3月になりました。道場20周年まであと3ヵ月を切りました。なんか飲み会的なイベント企画するかなぁ・・・
とぼんやり考えてますが、そういうことには師範は腰が重いからなぁ。どなたか良いアイディアはありますかね?
さて、年末からスタートした「不要ぜい肉削減運動」、始めて3ヵ月を経過したので総括。
左のグラフのように、概ね60kg以下は維持していますが、「完全にアンダー60kg」を達成出来ているわけではないのが残念。
やってることは週に2回程度プールに行く(45分で1500m泳いで300m歩く)くらいで、食事側はなにも変えてないので、
ガチで痩せにいっているわけではないんだけど、
それにしても思うように体重落ちなくなったなぁ。
ちなみに、6年前の場合(この頃)、もっと楽にスムーズに落ちたけど、
やっぱりBMI=20以下で更に減らすのは無理があるのかも。
師範の場合、本当にやるべきは有酸素運動で体重を落とすんじゃなくて、
筋力アップして基礎代謝を上げるべきなのは判っているんだけどね。
でも、そっち側ってしんどいし、数値化が難しいからモチベーションを維持できないんだよなぁ。
ともかく、年齢が進むと体の状態管理は次第に難しくなっていきますが、
楽しく飲んでこその人生、師範なりにいろいろ足掻きながら「美味しく飲める身体」を維持していきたいと考えております。
名称 | Enoteca Chardonnay 2015 エノテカ シャルドネ 2015 |
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生産者 | Montes S.A. モンテス S.A. |
価格 | 707円 (単品価格 1,404円) |
購入店 | エノテカ楽天市場店 |
本日の夕食メニューは、鰹のタタキ風カルパッチョ、豚バラと野菜の蒸し物。
合いそうなワインは「軽そうな赤」か「重そうな白」だろうと考え、結果的にチョイスしたのは後者。
チリのモンテス社がエノテカ向けに出している銘柄のようだけど、
これが単品で売られているのは見たことが無いんだよね。
セットの埋め草のような気はするけど、
以前赤のカベルネ・ソーヴィニョンと稽古していて、
その時は結構印象良かった記憶&記録があります。
色は、いわゆる安ワインのクラスよりは若干濃いかな、ってレモン色。
ネットリ感はあって、エキス分は高そうな外観です。
香りに強さは無いけど、マンゴーとかみたいな熱い地方のフルーツ香と、
樽由来と思われるバニラっぽい香りを感じます。
味もとてもしっかり系。甘さがあって酸味もあって軽い苦味もあって、
なんとなくガチャガチャした感じが無いとは言えないけど、ゆっくり飲めてナイスな内容です。
結構良いですよ、コレ。
南米産らしいコッテリ系のシャルドネではあるけど、たまにはこういう金髪グラマーなの嬉しかったりします。
コストパフォーマンス的にも、単品価格の1,400円だったとしてもなおお得感があるように感じます。
楽天のエノテカのサイトではコレの単品販売は無いみたいだけど、
オフィシャルのサイトとか実店舗にはあるのかな?
少なくともセットの埋め草としは十分以上のクオリティです。
点数 | 77点 |
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リンク |
ENOTECA パーティーパック(赤・白・泡計12本) 10,800円 (3/31時点セットにこのワインは含まれず) |
名称 | Kloof Street Old Vine Chenin Blanc 2013 クルーフ・ストリート オールド・ヴァイン シュナン・ブラン 2013 |
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生産者 | Mullineux Wines マリヌー・ワインズ |
価格 | 1,591円 (単品価格 2,400円) |
購入店 | ワイン商人 ドゥアッシュ |
本日の夕食は、師範代と長女は所用があり外で食べてくるというので、
道場の食卓を囲むのは師範と次女、そして師範母の3人。
メニューは、師範代がラタトゥイユを造り置いてくれたので、
タラのネギ塩焼きと焼野菜(カボチャ、人参、オクラ、タマネギ)をササッと拵えました。
それに合わせて選んだのが、南アフリカ産のシュナンブラン。
amazonに出店しているドゥアッシュさんのセットからの一本です。
南アフリカのワインに関しては、
本日「デイリーポータルZ」というサイトで
紹介されていました。
まず『南アフリカワインに対する一般の認識ってその程度なんだなぁ』と再認識させられましたね。
でも、こういう大手ポータルサイトでポジティブに紹介されたりすると、
ブームの二段目のロケットエンジンに火が付くかも知れません。
色は、それほど濃さは無いけど照りのある麦わら系のレモン色。
香りは・・・正直言って「えぇっ」ってくらい弱くて残念。
ショップの説明では『完熟した梨の香りとミネラルの香り』だそう。
確かにね、どちらもあまりパーッとした香りの要素じゃないですよね。
味わいは、甘さ控えめ酸味しっかり旨味たっぷり。
上記の紹介でも「南アフリカは『フランスとカリフォルニアのワインの中間と言われている』なんて書かれているけど、
確かにそうだよな、とうなずく部分はあります。
基本的な品質は高いんだろうと思うんだけど、惜しむらくは表現が寡黙なんだな。
チリ産みたいに愛想を振りまけ!とは言わないけど、ちょっとアピール力が弱いと思います。
買値相当額の1,600円くらいだったら「ウーン」と唸る程度で済むけど、
単品価格の2,400円だとさすがに文句の一つも言いたくなるだろうという感じです。
点数 | 70点 |
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リンク |
南アフリカワイン 大満足!豪華6本セット! 9,200円 Kloof Street Old Vine Chenin Blanc 2013 2,400円 |
一泊二日の伊豆方面プチレジャーの二日目、宿であるラフォーレ倶楽部 伊東温泉 湯の庭の朝食。
旅館の朝食、それもブッフェ形式となるとどうしても食べ過ぎざるを得ないわけですが、
特にこの宿のは佃煮とか塩辛い系のラインナップが多いのでご飯をお代わりせざるを得ません。
ここはもう諦めて思いっきり食べ過ぎることにしました。
・・・と、そんな感じの宿でした。
支払額的には5人分トータル(酒代なんかも含む)で10万円近く掛かってしまうことを考えると、
もう一つ上の満足感が欲しいところではあります。
でも、一ヵ月前で予約可能な宿となると、なかなかそういう良いところは空いてないのが実情かもですな。
宿のチェックアウト時間である午前11時まで(子供らが)ダラダラ。
次なる目的地はどこか動物公園的なところに行くことも考えていたけど、本日のお天気はあいにくの雨。
小田原の鈴廣のかまぼこ造り体験なるものに参加できないか問い合わせてみたけど既にキャンセル待ち。
とりあえず小田原方面に戻ることにしました。
Googleマップを見ていると、海岸沿いの道路はどんどん渋滞がひどくなっている状況だったので、
伊豆スカイライン→箱根→小田原と抜ける道を選択。
ところがこれが凄い状況で、箱根の山は一面の雪景色。
幸い道路は除雪されていたんで事なきを得ましたが、下手をすると立往生するところでした。
結局、目的地はフレスポ小田原市シティモールという商業施設。
朝飯がしっかりだったんで、昼飯はここのフードコートで軽く、ということで、
「はなまるうどん」の明太おろしうどん(冷・小) 300円とサービスの竹輪磯部揚げ。
うどんは普通に美味いんですが、明太ペーストをチューブからブニューッと出して、
そのまんまの形でうどんの上に載っけるのはさすがにちょっと興ざめ。
せめて別の器からスプーンで盛ってください。
フレスポ小田原を出たのが午後2時30分前、ここから東名側に戻ると渋滞にはまりそうだったんで、
西湘バイパス→国道1号側を選択。幸い大きな渋滞もなく、1時間ちょっとで道場に到着しました(と備忘録)
名称 | Poilvert-Jacques Brut N.V. ポワヴェール・ジャック ブリュット (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | Poilvert-Jacques ポワヴェール・ジャック |
価格 | 1,870円 |
購入店 | ヴェリタス |
そして本日から、師範の姪(師範兄の長女)が道場に来ています。
