8月、今年の夏は暑いっすね。暑すぎるのもブドウの生育には良くないのかな?
左写真は、先月の誕生日に稽古したシャンパーニュの写真。
こういう画像、SNS(ツイッターやフェイスブック)には上げているんだけど、
容量の関係でご本尊のこのサイトには上げてなかったりします。
そして、SNSの方は高解像度(ツイッターは1365×2048、フェイスブックは640×960)なんだけど、
このページでは左の大きさで256×384という縮小版。なのでディテイルは伝わらないよね~。
なぜそういうセコいことしているかというと、
このサイトを置いているBiglobeのサーバーがセコいからです。
「個人ホームページサービス」のデフォルトで使えるのは100MBまで、それ以上は50MBで1ヵ月500円の追加料金が発生するという、
「いつの時代だよ?」っていうコスト・パフォーマンスの悪さです。
そして現在の使用量は146MBなので、500円/月の追加料金を払っています。もう少し増えると更に追加せざるを得ず、
1,000円/月になっちゃいます。
ブログサービスを使っている方々だと、デカい静止画だろうが動画だろうがバンバン上げていたりして、
そういうのを見るととても羨ましく感じるんだけど、
一方で大抵のブログサービスは広告やなんやで画面がうるさいしページが重いのがイヤなんだよね。
画像だけ別のサーバーに置くという手もあるみたいだけど、
無料のところだとアクセスが遅かったりメンテナンスが頻繁だったりするそうだしなぁ。
「軽くて大容量」を実現するにはどうすれば良いんだろう?
何か妙案があればご教示頂ければ幸甚です。
・・・ってか、1,000円/月くらい払えや!ですかね。貧乏性でスミマセン。
名称 | Faisan Reserva Privada Blanco Varietal 2015 ファイサン レゼルバ・プリバーダ ブランコ・バラエタル 2013 |
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生産者 | Grupo Traversa グルポ・トラベルサ |
価格 | 923円 |
購入店 | サンタムール |
最近は金曜も師範が調理担当で、本日のメニューはカツオの刺身、サーモンのバター焼き、肉みそキャベツ、レタスの韓国風サラダ。
ワインは、ちょっと珍しいウルグアイ産の白。
でも実はこの銘柄は4年前に2013年産と稽古済みで、その時の印象は相当イマイチだったようです。
それがヴィンテージや状態の問題だったのか、あるいは本質的にそうなのか、検証するために敢えてまた買ってみました・・・ってウソです。
適当に買ったらそんなワインだった、ってことです。
お値段は結構上がってます。これで以前同様だったら二度と買わないよう肝に銘じなければいけません。
色はかなり薄くて、いわゆる普通の安ワインの色です。
香りは、ちいさな白い花っぽい、可愛らしげな香りがほんのりと。
前回感じたみたいな「微妙な劣化感」はありません。
ただ味わいはかなり微妙。甘さは控えめで、暖かい地方の割には酸味もそこそこあるんだけど、
口腔内でちょっと時間をおくと「グオーッ」って感じの苦味に襲われます。
なんだろコレ?あまり他では感じない味わいに戸惑います。
前回と傾向は違うけど、やっぱり洗練されていないイメージは払拭できていない感じです。
これだと「新たな産地にお宝発見!」とはならないよなぁ。
ウルグアイだけに「売る具合」を工夫すれば売れるレベルになって欲しいと願いつつ、
次に買うのは10年後にしたいと思います。
点数 | 63点 |
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8月も終わりに近づいた本日、師範におきましては一日夏休みを頂きまして、やらなきゃいけないこと/やりたいことを消化する日にしました。
まず午前中は最寄りの警察署に行って通行許可証の受け取り(道場に至る道がスクールゾーンで時間帯通行禁止)。
その足でスーパーに買い出しに行き、家族の夕飯の仕込み。本日のメニューはチキンカレー、ブロッコリーとトマトのサラダ、BLTスープです。
カレーを多めに作って、昼食はオム・カレー。カレー・スパしようと思ってたけど長女が「オムライスが良い」というのでそうなりました。
オムライスにかけるカレーは少量で良いな。そうしないとオム側が負けます。
そして、『お休みなんでとーちゃん昼から飲んじゃうぞー!』ってことで選んだのは、
ヤッホーブルーイングの「水曜日のネコ」。やっぱりこういう白ビールの系統は昼酒が似合いますな。
軽く飲んで景気を付けて向かったのは、東京都足立区、日暮里舎人ライナー沿線にある アフリカーという南アフリカワイン専門のワイン屋さん。 フランスワインやドイツワインの専門店は見かけるけど、ここは「南アフリカ」ですよ。 ニッチっすよねぇ。とはいえワイン好き界隈では結構話題の店ですし、 ツイッターでもフォロー(こちら)させて頂いているので、 事前に連絡して伺わせて頂きました。
基本的に師範はコミュ障ですから、普段は(本名以外を)名乗ってお店に伺うことはありません。 でも、最近は「ネット上の匿名」を維持するのって難しい気がしています。 ちなみに師範が「安ワイン道場師範」であることをご存じなショップは、 保土ヶ谷区仏向町の『ゴトー酒店』、中区長者町の『たむらワイン店』くらいかな。 どちらも後からバレました。
お店の外観は、いかにも「空調に気合が入っています」と言わんばかりの室外機が目印です(笑)。
お店に入ると・・・いきなり倉庫です(笑)。その倉庫の扉の中がセラーになっていて、店長の小泉さんに応対して頂きました。
セラーにずらりと並んだワイン、これがすべて南アフリカワインとのこと。壮観です。
その中から、話題のワイン、評判の良いワインを、3,000円以下のワインを中心にズラズラ―っと並べて説明して頂きました。
話を聞いているとどれも欲しくなってしまうわけですが、「ここは心を鬼にして選抜しないと・・・」ということで6本入りの段ボールを用意して頂き、
それに収まる範囲でチョイスしていくことに。
でも、選んでいるうちに「やっぱり8本で」ということに。「仏の師範」ゆえ、なかなか心を鬼にはできません。
そんなこんなでゲットして道場に郵送した南アフリカ産ワイン8本、ボチボチ稽古して参ります。
アフリカーさんを出て、大師前駅から東武線を乗り継いで亀戸へ。
目的地は、これまたツイッターでフォローさせて頂いている
シャンパーニュ・スタンド デゴルジュマンというお店。
最近、お知り合いの方々が訪問されているのを見るにつけ、師範も行きたい気持ちで悶々としておったわけです。
店は、「亀戸横丁」という、小さな飲食店が集まった建物の中にあります。
席はカウンターのみで7席。
建物も店の造りも、「シャンパーニュってのは気取って飲むもんだ」という先入観を軽やかに打ち砕いてくれます。
このお店で一番興味があったこと、それが「シャンパーニュ3種飲み比べセット」です。
左写真のように立派なグラスを使わせて頂いて、お値段なんと1,450円(金額は全て税込み)の超お手頃価格です。
シャンパーニュって、複数本を同時に飲む機会ってなかなか無いわけですよ。
それがこういうお値段で可能なのは文字通り「有り難く」感じられます。
・・・というわけでこれら3種のシャンパーニュ、それぞれに稽古をつけていきます。
名称 | Poilvert-Jacques Brut N.V. ポワヴェール・ジャック ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Poilvert-Jacques ポワヴェール・ジャック |
価格 | シャンパーニュ3種飲み比べ(各ハーフ) 1,450円 (参考680円/glass) |
購入店 | シャンパーニュ・スタンド デゴルジュマン |
まずは上記写真の右側、お値段の安い方から飲んでいきます。
銘柄はポワヴェール・ジャック、グラスでの価格は680円です。
この銘柄、税別2,000円以下で買えるお手頃シャンパーニュとして道場でも幾度か稽古しておりまして、
同じラベルのものは3年前に稽古済み、ラベルデザイン違いだと昨年稽古したりしています。
そして、これが「安い割には美味い」ってことで高得点を付けているんですな。
その感覚が正しかったのか、飲み比べで判断できるのが嬉しいですね。
色は、普通にシャンパーニュらしい薄めの黄金色。でも3種類の中では一番濃かったような。泡立ちもそこそこ立派です。
香りの立ち方は、3種類の中では一番ボリュームがあって「派手」な印象です。
コクのある香りというのかな?柑橘系よりリンゴっぽい感じが強めの香りです。
味わいも3種類の中では一番しっかり系でした。
過去の印象は間違ってなくて、やっぱりコレは美味いと思います。3種類の中で一番安いけど師範的にはイチオシですな。
ただ、『ちょっと下品』と感じる人もいるようで、
つくづく自分は「安ワイン道場師範」という立場に合った味覚嗅覚にカスタマイズされていると思います。
点数 | (82点) |
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名称 | Daniel Dumont "Grande Reserve" Brut N.V. ダニエル・デュモン "グランド・レゼルヴ" ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Daniel Dumont ダニエル・デュモン |
価格 | シャンパーニュ3種飲み比べ(各ハーフ) 1,450円 (参考950円/glass) |
購入店 | シャンパーニュ・スタンド デゴルジュマン |
今回の3種類の中で、この銘柄だけは稽古経験がありません。
インポーターの「三幸蓮見商店」というのもあまり見たことが無いような気がします。
裏ラベルによれば、品種構成はシャルドネ40%, ピノ・ノワール40%, ピノ・ムニエ20%とのことで、黒ブドウがやや多めのようです。
グラスでの価格は950円です。
色は、前のポワヴェール・ジャックよりやや薄め、後のドラモットと同じくらいな感じで、
黒ブドウが多めな割には赤みを感じさせない色合いです。
香りのボリュームは3種類の中では真ん中で、柚子のような和柑橘の香りがあったりしてなかなか面白い香りです。
味わいも中庸だな・・・っていうか味わいの「濃い/スッキリ」の違いはあっても、
甘味や酸味のバランスに関してはこの3種類はほとんど違いが無かったように思います。
値段も真ん中ですが、香りや味わいも真ん中な感じでした。
ただ、こういう違いって飲み比べているから判るんだけど、別の日に飲んだら絶対判らないと胸を張って言い切ることができます。
点数 | (78点) |
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名称 | Delamotte Brut N.V. ドラモット ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Champagne Salon Delamotte シャンパーニュ・サロン・ドラモット |
価格 | シャンパーニュ3種飲み比べ(各ハーフ) 1,450円 (参考1,200円/glass) |
購入店 | シャンパーニュ・スタンド デゴルジュマン |
3種類目はメジャーどころで、ご存じドラモット。道場でも今年の5月に稽古しております。
ブラン・ド・ブランが有名なドラモットですが、これはシャルドネの比率が半分くらいということだったような。
グラスでのお値段は前の2種類よりちょっとお高めで1,200円だそうです。
