。
・・・ってな感じで正直どちらもパッとしなかったけど、音楽聞きながらビールを飲むのは至福だな。
そんな感じでアマチュアバンドの楽しそうなライブを4本くらい堪能して帰宅。
本日の夕食は、多分今シーズン最後になるだろうテラスで焼肉。
これから寒くなりますからね。
食材は、米国産の牛タン、豪州産の牛バラカルビ、米国産の豚ロース、モヤシ、タマネギ、冷凍チジミ。
付け合わせはチョレギ・サラダであります。
自宅でのホットプレート焼肉、お店で食べるのとは別の良さがあるんだよね。
そりゃ美味さで言えばお店だけど、なんか手作りの良さがあるというか。
世の中何でも「美味きゃ良い」ってわけじゃないんですよね。
師範的には、美味さも含めて「楽しければ良い」と思ってます。
名称 | Barbaresco 2014 バルバレスコ 2014 |
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生産者 | Terre da Vino テッレ・ダ・ヴィーノ |
価格 | 1,183円 (単品価格:1,922円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
そんな夕食に合わせて選んだワインは、「うきうきワインの玉手箱」の福袋に入っていたバルバレスコ。
「えー!10本1万円の福袋にバルバレスコ!?」って感じですが、
単品価格でも2,000円を切る安バルバレスコだったりします。
実はこの銘柄とは2005ヴィンテージと稽古済み。
あまりパッとしないイメージだったようですが、今回はどうでしょうか、と。
色は、やっぱりそんなに濃くは無いんだよね。
バルバレスコ、というかネッビオーロ種は、名前の濃さに反して実はそんなに濃くない品種で、ピノ・ノワールのちょっと濃いヤツくらいな感じです。
香りのボリュームは若干おとなしめ。
それでも、ネッビオーロらしいプラムやスミレみたいな香りと、粘土のような土っぽさがあって、ちゃんとバルバレスコしています。
味わいも、スケール小さめながらカチッとまとまっています。
甘すぎず酸っぱすぎず、そして渋味もそんなに強く無くて、1,000円台の銘醸地赤としては合格だと思われます。
香りも味も全体に小ぶりだけど、「バルバレスコってこういうワインですよ」感はしっかり伝わります。
そういった意味では先週の1993年産高級バルバレスコと地続きの香りと味わいです。
ある意味ワインを勉強中な方にとっては、
いろんな飾りや造り手の個性が反映された高級バルバレスコを飲むより、
こういうスッピンなヤツで学んだ方が良いのでは?と思ったりします。
なんたって単品で1,000円台、福袋価格だと1,000円ちょっと。
良いヤツはこれに樽とか凝縮感とか熟成感とか、そういう付加的要素を足していけば良いわけです。
点数 | 76点 |
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リンク | Barbaresco 2014 [Terre da Vino] 1,922円 |
名称 | Bourgogne Chardonnay 2017 ブルゴーニュ シャルドネ 2017 |
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生産者 | Le Bourgeon ル・ブルジョン |
価格 | 862円 |
購入店 | ドン・キホーテ MEGA狩場インター店 |
相対的に安いワインは衝動買いしてしまいがちな師範ではありますが、
本日のワインは、ドンキで売られていた1本なんと税別798円のブルゴーニュ白。
その安さにはヒミツがあって、タンクで輸入し日本で瓶詰め(瓶詰め業者は「南アルプスワインアンドビバレッジ」)されているみたい。
それでも原産地呼称"Appellation Bourgogne Contrôlée"が名乗れるんですな。
だったらボージョレ・ヌーヴォーなんて全部この方法にすればいいのに、と思います。
シンプルなデザイン&光沢のある良い紙が使われているラベルで、外観的には意外と高級感があるのですが、
ブルゴーニュで使われるオリーブグリーンの瓶ではなく真グリーンな瓶には若干違和感がありますな。
ちなみに本日夕食の調理担当も師範で(※)、
メニューは刺身盛り合わせ(マダイ、ヒラマサ、カツオ)、キンキの干物、モヤシのナムル、玉子豆腐と野菜のかきたま汁。
飲む前の想定としては「水のように軽い白」なんじゃないかと考えて、こういうガチな和食に合うと想像した次第です。
スクリューキャップ(スカートのある欧米流のヤツ)をキュッと捻って抜栓。
色は薄め、粘性も低くて普通に安ワインの外観です。
香りは、ちょっと「おぉっ!」と思いました。パリッとした柑橘香と熟れたリンゴのような香り、
もちろん樽香は無いけど結構ちゃんとしたシャルドネの香りがします。
「結構イケてるじゃん!」と口に含むと・・・なんだか不自然に甘いのよ。
数値を計ると糖度が6.0でpHが3.3、とりわけ糖度が高いわけでもなく酸が弱いわけでもないけど、
飲むと感じる違和感のある甘さ。不思議です。
ブルゴーニュというよりニューワールドの安シャルドネっぽい感じかなぁ。
なんかワンコインの動物シリーズみたいな印象を受けます。
800円台のワインだと思えばアリだと思うけど、これにACブルゴーニュを名乗られると違和感バリバリです。
なんかこういう「これまでのルールに縛られないワイン」に対して、昔ながらの安ワイン者である師範はネガティブにとらえてしまいます。