姪はこの春に東京の大学を卒業し、そこの寮を退寮して就職先の寮に入るまでジプシー生活なんだそう。
まずは大学卒業おめでとう、ということでその卒業祝いにシャンパーニュを抜栓。
この銘柄は複数回稽古済み(ココとか)、
安い割には安定感のあるシャンパーニュな印象ですが、
セールでさらに安くなっていたんで購入した物であります。
色は、結構赤みのある色合い。以前はあまりそういう印象は無かったんで、熟成によって色が濃くなったのかもです。
香りは、焼きリンゴや蜜っぽさ、それにパンや味噌といったイースト香があって、典型的シャンパーニュの香り。
香りが良いのはこれまでの印象通りであります。
ところが味わいは、結構熟成感があってまったりしています。
以前はもっとギスギスした感じだったんで、熟成によって良い方に変化したものと思われます。
かなり良い方向に変化している感じがしました。
これを「なんちゃってKrug」と言っても信じる人はいないだろうけど、きっと師範は騙されます。
買って1年以上経っているので現行品とは状態が違う可能性は大だし、
姪や師範母のグラスの進み具合は遅かったんで、万人に通じる好印象では無い可能性も大です。
点数 | 82点 |
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リンク | Poilvert-Jacques Brut N.V. 2,080円 |
本日から、師範家+師範母の5人で伊豆方面へ一泊二日のプチレジャー。
道場を出発したのが午前8時30分過ぎ、保土ヶ谷バイパスに乗る際にえらく混んでるなぁと思ったら、
本宿出口手前でトラックの横転事故。三車線中二車線が規制されての大渋滞。
おかげで東名高速横浜町田インターまで1時間もかかる始末。
その先は案外スムーズで、最初の目的地「伊東マリンタウン」に着いたのが午前11時30分頃でした(と備忘録)。
子供たちの実際の目的地は、このマリンタウンというわけではなくその向かいにある「ファッションセンターしまむら」。
彼女たちの買い物が終わるまでの間、師範はマリンタウンの足湯(左写真)に浸かったり土産物を眺めたりしておりましたとさ。
マリンタウンを出たのが午後0時30分頃。
昼食は、そこから30分くらい南下した伊豆高原にあるプルチーノ(Pulcino)というピッツェリア。
このお店は昨年も伺っており、
その際に非常に好印象だったので再訪させて頂きました。
師範らが入店した午後1時過ぎはちょうど前のお客さんがはけた後だったらしくすんなり入店できましたが、
師範らの後からもたくさんのお客さん。休日のランチは大変繁盛しているようです。
ちなみにこのお店の前の通りは、伊豆高原名物「桜のトンネル」、この日は桜まつりのスタート日だったのですが、
残念ながら肝心の桜はまだ0分咲きでした。
食事は、みなそれぞれに頼んでシェアする形で注文。
師範の注文は、フレッシュトマトとアサリのスパゲティセット(左写真)、サラダとデザートが付いて1,050円也。
サラダもロマネスコや麦の実が使われたイタリアンっぽいサラダだし、
スパゲティもとても美味しい。それにデザート(ココナッツとミルクのプリン)まで付いて1,050円は非常に魅力的です。
他のパスタは、次女がシラスと菜の花のスパゲティセット(写真奥でボケてます)を注文しておりました。
これも春らしくて美味しいっすね。
ほかの三人はピザを注文。師範母はマルゲリータ 1,050円、
師範代はマルゲリータにアンチョビをプラスしたようなもの(左写真) 1,250円、
次女はチーズと生ハムと玉子の乗ったもの 1,650円。
薄くてクリスピーな生地に具材もタップリで、こちらも大変美味しゅうございます。
特に玉子の乗った次女のヤツは美味かったな。ちょっとだけプレミアム価格なんだけど、その価値は十分ありました。
そしてなによりこのお店が気に入っている点は、グラスワインが安くて美味しいこと。
始めに頼んだ白ワインは、La Rocca (Bianco) [Torrevento]、プーリア州の白で、グラスでのお値段は400円。
まずきちんとしたグラス(リーデル製)が使われていて、量もしっかりあることがナイスです。
銘柄的には昨年と同じでした。甘さ控えめでキリッと締まった酸と旨味があって、
これが400円なのは大変ありがたい気がします。78点かな。
次に頼んだ赤が、Gran Sasso "La Bella Addormentata" Montepulciano d'Abruzzo。
こちらは昨年とは違う銘柄ですが、これも美味かった。
長女に香りを嗅がせると「プルーンの香りがする」と言うくらい凝縮感のある果実香があって、
渋味や酸味をベースとしたかっちりした骨格と果実の甘味が美味い具合に融合しています。80点以上だと思います。
お会計は、師範代と師範母がカプチーノやカフェラテ(どちらも250円!)を、
子供たちがフレッシュハーブティ(ポットで400円)を頼んでも、トータルの金額は8,000円弱。
繁盛するのが理解できるってもんです。
ちなみにこのお店、去年までは「食べログ」のポイントがかなり高かったんだけど、
今年はほぼ平均的な得点になっています。
例の『恣意的な得点見直し』の影響ですかね?
もはや参考程度にもならなくなってますね、食べログのポイント。
レストランを出たのがラストオーダーの時間を過ぎた午後2時30分頃。 伊豆高原から伊東方面にUターンして(もちろん運転は師範代)、今宵の宿はラフォーレ倶楽部 伊東温泉 湯の庭というところ。 師範代の勤務先の契約保養所です・・・っていうか、ラフォーレは結構いろんな企業や団体が保養所契約しているみたいですね。 4年前にも来ておりますが、 その時から内装を大幅にリニューアルされたようです。
そのリニューアルされた室内がコチラ。 ベッドのある洋室と座敷がある和洋室ですが、なんと和室部分にはガラス張りの温泉風呂があります。 「ラブホかよ!」って感じではありますし、せっかくの部屋付き風呂が露天じゃないのは若干残念でもありますが、 テレビを見ながら温泉風呂に入れるのはなかなかどうして快適。 願わくば、テレビの音を風呂の中にも聞こえるような仕掛けがしてあったら、長風呂ラブな人種には拍手を持って迎えられると思います。
部屋でひと心地着いて、伊藤駅前方面へ散歩&少々の買い物。 その時調達したのが伊豆の国ビール ヴァイツェンという地ビール(右写真)。お値段324円也。 軽く濁った白ビールですが、伊豆らしく?オレンジピールの香りと苦味を感じて、なかなかよろしゅうございます ・・・っていうか、旅先でその土地のお酒を飲むのは楽しいよね。 ワインもそうあってくれれば・・・なんだけどね。
夕食の時間は午後7時30分スタートにしてもらい、それまで時間があるので温泉大浴場でひとっ風呂。 そして夕食は、一階にある四季彩という食事処にて。 中庭の池を囲むようにしてダイニングが設置され、開放感があります。
今回注文したのは、一番お手頃な伊豆見会席コースで、その内容は以下です。
先付 (左写真) | さざえ うるい 長芋 蛇腹胡瓜 若布 なた豆の花 黄味酢 | |
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向付 | 海鮮三点盛合せ(マグロ、ブリ、マダイ) | |
口代り | 海鮮クリームパイ包み焼 鰆黄金焼 桜餅 カニ松風 よもぎ麩しんびき揚げ わさび味噌 | |
中皿 | 鰹のたたき サラダ仕立て | |
蓋物 | 生のり万頭 竹の子 菜の花 桜麩 銀あん | |
温物 | しあわせ絆牛陶板焼 野菜 | |
お食事 | 白米 お椀 香の物 | |
水菓子 | 抹茶のムース 苺 オレンジ |
ちょこちょことたくさんの料理、品数が多くて酒飲みには嬉しいですな。先付の春っぽさや、陶板焼きの牛の濃厚さがナイスでした。
飲み物のリストには、清酒の地酒は沢山種類があり、その飲み比べなんかもあって楽しそうでしたが、
温泉の後はやっぱりビールは欠かせません。同じ値段(810円)で生と瓶があったけど、ここは量優先で瓶で。
銘柄はアサヒかキリンだったのでキリン ラガー 中瓶をチョイス。
ここでプレミアム・モルツとかヱビスがあればポイント高いんですけどね。
あと、中瓶810円はやっぱり高いなぁ。
ビールの後は、西伊豆ワイナリーあたりの地ワイン・・・といきたいところですが、残念ながらその選択肢は無し。
ワインは、正体不明(多分フランス産)のハウス・ワインが赤白それぞれ2,900円(グラスで650円)、
ジャドのブルゴーニュ ピノ・ノワールが6,800円、ドメーヌ・ド・ピス・ルーのプチ・シャブリが5,700円。