色は一番薄い感じがします。でもダニエル・デュモンとの差はほとんどありません。
香りは、グレープフルーツのような柑橘系の香りが一番顕著です。
ただ、5月に稽古した時は「熟したリンゴとパンのような香ばしさ」なんて書いてますんで、
いかに香りの感じ方がイイ加減相対的か、ということが判ります。
味わいは一番こぢんまり&カチッとまとまっているように感じました。
3種類の中では、良く言えば一番上品、悪く言えば一番没個性な感じでした。
やっぱりね、師範レベルだとシャンパーニュは安いので良いんだな。
安くても一定のクオリティが担保されている、というのが「シャンパーニュというブランド」の凄さだと思います。
点数 | (78点) |
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このお店は料理もナイス、と評判だったので期待しておりました。
「本日のおすすめ」と書かれた黒板にあった中から注文したのが(正しい名称は覚えてませんが)天然アワビのジュレ 青ゆず風味だったか。お値段は950円です。
これが、噂にたがわず美味い、そして間違いなくシャンパーニュに合うんだよね。
こういうのをつまみながらカウンターでチビチビとシャンパーニュを頂く、
というのはなかなか他では出来ない気がします。
名称 | Ex Ante Extra Brut N.V. エグザンテ エクストラ・ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Alexandre Penet アレクサンドル・プネ |
価格 | (5,600円) |
購入店 | シャンパーニュ・スタンド デゴルジュマン |
本日この店に一緒に伺ったのは、7月のビールの会でもご一緒したMAMIさん。
で、3種飲み比べのあとどうするか相談しましたが、やっぱり「シャンパーニュスタンド」だからシャンパーニュ、
それもボトルで一本飲んじゃいましょう、ということになりました。
リストを眺めると、ここのシャンパーニュ、ボトルも安いです。
そして『リスト以外にもあります』ということで相談したところ、
いくつか見せて頂いた中でこのワインが師範の心をガッツリ掴んでくれました。
なんたってお値段5,600円ですよ。
安ワイン道場師範としてはそれをお願いしないってわけにはいかないんです
・・・というわけでコレにして頂きました。
"Extra Brut"なのでドサージュは少な目、品種はピノ・ムニエ40%, ピノ・ノワール30%, シャルドネ30%のようです。
まず、このシャンパーニュ、泡(ガス圧)が凄いです。
栓が「プシュ―」じゃなくて「シュポッ!」と抜けて、ボトルの中でもコンコンと泡が立ち上るのが見えます。
気分的には「もうそれだけでオッケー!」な気がしますが、実は香りも結構立派です。
熟成系では無くフレッシュ系、果実の香りがパーッと来る感じです。
味わいは、エクストラ・ブリュットと書かれてはいますが、そんなに超辛口というわけでもなく、
普通にスイスイ飲めるバランスです。
コレはアタリでした。やっぱりこういうお店では相談して決めるのが正解ですな。
「安ワイン道場師範狙い撃ち」な一本でございました。
点数 | 80点 |
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次なる料理は、このお店の看板メニューの一つ、うにく、サービス期間中で一枚300円(写真は4枚)。
低温調理されたA5ランクの黒毛和牛トモサンカク薄切りの上に、贅沢にも生ウニとトリュフ塩が乗せられています。
これが、「人間の欲望ここに極まれり」って感じの、大変ヤバい味わいなんですな。
だって和牛とウニとトリュフですよ。他に何を求めましょうか、ってことですよ。
ちなみにこのお店のスペシャリテにシャンピニオンのテリーヌという料理もあって、
常連の皆さんはそれを召し上がってました。それも美味そうだったな。
名称 | Newton Johnson "Walker Bay" Pinot Noir 2016 ニュートン・ジョンソン "ウォーカー・ベイ" ピノ・ノワール 2016 |
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生産者 | Newton Johnson Vineyards ニュートン・ジョンソン・ヴィンヤーズ |
価格 | (950円/glass) |
購入店 | シャンパーニュ・スタンド デゴルジュマン |
こんだけ飲めばもう「シャンパーニュ飲みたい欲」は満たされましたが、
やっぱりまだ若干の飲み足りなさはあるわけで・・・ということでグラスで飲んだのが、
この南アフリカ産のピノ・ノワール。店主のKeitaさんお薦めの赤とのことです。
「アフリカー」さんで数本買ったピノ・ノワールの中にはこれは無かったので、
渡りに船で注文させて頂きました。
色は濃いめの赤紫ですが、若干濁りがあるようにも見えます。いい加減酔っているので、グラスの水滴で曇って見えたのかも知れません。
香りは「おぉ!キター!」です。若いピノ・ノワールに期待する、はち切れんばかりの明るい果実香と甘く香ばしい樽香。
味わいには若干の雑味というか荒っぽさはあるものの、それがなんとなくワイルドな雰囲気も醸し出していて、
南アフリカのイメージにマッチしています。
シャンパーニュも良いけどやっぱり「南アフリカ侮れず」ですな。
こんだけ香り高いピノ・ノワールを飲もうと思ったら、ブルゴーニュだったらどんだけお布施が必要か、って話です(※)。
アフリカーさんで買って送ったピノ・ノワールへの期待が高まっちゃいましたよ。
(※)それでも買っちゃうんですけどね、ブルゴーニュ。それも安いヤツ。お布施というよりお賽銭ですな。
点数 | (85点) |
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名称 | Keermont Fleurfontein 2016 キアモント フルーフォンティン 2016 |
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生産者 | Keermont Vineyards キアモント・ヴィンヤーズ |
価格 | (1,100円/glass) |
購入店 | シャンパーニュ・スタンド デゴルジュマン |
そして、シメの一杯に出して頂いたのが、同じく南アフリカ産のデザートワイン。品種はソーヴィニョン・ブランだそうです。
やっぱり最後甘口ワインってのが良いよね~なんて話していたら、MAMIさんは『甘いのは嫌い』だそうで。
男気溢れる方です。
ちなみにMAMIさんは師範が帰った後も店に残り、後から見えられたお客さん(オムライスさん)とゴッツいシャンパーニュを召し上がったそうで。
まさに男気溢れる方です。
閑話休題、このワインの特徴はというと、外観はトロットロの黄金色です。
香りを嗅ぐと、まさに「花の泉」、蜂蜜やマスカットの凝縮した香りがブワッーっと来ます。
貴腐香は無いみたいなので、徹底した遅摘みブドウなんでしょうか。
味は、あたりまえですがとっても甘いです。香りの印象そのまんまの、マスカットの蜂蜜漬けみたいな味わいです。
うすら甘いワインはあまり得意ではありませんが、ここまで吹っ切れて甘いといわゆるワインとは別の判断基準なのか、とても美味しく感じられます。
ただ、いつもの道場みたいに「一人で一晩に一本」は無理ですねー。
甘口は日持ちするので、冷蔵庫に入れといてチビチビってのが良さそうです。
点数 | (83点) |
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そんな感じで念願叶ったシャンパーニュ飲み比べ、お会計はMAMIさんの分と合わせた二人分15,000円強を割り勘にしました。
気取った店だと一人分でそのくらい行きそうな感じです。
この日はとっかえひっかえお客さんが来ていましたが、まだまだ普段はそうでもない日もあるそうです。
「予約の取れない店」になる前に、シャンパーニュ好きな方には是非お薦めしたいお店であります。
それにしても、本日訪問したワイン屋さんとこのお店みたいな個性的なところに行こうと思えば行けるのは、
首都圏に住むメリットだな、と改めて感じましたな。人も多いしいろいろクソ高いけどね。
情報も商品もネットで手に入る時代だけど、やっぱりライブの面白みってのはあるよね。
道場に帰り着いたのは午後9時前、そこから昼に作り置いたカレーとサラダとスープで晩酌。
さすがに新しくワインを開ける元気はなくて、食事のお供はビールです。
一本目はサントリーのプレミアムモルツ 秋<香る>エール・・・やっぱり良いワインを飲んだ後だからかなぁ、あまり香らないのよ、残念ながら。
二本目は同じくサントリーのTOKYO CRAFT ペール・エール。こちらは「秋<香る>」よりは香りがしっかりで楽しめますが、
もう一歩冒険心が欲しい所であります。
名称 | Hardys "Stamp of Australia" Sparking Chardonnay Pinot Noir N.V. ハーディーズ "スタンプ・オブ・オーストラリア" スパークリング シャルドネ ピノ・ノワール (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Thomas Hardy & Sons トーマス・ハーディ&サンズ |
価格 | 842円 |
購入店 | 京橋ワイン |
本日の夕食は、家族の行動がバラバラだったのでそれぞれに調達、ということで、師範は駅前のスーパーで適当に刺身の盛り合わせとかを買って来ました。
そして、本来火曜日は休肝日なのですが、明日は1日追加の夏休みを取得したので、
「個人的ハッピーウィークデー法=休前日は飲んで良しの日」を適用して飲むことに。
選んだのは、サクサクっと飲めそうな豪州産のスパークリング。お値段は税別780円の3桁ワインです。
ちなみにこの銘柄、外観は違うけど、多分同じものと3年前に稽古しております。
ラベルには瓶内二次発酵を示す文言は無く、「酸味料含有」と書かれています。ちょっとどうかなーと思いつつ稽古します。
外観的には、泡のキメは細かいもののボリュームは少なめで、色あいもストレートで薄めなレモン色に見えます。
香りは、グレープフルーツっぽい柑橘系の香りがそれなりのボリュームで香ります。ただ、香りの奥行きは浅めです。
味わいは、甘酸っぱくてほろ苦い、でもそれだけ。
口腔内で感じる泡立ちは控えめで、最小限「スパークリング・ワインです」という味わいです。
値段相応、良くも悪くも「ベーシックな安スパークリング」という感じです。
こういう感じのはカシス・リキュールを割るベースにしても良いですね。
我々のような求道者がきちんと正座して飲むとアレだけど、パーリーピーポーがウェーイ!って飲むんだったらこれで十分だと思われます。
点数 | 68点 |
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リンク | Hardys "Stamp of Australia" Sparking Chardonnay Pinot Noir N.V. 842円 |
本日の食前酒は、昨日同様秋限定のビールで、本日はサッポロの焙煎生ビール。
これが、色は濃いけど泡持ちは悪く香りも控えめ。同じ秋限定なら昨日飲んだキリンの「秋味」に軍配を上げます。。
まだまだクソ暑い夕方、外で飲むのは若干ヤセ我慢の様相を呈しているけど、やっぱりビールは外で飲むのが美味いよね。
とはいいつつビアガーデンなんて何年も行ってないんだよな。落ち着いてビールを味わうビアガーデンってあるんですかね?