※:師範の休肝日は常に師範代が調理担当です。なので、飲む日だけ更新しているこのサイトだとやけに師範が担当のことが多いなぁ、って見えると思います。
点数 | 68点 |
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名称 | Falernia Carménère Reserva 2015 ファレルニア カルメネール レセルバ 2015 |
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生産者 | Viña Falernia ビーニャ・ファレルニア |
価格 | 943円 (単品価格:1,533円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
週の真ん中水曜日、本日師範が用意した料理メニューは、豪州牛のステーキ、焼きギョーザ(チルド)、野菜(ピーマン&ニンジン&モヤシ)のカレー炒め。
ワインは、うきうきワインの福袋から選んだチリ産のカルメネール。
黒いラベルでいかにも気合入ってます!って感じですが、それを証明するかのようにアルコール度数は15%。
最近高アルコール度数のワインが増えてきているとはいえ、15%はなかなかお目にかかれないレベルです。
色はかな~り濃いんだけど、不思議と向こうは透けます。
香りはとても立派です。青臭さの無い、ドライプルーンや煮詰めたブルーベリーみたいな、濃い果実の香り。
味もモノ凄く濃くて甘い。第一印象はまるでポルトのような感じ。
飲み進めると、なんだか陰干し葡萄を使ったアマローネやアパッシメントみたいだな、と感じつつ販売店のサイトを見てみると、
『チリで唯一、アマローネ・スタイルで造られたワイン!』だそうな。やっぱそうっすよね。
甘くて濃くて飲み応えがあって、良いワインだとは思うんですよ。
ただ、料理のアテにするにはあまりに甘すぎます。
ちょっと前までの高級チリのような、無邪気に「ボク濃いの造れます!」って方向性なのかな?
一人で一本空けるんじゃなくて、食後酒にちょっとずつとか複数人で分け合ってとかで飲むワインですな。
ちなみにショップのサイトには「チリ産超こだわりフルボディ辛口赤ワイン愛好家大注目!」とあるけど、
フルボディは良いとして糖度9.2もあるワインを「辛口」というのはいかがなものかと。
そういうのはちゃんと伝えて欲しい。
点数 | 75点 |
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リンク | Falernia Carmenere Reserva 2015 1,533円 |
名称 | Suntory Japan Premium Muscat Bailey A 2016 サントリー ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA 2016 |
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生産者 | サントリーワインインターナショナル 登美の丘ワイナリー |
価格 | 寄付金額:3本セット10,000円 (参考価格:1,683円 @amazon) |
購入店 | 大阪府泉佐野市 |
昨晩通過した台風24号の影響で、朝からグダグダの交通事情。
こういう日にはおとなしく休暇を取得しましょう、ってことで昨日の飲み会の更新をしておりました。
そして、本来月曜日は休肝日の予定ですが、休むとなったらハッピーマンデー法を自主的に適用し、休肝日は返上させて頂きます。
ってなわけで明るいうちから「よなよなエール」を飲んで、選んだワインは(このページのトップにも書いた)大阪府泉佐野市のふるさと納税返礼品で頂いた日本ワイン。
昨年も寄付していて、その時の返礼品は2015年産でした。
ちなみにこのワイン、
サントリーのサイトに詳しい情報が載せられています。
それによれば、「山梨県産:79%/長野県産:21%」のマスカット・ベーリーAが使われ、
熟成は「タンク:77%/樽:23%」とのこと。こういう丁寧な情報開示は好印象だな。
料理は、鶏セセリのソテー、豚と水菜の炒め物(以上は師範謹製)、トッポギ(次女謹製)です。
ワインの色は、非常にしっかりした紫色。ベーリーAって比較的大粒なブドウだけど、色はしっかりしているものが多いですね。
香りは、イチゴキャンディに甘い梅にココナッツ、間違いようのない典型的なベーリーAの香り。香りのボリュームも結構ちゃんとしています。
味わいは、渋味が軽い、というかほぼ無いのもこの品種の特徴だな。
甘さ控えめ酸味そこそこで、スケールはかなり小さめですがまとまりは悪くないです。
ベーリーAって、一般的な黒ブドウ品種と比べるとかなり個性的なので、好き嫌いはあると思います。
でも、香りのボリュームや味わいのまとまりといった「ワインが持つべきクオリティ」はちゃんと持っています。
もしこれが1,000円で出来たらきっと日本ワインを取りまく世の中が変わるのになぁ。
2,000円弱だとやっぱり普通の消費者は手を出さないよね。
点数 | 74点 |
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リンク |
【ふるさと納税】 ジャパンプレミアムワインセット 10,000円(寄付金額) サントリー ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA 1,683円 (@amazon) |