和食だからブルゴーニュ、というところはちょっと賛同するところはありますが、
温泉宿で輸入ワインは気分が乗らないわけですよ。
・・・というわけで、次善の策として選んだのが、人気一 Sparkling Sakeという福島の清酒、お値段1,500円。
シュッとした春らしいボトルに入れられ、瓶内二次発酵させているとのこと。
飲んでみると、結構酸味がしっかりしていてワイン代わりに使えるのはナイスですが、
発泡が弱いのと、アルコール度数が低いのが残念です。
名称 | Lite and Complex Muscat Bailey A + Cabernet Sauvignon N.V. ライト・アンド・コンプレックス マスカット・ベーリーA+カベルネ・ソーヴィニョン (ヴィンテージ無し) |
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生産者 | くらむぼんワイン |
価格 | 1,021円 |
購入店 | eveやまなし クイーンズ伊勢丹横浜店 |
夕食後、部屋に戻って飲み直し。「旅に出たのに地ワインが無い」という状況を想定して、
(地ワインでは無いけれど)日本ワインのハーフを持参。
造り手は山梨県の「くらむぼんワイン」というところで、
品種はマスカット・ベーリーAとカベルネ・ソーヴィニョンのミックスです。
色は、赤ワインとしては薄めだけど、薄すぎるってことはない赤紫色です。
香りは、カベルネ・ソーヴィニョンよりもベーリーAの特徴が強く出ていて、
甘酸っぱいイチゴの香りとココナッツのような香ばしさを感じます。
味は、渋味や甘味は弱くて酸味が中心。良く言えば「エレガント」な、悪く言えば「薄い」ワイン。
やっぱりお手頃価格の日本ワインの赤はこうなっちゃうよねぇ。
ワイン名の「ライト・アンド・コンプレックス」は、そこそこ名は体を現していると思います。
でもなぁ、残念ながらハーフで600円くらいのコノ・スルやジェイコブス・クリークの方がワインとしての満足感は高いと思う。
これが、現地調達した地ワインであればもう少し気分が違ったんだと思うけどね。
点数 | 67点 |
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そしてこのワインを部屋の温泉風呂に持ち込んで。
これがしたいがために脚無しグラスを購入したわけであります。
結果、「のんびり飲んでいるとすぐ温まってしまう」ことが判明(笑)。
氷とワインクーラーも準備して、白か泡で、ってのがより満足度が高そうだという気付きを得ました。
それでも子供たちには『お父さん楽しみ過ぎ』と言われておりましたが。
・・・というような一泊二日の伊東旅行初日でありました。
世間の皆さんは働いていて師範は休みなのは今日が最後。
食料品を買い出しに行ったり包丁を研いだりした以外は特になにもせず、十分ダラダラ出来ました。
ダラダラするにはビールです、ということで日曜のサントリー・プレミアムモルツ新旧比較に引き続き、
本日もまた新顔のビールを。右側はキリンの一番搾り 若葉香るホップ、左側がサッポロのPremiumヱビス 華みやび。
あ、お気に入りのヱビス "Joël Robuchon" 華やぎの時間は終売前にケースで確保しました。
まず右側の「若葉香るホップ」から。色も香りも味も、正直普通の一番搾りとあまり変わり無いような。
強いて言えば、香りにやや鉄っぽい雰囲気があって、それが「若葉香る」なのかも。
一般的にキリンは王道路線から逸脱しないというか、こういうバリエーション物を作っても大きく傾向を変えてこない印象があります。
対する「華みやび」は攻めてますねぇ。
白檀みたいな香木の香りがして、その名の通り和の雰囲気を強く感じます。
いわゆる普通のヱビスとは全く別傾向の香り。
このビールを常飲するかと言われるとちょっと首を傾げるけど(今は「華やぎの時間」が1ケースあるし)、
ヱビスのこういう尖った姿勢は好きです。
名称 | Lo Tengo Malbec 2016 ロ・タンゴ マルベック 2016 |
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生産者 | Bodega Norton ボデガ・ノートン |
価格 | 1,180円 (単品価格 2,160円) |
購入店 | エノテカ楽天市場店 |
本日もまた調理担当は師範で、メニューはポークソテー、ナスとピーマンの味噌炒め、水菜のお浸し。
選んだワインはアルゼンチン産のマルベック。エノテカの12本10,800円からの一本、
2011年産とは稽古済みです。
道場には師範母が逗留中なわけですが、赤ワインは飲まないそうで。
以前はちょっとだけは飲んでたんだけど、年とって苦手になったんだとか(白はいけるそう)。
というわけで、5人で囲む夕食の食卓ですが、飲む人は師範一人です。
色は、普通にしっかりと濃い紫色。2016年産ということで青々とした紫色です。
香りは、ベリーっぽいフルーツ香がパーッと香って、口に含むと樽由来であろう香ばしさを感じるというナイスなバランス。
味も、南米の赤としては主張控えめ、バランス重視な感じに仕上がってます。
甘酸っぱくて渋味は軽やか、いわゆる「フルーティー!」って言われそうなワインです。
しみじみと美味しいんだよなぁ。これが単品価格の2,000円超だと「そりゃそうだ」ですが、
セットの割り戻し価格である1,200円くらいだと明らかにお買い得。
ネットのワイン界隈だとエノテカって悪く言われることが多いけど、
確かに単品ではお高めながらこういうセットだと十分安いっすよ。
品質に関しても他社と比較して悪いとは思えないし。
悪い評判は(ワイナリーに対する評価同様)「大手はイマイチなはず」という先入観の産物ではないかと。
点数 | 77点 |
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リンク |
ENOTECA パーティーパック(赤・白・泡計12本) 10,800円 |
名称 | Viré-Clessé 2014 ヴィレ・クレッセ 2014 |
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生産者 | Verget ヴェルジェ |
価格 | 1,890円 |
購入店 | AUTHORITY ラゾーナ川崎店 |
本日も師範は勤務先にお休みを頂いております。
そもそも子供らが休みなんでそれに合わせて春休みを取得したんだけど、
本日は長女も次女もそれぞれの友だちとお出かけ、師範が休む必要ねぇよ!という状態。
午前中は老母と二人で国会の証人喚問を見たり、午後は散歩がてら横浜駅やら松原商店街やらに買い物、
といった極めてのんびりダラダラとした一日を過ごしておりました。
そして本日もまた師範が調理担当、
本日のメニューは母からお土産で貰った馬刺、カレイの一夜干し、モヤシとロースハムのナムル、菜花のお浸し。
ちょっとしっかりした白が一番良かろう、ということで選んだのは、
ブルゴーニュのキラ星ヴェルジェのヴィレ・クレッセです。
色は、それほど濃くは無いけどキッチリとレモン色が見て取れて、脚も長くてエキス分が多そうな感じです。
香りは・・・残念ながら鼻で嗅ぐ分にはかなり弱め。お約束のヴェルジェ節がパーッと香るかと思ったけど、
頑張ってスワリングして鼻突っ込んで嗅いでも、ヴェルジェ節の前奏の伴奏程度しか香って来ません。
幸い口に含むとそれなりに香りが取れて、蜜と焼きリンゴの甘さと香ばしさを感じ取ることができます。
味は、甘すぎず酸っぱすぎずなのに対して、旨みはとてもしっかり。「味吟醸」ですねぇ~。
時間が経つと、香りも結構ボリュームを増してきます。
やっぱりそれなりのブルゴーニュは手間がかかりますな。
有名造り手のブルゴーニュ、ということを期待するとハズされます。
でも、いろいろ弱っちいながら最低限のポテンシャルは担保していて、
このワインの良さが判らないのは飲み手に責任があるのでは・・・と思わせる雰囲気があります。
点数 | 75点 |
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春休み二日目、今朝は天気が良かったので散歩がてら近所のメガネ屋で腕時計の電池交換。一本864円也。
左写真は、師範が中学校に入学する際、祖父が入学祝いに買ってくれたもの。
さすがにデザインがちょっと古いので、普段ははめてませんが維持はしている、という状態です。
39年前の当時で35,000円だったから、中学生が持つには結構贅沢品だったのかな?