名称 | Château Mont-Pérat 2015 シャトー・モン・ペラ 2015 |
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生産者 | Ch. Mont-Pérat (Despagne) シャトー・モン・ペラ(デスパーニュ) |
価格 | 1,312円 (単品価格:2,041円) |
購入店 | うきうきワインの玉手箱 |
まだまだ残暑厳しいわけですが、「季節を先取り!」ってことで秋に良さげなワインをチョイスしました。
銘柄は、ワイン漫画で一躍有名になったシャトー・モンペラ。今回は「うきうきワインの玉手箱」の10本10,800円の福袋に入っていたわけですが、
好むと好まざるとに関わらず飲む機会は多くて、道場でも過去数回稽古しております。
ちなみに、この2015年産はAOC表記が"Premier Cotes de Bordeaux"から普通の"Bordeaux"になっています
(昨年稽古した2012年産は"Cotes de Bordeaux")。
生産量拡大に応えるべく畑を増やしているんですかね?
ちなみに夕食は、枝豆、米国産豚の照り焼き風ソテー、ブロッコリーとトマトとタコのサラダ、インゲンの胡麻和え。
主食は梅シソちりめんごはん。
とりわけ「赤じゃなきゃ!」ってメニューじゃ無いけれど、やっぱりメインが豚の照り焼きだからな。
さて抜栓。コルクには造り手とヴィンテージが印字された天然コルクです。
色はホントに濃いです。濁りはないけど全然向こうが透けません。
香りは、カシス(リキュール)のような凝縮感があって重めの果実香に、焦がした樽の甘く香ばしい感じがガッツリと。
いかにもモン・ペラらしい「ザ・モダン・ボルドー」な香りですな。
味わいも、甘さしっかりで渋味たっぷりなれどメルロー主体の柔らかさがあって、酸味もちゃんとあります。
批判的に「若くて技巧的で単調」などと言ってみることも出来そうですが、本音で言えば「やっぱり美味いわ、コレ」です。
漫画で有名になったワインだと、どこかアラを探してやろうって気分で稽古に臨むわけですが、このワインに関してはそのアラが見つかりません。
ACボルドー格付けながら、下手な造り手の金賞受賞なヤツとは雲泥の差があると言わざるを得ません。
もちろんワインなんて嗜好品だから万人にウケるわけじゃないんでしょうけど、
少なくともニューワールドのラフな赤も許容範囲な方には間違いなくヒットすると思われます。
点数 | 80点 |
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リンク | Chateau Mont-Perat 2015 2,041円 |
スーパーの酒売り場には既に秋が到来、ということで本日の食前酒はキリンの秋味。
「麦芽たっぷり1.3倍」らしく、確かに味わいはちょっと濃い気がします。そして、なんとなくコリアンダーシードっぽい香りもあるような気もします。
なんて細けぇこたぁ置いといて、夕涼みのビールは美味いっすねぇ。
やっぱり夏も秋も、そして冬も春も食前酒はビールですよ。
そして最近、ツイッターのタイムラインでオシャレなシャンパーニュ用グラスをこれでもか!ってくらい見せつけられていて、
道場でも超久しぶりにグラスを買い足すことにしました。散歩がてら行った野毛にある若林洋食器店で買ってきたのは、
木村硝子の「プロフェッショナル ヴィンテージ・シャンパーニュ」書かれていたグラス。お値段3,700円也(税別)。
木村硝子にはシャンパーニュでもいろんなラインナップがあって、コイツが実際どれに相当するのか判らないんですな。
サヴァ12ozよりちょっとボウルが小さくて脚が長い感じです。どなたか同定していただけませんか?>識者な皆様
・・・と、やや消化不良ではありますが、極めて薄くて軽いし、泡の出方もキレイで気分がアガるグラスです。
今回1客しか買わなかったけど、もう少し買い足そうかな。
名称 | Lohan Rosset Brut N.V. ロアン・ロセ ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Lohan Rosset (SEDI-Champagne) ロアン・ロセ (SEDI-シャンパーニュ) |
価格 | 2,214円 (単品価格:3,542円) |
購入店 | イオンリカー 天王町店 |
夕食のメニューは、大分県佐伯市に住む釣り好きの叔父から送って頂いた天然鮎の塩焼き、大根ツナサラダ、チョレギサラダ。
前述したようにグラスを買ったのでワインは当然泡で、筆下ろしに選んだのは「シャンパーニュ入り!本格スパークリング5本セット」5,130円に入っていたメインの一本。
単品価格だと3,500円弱で売られています。イオンには結構イケてるメキシコ産のスパークリングがあるわけだけど、
それとどう折り合いを付けているのか稽古で確認します。
さて抜栓・・・ですが、ミュズレを外した時点で栓が抜けました。状況によっては結構危険かもですね。
外観は、シャンパーニュらしい黄金糖を薄めたような色合いで、グラスの底からコンコンと泡が沸き立ちます。
初めて使うグラスだけどコレは良いな。
香りは、いかにもシャンパーニュの王道といった感じでフルーツ香よりもイーストっぽさが前面に出ていて、熟成感のある香りです。
味わいは、やや内側に閉じた甘酸っぱさと強めの苦味。
複雑さという意味では立派なものですが、かなりカタブツな印象も受けます。
「シャンパーニュって奴はそんじょそこらのスパークリングとは違うんですよ」感はしっかりと伝わります。
そして師範もそれなりに経験があったりするので、こういうワインにするためにはそれなりの努力が必要ということも理解できます。
ただ、無邪気にまっさらな心で接すれば、1,000円以下のサラ・ビベの方が美味しいと感じる人も多いんじゃないかな?
『お父さん頑張っちゃうぞー!』って買ったのがコレだったらちょっと辛いかも。やや「ツウ好み」なアイテムです。
点数 | 76点 |
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名称 | Bourgogne Pinot Noir 2015 ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2015 |
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生産者 | Thevenet & Fils テヴネ&フィス |
価格 | 1,421円 (単品価格:1,780円) |
購入店 | ヴェリタス〜輸入直販ワイン専門店 |
暑い夏がぶり返しております。従って「安ピノ・ノワール強化月間」が続いておりまして、
本日のピノは本家ブルゴーニュから。この銘柄は、6年半前に2007年産と稽古済み。
当時の単品価格は1,200円だったものが今では1,780円。
いよいよACブルゴーニュでさえも安ワイン者には手の届かない存在になっていくんですかね?
まぁ良いけどね、その時は別の産地のを飲めば良いんだから。
ちなみに本日の調理担当は師範で、メニューはガリバタ鶏、フカヒレスープ、トマトとアボカドのサラダ。
ガリバタはCookDoだけど、鶏もも一枚が指定量のところ2枚に増量。フカヒレスープは水500ml指定のところ700mlにして炒めたネギを足すという、
主に薄味方向に誘導するアレンジを加えております。
さて抜栓。コルクは天然モノです。ワインの色は、ACブルにしてはやや濃いめか・・・ってか、色に関しては低グレードでも最近濃いですね、ブルゴーニュ。
濃いめでも澄んだ赤紫で大変キレイです。
香りは・・・弱いのよ、弱すぎるくらい。そしてピノじゃないような、かといってナニとも言えない薬草の入った温泉みたいな気配を感じます。
口に含んでも、その温泉の薬草感は継続。口の中に長いこと置いとくと、「確かにピノかも?」って酸味とイチゴっぽさを感じはしますが、
普通これがピノ・ノワールだとは思えない雰囲気です。
「もしや・・・」と思ってコルクを見ると、こういう不思議なワインにありがちな黒い筋がバッチリあります。
これはいわゆる「ブショネ」ってヤツかもですねー。最近はスクリューキャップや合成コルクが多いので、かなり久しぶり。
天然コルクだと一定の割合であるらしいですし、飲めないほどじゃ無いので、「運が悪かった」ってことにしましょう。
点数 | (48点) |
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リンク |
極上ピノノワール飲み比べ6本セット 8,480円(送料込) Bourgogne Pinot Noir 2016 [Thevenet & Fils] 1,780円 |
名称 | 葡萄の郷 新酒 にごりわいん N.V. |
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生産者 | Chammoris Wine (Morita Koshu Winery) シャンモリワイン (盛田甲州ワイナリー) |
価格 | 755円 |
購入店 | オーケー みなとみらい店 |
久しぶりの休肝日明け、調理担当は師範で、メニューは刺身(コハダ、マダイ、ブリ)、鰆の西京焼き、水菜のお浸し、ところてん。
こうくるとワインは日本ワインでしょう、ってことで、先日みなとみらいのオーケーストアで約半額のディスカウントで売られていたヤツを。
山梨県産甲州種100%、ラベルには「新酒」とあるだけでヴィンテージは書かれていないけど、店舗のPOPには2017年産と書かれていました。
そろそろ2018年の新酒が出始める季節、そりゃ2017年のは売りさばきたいよねぇ。
こういうの見ると不憫でつい買ってしまって・・・というのはウソで、純粋に『755円でちゃんとした日本ワインなら安いんじゃね?』と考えた次第です。
色はほぼ無色です。銘柄名は「にごりわいん」だけど、濁り成分は沈殿しちゃっているので結構澄んでいます(ラベルには「よく振ってください」とあります)。
香りはかなり弱めだけど、確かに甲州らしい和柑橘の香り、あとミネラルっぽいカリッとした香りがあります。
味は・・・甘いのよ。改めてラベルを見ると、「やや甘口」と書かれています。
いやーそれは知らなんだ。買う時にはアルコール度数が12%ってのが目に入ったんで、
「12%もアルコール化しているんだったら当然辛口でしょう」と思った自分が浅はかでした。
ほんのり甲州らしい香りはあるけど、不自然に甘くてうむむ・・・というワインです。
アルコール12%でこんだけ甘いとなると、すっごく熟したブドウだった可能性もあるけど、それって新酒のタイミングでは無理でしょう。
とすれば「醸造上のテクニック」がガッツリなんだろうな、と想像されます。
でも、こんなに甘いワインにするから売れ残っちゃったんじゃないかな?