いや腕時計はどれでもそれくらいしたような。まだデジタル時計の方が珍しかった時代です。
そんな腕時計、10年くらい前に『新しく買った方が安いですよ』と言われながら10,000円くらいかけてオーバーホールした以外、
特に問題なくずっと動き続けています。大したメンテもせず40年動く機械ってやっぱり凄いな。
作った方・企業を尊敬します。
ちなみに本日から師範の老母が熊本から道場へ遊びに来ております。
昨年も4月に遊びに来ていて、その時に熊本・阿蘇は震災に会い、たまたま師範母は難を逃れました。
甚だ悪運の強い一家であります。
名称 | Island Easter Cabernet Sauvignon 2015 アイランド・イースター カベルネ・ソーヴィニョン 2015 |
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生産者 | Quimai クイマイ |
価格 | 885円 (単品価格 1,620円) |
購入店 | エノテカ楽天市場店 |
夕食は、お休みを頂いている師範が担当します。
本日のメニューは、照り焼きハンバーグwith茹でたアスパラ、トマトとレタスのサラダ、ミネストローネ。
ワインは、昨日届いたばかりのエノテカのパーティパック12本セットから、
南米はチリのカベルネ・ソーヴィニョンをチョイスしました。
色は、チリのカベルネ・ソーヴィニョンとしては薄めに感じられる色合い。
香りも、いわゆる南米のドシンとした雰囲気ではなく、いわゆる赤系果実の雰囲気がメインで、
どちらかというと軽やかな感じの香り。
味わいも、いわゆるチリ・カベを期待するとハズされます。
甘酸っぱくて軽やかな渋味で、そういうワインだと思えばそこそこ美味いんだけど、
元値1,500円超のチリワインって感じじゃないんですよ。
スイスイ飲める軽快な赤ワインで、これはこれで悪くは無いんです。
ただ、チリっぽく無い、問題はその一点に尽きます。
チリと言えば真っ黒に日焼けした農夫が、爪の先まで真っ黒な指でブドウを摘んで、
とにかく濃いワインを造ろう・・・って感じだった時代はもう既に過去の話なんですかね。
でもイースター島の石像を配したラベルと洗練系の香りや味わいは、やっぱり違和感があると言えばあります。
点数 | 70点 |
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リンク |
ENOTECA パーティーパック(赤・白・泡計12本) 10,800円 Island Easter Cabernet Sauvignon 2012 1,620円 |
子供たちの春休みに合わせて、師範は今週一週間休暇を頂いております(師範代は通常勤務)。
初日の今日は、あいにくの雨だったので出かける気にならず、得意の散歩にも行けず、地味な一日。
午前中は掃除機かけと写真整理、午後は普段行かない大きめダイソーやスーパーへ買い出し。
ダイソーでは、「超うすぐらす」というを二脚購入。
タンブラータイプは持っていたんだけど、この脚無しワイングラスタイプが欲しかったんだよね。
早速使ってみたところ、350mlの缶ビール丸ごと入れても液面は半分強、測ってみると600ml弱入る大ぶりなサイズです。
もちろん無駄な模様は無くて無色透明。
そして、下手なワイングラスよりも薄いくらいの厚みで、口当たりも申し分なし。
このグラスが一脚108円なのは驚異的にお買い得っすね。
名称 | Beaujolais 2010 ボージョレ 2010 |
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生産者 | Dom. du Perchoir (M. Décher) ドメーヌ・デュ・ペルショワ (M.デシェ)) |
価格 | 1,373円 (単品価格:1,792円<参考>) |
購入店 | ヴェリタス |
本日は次女がパンを焼くというので、夕食のメニューは、骨付き鶏モモ肉の山賊焼き、エビとブロッコリーの温サラダ、クラムチャウダー。
ワインはヴェリタスのセットの中では一番「攻めた」一本。
というのも、クリュ・ボージョレでもない単なるボージョレの2010年産ですよ。
それくらいでダメになるとは思わないけど、少なくとも「変わったボージョレ」になっているんじゃないかな?と。
サイトにこのワイン自体は載っていなかったので、価格は参考(この造り手のボージョレ・ヌーヴォーの価格)です。
今日買った上記の脚無しワイングラスで頂きました。
色は澄んだ赤紫色で、この色でボージョレだとは思わない感じ。正直見た目だけだとコート・ド・ボーヌあたりの一級畑以上、
それが良い感じに熟成した高級ブルゴーニュみたいな見た目です。
でも香りは全く違ってて、ボリュームはとても小さく、薄っすらとイチゴの残り香と漬物香があるかな、ってくらいです。
そして口に含むと、さらに残念な感じ。
「ワインは古くなると酢になる」なんてことはあり得ないわけですが、
あながちウソでも無いというか、渋味や旨味なんかが削ぎ落ちて酸味だけが目立っています。
その状態を酢だと言われればそう思えるかもです。
残念ながら既に老け込んだワインです。チーン。あくまで「師範の感性では」ですけどね。
このインポーター兼ショップのセットで、こういう「不良在庫処分」的なものってこれまであまり無かったんだけど、
これはそうとしか取れません。
これが『ご馳走に超合う!』ねぇ。
少なくともご馳走を打ち負かすことは絶対無いと思います。
点数 | 50点 |
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リンク | 高級クリスタルガラス2客プレゼント!ご馳走に超合う!赤・白・泡6本セット 5,940円 |
日頃から酒類の普及活動に邁進している「安ワイン道場師範」でありますから、
酒の神様はこっちを向いて半笑いを浮かべているようで
携帯キャリアのキャンペーンに応募したら「新プレミアムモルツ」の無料引換券と100円割引券×2が当りました。
早速引換券と割引券全てを行使して新プレモルを3缶ゲット。
「せっかくだから飲み比べを」ということで旧プレモルも調達しようとしたんだけど、
これが意外と見つからないのね。
特にコンビニはあっという間に新商品に切り替わったみたい。
結局ドラッグストアで旧商品を発見。
コンビニとドラッグストアの流通・在庫のシステムの違いを目のあたりにした感じ。
さてさて飲んだ感想をご開陳。ちなみに左が旧プレモル、右が新プレモルです。
色はほとんど一緒、僅かに旧商品の方が濃いかな、って程度だけど、
それは製造年月日の違い(2016/12下旬と2017/3上旬)に起因するのかもです。
香りに関してもそれほど大きな差は無いというか、どちらもプレモルの香り。
若干ですが、旧商品の方が香りのボリュームがやや大きいような気がします。
顕著に違うのは味わいですね。新商品の方がはっきりと旨味を強調した重めのスタイルになっているように感じます。
この傾向は(プレミアムじゃない)モルツがリニューアルした時と同様ですね。
方向性として、「売り上げナンバーワン」な銀色のビールとは明らかに逆方向に舵を切っているように感じました。
面白いっすねぇ。
そして本日の夕食は、近所の焼肉屋さかい 天王町店にて。 1月にも伺っていて、その日が「肉の日」だったため半額分をチケットにてキャッシュバック、 その使用期限が3月いっぱいまでだったんで、本日もこの店を選ぶことになった次第。 店側の戦略にまんまとハマっております。
食べたのは、焼き物が 上牛タン(左写真)、カルビ、厚切りカルビ、ハラミ、牛上ホルモン、牛レバー、 やみつきハラミ(ポーク)、鶏せせり×2、鶏なんこつ、 ツマミがミノぽん、ガツ刺し×2、さかいチョレギ×2、鶏スモーク さくさく醤油、ポテトチーズもち、 ご飯ものが特製冷麺、石焼チーズビビンバ、玉子スープ、 デザートがカラメルカフェバニラ、生チョコの贅沢チョコレート、以上です。ふぅ。
名称 | Valpolicella Classico 2015 ヴァルポリチェッラ・クラッシコ 2015 |
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生産者 | Bolla ボッラ |
価格 | (2,160円) |
購入店 | 焼肉屋さかい 天王町店 |
この店での飲み物は、いつもは紹介サイトのクーポン「乾杯のドリンク無料券」を使って生ビールを2杯頂くんで、
その後ワインのフルボトルを頼む甲斐性はありません。
でも今日は、キャッシュバックのチケットを利用するので乾杯無料は使えない、
ということで「こういう日にこそ」とばかりにワインをボトルで注文。
選択肢は1種類しかなく、イタリアのヴァルポリチェッラ。
過去を調べたら9年前に1996年産と稽古しておりました。
お値段は税込み2,160円也。良心的です。
ちなみに白はドイツのピースポーターらしいです。
色は、グラスが小さ目ということもあってか結構薄めで赤っぽい紫に感じられます。
香りは、弱いと言えば弱い、でもイタリアらしい桜餅やチェリーのような香りがあって、そこそこの満足感は得られます。
味は、香りにも増して弱い。裏ラベルには「フレッシュな味わい」「なめらかで心地よい口当たり」と書かれています。
上手いこと言うなぁ。ポジティブに捉えればそうも言えますね。ネガティブだと弱っちい口当たり、ですが。
・・・と、悪態をついてはみたものの、飲食店で2,160円のワインだと思えば上等というレベルです。
なにより、手元にボトルがあるというのは注文する手間が省けてよろしい。
軽さゆえクイクイ飲んでいたら、あっと言う間に酔っ払いの出来上がり。
そりゃ缶ビール2本飲んだ後にワインをボトル1本じゃそうなりますわな。
点数 | 69点 |
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お会計は、トータルで15,000円弱のところ、6,000円分のチケットを使用、 コイン駐車場代800円分も割り引いてもらって支払額は8,000円弱。 飲み食いした量の割にはお手頃価格だし、子供たちもこの店を気に入っているようなので、 遠くない将来また利用すると思います。
三連休の中日、長女も次女も春休み突入、ということで「遊びに連れていけ感」が高まっており、
近場のレジャーとして選んだのがよみうりランド。
前回行ったのが2011年の5月だから、6年ぶり2度目の登場。
朝8時30分過ぎに道場を出発、保土ヶ谷バイパスから国道246を通り市が尾あたりから北上、というコースを通って、
到着時刻は午前10時前でした(この項備忘録)
前回は、「ひよこパス」というマイルドなライドだけ乗れる券で入ったんだけど、
子供らも大きくなって今回は普通のフリーパス。
安売りサービスに敏感な長女が、メルマガ会員割引なるものを見つけて、
今回の入場料は大人3,000円×2、中高生2,700円、小学生2,500円、計11,200円也です。
連休中日ということもあってかなりの人出、人気のあるライドは結構な待ち時間。
それを見て、「もうちょっとオペレーションを改善すれば回転が速くなるのになぁ」と思う部分はあったんだけど、
よくよく考えると運営側にとって回転を速くするメリットって無いのかもね。
というのも、ほとんどの人はフリーパスで入っているんだろうから、沢山乗っても少ししか乗らなくても料金は同じ。
であれば変動費やメンテナンスコストを考えると「あまり乗せない」方が良いだろうし、
「乗りたかったのに乗れなかった」ってのがあるとリピート率が高まるだろうからね。
そういう目で見ると、丁寧過ぎるくらい時間をかけてオペレーションしていることにも納得が行きます。
昼食は、園内の屋台で買ったターキーレッグ、1本700円也。
これ一本でそれなりにおなかに溜まるのは良いんだけど、700円は安くないよね。
まぁ遊園地の中なんで仕方ないか、と割り切ってます。
その後、おやつにアイス、夕方にポップコーンなどを食べながら、閉演時間の午後8時前までタップリ遊びましたとさ。
遊園地から帰る途中で夕食。 あまり土地勘の無いところで運転しながらの店探しは、どうしても保守的なところを選ばざるを得ません。 というわけで本日のチョイスはファミリーレストラン、ガスト市が尾店。 前回この手のファミレスに入ったのは、年末に八景島シーパラダイスに行った後のココス、 どうやら「遊園地の後はファミレス」という行動癖があるようです。
ここでの師範のチョイスは、オムライス ビーフシチューソース、税別649円也。 メニュー表に載った写真通りのものが出て来て、味わい的にも「こういうんだろうな」という予想を裏切らない内容。 税込み価格だと奇しくも昼に食べたターキーレッグと同じ値段。ビジネスとは、ということをかんがさせられますな。
本日は、次女が通う小学校の卒業証書授与式。
ウチには三人目の子供は居ないから、10年続いた「小学生の親」の立場はこれにて終了です。
長かったなぁ。
一時は学級崩壊に近い状態になったりもして、必ずしも凄く良い学校では無かったわけだけど、
「先生も児童もいろんな人が居るんだな」ということを親も子も知ることが出来て、それはそれでいい経験でした。
名称 | Tall Horse Cabernet Sauvignon 2015 トール・ホース カベルネ・ソーヴィニョン 2015 |
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生産者 | Tall Horse トール・ホース |
価格 | 815円 |
購入店 | イオン天王町店 |
午前中に卒業証書授与式(最近は「卒業式」と言わないのね)は終了、
午後から次女と師範代は謝恩会なるものに出かけるというので、夕食は師範と長女の二人。
どこか近所に食べに行く、という選択肢もあったけど、「なんとなく面倒だよねぇ」ということで自宅で。
メニューは、辛い物が嫌いな師範代が居ないときにしか食べられないキムチ鍋。
最近長女が気に入っているらしく、学校が休みの日の昼に一人鍋とかしているらしい。
野菜にホウレン草や大豆モヤシを入れ、最後はチーズリゾット風にするのがキモらしいです。
キムチみたいな香りも味も強い料理に合わせるとなると、ワインに繊細さは求めないけど濃さ重視で、
本日チョイスしたのは南アフリカ産の安カベルネ・ソーヴィニョン。
"Tall Horse"というブランド名なんだけど、書かれている画はどう見てもキリンなのが不思議です。
色は、ストレートではあるけど結構濃いめで青みがかった紫色。800円のワインとしては上等な色です。
香りも、ボリュームはややおとなしめながら黒系のベリー香と胡椒のようなスパイシーさがあって、
安い赤にありがりな雑巾とかプロパンガスみたいな香りはちゃんと無くて、良く出来た香りです。
味わいは、渋味がそんなに強くないので重い感じは受けません。
でも、甘さはしっかりとあるし酸味もそれなりにあるので、ヘタレな印象は受けません。
キチンと栽培され醸造されたニューワールドのカベルネ・ソーヴィニョン、という印象です。
香りや味わいに乱雑な印象が無いので、丁寧に造られた感があります。
反面これといった個性も無いわけですが、1,000円以下でこれなら十分アリです。
甘酸っぱくて判りやすい味わいなんで、やや飲み飽き系ではあるんだけど、
今日はキムチ鍋と合わせたんで違和感は無く、値段的にも勿体なさが無い点がグッドでした。
点数 | 75点 |
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名称 | Beaujolais Nouveau "Yataka Takano" Selection 2016 ボージョレ・ヌーヴォー "高野 豊 セレクション" 2016 |
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生産者 | Vignobles Bulliat (Dom. Loïc et Noëc Bulliat) ヴィニョーブル・ビュリア (ドメーヌ・ロイック・エ・ノエル・ビュリア) |
価格 | 626円 |
購入店 | イオン天王町店 |
春分の日が絡んだ連休前、もうすぐ春ですねぇ。
ボージョレ・ヌーヴォーがお値段的に美味しい季節になって参りましたねぇ。
この、マスターソムリエであらせられる高野 豊さんなる方がセレクションされたプレミアムなヌーヴォーも、
当初は税込み3,002円みたいだったものが626円という約8割引の価格で投げ売りされておりました。
もうさすがに底値だよねということで華麗にサルベージさせて頂きました。
ちなみに夕食は鶏砂肝のソテー、鶏レバーのソテー、ベーコンとほうれん草のソテーです。
色は、ACブルゴーニュなんかと比べるとかなり濃いめ、ガメイ種らしい青みのある紫色です。
香りのボリュームは結構あります。即席醸造のヌーボーだからと侮れません。
香りの中身は、ヌーヴォーらしい(マセラシオン・カルボニックらしい、が適切か)バナナっぽさや、
熟し過ぎたイチゴ、スミレ、白檀といった、ちょっとオリエンタルな感じの香りもあります。
味はヌーヴォ―らしくかなり軽め。甘さ控えめ、酸味中程度、渋味は軽めだけどザラリとしたタッチ。
余韻短くストンと落ちる感じはさすが安酒です。
『ヌーヴォーは2~3ヵ月で味も香りも落ちてしまう』なんて書かれているサイトもありますが、
そんなん全くの嘘っぱちかと。
解禁日すぐだともう少しフレッシュ感はあったかもですが、
その分複雑さは無かったでしょうから、結果「いってこい」でしょう。
3,000円で飲む気には全くなりませんが、600円だと結構お買い得と言って良いと思います。
しっかしイビツだよなぁ、ヌーヴォーのビジネス。
点数 | 70点 |
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名称 | Cannonau di Sardegna "i Fiori" 2014 カンノナウ・ディ・サルデーニャ "イ・フィオーリ" 2014 |
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生産者 | Pala パーラ |
価格 | 1,395円 (単品価格 1,674円) |
購入店 | トスカニー イタリアワイン専門店 |
水曜日の夕食担当は師範で、本日のメニューは鶏モモ肉のオーブン焼き、
レタスとトマトのサラダ、青梗菜と卵のスープ。
稽古相手に選んだワインは、昨年11月に買った「イタリアワイン赤4本白2本セット・税送料込み9,720円」からの最後の一本で、
サルデーニャ島の赤。
イタリアでワインが造られる島というとシチリア島がメジャーで、サルデーニャ島はなんとなく地味な印象。
これまでの稽古結果もあまりパッとしないものが多いので、
ここらで『イケるぜサルデーニャ』のお手合わせ願いたいところ。
色は非常にしっかりした紫色で、若干濁った感じというか向こうが透けない感じがあります。
香りは、イタリア産らしい桜餅みたいな香りに、樽由来と思われる香ばしさがプラス。
香りに関しては結構「イケてるじゃん!」です。
そして味に関しては、甘味も渋味もあるんだけど、最も特徴的なのは「苦味」。
なんか苦いんですよ、このワイン。
イタリアには「ネグロ・アマーロ(苦い黒)」という品種があるけど、
このカンノナウ種こそネグロ・アマーロじゃ無いっすかね。