今どき日常的にワインを飲む層はこういうの求めていないと思う。
造る側も「日本ワインの新酒は薄ら甘いのがウケる」という認識を改めたほうが良いと思うんだよね。
点数 | 63点 |
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食前酒はビールとか清酒を頂くことが多いんだけど、本日は趣向を変えてキリンのハードシードル。
スーパーでたまたま目についたので買ってみました。
写真のように、グラスに注いだ外観はシャンパーニュに近いんだけど、
泡立ちは粗くて、切って長く置いた(酸化した)リンゴの香り。
味わいは、「甘くなく爽快にゴクゴク飲める」の謳い文句通り甘さは控えめ、
でも酸味とかも弱いんで全体に物足りない感じ。
アルコール度数は4.5%、290mlでお値段200円弱。
まさにビール替わりに飲める感じだけど・・・良いビールの方が満足度高い気がする。
なまじっかスパークリングワインに似て非なるものなだけに、満足するハードルが上っているのかも知れません。
名称 | Bourgogne Pinot Noir 2016 ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2016 |
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生産者 | Philippe Longtemps (Cave de Chardonnay) フィリップ・ロンタン (カーヴ・ド・シャルドネ) |
価格 | 1,382円 |
購入店 | 京橋ワイン |
本日の夕食は鶏の唐揚げ、フレンチフライ、きんぴらごぼう、キュウリとトマトの韓国風サラダ。
道場の唐揚げは、師範代父直伝、ニンニクと生姜がたっぷり効いて二度揚げの技でカラッと揚がった逸品。
贔屓目無しにうちのより美味い唐揚げにはそうそうお目にかかれません。
ワインは、鶏といえばピノ・ノワールですよ、ということで1,000円台前半のACブルゴーニュ。
ここんとこ安ピノ・ノワールと頻繁に稽古しておりますが、これはセットに入っていたものではなくて単品で買ったもの。
白ブドウの品種名「シャルドネ」の語源となった、シャルドネ村の産とのことです。
栓は、ブルゴーニュには珍しいスクリューキャップです。
色は薄め(とはいっても一昨日のロワールのピノよりは濃いめ)の赤紫でACブルらしい色ではあるけど、
エッジに僅かにオレンジが見て取れるのが2016年産としてはちょっとだけ意外。
香りは、ボリューム控えめながら、ツンっとした酸を感じる梅のような、どことなくアメリカン・チェリーのような果実香があって、いかにもブルゴーニュのピノ。
加えてファンデーションのような化粧品っぽい香りもあります。
味わいは、しっかりめの酸味と軽めの渋味で、甘さはほとんど感じません。
旨味もそんなに無いようで、ややそっけない印象を受けます。
典型的な「普通のACブルゴーニュ」ですな。
いつもワインの感想とか書いていると、そのワインに特徴的な部分を探そうと努力して、
そして見つけたわずかな特徴をことさらに書きたてたりしがちですが、このワインに関しては「普通のACブルゴーニュ」という以外の表現方法が見当たりません。
良くも悪くも想定通りな感じ。シャルドネ村なら素直にシャルドネ植えたほうが良いんじゃね?なんて思っちゃいますな。
点数 | 70点 |
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リンク | Bourgogne Pinot Noir 2016 [Philippe Longtemps] 1,382円 |
名称 | 玉泉 金香白葡萄酒 N.V. |
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生産者 | TTL(臺灣菸酒股份有限公司) |
価格 | NT$180 (約675円) |
購入店 | 全聯福利中心 善導店 |
まるで秋が来たかのような涼しさの関東地方。 こういう爽やかな日にこそ開けなきゃいけないワインがあるんです。 それは何かというと、台北遠征稽古の時に買ってきた3本の台湾ワインから最後の1本。 これまでの稽古結果は、普通の赤が53点、こジャレた赤が48点という、 近来稀に見る驚きの低得点ぐあい。それに加えてお値段も、どんなワインでも日本の2~3倍する台北の地にあって700円以下という低価格。 警戒しない方がおかしい、って話です。なので、こういう爽やかな日に飲めば、万が一のことがあっても笑って済ませると考えた次第です。 裏ラベルは中国語で書かれているのですが、案外読めるのでこのワインの説明欄を勝手に転載します。
産品簡介:採用台湾在地金香品種白葡萄低温醸製,清香爽口,適佐海鮮及白肉,添加於各種西洋料理,更能帯出食物香気
多分、「台湾固有の白ブドウ品種『金香』を使い低温で醸造。清らかな香りと爽やかな味わいで、海鮮料理や白い肉と合います。
西洋料理と合わせると、料理のおいしさをより引き立てるでしょう」といったところですかね?
ヴィンテージは書かれていませんが、瓶詰めされたのは2017/11/08、そして「有効期限:二年」だそうです。
ちなみに料理は、裏ラベルの指示に従って、
タコとブロッコリーとトマトのサラダ、鶏むね肉とパプリカ&オクラ&サツマイモの照り焼き風ソテー、ナスのオイル蒸しを合わせてみました。
相手にとって不足は無いはずです。
さて抜栓。色は結構しっかりしたレモン色。照りもアシもあってちょっと高級なワインみたいな外観です。
そして香りにビックリ!です。「なにコレちゃんとしているじゃん!」感あります。
まずストレートに感じるのがマスカットの香り、それにナイアガラのようなラブルスカ種系統のフォクシー・フレーバーを若干感じます。
香りのボリュームもあるし物足りなさは全くありません。
ところがどっこい味が・・・ってヤツです。一言で言えば「うすら甘くて薄い」んですな。酸味はあるはずなんだけど(pH3.0)、
全体に締まりのない味わいです。うむぅ。
繰り返しますが、香りは良いんですよ。ホントにマスカットをそのまま食べているようなフルーティさがあって、ちゃんとしたワインです。
その点、香りも味もダメダメだった赤よりは相対的に随分好印象です。
やっぱり、ちょっと前の日本ワインがそうだったように、「ワイン発展途上国」は白から先にモノになっていくのかも知れません。
万が一どうしても台湾でワインを買わなきゃいけない事情がある方にご推薦するとすれば、この白一択です。
点数 | 68点 |
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名称 | La Grille Pinot Noir 2015 ラ・グリエ ピノ・ノワール 2016 |
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生産者 | Sylvain Miniot シルヴァン・ミニオ |
価格 | 913円 (単品価格:1,143円) |
購入店 | ヴェリタス〜輸入直販ワイン専門店 |
昨日で夏休みも終了、本日より通常状態に戻ります。
夕食の調理担当は師範で、本日のメニューは棒棒鶏、モヤシのナムル、ワカメとチキンのスープ。
棒棒鶏にはクラゲが必須だと思う世代です。
選んだのは「極上ピノノワール飲み比べ6本セット」からの三本目。AOCは書かれて無くて"Vin de France"ですが、ロワール地方の産だと思われます。
ちなみにこの銘柄は7年前に2009年産と稽古済み。「冷やしてクイクイいって吉」なワインだったようです。
色はかなり薄め、濃いロゼをもうちょっと濃くしたくらい。でも、澄んだ赤紫色でたいへんキレイな色ではあります。
香りは、梅のような果実香に加えて、青くて野菜っぽさがあってある種「日本のピノ・ノワール」のように感じられます。
ブラインドで嗅がされてもピノだとはわからないだろうな。
味わいは渋味は極めて控えめで、僅かな甘さとややしっかりめの酸味。
こちらも見た目同様ロゼっぽくて、香り同様日本ワインのような雰囲気を感じます。
とにかく軽い赤、こういうワインはこの季節冷やして飲んで吉、ロゼ代わりになります。
そもそも赤/ロゼ/白という分け方も乱暴だよね。
製法は別にして、出来たワインはほぼ無色から黒に近い赤までアナログに分布しているからね。
そしてこのワイン、とりわけ美味いわけじゃないけど、サクサク飲める感じは好印象。
料理との相性という意味では、棒棒鶏に使ったキュウリもクラゲも赤ワインには全く合わないので、
こういうロゼっぽいワインで救われた感はあります。
点数 | 70点 |
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リンク |
極上ピノノワール飲み比べ6本セット 8,480円(送料込) La Grille Pinot Noir 2015 1,143円 |
那須への家族三人プチ・レジャーの二日目。
右写真は、今回の宿「ガストホフ・アルタニー」のジャグジー風呂。
結構広くて快適なわけですよ。洗い場が一つしかないのが不自然なくらい。
ジャグジーの方は、夕食後の時間は35分刻みで予約制だけど、それ以外の時間と岩風呂の方は「空いていれば鍵をかけて使える」というシステム。
それでも結構待つことなく普通に入れるし、大き目の風呂を占有できるというのは良いものです。
温泉じゃないけど、なんとなく温泉気分が味わえてなによりであります。
左写真がこの宿の朝食。オープン・オムレツにサラダとスープ、パンに自家製バターとジャムがついて、食後にバナナとアロエのヨーグルト、それにコーヒー、
というのがこの日の朝食の内容。
必要にして十分です。
食事のあと部屋に戻ってちょっとゆっくりして、宿を出たのが朝9時30分過ぎ。
お値段は、一泊朝食付き三名で26,400円也。ハイ・シーズンだから若干お高めなのかな?