それはそうと、
唯一このワインのDOC名が書かれた裏ラベル部分を覆い隠すようにインポーターのステッカーが貼られています。
こういう、情報伝達を阻害するインポーターの行為はやめて頂きたいところです。
点数 | 71点 |
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リンク |
11月のスペシャルワインセット赤4本白2本 9,720円(現在はセットに含まれず) Cannonau di Sardegna 2014 [Pala] 1,674円 |
名称 | Château de Santenay "Clos Philippe le Hardi" 2012 シャトー・ド・サントネイ "クロ・フィリップ・ル・アルディ" 2012 |
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生産者 | Ch. de Santenay シャトー・ド・サントネイ |
価格 | 1,890円 |
購入店 | AUTHORITY ラゾーナ川崎店 |
本日はホワイトデーとのことで、師範が我が家の女性陣を接待する必要があるわけですが、
平日ゆえ時間もないため、プレゼントのお菓子とデザートを調達してくる、ということで手を打たせて頂きました。
ご協力に感謝いたします>我が家の女性陣。
そんなわけで調理担当は師範代、メニューはモツ鍋。
本来火曜日は休肝日の習慣なわけですが、お祝いゴトとあっては飲まない訳にはいかず、泣く泣く休肝日返上させて頂き、
ワインを開けちゃいます。
選んだワインはブルゴーニュ産の赤。
格付け的にはオート・コート・ド・ボーヌですが、"Monopole(単一所有畑)"の文字が光ります。
色は、このクラスのブルゴーニュとしてはしっかりした、そして南の方であることがわかる青みのある赤紫色。
香りは、ブルゴーニュのピノ・ノワールというより南仏のグルナッシュみたいな感じで、
グジュッと潰れたイチゴを青畳にすり込んだような香り。
味わいは、酸味シッカリで渋味がカチッとした土台に、それなりの甘味が乗っている感じ。
バランスは悪くないけど、かなりカタブツな印象を受ける味わいのバランスです。
なんか全体にしっかりした感じは受けるんだけど、
ブルゴーニュに期待する柔らかな薄さというか、いい意味でのルーズさがなくて、カチッとした印象のワイン。
買値相当額の2,000円弱だと「さもありなん」だけど、
これって「50%オフ」とかで売られていたんだよね。
もし3,000円超で買ったとすれば荒れていると思われます。
点数 | 73点 |
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道場春の園芸作業、ジューンベリーの整枝、生垣にしているヒイラギモクセイの剪定が足掛け二日でようやく完了。
左が生垣の剪定前、右が剪定後。若干「虎刈り」な部分もあるけど、どうせもうすぐ新芽が出てくるので気にしない気にしない。
ヒイラギモクセイ、例年は花の終わった秋に剪定していたんだけど、
昨秋は左手(利き手です)中指を骨折したせいでハサミが握れなかったので今になった次第。
この時期の難点はなんといっても長時間の屋外作業は花粉がツラいということ、それに尽きます。
次回は秋にやるべき>未来の自分
名称 | Muscadet 2015 ミュスカデ 2015 |
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生産者 | Roches-Linières (Chapelle-Heulin) ロッシュ・リニエール (シャペル・ユーラン) |
価格 | 612円 (単品価格:799円) |
購入店 | ヴェリタス |
本日の夕食は手巻き寿司。寿司種は、本マグロ、天然ヒラメ、水ダコ、カイワレ大根、梅シソ。
副菜に水菜のお浸し、それにアサリの味噌汁。
今日もまた白が合いそうな、というか白でもかなりサッパリ系じゃないと難しそうなメニューなので、
手持ちの中から最もサッパリしてそうなミュスカデをチョイス。
単品価格でも800円弱、セットだったので買値相当額は600円強という、
チャッキチャキの安ワインです。
色は非常に薄く、まるで清酒みたいな感じ。昨日のも薄かったけど、それより更に色がありません。
香りはとても弱い。「何の香り?」と聞かれると「白ワインの香り」としか答えようが無いような、
極めて平凡で特徴を捉えるのが難しい感じ。
味も、色や香りから想像される通りとっても薄くて頼りない。
糖度が6.0でpHが3.2、典型的な「甘さ控えめ」系のワインだけど、
旨味なんかもあまりないので、とにかく軽い印象を受けます。
サッパリ系だろうという想像はアタリ、でも想像以上に軽いワインでした。値段は正直であります。
ところがこのワイン、リヨンでのコンクールで金賞を受賞しているらしんですな。判らんなぁ、どこがウケたのか。
あ、唯一良かった点を挙げれば、全然主張のないワインなんで、手巻き寿司の生魚なんかとケンカすることもありませんでした。
点数 | 65点 |
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リンク |
高級クリスタルガラス2客プレゼント!ご馳走に超合う!赤・白・泡6本セット 5,940円 Muscadet 2015 [Roches-Linieres] 799円 |
名称 | Peter Lehmann "Portrait" Dry Riesling 2014 ピーター・レーマン "ポートレイト" ドライ・リースリング 2014 |
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生産者 | Peter Lehmann Wines ピーター・レーマン・ワインズ |
価格 | 952円 |
購入店 | イオン天王町店 |
本日師範は、朝に磯子の海まで散歩に行って、その後は園芸作業。
サクサクっと午前中で終えるつもりが午後いっぱい掛かっても終了せず。明日に延長と相成りました。
そして夕食は、鶏胸肉と野菜の治部煮、車麩と豆腐の卵とじ、冷奴、鶏皮ポン酢。
全体に白っぽい色合いなんで、ワインは白にしました。
このワインは、先月のイオン天王町店での投げ売りセールで買った3本の中からの2本目
(1本目のカベルネ・ソーヴィニョンはコレ)。
道場の過去を紐解いてみると、稽古したコレやコレと同じものかもです。
色は、ほとんど無色に近い濃さだけど、色調的には緑に見える若々しい感じ。
香りは、文句なしにリースリングっぽいというか、とにかく灯油っぽいぺトロール香がバンバン。
それ以外にも梨とか柚子のような和柑の香りもありはするけど、石油の向こうに隠れてます。
味わいは、"Dry"と書かれている通り甘さは極めて控えめ。
酸味しっかりでアルコール度数も低く、スイスイ入っていきます。
石油の匂いが苦手で無ければ(飲まない師範代は苦手だそう)、
香り華やか味わいスムーズでスイスイ入っていくワインです。
悪くはないけど、あまりに上品すぎな感もアリで。
豪州産なのにアルコール度数が11%で糖度が6.1、
多分ですが糖度が乗る前のとっても早いうちに収穫してワインにしたんじゃないでしょうか。
そういうことが裏ラベルに書かれているかもなんだけど、
インポーターが貼ったラベルの裏に隠れて見えません。
ホントにインポーター各位には、造り手が貼った裏ラベルの情報を隠すような行為はやめて頂きたいと願います。
点数 | 76点 |
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名称 | Montepulciano d'Abruzzo 2013 モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2013 |
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生産者 | Coppiere コッピエーレ |
価格 | 648円 |
購入店 | サンタムール |
本日の夕食はグラタン、豆苗のガーリック炒め、トマトのカシスリキュール和え、バゲット。
合わせたワインは、よりどり2本で1本あたり税別600円だったモンテプルチアーノ・ダブルッツォ。
いわゆるアブルッツォ州でモンテプルチアーノ種を使って造られたワインですな。
この「モンテプルチアーノ」って固有名詞はちょっとややこしくて、
トスカーナ州に「ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ」というDOCGや
「ロッソ・ディ・モンテプルチアーノ」というDOCのワインもあるんだけど、
これはモンテプルチアーノ種じゃなくてサンジョヴェーゼ種がメイン。
なぜかというと、そこでの「モンテプルチアーノ」は品種名じゃなくて地名だから。
あぁややこしい。
閑話休題、色はしっかりと濃い紫色だけど、どことなく朱色~レンガ色的なニュアンスを感じて、澄んだ静脈血のような色合いです。
香りはとてもとてもイタリアっぽい。良い面を見ればイチゴっぽいフルーツ香にスミレみたいな香りと桜餅の香り、
悪い面を見れば汗臭い感じと膏薬的なケミカル感。
例えが下手クソでスミマセンですが、好き嫌いのある香りだと思います。
味わいは軽い。甘さ控えめ酸味しっかり。
渋味は口に含んですぐはかなり弱めだけど、飲み込む頃になるとザラリとした感触を残して行きます。
このワイン、もう少しフレッシュな頃に飲んであげたほうが良かったのかも知れませんねぇ。
600円と思えば腹もたたんのですが、この内容だからこその600円でもあったのでしょう。