でものんびり出来ていい宿でした。
本日最初の目的地は、宿からほど近いところにあるザ・チーズ・ガーデンというお店でお土産調達。
お店の外観も内装も大変モダンで立派、那須界隈にいくつも支店があるらしい繁盛点です。
ただ、「チーズ・ガーデン」なのにチーズはほとんど置いてなくて、
販売のメインはチーズケーキやチーズを使ったお菓子のようです。
長女へのお土産はチーズケーキで良いんですが、酒飲みとしてはチーズが弱いというのは見掛け倒しで残念であります。
また、『チーズ・ガーデンなら当然ワインも豊富、地ワインがいろいろ選べるに違いない』と目論んでおったわけですが、
輸入ワインはいくつか置かれていたものの、地ワインは那須の「渡邊葡萄園」というところが造る「那須ワイン」の赤が1種類だけ、
そしてそのお値段は税込み4,380円とかなりお高めでした。
見ず知らずのワインにこの値段は出せないよなぁ。庶民が出せる金額は2,000円前後までですよ。
このワインの主たる顧客層は界隈の別荘族なのかもですな。
・・・というわけで、チーズも買わずワインも買わず、師範の自分へのお土産はナシでした。
次なる目的地は、山麓を南に移動して那須フィッシュランドというところで渓流釣りを楽しむことに。
「釣り好き」ってほど釣りには行かないけど、師範も次女もごくたまに堤防釣りをやったりしますからね。
ここのシステムは4通りから釣り方を選べて、一番難しいのがルアーやフライ、次に難しいのがヤマメやイワナをターゲットにしたもの、
優しいのが仕切られたエリアに放したニジマスを釣るもの、そして一番手軽なのが釣った分だけ魚の料金を払うというもの。
「ちょろっとレジャー」なので、師範一家は一番手軽なやつ(「尾数釣場ZERO」というらしい)をチョイスしました。
釣りをするためのお支払いは、竿1本分の500円ポッキリであります。
「初心者向き」という説明だし、お店側としてはたくさん釣れてしまった方が売り上げが上がるわけなので、「入れ食い」だと想像していました。
ところがこれが意外と難しくて、30分以上かかって師範・師範代・次女それぞれ一匹ずつ釣り上げるのがやっとでした(イワナが2匹にニジマスが1匹)。
そうして釣った魚はお買い上げ(350円×3匹)。それに調理代金(200円×3匹)を支払って調理してもらい、3人でシェア。
調理法は、イワナが塩焼き(左写真)でニジマスが唐揚げ。
この釣場は水がキレイだし、釣れたてということもあって、川魚臭さが無く大変美味しく頂けました。
涼しい川辺で釣りをして食べてトータル2,000円ちょっと。大変お手軽なレジャーでありました。
そんな感じで現地をあとにしたのが正午過ぎ。渋滞が無いことを祈りつつ一路道場を目指します。
東北自動車道の上りは、交通量自体はかなり多めで時々詰まりそうになりながらも全体的には渋滞無し。
ただ、サービスエリアはどこも入り口で並んでいます。駐車場のキャパが小さいのかな?
だもんで、黒磯板室インターから乗って走りっぱなしで首都高川口インターまで。休憩したのは川口インター脇にある川口パーキングエリアでした。
このパーキングエリア、お土産売り場やレストランもあってなかなか充実しているけど、駐車場のシステムが良くないな。
奥の方が見渡せないので、みな駐車場入り口で停車し、見えている範囲の駐車スポットが空くまで待っています。
なので、奥の方がガラガラなのに待ち行列発生。
普段からこのパーキングエリアを使う方だったらそれを知っていて入り口待ちはしないんだろうけど、
師範のようなレジャー客が多いと無駄に並んでしまいます。空きアリ表示とか、そういうシステム的な解決が望まれます。
・・・と、駐車場はイマイチだったんだけど、食事は結構イケてます。
左写真はこのパーキングエリアのイチオシメニューらしいスタミナもつ焼き丼、お値段620円也。
ジャンクな感じで癖になる味わいです。
師範代のぶっかけ蕎麦が520円、次女のきつねうどんが450円とお値段も良心的でした。
その後首都高に入っても渋滞無しで、道場到着は午後4時前。運転お疲れさまでした>自分。
名称 | Sala Vivé Brut N.V. サラ・ビベ ブルット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Freixenet de México フレシネ・デ・メヒコ |
価格 | 526円 (単品価格:842円) |
購入店 | イオンリカー 天王町店 |
昨日今日と那須方面に家族でプチ・レジャーに行ってきたわけですが、その内容に関しては鋭意執筆中・・・ってか要するにまだ書けてません。
←書きました。
でも「ワインは飲んだその日のうちに書かないと忘れる」タイプなので、順番前後しますがまずは本日稽古した分から更新します。
長距離ドライブ後で「家庭サービス父ちゃん」としてはそれなりにお疲れなわけで、
今日はガッツリ系と稽古する気力は無く、ビールを飲んだ後のチョイスはアルコール度数低め(11.5%)のワインをチョイスします。
モノは イオンによくあるメキシコ産のスパークリングであるサラ・ビベ。
2年前にも稽古しておりますが、
「シャンパーニュ入り!本格スパークリング5本セット」税込5,400円が5%引きで5,130円からの2本目です。
ちなみに料理は、ローストビーフ、シーフードとキノコのアヒージョ、海藻サラダです。
色は薄めのレモンの果肉色。このクラスのスパークリングって、色合いで差を見出すのはほぼ難しいと思われます。
ただ、泡の立ち方はそれぞれ違いがあって、このスパークリングは結構シャンパーニュ一般に近い泡立ちとキメ細やかさが見て取れます。
そして香りが良いんだなぁ。熟したリンゴのような甘い感じとピンク・グレープフルーツのような柑橘系の爽やかな感じが結構香ります。
味わいは、しっかりした甘さと酸味、それと特有のエグみがあります。
やや野暮ったいバランスながら存在感は十分で、ヘタな欧州産のスパークリングよりよっぽどイイかもです。
3桁円でそこそこ立派なスパークリングワインが飲める、ありがたい話です。
これが日本中どこにでもあるイオン系のスーパーに置かれているというのは凄いことだと思います。
生粋の安ワイン者に対しては『買って損は無いぞ!』と胸を張って推薦できます。
ワインマニアな皆様には『騙されたと思って買ってみなせぇ』と柔らかにお薦めしておきます。
ただ、甘さが強めなので、先日のようにカシス・リキュールを割るのはお薦めしません。
生でイってください生で。
点数 | 72点 |
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まだ夏休み中、今日から一泊二日で那須方面へプチ・レジャーに行きます。
それも、いつもの家族四人ではなくて、長女以外の三人で。長女は受験勉強したいので行かないそうです。勉強頑張れー!>長女
というわけで朝の準備に時間のかかる人がいないので、予定通り道場を6時に出発。
首都高はほぼ渋滞無し、出発から1時間半弱経過した時点で東北道に到達、最初のサービスエリアである蓮田サービスエリアで朝食。
最近のサービスエリアは結構イケてるメニューとかあるから、良い感じの朝食メニューがあるかなぁと期待していたんだけれども、
この東北道下り線の蓮田サービスエリアのフードコートは昭和の香り漂う昔ながらの雰囲気。
メニューも、ラーメンとかカレーとか、お値段も800円とか。
そりゃさすがに無いよね、ってことでサービスエリア内のエクセルシオールカフェでサンドイッチとコーヒーを調達。
旅情もクソもあったもんじゃありません。
この後も東北道下りはほぼ渋滞知らず、目的地にはほぼ予定通りの10時前に到着。
その目的地というのがココ、那須どうぶつ王国であります。 『え?師範家って小さい子いるんだっけ?』とお感じの読者もおられましょうが、行きたがったのは中学二年生の次女であります。 無類の動物好きに加えて、4年くらい前かな?民間のサマースクールみたいなやつに参加、一週間ほどここで宿泊体験をして、 「会いたい動物がいるのでもう一度行ってみたい」といつも言われていたわけです。 ま、子供と動物園に行くのなんてこれが人生最後かな、と思うところもあり、 長女にはお留守番をしてもらって訪問することに相成ったわけです。
園内には、小さいお子さんが好きそうな草食系の動物と触れあえる感じの場所がいろいろ。
左写真はご存じカピバラ。前足だけ足湯につかったみたいな感じで、ウットリした表情をしております。
まるでオッサンが温泉に入っているかのようです。
次女様におかれましては、このカピバラにエサをやり、アザラシにエサをやり、馬にエサをやり、
小さい子に交じって動物との交流を楽しんでおられました。
午前中は園の入り口に近いエリア「王国タウン」を回っていて、お昼時になったので園内にあるレストランヤマネコテラスで昼食。
当然のように行列があって、待つのが嫌いな師範家も観念してその列に並んだわけですが、思いのほか回転は良くて、待ったのは15くらいでした。
師範の注文はカツカレー、980円也。奥は師範代が注文した冷やしうどんだったかな?860円也。
カツカレーのカツは案外厚みがあってしっかりしているし、カレーの方もそこそこまとも。
うどんも冷凍うどんが使われていて無難に美味しく食べられます。
次女の注文はトチブー鉄板焼き、お値段は1,400円也、結構強気な価格設定ですが、
これも案外まともでした。スープは冗談みたいに薄かったけどね。
こういう場所で、ファミレスくらいのクオリティな昼飯を食べることが出来た、というのはポジティブに評価したいと思います。
特に、ご飯(お米)が悪くなかったのが日本人としてはポイント高く感じられますね。
午後は、園内バスに乗って「王国ファーム」エリアへ。そこではニュージーランドの方が羊飼いのショーなどをやっておられました。
本国は今冬の真っ最中、放牧とかしない時期だろうから北半球にあたる日本に出稼ぎに来られているのかな?
そういうのって効率良いと思うよね。例えばブドウ栽培なんかも北半球と南半球では季節の位相が逆なわけで、
設備とか人材とかを融通し合えばもっと効率よくなるんじゃないか・・・などと考えておりました。
そんな感じの那須どうぶつ王国の一日。次女ももう中2、近くの動物園や遊園地くらい自分たちで行けるわけで、
「安ワイン道場」にこういう子供向けの施設で遊んだことを書くのは当面これが最後かも知れません。
遠~い将来、孫が出来たらまた書くかも知れませんけどね。
那須どうぶつ王国を出発して、今宵の宿であるガストホフ・アルタニーというペンションに向かいます。
今回のプチ・レジャー、計画したのが既に7月に入ってからだったということもあり、
こんなお盆真っ最中に空いている宿などあまりなかったのと、次女はペンションみたいな宿には泊まったことが無いということもあり、
ここを選んだ次第です。
建物はペンションにしては結構大き目、築23年とそれなりに年季は入っておりますが、手入れは行き届いているようで清潔感があります。
ただ、部屋の狭さはいかんともしがたいな。今回3ベッドの部屋をお願いしたんだけど、シングルベッドが3つ入ればほぼいっぱい、という感じでした。
とはいえ部屋にバス・トイレがあるしWiFiも来ているので、狭い以外に不自由さはありません。
今回は「一泊朝食付きプラン」での宿泊なので、夕食は外で頂きます。
いろいろネットの情報などを調べて、良さそうだと感じて予約したのがココ、ジョイア・ミーア那須本店というイタリアンのお店です。
店内はかなり広めで、テーブルの配置や店内の設えなどはファミレスみたいな感じです。
結構な繁盛店のようで、店の入り口には入店を待つお客さんが常にいました。
うちらも予約したのは約1ヵ月前でしたが、その時点で午後6時の予約は満席ということで、6時30分の予約になっております。
料理は、コースもあったけどいろいろ食べたいんで、家族三人まとめてアラカルトで注文することにしました。
まず最初に出されたのが下記2皿
・真鯛のカルパッチョ 1,300円(以下料理は税別)
・気まぐれサラダ 950円
カルパッチョは、海から遠く離れたここ那須ですが、流通が発達した恩恵を受けて普通に鮮度の良い生の真鯛が味わえ、
スライスしたオニオンが良い感じのアクセントになっています。
気まぐれサラダは、確かに「気まぐれ」らしくいろんな野菜やスライスしたマッシュルームが入っていて、
ボリュームもあり結構満足感があります。
次に出されたのがこの2皿
・ソーセージの盛り合わせ 1,000円
・ミラノ風ハンバーグ 1,300円
このあたりは普通と言えば普通な内容ですが、お値段的にはかなり良心的な感じはします。
ハンバーグのトマトソース煮込みなんて久しぶりに食べたな。
そして残るはこの2皿
・生ハムのピッツァ 1,400円
・ツナとキノコのクリームスパゲティ 1,400円
一転してピッツァ、パスタの類はなかなか強気なお値段。
多分、これだけで済ますお客さんが多いんだろうな。だからこういう価格設定になっているんじゃないかと推察します。
お値段がしっかりしている分、生ハムもクリームもたっぷりなので、絶対額は高めだけど割高には感じませんでした。
ちなみに、なぜこれらが後で出されたかというと、
パスタに品切れのメニューがあり『ちょっと考え直します』ということで注文したのがあとだったから。
日本人的には炭水化物があとに来てもあまり違和感はないですよね。
名称 | Conte Di Matàrocco Inzolia 2017 コンテ・ディ・マタロッコ インツォリア 2017 |
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生産者 | Conte Di Matàrocco (Cantine Paolini) コンテ・ディ・マタロッコ (カンティーネ・パオリーニ) |
価格 | (2,268円) |
購入店 | ジョイア・ミーア本店 |
「安ワイン道場師範」ですから、もちろんワインも頂きます。
ワインリストには、赤6種/白5種/泡3種。旅先ではその土地のワインを頂きたいわけで、
リストに栃木県のココ・ファームのワインがあったのは大変素晴らしいのですが、遺憾ながら赤白ともお値段4,700円也。
税込み5,000円を超えるので、貧乏性の師範にはギリギリ手が出ませんでした。税込み4,000円台前半だったらなぁ。
とはいえこのお店の値付けが高いというわけでは無く、ヴーヴ・クリコがフルボトルで8,500円だったりするので、
値付け自体は良心的だと思います。
要するにちゃんとした日本ワインは元が高いのね。だからハーフを置いて欲しいんだよなぁ。
それで結局何を注文したかというと、リストの中で一番安かったシチリア産の白、お値段2,100円+税。
なんっつーか「悩んで悩んで一番安いヤツ」ってのが師範の消費行動の典型的な姿です。
日本人は松竹梅の選択肢があると「竹」を頼みがち、とか言いますが、師範はほぼいつも「梅」ですね。
さて肝心のワインの内容はというと・・・これが「安さのヒミツは中身にアリ」というか、
香りも弱めで味わいも軽く、いわゆる「ペラい」ワインでした。
まぁ店で2,100円だからね、小売価格は3桁円でしょうね。
もうちょっと出せば違う世界が見られたかもしれないのに・・・と自分の行動を反省しても後の祭りであります。
とはいえ、イタリアあたりで日常的に消費されているのはきっとこういうワインなんだと思います。
グラスのステムを持ってクルクル回して楽しむ系じゃ無くて、グラスのボウルを鷲掴みにしてグイグイ飲んで楽しむ系のワイン。
大して美味くは無いけれどもこれはこれでアリだと思いますよ。
点数 | 65点 |
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宿に戻って、一杯分ほど残したワインをチビチビと。
その後、結構快適な風呂(家族風呂が岩風呂とジャグジー風呂)に入って、寝酒に最近はやりのストロング系チューハイ。
写真は翌朝撮った空き缶です。
それではおやすみなさい・・・Zzzz。
本日もお盆休み。暑いしやること無いんで食前酒の時間をグイッと前倒し、
本日のお相手は「ヱビス ザ・ホップ 2018」。今年収穫のホップが使われているらしく、確かに爽やか系の香りがある気がする。
でも「気がする」程度であまりわかんない。
実際ホップの鮮度って、最終的な味や香りにどれくらい影響するんだろうね?
やたらホップのフレッシュさを謳う大手ビールメーカーのビールよりも、
乾燥ホップを使う小規模クラフトビールメーカーなんかの方がよほどフレッシュだったりするんだけれども。
名称 | Bourgogne Pinot Noir Vieilles Vignes 2016 ブルゴーニュ ピノ・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ 2016 |
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生産者 | Etienne Rodier エティエンヌ・ロディエ |
価格 | 1,155円 (単品価格:1,447円) |
購入店 | ヴェリタス〜輸入直販ワイン専門店 |
本日の夕食は、昨日の残りの馬刺やソーセージや肉じゃが、
それに豚ロース肉のソテー、レタスのチョレギサラダ(最近の我が家ブーム)、クリームチーズとトマトのサラダ。
ワインは、ヴェリタスの「極上ピノノワール飲み比べ6本セット」、税送料込み8,480円からの二本目で、マイナー造り手のACブルゴーニュ。
マイナーとは言えこの銘柄とは2012年産と2度稽古して(ココとココ)、
結構良いイメージがあります。果たして2016はどんな具合か、まだ日の高い午後5時前には抜栓して、チビチビ楽しんで参ります。
色は濃くなく薄くなく、キレイに澄んだ赤紫色は見ていて気分がアガります。やっぱりピノは見た目が大事、こうでなくちゃねぇ。
香りのボリュームはそこそこな感じ。大石早生みたいなプラムの香り、それに若干の皮っぽさ。
ラベルには"Elevé en Fûts de Chêne"と書かれていますが、ほとんど樽は感じません。
味わいは、渋味控えめでほんのり甘酸っぱい。結構こなれた感じはまるでお歳を召したピノな印象を受けますが、
決してネガティブでは無く若くても楽しめるように仕上げた感が伺えます。
温度が上がると、ちょっとバランスを崩すというかペラいワインになっちゃいます。
面倒でもワインクーラー使うか、冷蔵庫に入れつつ飲んだ方が良いと思われます。
ブルゴーニュなんて安ワイン者にとっては高嶺の花になりつつある昨今、通常価格でも1,500円以下、セットだと1,000円+αで
「ちゃんとした」ACブルが買えるのはある意味貴重です。
敢えてこれ一本のために購入行動するほどではないと思うけど、
師範同様ピノいろいろのセットで買うか、他のワインを買った際に段ボールの埋め草にするには好適な一本だと思われます。
点数 | 76点 |
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リンク |
極上ピノノワール飲み比べ6本セット 8,480円(送料込) Bourgogne Pinot Noir Vieilles Vignes 2016 [Etienne Rodier] 1,447円 |
名称 | Vincente Gandia Brut Nature N.V. ヴィンセンテ・ガンディア ブルット・ナトゥレ (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Vincente Gandia ヴィンセンテ・ガンディア |
価格 | 864円 (単品価格:1,382円) |
購入店 | イオンリカー 天王町店 |
本来月曜は休刊日ですが、師範も人並みに夏休みを取得してますんで、本日はお休み。
師範本人がお休みの場合は師範の肝臓には働いて貰わざるを得ない・・・
ということで本日のワインは、
昨日立ち寄ったイオンリカーで衝動買いした「シャンパーニュ入り!本格スパークリング5本セット」、税込5,400円が5%オフで5,130円也からの1本。
『ガチのシャンパーニュ入りでこの値段なら安いんじゃね?』と、つい手を出しちまったわけです。
今の時期シュワシュワはあって損は無し、今日からガンガン稽古していきます。
ちなみに料理は、熊本産の馬刺(軽めのサシ入り)、チーズ入りソーセージ、、肉じゃが。
なんでも良さそうなメニューなんで、早速上記のスパークリングから一番ベーシックっぽいヤツを開けていきます。
色はキレイな薄めの琥珀色、泡立ちが若干粗いような気はするけど、抜栓した時に手から感じられた炭酸の圧力的にも見た目にも、
泡のボリュームは結構立派な感じがします。
香りは「出たな!カバ名物のゴムっぽさ!!」です。品種はマカベオが主体らしいんだけど、この品種の個性なのかなぁ。
柑橘類や花のような香りが無いではないけど、それを包み込むようなゴム臭が残念です。
味わいも「出たな!カバ名物の金属っぽさ!!」です。
"Brut Nature"と書かれているのでドサージュ無しなのかな?甘さはほとんど感じません。
酸がしっかりしているし決して薄くはないんだけど、どことなくキンキンしたヒステリー感があるのが残念です。
こういうスパークリングはですね、ちょっと混ぜ物をすれば良いんですよ、
ということでカシス・リキュールを少量加えて「なんちゃってキール・ロワイヤル」にしました。
そうするとあら不思議、カシスっぽさが増して香りがフルーティになりますし(そりゃ当たり前か)、味わいもなんとなく柔らかになります。