ケモノっぽい感じがグラタンに乗せたチーズには合っていたと思いますが。
点数 | 68点 |
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名称 | Rebgarten Pinot Blanc 2014 レブガルテン ピノ・ブラン 2014 |
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生産者 | Rebgarten レブガルテン |
価格 | 688円 (単品価格:898円) |
購入店 | ヴェリタス |
水曜日である本日の夕食当番は師範で、メニューは刺身三種(スズキ、マダコ、鰹タタキ)、真鯛のカレー粉焼き、鶏肉と根菜類ののっぺい汁風。
和風メニューに合いそうなワインということで、選んだのは久しぶりのドイツ産。
どれくらい久しぶりかというと、前回稽古したのがこのワインと同じ銘柄の2013年産で、
もう2年近く前。別にドイツワインが嫌いってわけじゃないんだけど、
というか手元にあれば適材適所で稽古するんだけど、
とことん知識と経験が不足している故「買おう」という行動に出ないのね。
さて抜栓。色は結構しっかりしたレモン色。
ピノ・ブランって無色に近い印象があったけど、これには結構色が付いています。
香りは、ボリューム弱めで甘げなフルーツ香、でも特段個性的な雰囲気はありません。
ところが味はかなりしっかり系。甘酸っぱさと旨味がキュッと締まった感じで、ユルさの無い端正な味わいです。
数値を測定してみるとpHは4.0なんで白ワインとしては決して酸が強いわけではないけど、
少なくとも飲んだ感じで酸が不足している印象はありません。
安ドイツにありがちな「薄ら甘い」とか「激しく軽い」とか、そういう印象は受けません。
ただ、香りは弱い。これはピノ・ブランという品種の特性かも知れません。
それにしても前回の稽古もそうだけど、「ドイツワインだから」と身構える必要は無いというか、
味わいのバランス的にはフランスあたりと地続きになって来た感があります。
点数 | 72点 |
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リンク |
高級クリスタルガラス2客プレゼント!ご馳走に超合う!赤・白・泡6本セット 5,940円 Rebgarten Pinot Blanc 2014 [Weinlellerei Klostor] 898円 |
九州の大学に通う姪(師範代の妹の子)がこっち方面に遊びに来ており、
道場のハムスター「茶茶」を見に来るというので、一緒に近所でランチ。
選んだ店は、ラ・ルーヴルという住宅街のフレンチ・レストラン。
前回行ったのが昨年の4月なんで、約1年ぶり。
今回はランチということもあって、全員税込み3,000円の前菜・スープ・主菜・デザートのコースを選択。
その内容は以下であります。
前菜:タコのマリネとサザエのプロヴァンス風
このレストランではおなじみのメニュー。タコは柔らかく火が入っていてトマトも甘く、
サザエはコリコリした食感がナイス。
驚きは無いけど安定の美味しさです。
名称 | Labouré-Roi Chardonnay 2015 ラブレ・ロワ シャルドネ 2015 |
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生産者 | Labouré-Roi ラブレ・ロワ |
価格 | 540円/Glass |
購入店 | ラ・ルーヴル |
姪は飲まない(これからライヴ見に行くらしい)というし、
昼から一人でボトル一本ってのも背徳感が過ぎる気がしたので、本日はグラスで頂くことに。
まずは「白を下さい」とお願いしたら、ちゃんとしたグラスに結構な量(120mlくらい?)注がれてきました。
銘柄が判らなかったので、一人ブラインド・テイスティングとシャレ込みました。
色は薄めだけど、どことなく麦わらっぽさを感じるレモン色。そんなにねっとり感もなくて、ややサラリとした印象です。
香りのボリュームは中~弱くらい。
リンゴや柑橘類のフルーツ香と軽い蜜香がある以外、とりわけ特徴的な香りは無いので、消去法でシャルドネとヤマを張ります。
口に含むと、甘さは控えめで旨味がしっかりしています。やっぱりこれはシャルドネだろうな。
グレード的に、一番ありそうなのはACブルゴーニュの白でしょう、とファイナル・アンサーですが、
ボトルを見せてもらうと南仏のシャルドネでした。
でも造り手はブルゴーニュに本拠を置く蔵なんで、当らずとも遠からず、と自分を慰めます。
この内容とこの量でグラス540円は結構満足度が高く、お代わりして二杯頂きました。
点数 | (75点) |
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スープ:ゴボウのポタージュ
ゴボウの香りがしっかりしていてドロドロのテクスチャ、食物繊維がたっぷり入ってそうです。
量もたっぷりあったので、結構お腹に溜まります。
白ワインのツマミになるスープでした。
メイン:牛ホホ肉の赤ワイン煮
こちらもクラシカルな一皿、安定のおいしさです。
そして、ポーション大き目で量がしっかりしているのもナイスです。
名称 | Luberon "La Bichette" 2014 リュベロン "ラ・ビシェット" 2014 |
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生産者 | Albert Bichot Meilleur アルベール・ビショー・メイユール |
価格 | 540円/Glass |
購入店 | ラ・ルーヴル |
メインの肉に合わせてグラスワインを赤にスイッチ。
こちらの場合、頼まずとも最初からボトルも一緒に持ってきて頂けたので、ブラインド・テイスティングごっこは出来ませんでした。
銘柄は、こちらもブルゴーニュの大手アルベール・ビショーが南仏ローヌで造るワイン。
ここのお店はそういうのが好きなんですかね?
色は、結構しっかりと濃い紫色です。香りは、ローヌのワインらしいトボケたスパイシーさがあります。
品種は不明ですが、グルナッシュあたりがメインに使われているんじゃないかと想像します。
味わいも、若くてカッチリした骨格を感じる真面目系。
ニューワールドやスペインあたりの甘さタップリでサービス精神旺盛なワインと比べると、
悪く言えばそっけなくて愛想が無いと感じられる面もあります。
鶏とかもう少し軽めの味付けの肉料理だったら良い相性を見せたかもしれないけど、
ホホ肉の赤ワイン煮込みの相手をするにはやや力不足感は否めませんでした。
でも、ハウスワインであることを考えると、最大公約数を狙わざるを得ないからね。
いかんともしがたいところだと思います。
点数 | (70点) |
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デザート:パッションフルーツのソルベ、クリームブリュレ、リンゴのタルト
デザートも3種あって量しっかり。
これにパン、食後のお茶とお茶菓子(アーモンド・フロランタン)まで付いて税込み3,000円は間違いなくお得だと思われます。
「最近流行の」とか「気鋭の」って料理じゃないですが、
昔ながらの王道フレンチをお手頃な価格で楽しむことができます。、
公共交通機関でのアクセスがものすごく悪いのが難点ですが、お近くにお住いの有閑マダムやご隠居さんは是非。
名称 | Sangre de Toro (Blanco) 2015 サングレ・デ・トロ (白) 2015 |
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生産者 | Miguel Torres ミゲール・トーレス |
価格 | 540円 (Half) |
購入店 | エノテカ&ケーシーズ御殿場プレミアム・アウトレット店 |
昼にしっかり食べたので、夜は軽く・・・ということで夕食のメニューは冷麺。
さすがにそれにワインを合わせるという考えは無く、
かつ酒量的にもそんなに飲めそうも無かったので、夜は軽くハーフの白で。
昨年末に山梨方面へプチ・レジャーに行った際、
御殿場のプレミアム・アウトレットにあるエノテカで買ってきたモノで、
造り手はスペイン大手のミゲール・トーレス。
夕飯スタートを待たず、夕方早い時間から稽古スタート。
色は薄めのレモン色。グラスの内側に小さいな気泡が見えるので、若干炭酸が発生しているのかも。
香りは、柑橘系のフレッシュなフルーツの香り。単純ではあるけど、普通に良い香りです。
味は、酸味がそこそこしっかりしていて、いわゆるスペイン産のダラけた白とは違うバランス。
加えて結構な苦味も感じるので、どちらかというと硬派な味わいという印象を受けます。
使い勝手の良いハーフ、ということを考えれば、540円でこの内容は十分アリです。
ただ、フルボトルで1,080円ということを考えれば、とりわけお買い得ということもありません。
でもやっぱりハーフは便利。
そんなにワインの消費量が多くない日本こそ、もっとハーフを多く流通させるべきだと思うだよね。
点数 | 73点 |
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今朝の散歩はみなとみらいをぐるり一周コース、朝5:30~8:00の2時間半、距離だと14kmくらい。
マリノスタウン跡地に赤い大きなテントがあって、調べたら木下大サーカスが来ているようです。
自分も小さい時に親(だったか親戚だったか)に連れて行って貰ったし、子供たちが小さいときは連れて行ったなぁ。
次に行くのは孫を連れて・・・なのかな?