泡がしっかりあってドライで金属的なカバにはカシス・リキュールを混ぜて吉です。
色もキレイになるしね。
ただ、そもそものワインの評価としては、「泡の出るのは七難隠す」とは言えない、隠しきれない難があったりしてやや低評価。
セットの中には同じ造り手で、品種にシャルドネが加わったのもあります。そっちはもう少し良い感じであることを期待しております。
点数 | 67点 |
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本日の食前酒は、久しぶりに清酒の比較。
写真左は冩楽 純米酒、開けたのは4月、四合1本にどんだけかかっとんねん!って感じですが、
夏場はどうしてもビールに手が出ちゃうんですな。
そして今日買って来たのが写真右の飛良泉 マルヒ No.77。
午前中に散歩がてら行った横浜そごうで試飲販売していたもの。
「香りが良いヤツを下さい」という注文に対して感じのよいおじさんが推薦してくれた二本のうちの片方(残り一本だったのでコレの試飲はありませんでした)
冩楽の方は、さすがに開けて4ヵ月も経つと当初あった溌剌とした感じは影をひそめて、「普通酒から酒臭さを抜きました」くらいになっています。
もうちょっと回転を速くするべきですな>自分。
対する飛良泉は、今まで飲んできた清酒のどれよりもワインに近いと思います。
お店のおじさんは『グレープフルーツのような香り』と言われていましたが、確かに柑橘類を想わせる涼やかな酸が香ります。
特筆すべきはその味わい、「これが米から?」と目を見張るフルーツっぽさを感じます。これは好きだな。
師範は清酒に関しては万年シロウトなので、いつもこういう驚きがあるんですよ。
デパートの試飲も、ワインと違って知識が無いため純粋に楽しめます。
残念ながら体質的に清酒はあまり量が飲めないのでチビチビしか進捗しないんですが、
いつまでもシロウトのまま楽しいでいきたい所存です。
名称 | Chardonnay Monvitigno 2016 シャルドネ・モンヴィティーニョ 2016 |
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生産者 | Di Lenardo ディ・レナルド |
価格 | 1,544円 |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
本日夕食は天ぷら。天ダネは、エビ(バナメイエビ)、鶏ムネ肉、カニカマ、インゲン豆、サツマイモ。
それに揚げ浸しでナスとオクラなど。
ワインはシャキッとした白が良かろうと考えて、選んだのは北イタリア産のシャルドネ。
販売店のサイトによれば、このワインはイタリアのガンベロ・ロッソ誌で最高賞のトレ・ビッキエリ受賞したとのこと。
ボトルの外観もイタリアらしくモダンな感じで、期待させてくれます。
色は、いわゆる普通の白ワインとは一線を画す、パリッとしたレモン色。普通のがレモンの果肉だとすればこれは果皮の色です。
香りは、クチナシっぽいキュートな花のような香りと、ほのかに感じる蜜っぽさ。
樽香はありませんが、これはこれでしっかりとした香りの圧を感じます。
味わいは、甘さ控えめで酸味もそれほど強くありません。
でも、浮ついたり薄っぺらな感じがしないのは、核として旨みが全体を支えているからのような気がします。
トレ・ビッキエリ受賞と言われると「それはどうかな?」と言いたくはなりますが、
樽を使わずピュアにシャルドネのフルーツ感が表現されているのは結構好印象。
ヴェネツィア・ジュリア地区って白はピノ・グリージョが有名ですが、このシャルドネもなんとなくそちらに近いかも。
旨味を味わうワインなので、天ぷらみたいな和食との相性も良いと思います。
点数 | 78点 |
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リンク | Chadonnay Monvitigno 2016 [Di Lenardo] 1,544円 |
本日の食前酒はサッポロのファイブスター。
缶に「プレミアム」「Premium」としつこいほど(全部で5か所)書かれている割にはプレミアム感は弱め。泡持ちも悪い。
ちょっと苦味強めな黒ラベル、といったところかな。
サッポロのプレミアムはヱビスで良いじゃん・・・と思いましたです。
写真手前はこの夏道場の庭で栽培しているミニトマト。今年は暑さが厳しいせいか、最近花は咲くけど実が付かない状況になっております。
もうこれで打ち止めってことかなぁ。それだとかなり寂しいなぁ。
名称 | Café Cabernet Cabernet Sauvignon 2017 カフェ・カベルネ カベルネ・ソーヴィニョン 2017 |
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生産者 | Linton Park Estate Wine リントン・パーク・エステート・ワイン |
価格 | 1,296円 |
購入店 | 葡萄畑 ココス |
いやー、今日も暑い。こういう日はスッキリサッパリしたワインに流れがちではありますが、
昔の人が言うには暑い夏こそコッテリしたものを飲み食いするべきらしいですな。
というわけで、本日はどう見てもコッテリしてそうな赤ワインをチョイスしました。
南アフリカの「カフェ」という名前のワインで、品種はカベルネ・ソーヴィニョン。
真っ黒なラベルでアルコール度数は14.5%もありやがるみたいです。
ちなみに本日の夕食メニューは、米国産牛肩ロースのサイコロステーキ、チョレギサラダ。
上でワインを選んだ理由をいろいろ書いてますが、実はメインが牛だったので濃い赤をチョイスした、というのが真相であります。
色は非常に濃くて、黒に近い感じ。濁りは無いんだけどちょっとグラスに注いだだけで向こうは透けません。
香りは、まぁ確かにコーヒーっぽさを前面に感じますな。でも、樽ガンガンでコーヒー香ってんじゃなくて、
カベルネ・ソーヴィニョンらしいギュッと締まった果実香から地続きのコーヒーっぽさ。
なので、カシスやアメリカン・チェリーみたいな果実香も結構感じます。
味は・・・甘いです。ビックリするくらい甘い。ブラインドで飲んだらルビーポルトとかクレーム・ド・カシスとか答えそう。
糖度を計るとなんと9.8、なにそれガチで甘口ワインの領域じゃん。
酸味も渋味ももちろんあるし僅かに炭酸のチリチリも感じるけど、とにかく甘さが目立つのでそれらは脇役以下の扱いです。
ここまで甘いと料理との相性もなにもあったもんじゃありませんが、鰻のタレの気分は味わえます。
そういえばコーヒーをブラックで飲むのは日本人が一番多いらしいですな。このワインはたっぷりと砂糖を入れたコーヒーみたいです。
とても個性的だし、これはこれでアリだとは思いますが、(表記上のルールは置いといて)「甘味果実酒」と書いてあったほうが親切に思えます。
点数 | 74点 |
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リンク | Cafe Cabernet Cabernet Sauvignon 2017 1,296円 |
名称 | Paul Jaboulet Aîné Viognier 2016 ポール・ジャブレ・エネ ヴィオニエ 2016 |
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生産者 | Paul Jaboulet Aîné ポール・ジャブレ・エネ |
価格 | 1,268円 (単品価格:1,598円) |
購入店 | 京橋ワイン |
台風が過ぎ去ってまた暑い毎日が戻って参りました。
そういう週末、調理担当の師範が用意した夕食は、サーモンの香草バター焼き、炒塩だれ春雨(w/丸美屋)、マダイとヒラマサの刺身、次女が鎌倉で買ってきたトマト豆腐。
ワインは、京橋ワインの「世界の白ワイン・オンパレード!毎日飲んでも飲み飽きない5品種6本セット」、税込7,538円からの5本目で、
本日の品種はヴィオニエ。
ヴィオニエって、イケてるものは素晴らしく良い香りがするんだけど、
結構な割合で「香り弱ッ!」っていうのに当るのね。香りを引き出すのが難しい品種なのかな?
このワインの造り手である「ポール・ジャブレ・エネ」さんはローヌの名門ドコロらしいので、
上手にまとめてくれていることを期待しつつ抜栓します。
まずコルクにビックリです。造り手と品種とヴィンテージが印字された立派なヤツです。
そして色にさらにビックリ。明らかに普通の安ワインとは異なる、黄色から若干オレンジみが感じられる濃い色合いです。
この色に期待して香りを嗅ぐと、残念ながら香りのボリュームはおとなしめ。
香りの雰囲気は、酸化したニュアンスが強くてどことなくシェリーみたいな感じ。
あるいは白桃の傷んだ部分って感じかなぁ、なかなか珍しい香りではあります。
味わいは、「華やか」とは対極的な感じで、甘さ控えめ酸味そこそこ苦味しっかり、硬派な白の印象です。
この値段のワインとは思えない、非常にしっかりした味わいの白ワインです。
ただ、「そうじゃないんだよ」感が禁じ得ません。香りは弱いですしね。
ヴィオニエって、もっと華やか~なヤツを期待するじゃないですかぁ。
AKBあたりを期待したら女装した梅沢富美男だったようなガッカリ感・・・あ、富美男ファンにはウケるワインかもです。
点数 | 70点 |
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リンク |
世界の白ワイン・オンパレード!毎日飲んでも飲み飽きない5品種6本セット 7,538円 Paul Jaboulet Aine Viognier 2016 1,598円 |
名称 | Bastide des Songes Pinot Noir 2016 バスティード・デ・ソンジュ ピノ・ノワール 2016 |
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生産者 | Bastide des Songes バスティード・デ・ソンジュ |
価格 | 1,269円 (単品価格:1,590円) |
購入店 | ヴェリタス〜輸入直販ワイン専門店 |
現在、台風13号が関東付近を通過中、おかげで今日の道場はここんとこの猛暑がかなり和らいで過ごしやすくおります。
とはいえ全体に今年の夏は暑いので、なかなか赤ワインに手が伸びません。
でも白ばっかり飲んでて赤を飲まないと夏バテしちゃいそうなので(個人の感想です)、
ここはひとつ暑い夏でも飲めそうなピノ・ノワールのセットを購入してみました。
ヴェリタスの「極上ピノノワール飲み比べ6本セット」、税送料込み8,480円からの一本目で、
まずは南仏のピノ・ノワールから頂きます。
ちなみに料理は、師範謹製の豚冷しゃぶ&野菜いろいろ、冷やしトマト、枝豆、ワカメスープです。
色はかなり濃く青みのある紫色。あまりピノ・ノワールっぽくはない色合いです。
香りも、ピノっちゃピノなんだけどどことなくガメイやグルナッシュな雰囲気の、過熟したイチゴのような果実っぽさを感じます。
そしてちょっと温泉っぽい硫黄の匂いも加わっています。
味わいは、酸味そこそこ甘さシッカリ渋味カッチリ。そして明らかに苦い。
アルコール度数は14%もあるみたい。飲み応えはあるけど、この感じはイメージするピノ・ノワールとはだいぶ違うなぁ。
荒っぽい香りと味わいの、野性味あふれるワインです。
思うに、世界で一番ピノ・ノワールの栽培に向かない地域は南仏なんじゃないかな?
この地のピノ・ノワールで、品種の特長を生かしたシュッとしたワインに出会った記憶がありません。
品種を忘れて飲んだら「コレ個性的で面白い!」ってなるかも知れませんけど・・・いやならないか。
個人的嗜好だとコレはちょっと荒っぽすぎます。
点数 | 68点 |
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リンク |
極上ピノノワール飲み比べ6本セット 8,480円(送料込) Bastide des Songes Pinot Noir 2016 1,590円 |
本日は休肝日ですので、飲んだワイン以外のネタを。
6月の登美の丘ワイナリー訪問の記事がサントリーさんのサイトに掲載されました。
お値段にシビアな安ワイン道場のスチャラカ記事を一番上に載せるとは、
サントリーさんもなかなかにフトコロが深うございます。
個人的には、同じワインを飲んだ他の参加者の方の感想を知ることが出来て嬉しい。
なんか答え合わせをしているみたいで楽しいんだな。
最近はワイン会とかの同席者でもちゃんと書く人って少なくなっちゃったからねぇ。
サントリー 日本ワイン体験記
暑い日が続きます。こうも暑いと、食前酒に頂くビールの量も多めに。
そんな感じで本日飲んだのは、最近復刻版が発売されたサッポロのラガーの大瓶、赤い星のマークが印象的です。
飲んだ印象は「なんだか懐かしいな」という感じ。と言っても、サッポロのラガーとはそんなに親しくさせて頂いた記憶は無いので、
多分昔のキリンラガーが懐かしさの源なんだと思います。
最近はやりのエールビールみたいなフルーティさは弱くて、穀物の香りが主体の「農耕民族のビール」ですな。
これはこれで良きかな、です。
名称 | Cava Blanca Brut Reserva N.V. カバ・ブランカ ブルット・レセルバ (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Josep Masachs ジョセフ・マサックス |
価格 | 1,180円 |
購入店 | ヴェリタス〜輸入直販ワイン専門店 |
本日の夕食は、砂肝のアヒージョ(缶詰)、イワシとトマトの香草パン粉焼き、肉巻きオクラ、チョレギサラダ。
選んだワインはスペイン産のカバ、4年前に稽古した銘柄です。
その4年前よりかなり値上がりしているけど、これを買った時は「ポイント20%還元セール」とかだったので、
実質ギリ3桁円相当で買っています。
色は非常に薄め。レモン色より若干緑色っぽさを感じる色調です。
目で見た感じの泡立ちは、やっぱりシャンパーニュとくらべるとおとなしいように感じます。
香りは、鼻で嗅ぐ分には弱めで、レモンやグレープフルーツ的な柑橘香と、青いリンゴのようなフルーツ香がメイン。
ただ、口に含むと蜜っぽさやイーストっぽさも感じで、意外と本場風です。
味わいは、泡のキメ細かさは立派なもので、甘さ控えめで酸味スッキリなバランス。
カバにありがちなキンキンした苦味ベースの金属感があるっちゃあります。、
そしてなんとなく甲州種を想わせるようなシュッとした旨味ベースの味わいを感じます。
全体的に、特段の個性は無いけど普通にフレッシュなスパークリング、という感じです。
これに少量のシェリーを混ぜたりしたらヴィンテージ・シャンパーニュっぽくなるかも・・・ならないか。
どなたか実験した人は居ませんかね?
ともあれ、多くを期待しない「わきまえた」安ワイン者にはマイルドにお勧めできます。
点数 | 74点 |
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リンク | Cava Blanca Brut Reserva N.V. 1,180円 |
名称 | Bourgogne "Maison Dieu" Pinot Noir Vieilles Vignes 2013 ブルゴーニュ "メゾン・デュ―" ピノ・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ 2013 |
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生産者 | Dom. de Bellene ドメーヌ・ド・ベレーヌ |
価格 | 2,333円 |
購入店 | サンタムール |
本日は長女18歳の誕生日。もう選挙権が付与される年齢なんですな。早いものです。
お祝いの日の夕食メニューは、米国産牛のTボーンステーキ、豪州牛のサーロインステーキ、
タコと夏野菜のサラダ、ベビーコーンのバター炒め、スペイン産生ハム、主食はバゲットやチーズパン。
お御馳走ですよね~
そんな料理に合わせて選んだワインは、
昨日のピノがイマイチだったこともあって本日もまたピノ・ノワール。
造り手は、ブルゴーニュの名手二コラ・ポテル氏が運営するドメーヌ・ド・ベレーヌ。
現在の「二コラ・ポテル」という銘柄は、大手メーカーに買われていて本人は無関係。
自分の名前がしょーもないワインに使われているのって、忸怩たる思いでしょうな。
本人名義の二コラ・ポテル時代の物とは2002年に稽古しております。
ちなみに2,333円という買値は、関内のワインショップ「サンタムール」の店舗移転完了セールで20%オフ、さらに誕生日月割引で10%オフなので、
通常価格は税込みだと3,000円を超えていたように思います。
ラベルにビッチリ書かれた情報から一部抜粋しますと、
このワインに使われたブドウは、標高230mに位置する4.09haの畑のピノ・ノワール、樹齢は66年(瓶詰当時)。
それを2013年10月10日に収穫、自然酵母で発酵、樫樽にて熟成、清澄はせずフィルタはかけて、2014年12月3日に瓶詰。
生産本数15,530本・・・だそうです。
封止は蜜蝋が使われています。これって破片が散るから面倒くさいんだよな・・・と思いつつナイフを入れたら、
案外柔らかくて散らないタイプでした。これなら見た目も利便性もオッケーです。
コルクには、造り手と銘柄とヴィンテージが印字されています。封蝋の場合、コルクが外から見えるからそうする価値はありますな。
そんなご立派な衣装をまとった肝心のワインの中身はというと、
色はACブルゴーニュとしてはやや濃いめの赤紫で、南のボーヌやシャロネーズあたりな感じの色合いです。
香りのボリュームはそれほど大きくは無いんですが、チェリーの果実香と革製品のような香りがあって、「これぞブルゴーニュ」な複雑さと妖艶さを感じます。
味わいは、こういうワインだと知らなければ「軽いワインですね」で終わっちゃうかもしれません。
甘さは控えめで渋味も軽め。
でも、良く言えばスムーズでキレイな味わいで、水のようにスイスイ入っていきます。
ちゃんとブルゴーニュらしくて、悪くないワインでです。
でも、率直に言うと「所詮はACブルゴーニュ」なレベル感で、全体にパフォーマンスは小ぶりです。
だからブラインドで飲んじゃダメですね、
ちゃんとラベルを読み込んで、そうと知った上で楽しむべきワインです。
そうすることによってなんだかありがたみが増しますから。
日本ワインもこういう方向性が良いんじゃないかな?
点数 | 75点 |
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名称 | Terra Vega Pinot Noir 2016 テラ・ベガ ピノ・ノワール 2016 |
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生産者 | (Terra Vega) (テラ・ベガ) |
価格 | 745円 |
購入店 | 京橋ワイン |
本日もまた夕食の調理担当は師範で、メニューは焼きギョーザ、ビンチョウマグロの刺身、レタスとトマトのサラダ、キンピラゴボウ。
ギョーザは皮から作って・・・なんてことをするはずもなく、市販のものを焼いただけ。
キンピラゴボウは昨日師範代が作った物の残り。
だもんで「調理担当」なんて言ったってギョーザ焼いただけ、刺身やレタスとトマトも切っただけなのね。
そんな料理に合わせたのは、チリ産の激安?ピノ・ノワール。
クソ暑い夏の夕方なんで、白ワイン並みに冷やして飲むべし!という魂胆です。
ちなみにこの銘柄のワインとは、3年前にシャルドネの2013年産と稽古しております。
なんだかその時の評価は、一昨日のチリ産白とも似てますね。
色は、ピノ・ノワールらしい赤紫系ではあるけど、そんなに薄くなくてチリ産ですな、って感じ。
香りは・・・うーん、です。確かにピノっちゃピノらしいイチゴ系の果実香があるにはあるけど、
それ以上に青い感じや蒸れた感じがあって、一言で言えば「安っぽい」印象の香りです。
味も薄くて軽い。甘くなく酸っぱくなく旨味も弱く、一言で言えば「安っぽい」味わいです。
なんっつーか、さすがは3桁ピノ・ノワール、値段に正直!安さのヒミツは内容にアリ!!って感じですな。
でもね、時々こういうのと稽古するから高級な美味いヤツに出会えた時に心が震えるわけですわ。
というわけで「安ワイン道場」的には我が立ち位置を再確認するために必要悪なワイン。
とにかく軽いので、当初の予定通り白ワイン並みに冷やしてガブガブ飲んだ方が幾分良いと思われます。
点数 | 65点 |
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リンク | Terra Vega Pinot Noir 2016 745円 |
名称 | Ochagavia "1851" Reserva Chardonnay 2015 オチャガビア "1851" レセルバ シャルドネ 2015 |
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生産者 | Ochagavia (Bodega Vieja) オチャガビア (ボデガ・ビエハ) |
価格 | 942円 (単品価格:1,188円) |
購入店 | 京橋ワイン |
水曜日の夕食担当はほぼ師範です。
本日のメニューは、小鯛の塩焼き、回鍋肉、山芋の千切りという、和中折衷ご家庭の夕餉感満載なラインナップ。
こういう料理だったら、ちょっとしっかり系の白が良いかな、と思って選んだのがチリ産のシャルドネ。
京橋ワインの「世界の白ワイン・オンパレード!毎日飲んでも飲み飽きない5品種6本セット」、税込7,538円からの一本。
色はそこそこしっかりしたレモン色。香りはとてもとても想像通りで、パイナップルみたいな南方系のトロピカルなフルーツの香りに加えて、
完熟したシャルドネの蜜っぽさ、それに軽いバニラ風味の樽香を感じます。
味も香り以上にコッテリ系。甘さたっぷり酸味は控えめ、やや皮目をガシガシした感じの苦味もあります。
典型的な「チリ産のプレミアム風なシャルドネ」ですね。インパクトは強くて最初は「コレ美味!」ってなります。
ただ、やっぱりこの手のワインは飲み飽きするんだよなぁ。残り1/3くらいから俄然杯が進まなくなります。
"オチャガビア"なのに「お茶がBeer」みたいにスイスイとは入りません。
一人で一気に一本より、複数人とか複数日に分けたほうが良いかもです。
点数 | 72点 |
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リンク |
世界の白ワイン・オンパレード!毎日飲んでも飲み飽きない5品種6本セット 7,538円 Ochagavia "1851" Reserva Chardonnay 2015 1,188円 |