名称 | Tesoro de Bullas 2009 テソロ・デ・ブージャス 2009 |
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生産者 | Bodegas del Rosario ボデガス・デル・ロザリオ |
価格 | 809円 (単品価格 1,058円) |
購入店 | 京橋ワイン |
本日の夕食メニューは、豚ロースのハリハリ鍋。
ワインは、京橋ワインの「パーカー90点以上セット」に良く入っているムルシア産の赤。
これが三回目の稽古(一回目、ニ回目)です。
どちらも結構好印象だったようですが、師範的にはやはり添加物として「安定剤(アカシア)」が使われているのが気になります。
コルクはNOMACORCです。抜きやすくて好きです。
色は、前回前々回とちょっと違って、エッジに見えたオレンジっぽさが無く、ストレートに濃い紫色。
あり得ないけど、なんだか若返ったような変化です。
香りはやや弱め。熟したベリーとその葉っぱを一緒くたに煮たような荒っぽい凝縮感という傾向は同じですが、
ボリュームに関してはやや落ちた感があります。
味は、渋味がしっかりこなれていて、スムーズではあるけどちょっと薄いようにも感じられてしまいます。
色はまだまだ若々しいんだけど、香りや味わいに関してはやや萎んじゃったような気がしないでもありません。
これが熟成による変化なのかボトル差なのかは判りませんが、師範的には前回前々回の方が好印象でした。
このグレードのワインを長期保存する人も居ないと思うので、現実的には「良い時期は過ぎた」ということかもです。
それにしても、2年前から同じヴィンテージをセットに入れて売り続けられるって、どれだけ大量に仕入れたんだろうね?
そういうバイイング・パワーあっての廉価販売ということなんでしょうけれども。
点数 | 73点 |
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リンク |
すべてパーカー90点以上 6本セット 7,106円 Tesoro de Bullas 2009 1,058円 |
三月三日は桃の節句。師範家の三人のお雛様の健全なる成長をお祝いする日であります。
料理は、ちらし寿司、ハマグリのお吸い物、菜の花のお浸し、手羽先の唐揚げ。
ハマグリと言えば、良く行くスーパー「イオン」に『真空パック ハマグリ 千葉産』というのが大量に売られていたけど、
それが思いのほか安いかったのね。幅10cm弱はありそうな大ぶりのハマグリが3個入って900円くらいだったような。
その大きさのハマグリだと、1個でその値段というのが師範の認識なんだけど、なぜ安いんだろ?
・・・と、真空パックにも興味はあったんだけど、師範代の『出汁が大切な料理にそういうのは不向き!』
という意見で活け&中くらいの千葉産ハマグリになりました。
名称 | Enterizo Bobal Rosado 2014 エンテリソ ボバル ロサード 2014 |
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生産者 | Bodegas Coviñas ボデガス・コビニャス |
価格 | 740円 |
購入店 | ヴェリタス |
手持ちのワインの中で、ひな祭りのシチュエーション&本日の料理に合うワインは何か考えたら、
やっぱりここはロゼでしょう、と独りごちる結果となりました。
このワインはスペインはバレンシア地方の産ですが、本場フランスでは白よりもロゼの方が消費量が多いんですってね。
確かに色はキレイだし、日常的にガブガブ飲むクラスだと、
すっからかんで何の引っかかりもない白より、
多少なりともグリップのあるロゼが選ばれるってのも首肯できるところであります。
色は、ピンクというよりオレンジ。「桃の節句」なんでもっとピンク色だと良かったんだけど、贅沢は申しますまい。
香りはかなり控えめ。柑橘系の香りに、なんとなくイチゴっぽさがあるかなぁ、という程度。
「こりゃヘタレなワインかなぁ」とややブルーな気分になりつつ口に含むと、
少なくともヘタレではありません。
ガッシリした酸味に明らかな渋味。明らかに白にはない味わいの存在感があります。
ただ、それが好きか嫌いかは人によるとも思います。
そして、甘さがほとんどないストイックな味わいは、こういう柔らかな日本のお惣菜に合わせるにはちょっと厳しかったりもします。
「ロゼ=薄ら甘くて中途半端なワイン」という時代は過去のものになったのかも知れません。
このワインは「オトコのロゼ」風です。
そんな感じで傾向的にはコレに似ているので、
もしかするとセニエによって出来た赤ワインの副産物かな、と思ったりもします。
点数 | 72点 |
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リンク | Enterizo Bobal Rosado 2014 [Bodegas Covinas] 740円 |
本日は、次女(小学六年生)の小学校で「巣立ちの会」なるものが開催されるというので、 師範&師範代とも休みを取って参加。 もう卒業だねぇ。決して学校行事参加に積極的な方じゃ無かったけど、 この10年なにかあると足を運んだこの小学校。 再来週の卒業式に参加したら、それ以降は(災害時の避難とか無ければ)この学校に足を踏み入れることも無くなるんだろうな。 地域との関わりが少し薄くなるようで、どことなく寂しさがありますよ。
名称 | Appassimento 2013 アパッシメント 2013 |
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生産者 | Contessa Carola コンテッサ・カローラ |
価格 | 1,079円 |
購入店 | オーケーみなとみらい店 |
夕食のメニューは、豚ロースのソテーとポトフ。
個人的休日ゆえ「ハッピー・サーズデー」を発動して飲むことに。
早い時間から飲むんでじっくり飲めるもの/飲みたくなるものを、ということで、チョイスしたのはイタリア産。
ネグロアマーロ種を樹上で3週間乾燥させたブドウで造られる「パッシート」なるワイン。
アマローネの親戚みたいなものですかね?
造り手は「コンテッサ・カローラ」という、古い乗用車(カローラは古くないか)みたいな名前のところです。
色は、かなりしっかりと濃い紫色。注ぐ時は微妙にレンガ色っぽさも感じたけど、グラスの中の液体からは感じないので気のせいかもです。
香りのボリュームは控えめ。凝縮感のある果実香と、青臭いような雰囲気。
若いポルトみたいな香りです。
味は・・・甘い。糖度を計ると9.3、師範判断ではこれはすでに甘口ワインの範疇です。
ただ、甘いだけじゃなくて渋味もそこそこしっかりしており、酸味もあるんで「甘ったるい」感はありません。
時間をかけてチビチビ飲むワイン、という目的には叶ってました。
1,000円ちょっとでこんなワインが買えるなんて、いい意味でちょっと意外です。
さすが"Everyday Low Price"のオーケー・ストア。
ただ、食事全般に合わせる酒としてはちと糖度が高すぎる気がします。
使い方としてはポルト・ワインみたいに食後酒的に使うのもアリかもです。
点数 | 78点 |
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名称 | Chardonnay "Sélection du Sommelier" 2015 シャルドネ "セレクション・デュ・ソムリエ" 2015 |
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生産者 | Jean-Marie Garnier ジャン・マリー・ガルニエ |
価格 | 1,058円 |
購入店 | 京橋ワイン |
週の真んなか水曜日、調理担当は師範であります。
本日のメニューは、ブリの照り焼き、刺身三品(メバチマグロの漬け、シマアジ、サーモン)、
水菜とエノキのお浸し、(師範代が用意してくれていた)サラダ大根のピクルス。
迷うことなく白を選ぶべきと料理が申しております。
そこで選んだのがコレ、ブルゴーニュのシャルドネと南仏のシャルドネのブレンド(比率は不明)。
同様のピノ・ノワールは先月も初頭に稽古しております。
そちらに関しては、ブルゴーニュの要素はほとんど感じられない南仏ピノ・ノワールだったようですが、
この品種シャルドネに関してはそもそも両者にそんな大きな差は無いように感じるのね。
だもんで(たとえブルゴーニュはちょっぴりだったとしても)良いトコ取りが出来るのでは、と期待しました。
色は、結構しっかりした感じのレモン色。もしこれがブルゴーニュ100%だとかなりグレード高そうな色合いです。
香りは、ボリュームは中~弱で、雰囲気は熟したリンゴと蜜の香り。
悪くは無いけど、ニューワールドのシャルドネなんかにはありがちな香りかもです。
味わいのバランスは、甘さ控えめ酸味しっかり。
ただ、与える印象は良いワインとはある意味逆で、口に含んですぐは「グワッ」と存在感が拡がるけど、
すぐに萎んで余韻はとても短い感じ。
なんだか、香りや味わいの要素的には過不足ないんだけど、
その組み方がイマイチでコケちゃってる感じは否めません。
流行りの話題で言えば、ハリセンボンの「箕輪はるか」さんは、結婚して幸せな引退表明した「堀北真希」さんに、
顔のパーツそれぞれは結構似てるけど・・・って感じでしょうか。
点数 | 69点 |
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リンク | Chardonnay "Selection du Sommelier" 2015 1,058円 |